尾瀬・景鶴山
- GPS
- 32:00
- 距離
- 32.2km
- 登り
- 1,193m
- 下り
- 1,189m
コースタイム
5月8日 山の鼻05:07 - 05:52牛首分岐 - 06:33ヨッピ橋 - 06:50東電小屋手前取付口07:00 - 09:00与作岳09:05 - 09:57景鶴山10:05
- 10:50与作岳11:00 - 11:45東電小屋手前取付口11:50 - 12:10ヨッピ橋12:18 - 12:44竜宮小屋13:40 - 14:10牛首分岐 - 14:55山の鼻15:12
- 16:30鳩待峠
天候 | 5月7日 ガス・小雨・強風 5月8日 朝は晴れ、途中で曇り→雨→霙→雪→曇り→強風 |
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過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
鳩待峠への林道は雪崩れの危険ありで夜間通行禁止。 戸倉スキー場入り口脇のゲートが朝6時より夕方18時まで通行可能。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
2週間前に至仏山に登った時には登山ポストは設置されていなかったが、今回は至仏山に向かう駐車場脇登山口横に設置されていた 5月7日(土) 2週間前、パーティーを組んで至仏山に登った際、時間的な理由で笠ヶ岳に寄る事ができなかったので景鶴山に行く前のリベンジのつもりだったが、 途中のルートが至仏山と同じなので入山禁止と云われ気力をそがれてしまい落ち込む。 他にアイデアがなく、アヤメ平方面への散策に変更した。 1) 鳩待峠〜横田代 トレースあり、赤テープをたどれば問題なし。 2) 横田代 夏のあいだ湿地となる場所で積雪期は広い緩やかな斜面となり視界不良時要注意。目印となる木も無い事から赤テープもなし。 3) 横田代〜アヤメ平 前日の雨によってトレースが消えてしまったようで確認出来ず、視界不良時はルートファインディングが必要。 4) 鳩待峠〜山の鼻 人が多く入っておりトレースはしっかりしている。 特に危険箇所はないが、雪が融けてきている場所もあるので沢筋を渡る際の踏み抜きに注意。 5月8日(日) 1) 山の鼻〜ヨッピ橋 牛首分岐周辺の雪解けが進んでおり、木道が冠水していたり、水溜りになっていて踏み外すと膝まで水の中。 木道の下が融けて空洞になっており踏み抜くと怪我をするので木道を外して歩くようにと至仏山荘より注意を受けた。 但し、木道脇が融けて水溜りになっているところは木道を歩くしか方法なし。 小屋の関係者達はみなさんゴム長靴で歩いているようです。 2) ヨッピ橋 4月28日〜5月20日のあいだ工事による通行止めの表示あり。 板が外されているので通行には注意が必要。 3) 東電小屋脇の取付箇所〜与作岳 危険箇所等、特になし。 南斜面の融雪が進んでいて時間の問題で藪漕ぎになりそうな場所あり。 4) 与作岳〜景鶴山 山頂直下の核心部を除き問題なし。 今後の融雪状況により核心部の通過が難しくなってくる。 今回はツボ足で通したが山頂直下のみはアイゼン・ピッケルの装備が望ましい。 5) ヨッピ橋〜龍宮十字路〜龍宮小屋 十分なの雪量もあり、木道らしき盛り上がったところを外して歩けば特に心配なし。 6) 龍宮小屋〜牛首分岐 木道がかなり露出しており歩きやすいが、木道が雪の下に隠れている場所を通過する場合、要注意。 特に牛首分岐近くになると雪の下は水溜まりになっている事が多く、踏み抜くと膝まで水に浸かる。 |
写真
感想
ヤマレコへの投稿はつい億劫になって・・・実は今回が初めてです。
今までは他のユーザーさんの投稿を見るのが主で、
その山行をもとに自分の行き先を決める事が多かったです。
景鶴山は昨年5月初旬 URU-12さんのレコを見て以来、
残雪木にのみ行ける山として興味を抱き、1年越しに計画を立ててきた山でした。
URU-12さんとは今年2月下旬に茶臼岳〜朝日岳〜三本槍岳縦走の途中で
偶然にお会いし、それ以降何度かアドバイスを受けておりました。
景鶴山に行った暁には URU-12さんへのお礼の意味も含めて
この山を私の最初の投稿にしようとも考えてました。
URU-12さんにお知らせした通り、実は2週間前に登る計画を立てておりました。
4月23日は至仏山に登り、翌24日、景鶴山に登るつもりでした。
しかし、23日は生憎の天気で中止、24日のみの日帰り山行になってしまいました。
4人でパーティーを組んでいて、24日の至仏山にだけ参加するメンバーも居た為、
景鶴山のみ先送りとなりました。
今回も単独行ではなく、2週間前の至仏山のメンバー2名と一緒です。
今迄のアドバイス、ありがとうございました。
お陰さまで無事想いを遂げる事ができました、今後とも宜しくお願いします。
この冬は雪山を追い続け、気がついたら里はもう初夏を迎えようとしています。
しかし、今年の雪は豊富なのでまだもう暫く挑戦しようと思ってます。
今回の尾瀬で感じた事ですが、あっちこっちに食べ物の包装やゴミ、
煙草の吸殻等が落ちていて、我々登山者やハイカーはもう少し考えなければ。
勿論、尾瀬のみならずどこの山に行っても同じ事ですが。
それと尾瀬ヶ原をアイゼン装着して歩行している人達も居て、
新替えした木道ですらアイゼンの爪跡が残っています、とても残念な事です。
木道ではアイゼンは外し、ストックは納めるか先端にゴム製のキャップをつけて
いただきたいものです。
今後もボチボチながらレポートしていこうと思います。
URU-12さん、他のヤマレコユーザーの皆さん、宜しくお願いします。
コメント
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おはようございます noborundaさん
初レコ、
そして、1年越しの計画で達成された景鶴山登頂
おめでとうございます。
私のレコを見て景鶴山に登山とのことで、
他にも、jimsonさん等も同様のことを言っていただいており、
そんなにも、影響を与えてしまったのか、と
うれしいやら、恐縮するやら・・です。
初レコにもかかわらず、素晴らしいレコだと思います。
こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。
また、次のレコ楽しみにお待ちしております。
URU-12
URU-12さん、早速のコメントありがとうございます。
1年前に読ませていただいたレコの内容を何度も
繰り返し頭の中でシュミレーションしていたお陰で
今回の景鶴山は初めてにも関わらず、
何度も訪れているような気がした程です。
また編集のしかた等についてもアドバイスいただき
ありがとうございました。
正直、ルートの編集についてはまだ理解出来てません。
GPS も重いとの理由で持ち歩いてませんでしたが、
4月初旬の西穂高山頂直下で吹雪&ホワイトアウトの為
ルートを見失いあわやと云う時に前後して登っていた
単独の方のGPSで救われて以来再び持ち歩くように
しています。
4月末の仙丈ケ岳&甲斐駒ケ岳の際、仙丈ケ岳山頂より
下山する際にも西穂の時と全く同じ状況に陥り、
20−30分前に登った自分のトレースさえ消えてしまい
青くなりましたが、GPSのお陰で大事に至らず
下山できました。
ナビゲーション等、応用に迄は至っておりませんが
徐々に使い慣れてヤマレコのルート編集にも役立てたい
と思います。
今後もURU-12さん、また他のユーザーさんのレコを
拝見し、参考になる事があれば自分の山行にどんどん
取り入れさせていただく所存です、
宜しくお願いします。
noborundaさん、はじめまして
とっても素晴らしい記録ですね
僕も先月末に登りましたが、山頂標はその時、ありませんでした。誰か作ってくれたみたいですね!
「僕が作って来年付けようかな?」とかちょっと思い浮かんだりしましたが、この標札を見て影ながらたくさんの方に愛されてる山なんだな、と感じました。
URU-12さんの記録へのコメントからnoborundaさんが景鶴へ登頂を目指していたのは知っていました
本当にお疲れ様でした
でも、木道のアイゼンの爪跡は悲しいですね
ストックの石突きが木道に与える影響どころではないですね。
その程度のモラルさえ守れないのであれば残雪期の尾瀬に入る資格はない思います
私の初レコにコメントをいただきましてありがとうございます、嬉しいです。
実は jimson さんのレコはしばらく前から気になっていて目を通させていただきました。
特に昨年12月と今年1月の大倉〜蛭ヶ岳日帰りピストンには頭が下がりました。
先日の mic726さんとの景鶴山、コラボ登山のレコも拝見させていただきました。
jimsonさんのレコで山頂標がないって事は分かってましたが、行ってみたらちゃんとついていたので驚きました。
一体、誰がつけたんでしょうね?
私が登った日も12名の方達とすれ違いました。
連休中は大人数で登られたパーティーも複数あったと聞いています。
URU-12さんのレコから、もっとマイナーな山かと思ってましたが、口コミで知れ渡っているのかもしれません。
私も jimson さんと同じく2009年に山を始めて以降、
結構集中して登っていますが、最近は登山者のマナーがとっても気になりだしました。
問題があるのはほんのごく一部の方達でしょうが、周りからは登山者全体が白い目で見られます。
尾瀬のみならず何処の山でも注意したいものです。
jimsonさん、今後とも宜しくお願いします。
noborundaさん こんにちは
私は5月8日に日帰りで尾瀬ヶ原とアヤメ平に
行ってました!
同じく至仏山の入山禁止を事前に調べていなくて
ガックりでした 笑
しかし一日違いとはいえ
横田代の写真を拝見する限り過酷でしたね・・・
8日は、富士見峠から竜宮へは晴れていても
道標を探すのが大変でした
でも翌日の景鶴山は素晴らしいですね!
次回の積雪期には是非行ってみたいと思いました!
尾瀬ヶ原の踏み抜きトラップも
鳩待峠への最後の恐怖の登りも
今となってはとても楽しい記憶です
コメントありがとうございます。
5月8日も朝の内は晴れ、その後は至仏山方向から雪雲(雨雲?)が流れて来るたびに冷たい風が吹き、
雨、霙、雪が舞い目まぐるしい天気でした。
他のユーザーさんのレコにもあった通り、富士見峠より龍宮へのルートはあまり歩かれていないようで
赤テープや道標を探しながらの歩行だったようですね。
我々のパーティーでは、山を歩いている時より尾瀬ヶ原の踏み抜きの心配をしながら歩いていた時の方が
遥かに緊張したと云っておりました。
尾瀬はいつ行っても素晴らしいです、季節毎の楽しみがありますから。
私は笠ヶ岳へのリベンジを今季中に考えます。 to4さんは時期の良い時に至仏山へのリベンジを考えて下さい。
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