記録ID: 6969705
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
北陸
仁王山、白木峰、金剛堂山
2024年06月27日(木) [日帰り]
体力度
9
2~3泊以上が適当
- GPS
- 12:21
- 距離
- 56.1km
- 登り
- 2,967m
- 下り
- 2,969m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 11:28
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 12:22
距離 56.1km
登り 2,967m
下り 2,969m
2:45
2分
スタート地点(栃谷登山口)
15:07
天候 | くもり/晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
・R471 平日の昼間は道路改良工事のため通行止めの場合あり(栃折) 迂回路あり |
コース状況/ 危険箇所等 |
・金剛堂山栃谷口〜栃折峠〜杉ヶ平キャンプ場(仁王山登山口) 【自転車】 気温12℃やや肌寒い。 この区間は栃折峠手前の百瀬川の橋まで下って峠まで上がり大長谷川までかなり下る。 ダウンヒルは寒いので長袖とウィンドブレーカーを着こむ。 新栃谷トンネルを過ぎるとアスファルト路面が荒れている(つぎはぎの舗装)。 利賀村は寒かったが峠を越え富山市側は暖かく感じた。 大長谷温泉を過ぎキャンプ場までひと登り。キャンプ場のトイレは利用可。 ・杉ヶ平キャンプ場〜仁王山〜白木峰 【登山】 大谷林道のゲートは終日オープン(八合目駐車場まで車で上がれる) 林道を少し歩き21世紀の森のハイキング道を上がっていく。 ブナの森で静かな雰囲気。 古い東屋を二棟過ぎさらに登ると、仁王山登山口の案内板がある。 ここから木々に覆われた細い尾根道を上がっていく(迷いやすいところは無い)。 昨年できたばかりの道なので、樹木や竹の切り株が出ているので注意。 勾配がキツイところはお助けロープが設置されている。ここの下りは粘土質で滑りやすい。 見晴らしが良くなると背後に金剛堂山、右に白木峰が望めるようになる(樹林主体なので眺めはあまり良くない)。 山頂は伐採で小さな広場になり、その奥に三角点と看板がある。 仁王山から南へ細い道が付けられ、木の枝を掴みながら鞍部まで降りる。 ブナの森で展望は殆どない。 鞍部から登り返しで、仁王山の登りよりも緩く感じるが木の根や不整地で足元が安定しない。 やがて空が広がり、背後に仁王山、羅子谷の尾根、富山平野を望める。 道は林道に飛び出す。こちらにも入口の看板がある。 林道を歩いていくと避難小屋の下に出る。 ここから登山道になり木道が敷かれ高原状となる。 浮島方面に寄り道すると登山者が多くなる。 ニッコウキスゲが見頃を迎えつつある。それなりに群生で咲くと見ごたえがある。 浮島は、ワタスゲと池塘が見どころ。 北アルプス、乗鞍岳、御岳まで見渡せる。眺めとしては仁王山とは対照的。 来た道を戻り、白木峰のピークを踏む。たくさんの人が休憩している。 ・白木峰〜小白木峰〜R471 【登山】 太子堂から暫く高度を落とす。人の気配が一気に無くなり、開放的な景色が広がりい気持ちが良い。このトレイルで一番良いかもしれない。 太子堂がどんどん遠のく。 やがてブナの樹林帯に入り込み標高1400mの細かなアップダウンを幾つか。 そろそろ疲れが出て頑張り所。林の中で日影となり助かる。 小白木峰まで2劼琉篤眸廚△蝓 やがて平坦な高原となり 小白木峰。 三角点と標柱、近くに展望台あり(ベンチ)。 さらに下ると岐阜県側の分岐がある。 また、池塘とニッコウキスゲが見所。背後に近づいた金剛堂山が見える。 ここからは南方向に急な下りが標高1050mまで続く。長いところはロープが張られている。 下り終えると道は西に向かい、すぐにロープが張られた荒れたトラバース区間を通過。 川の水音が聞こえると沢を渡り、ダムに着く。作業用トンネルを通り国道471号へ。ここからも白木峰に登れるが駐車は国道沿いに路駐。 R471を富山側へ歩く。落下した小石があるので徒歩、車とも注意。 川の方もひび割れがあり、下を見るとかなり崩れている。崩落が多いのも分かる。 導水管を通過して金剛堂山八尾ルートの登山口に左折(県営発電所)。 ・R471〜前金剛(八尾ルート) 【登山】 大長谷第四発電所から橋を渡るとすぐに草木が茂った道となる。 左右から草の葉に覆われプチ藪漕ぎ。踏み跡があるので迷うことは無い。 すぐに土砂崩れも出て乗り越え。ここは年々ひどくなっている。 マダニなど心配ならばカッパを着こむ方がいい。 序盤は藪と土砂で難儀するが中盤からは良くなると言い聞かせて歩く。 標高850mから九十九折れとなりブナ林となる。プチ藪漕ぎは続くが踏み跡がしっかりしている所も出てくる。 標高1000mを超え深いブナの林に入ってくると藪から解放され登山道らしくなる。 さらに奥で沢を一回横切る。水の補給可能。 標高1200m手前から日向が多くなる。背後に小白木峰など望めるが汗が噴き出す。 さらに上がっていくと勾配が増す。急なところはロープあり。 標高1450mを超えると少し緩くなるが脚が重い。 眺めが良くなり前金剛を正面に仰ぐがなかなか近づかない。 踏ん張って登ると前金剛に飛び出す。 北アルプス、白山、医王山、人形山など良く見える。 三角点、社、山座同定盤などがある。 ・前金剛〜奥金剛〜栃谷口(栃谷ルート)【登山】 南へ下りて草原の中を中金剛へ。 白木峰に比べお花が少なく寂しいが高原気分は良い。 句碑を過ぎひと登りで中金剛。何もない。 中金剛から奥金剛まで幾つかアップダウン。ガレたところや草の葉が多いところもある。 奥金剛までくるとニッコウキスゲが出てきて気持ちが晴れた。 標柱があり、白山、人形山が近い。 ここから東俣口は藪漕ぎが出てきそうなので戻ることにする。 前金剛までアップダウンをこなして疲れる。 前金剛から北へ下る。 狭い尾根道は右手に仁王山、白木峰を眺めて歩く。 栃谷口から標高4劼琉篤發ある。 さらに下ると雨水で深くなった溝の道が続く。 栃谷口から標高3劼琉篤發魏瓩、片折岳まで長い登り返しをこなす。 小さな木の案内板だけ。冬の表示板は見当たらなかった。 ブナの森をさらに下る。ブナの葉と木の根の下りは脚に優しい。 竜口登山口分岐、1勸篤發魏瓩ると西に下り日差しが出てくる。 さらに下って沢を横切ると百瀬川の橋を渡り終了。 |
その他周辺情報 | ・大長谷温泉 https://www.city.toyama.lg.jp/shisei/shisetsu/1011072/1011076/1008115.html ・天竺温泉 【休業中】 天竺温泉の郷、利賀活性化施設の運営再開について https://www.city.nanto.toyama.jp/cms-sypher/www/info/detail.jsp?id=26519 8月初旬から再開のようです。 |
写真
撮影機器:
感想
仁王山から白木峰への登山道が通じた頃から、仁王山から金剛堂山までの長いトレールを歩いてみたかった。
時期的にも、白木峰のニッコウキスゲやワタスゲのハイシーズンなので踏破してみることにした。
このコースを周回にするためは車が二台か自転車利用の方法があり、今回は自転車を使い、栃谷口に車を停めて、涼しい夜のうちに仁王山側へ移動することにした。
新しい道で仁王山から白木峰へ向かう。仁王山の登山道を作るときに手伝ったことを思い出しながら初めて無雪期に山頂を踏む。まだ先が長いので白木峰に向かうと開放的な雰囲気に迎えられ、風が涼しい稜線を心地よく踏んで小白木峰から後半の金剛堂山へ。
こちらは午前中に皆さん下山されたようで、八尾口からは誰にも会わず静かな雰囲気を味わい、白木峰とはまた違った景色を楽しんで無事超えて周回を終えられました。
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