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Yamareco

記録ID: 1076753
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
北陸

美しい雪稜、金剛堂山(南砺市)

2017年03月04日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:47
距離
10.1km
登り
1,043m
下り
1,040m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:50
休憩
0:57
合計
6:47
8:06
123
スタート地点
10:09
10:09
86
11:35
11:35
18
11:53
12:50
16
13:06
13:06
52
13:58
13:58
55
14:53
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 富山市からは旧八尾町から国道472号線を経由するのが近いのですが、こちらは酷道と言われている道なので冬季は避けた方が無難と判断し、少し遠回りですが国道160号線から旧庄川町経由で国道471号線を進みました。こちらからだと途中に道の駅利賀のトイレが利用できます。登山口は旧利賀スノーバレースキー場の駐車場からですが、トイレ、水場はありません。
 南砺市旧利賀村村で発生した土砂災害は、旧利賀スキー場で発生し、金剛堂山の冬季登山口はその奥の旧スノーバレー利賀スキー場でした。朝は仮設道路、帰りは本来の道路が片側交互通行でしたが使用できました。登山には支障はありません。天竺温泉も営業しています。
コース状況/
危険箇所等
 特に危険なところは無いと思います。 昨年は暖冬で積雪は少なく雪面に出た藪が邪魔でしたが、今年の積雪は例年ほどか、たっぷりとあり藪の露出はほとんどありませんでした。締まり気味の雪面の上に新雪が降ったようで、ラッセルになるほどでもありませんが、スノーシューやワカンで無いと踏み抜いて歩くのが大変そうです。アイゼンは必要ありませんでした。
車窓から仮設道路手前の信号。帰りは右側の本来の道路が通行できました。
2017年03月04日 07:38撮影 by  iPhone 6, Apple
3/4 7:38
車窓から仮設道路手前の信号。帰りは右側の本来の道路が通行できました。
スノーバレー利賀スキーから行きます。
2017年03月04日 08:08撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/4 8:08
スノーバレー利賀スキーから行きます。
写真からは分かりませんが、最初は結構な急登でした。
2017年03月04日 08:24撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/4 8:24
写真からは分かりませんが、最初は結構な急登でした。
高度を上げていきますが、お天気が良く暑い。
2017年03月04日 08:51撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/4 8:51
高度を上げていきますが、お天気が良く暑い。
この辺が夏道との合流点だったはず。
2017年03月04日 09:00撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/4 9:00
この辺が夏道との合流点だったはず。
ちょっと暖斜面になったり。
2017年03月04日 09:28撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/4 9:28
ちょっと暖斜面になったり。
樹林帯なので無風でアウターを脱いでもまだ暑い。
2017年03月04日 09:49撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/4 9:49
樹林帯なので無風でアウターを脱いでもまだ暑い。
大きなブナの木。
2017年03月04日 09:55撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/4 9:55
大きなブナの木。
ようやく片折岳に到着。目指すピークが見えます。ここからいったん下ります。
2017年03月04日 10:07撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/4 10:07
ようやく片折岳に到着。目指すピークが見えます。ここからいったん下ります。
主雪稜を進みます。
2017年03月04日 10:12撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/4 10:12
主雪稜を進みます。
また急登を登ったり。
2017年03月04日 10:21撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/4 10:21
また急登を登ったり。
またちょっと下ったり。
2017年03月04日 10:46撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/4 10:46
またちょっと下ったり。
見えてからが長いピーク。
2017年03月04日 10:49撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/4 10:49
見えてからが長いピーク。
美しい雪稜。
2017年03月04日 11:02撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/4 11:02
美しい雪稜。
また登ってちょっと下って。
2017年03月04日 11:15撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/4 11:15
また登ってちょっと下って。
ピークまでもうちょっと。
2017年03月04日 11:17撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/4 11:17
ピークまでもうちょっと。
最後の斜面を登って。
2017年03月04日 11:32撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/4 11:32
最後の斜面を登って。
前金剛の頂上には先行者の方がおられました。
2017年03月04日 11:35撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/4 11:35
前金剛の頂上には先行者の方がおられました。
前金剛から最高点の中金剛を目指します。
2017年03月04日 11:40撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/4 11:40
前金剛から最高点の中金剛を目指します。
また下って登って。
2017年03月04日 11:44撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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また下って登って。
ちょっと顔を出していた石碑。
2017年03月04日 11:47撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/4 11:47
ちょっと顔を出していた石碑。
中金剛に到着。白木峰方面を撮影。
2017年03月04日 11:54撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/4 11:54
中金剛に到着。白木峰方面を撮影。
立山連峰方面ですが良く見えません。
2017年03月04日 11:54撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/4 11:54
立山連峰方面ですが良く見えません。
こちらは岐阜県方面。霞がなければ穂高連峰が見えるはず。
2017年03月04日 11:54撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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こちらは岐阜県方面。霞がなければ穂高連峰が見えるはず。
白山方面。
2017年03月04日 11:54撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/4 11:54
白山方面。
石川県方面。
2017年03月04日 11:54撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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石川県方面。
登ってきた前金剛方面。
2017年03月04日 11:55撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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登ってきた前金剛方面。
この光景を見ながら昼食。
2017年03月04日 11:56撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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この光景を見ながら昼食。
下山していきます。
2017年03月04日 12:50撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/4 12:50
下山していきます。
良く晴れていましたが、遠くは霞んで今日の眺望はダメでした。
2017年03月04日 12:52撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/4 12:52
良く晴れていましたが、遠くは霞んで今日の眺望はダメでした。
ここも美しい雪稜。
2017年03月04日 12:56撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/4 12:56
ここも美しい雪稜。
雪はたっぷりとあります。
2017年03月04日 13:06撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/4 13:06
雪はたっぷりとあります。
雪稜が続きます。
2017年03月04日 13:09撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/4 13:09
雪稜が続きます。
この雪稜を下って行きます。
2017年03月04日 13:11撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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この雪稜を下って行きます。
前方の山々は牛岳の方面かな。
2017年03月04日 13:11撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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前方の山々は牛岳の方面かな。
美しい雪面。
2017年03月04日 13:14撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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美しい雪面。
スキーならずっと下って行けそう。
2017年03月04日 13:15撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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スキーならずっと下って行けそう。
中金剛付近を振り返って。
2017年03月04日 13:15撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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中金剛付近を振り返って。
雪庇が見えますね。
2017年03月04日 13:17撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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雪庇が見えますね。
ソフトクリームか。
2017年03月04日 13:19撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/4 13:19
ソフトクリームか。
石川県側なので、このピークはマルツンボリ山か。
2017年03月04日 13:35撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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石川県側なので、このピークはマルツンボリ山か。
またいったん下って。
2017年03月04日 13:43撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/4 13:43
またいったん下って。
ブナの木に寄生するヤドリギ。
2017年03月04日 13:50撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/4 13:50
ブナの木に寄生するヤドリギ。
下山時の登り返しがキツイです。
2017年03月04日 13:50撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/4 13:50
下山時の登り返しがキツイです。
片折岳周辺にまで戻ってきました。
2017年03月04日 13:59撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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片折岳周辺にまで戻ってきました。
今年の雪は例年並みか、昨年と比べると格段に多いです。
2017年03月04日 14:09撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/4 14:09
今年の雪は例年並みか、昨年と比べると格段に多いです。
雪面の面白い模様。
2017年03月04日 14:17撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/4 14:17
雪面の面白い模様。
急坂を下ります。
2017年03月04日 14:22撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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急坂を下ります。
写真で見るよりも結構急なのです。
2017年03月04日 14:39撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/4 14:39
写真で見るよりも結構急なのです。
あともうちょっとなのですが、スノーシューでは急斜面を直下降できず、できるだけジグザグにおります。
2017年03月04日 14:46撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/4 14:46
あともうちょっとなのですが、スノーシューでは急斜面を直下降できず、できるだけジグザグにおります。
スノーバレー利賀スキー場に戻りました。雪はまだ多いですね。
2017年03月04日 14:51撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/4 14:51
スノーバレー利賀スキー場に戻りました。雪はまだ多いですね。

感想

【感想/記録】
 今週末もお天気は良い予報。でも前回の3連登の疲労の蓄積と、散財してきたので今週は県内のお山へ。どこへ行こうかと悩みましたが、土砂災害で行けないと思っていた金剛堂山が行けそう。と言う訳で南砺市旧利賀村へ朝7時用45分過ぎに到着し、準備をして8時過ぎには出発。

 スノーバレー利賀スキー場横の冬道の急斜面を登ると、あっという間に汗だくに。ここは北アルプスでは無く、標高の低い樹林帯でほぼ無風で暑くなり、すぐにアウターを脱ぐ羽目に。朝の駐車場は−4℃ほどだったのでアウターを着ましたが、必要ありませんでした。学習能力がありません(^_^;)。急斜面を登って行くとようやく夏道に合流。しばらく進むと片折岳にでますが、山頂標が見当たりません。昨年は高い位置にあった山頂標と、どのくらい高さが違うのか確認したかったのに残念。ここからは目指すピークが見えますので、ちょっと休息してから先に進みます。

 いったん下ってまた雪稜を何度か登ったり下ったりして登って行きますが、新雪のためスノーシューでもスリップしたり、登った雪面が崩れたりして、効率良く進めません。前回の疲れも残っているようで、いつもの力も出ません。お天気が良いのでアウターを脱いでもまだ暑い。坂を登るのが苦しくなって休み休み進んで行きます。11時半過ぎにようやく標高1538mの前金剛に到着。今年はやはり雪が多いため、昨年は顔を出していた祠は、雪に隠れていました。時間はまだあったので標高1560mの最高峰の中金剛を目指しますが、最後の力を振り絞って12時前にようやく到着。

 山頂付近はハイマツの疎林帯のため広い雪原が広がり、雪山らしい素晴らしい景色が広がります。お天気は良いものの、残念ながらもう3月で気温が高いためか,期待していた立山連峰や穂高連峰等の北アルプスや白山は霞で見えず、眺望はちょっと残念でした。幸い頂上付近の風は穏やかだったので、アウターを着て防寒テムレスを着け、スノーシューを外して昼食を食べることにしました。

 帰りは山頂からちょっと下るとやはり暑くなって、アウターも防寒テムレスもすぐに脱ぎ、ドンドン下ります。お天気はずっと良く風もあまり無いので、気温が上がってさらに暑い。最後の急坂はスノーシューで降りづらいので、なるべくジグザグに降りましたが、なんとか転ばずにスキー場まで降りられました。今回山頂に向かったのは4名と、お天気が良いのにやはり土砂災害の影響か登山者は少なかったですね。先行者のトレースが有り雪面もラッセルにはなかったのですが、行きは約4時間弱、帰りは約2時間かかりました。

【注意点や反省点】
 赤テープ等の目印は少なく、ガスると道迷いとなるかも。途中にスノーシューでも踏み抜く深い落とし穴があり。1回片足を落としてしまい、スノーシューが引っかかってしまい、引っ張り上げるのが大変でした。
 お天気が良い日は紫外線が強くなり、そろそろ日焼け対策をしっかりとした方が良いかも。

【Apple Watch等による計測結果】
ムーブ(安静時を越える推定エネルギー消費量 / kcal)
  1,015
エクササイズ( 活発に活動した分数 / 分)
 204
スタンド( 1時間のうち1分以上身体を動かした時間 / 時間)
  14
登った階数( 一階=約3mの高度を上昇 / 階)
  180
ウォーキングの距離(km)
 22.2
歩数(1日で歩いた歩数 / 歩)
 27,757
心拍数 (1日で最低、最高の心拍数)
 52〜131
体重
 63.7 -> 62.9

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