蛭ヶ岳 4月なのに雪ズボズボ
- GPS
- 08:42
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 1,624m
- 下り
- 1,650m
コースタイム
- 山行
- 7:48
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 8:36
天候 | 晴れのちくもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
昨日は平野部でも4月とは思えないほどの冷たい雨が降った。ということは、山の上は楽しいズボズボ雪のはずだ。
※ズボズボ雪:膝くらいまで足がズボッと入るほどの積雪(と勝手に定義させていただく)
そんな期待をしていたのは私だけじゃなかったのか、午前8時には青根の駐車場は満車(9台)だった。2月の積雪期はガラガラだったのに、4月になると雪が降っても登山したくなる人が増えるのか?
林道をしばらく歩き、登山口に分かれるあたりから積雪が現れる。雪を踏みしめ、ゆっくりと体を慣らしながら登り、時には木々に積もった雪がサラサラと自分の頭に降ってくるのも気持ちが良い。途中、ヤセ尾根があるので足を取られないように注意しよう。主脈線上に出るまでは、期待していた通りのズボズボ雪(30〜50cm)であった。ただ、どちらかというとベチャベチャした雪で、春の訪れが近いと感じられる。途中、スノーシュー(わかん)があったほうが登りやすそうな気もするが、ズボズボ歩くのもまた楽し。それにしても、桜の開花シーズンというのによく積もったものだ。楽しいと言いながらも足を取られながら、主脈線上にある八丁の頭まで2時間もかかってしまった。
主脈線上は日当たりが良く、通常ならば雪が溶けて道がベチャベチャになっているのだが今日は違った。50cmほどの積雪がずっと続く。50cmだとスノーシュー(わかん)のほうが快適かもしれない。いつも誰かしらが休憩している姫次には誰もいない。それもそのはず、テーブルが完全に雪で埋まっていた。富士も拝めないので、休まずに先へ向かった。
ここから先は北丹沢の美しい木々が堪能できるルートで、私が蛭ヶ岳ばかり登っているのはそのためだ。新緑も、紅葉も、そして積雪期もいろんな姿を見せてくれて美しい。蛭ヶ岳まであと400mという地点からが最大のヤマ場だ。登りもきつくなり、蛭ヶ岳直下となる北側の斜面の積雪は70〜80cmもあるだろうか。登山道をそれてしまうと思いっきり股下くらいまで踏み抜いてしまう。やはり、スノーシュー(わかん)が必須だったのかもしれない。雪と格闘しながら何とか山頂に着いたが、いつもの賑わいは無い。ここもテーブルが雪で完全に埋もれてしまっていた。みんな山荘の中で食事を取っていたようだ。既に1時。下山が大変なことが分かっていたので、おにぎり2個をさっさと頬張って、とっとと下山した。
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