迷子(>_<)の西穂高岳 (新穂〜右俣〜西穂沢〜西穂〜ロープウェイ)
- GPS
- 25:55
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 2,136m
- 下り
- 1,059m
コースタイム
-1:30滝谷(雪が崩落。通行不可)-
-迷子-4:00奥穂登山口-写真タイム-
-5:15登山再開-9:15西穂高岳9:30-
-10:50独標-11:40西穂山荘12:10-
-12:55西穂口ロープウェイ
天候 | 晴れ☀、午後から曇り☁ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・新穂に登山ポスト有り ・GW中は雪で通行できた沢の雪がなくなり、川ができていました。 橋もなく、飛騨沢からの槍は断念しました。 ・午前中、日が当たらないうちならと白出沢を登るつもりが隣の沢 (西穂沢)へ…。通行自体は可能でしたが…。 |
写真
感想
この日は大喰からの槍を撮ろうと、GWにつづいて槍に向けて暗いうち
に出発しました。
しか〜し、なんとGWには雪の上を通過できた沢筋の雪が無くなり、川
ができているじゃないですかぁ〜(-_-)。しかもかなりの時間、上流から
下流へ探したのですが、橋見当たらず…(ToT)。この時点で槍は断念する
ことに(T_T)/~~~。
さらに奥穂登山口への帰りにどなたかのトレースをたどって迷子に…。
1時間ほど迷ったあげくに、元の沢に戻って、やっとのことで、奥穂登山
口へ。この時点で諦めて帰ればよかったんですが…。
おバカさんな(((+_+))私は、「10時位までに上がれれば、白出の雪も
落ち着いているだろう。」と奥穂を目指すことにしたのです。これが間違
いのはじまりでした…。
沢の登り始めで、間違えて1本横の沢を登り出したために、白出から奥
穂に登るかんじでコルまで登ったら、なんと山荘がそこにないじゃないで
すか(+o+)。最初は雪で見えていないだけと、アホな勘違いをしていたの
ですが、辺りを見回しても、見慣れた穂高岳山荘からの景色は無し。下に
涸沢ヒュッテが見えるわけもなく…(>_<)。まあ当然のごとく、「ここは
どこ、わたしはだぁれ…?」状態で辺りを見回したのですが、何も手掛かり
はなく…。
「とりあえず、高い所に出れば、なんか帰り道が見えるだろう。」と尾根
筋はカチカチのナイフエッジだったので、斜面をトラバースすることにし
ました。が…、斜面もカチカチでピッケルでステップを切りながら、やっ
との思いでトラバースしてました、ハイ。2度ほど斜面を横切ってから指導
標のある山頂を発見!!!「メジャーな山にちがいない。」と喜びつつ、慎重
に向かいました。(最初は西穂側まで、来ているとは思ってなくて、西穂〜
奥穂の間のどこかだと思っていました。天狗沢をつめた方たちのトレース
を見つけたら、岳沢に下ろうと考えていたんですが(-.-)。)で…。
山頂に到着してみると…、“西穂高岳2909m”の文字が。「なんで、西穂
やねん\(゜ロ\)(/ロ゜)/。」と自分に突っ込みつつ、「とりあえず無事に
家に帰れるわ(・o・)。」とホッとした瞬間でした。
あとはトレースを辿って、帰ってきました。
トレースがあることの安心感を強く実感した一日でした。もう一つは、必
ず関係する山域の地図を持って、細かく現在地を確認することの大切さを学
びました。アイゼン、ピッケルの使い方を十二分に覚える上では、良い経験
だったと思いますが、しばらくは勘弁したい経験でした。
あと、雪山に基本反対の両親には間違っても今回の山行の詳細は教えられ
ません(゜_゜>)。皆さんも安全第一で楽しんでください。
今回はちょっと危なかったですね。
奇しくも冬季バリーションルートを歩かれた様ですが、雪崩に遭わなくて良かったです。
白出沢は大きな枝沢が多く、出会では地形図の確認が必須なのですが、今回はラッキーでしたね。
それから、ルート図の奥穂登山口がちょっと違っていますね。
写真の登山道分岐点は白出沢からちょっと戻った尾根筋になります。
歩いたルートは多分、記録の通りです。記憶、見た景色と地図を照らしているので。
奥穂へは、最初から沢をつめています。雪に埋まった登山口からよりも楽だという考
えからです。沢を登り初めのときに雪が固く締まっていたので、緩む前に上がれるなら
雪崩れないだろう、と思えたので登りました。
結果として、バリエーションになってしまいましたが、「ピッケルとアイゼンの使
い方を間違えなければ簡単には滑落しないんだな。」と思いながら進めていたので、
本人としては命の危険を強く感じるような場面はあまりありませんでした。どっちに帰
ればいいのかがわかるまでが精神的に削られました。
一度、夏に登ったことがあったので油断していましたが、地図と現在地の確認は必須
ですね(-_-)。
はじめまして。
かなり際どい山行だったようですね、でもご無事に下山出来て良かったじゃないですか。
現在地の確認は本当に大切です、地図の携帯は必須です。
私も4月2日の西穂と4月30日の仙丈ケ岳で、
いずれも下山開始直後に吹雪でホワイトアウト状態となり下山ルートを見失いました。
西穂の時には前後して登ったソロの方のGPSで位置の確認が出来て無事に下山出来ましたが、
その方が居なければちょっとヤバかったかもしれません。
なにせあの日は天気が思わしくなく、西穂にアタックをかけたのは私とその方だけでしたから。
仙丈ケ岳の時は西穂の教訓からGPSを携帯してましたのでそれ程焦らずに済みました。
GPSは重いので最近は持ち歩いてなかったのですが、
西穂以降再び地図と共に携帯するようにしました。
お互いに単独行が多そうですので気をつけましょう。
それから・・・、白出沢出会から槍平小屋方面、
沢筋の雪が融けて川になってるんですか?
ルート図からすればブドウ谷を越えてチビ谷辺りまで行かれたようですが、
川になっているのは右俣谷を流れてる蒲田川ですか、
それともチビ谷側方面から流れ出ている沢筋の事でしょうか?
連休最初にこのルートで飛騨沢を登って槍に行こうと思っていたのですが、
降雪の為、雪面が安定してなく雪崩の危険性があると考え仙丈ケ岳&甲斐駒ケ岳に転進しました。
天気と仕事の都合を見て今週末にリベンジしようと考えていたのですが・・・、駄目ですかね?
お疲れ様です。
難しいルートを歩かれたみたいですね。
私も単独行が多く、道に迷うこともしばしばですが、お互いに安全登山で楽しみましょう
わざわざ西穂山荘に立ち寄っていただいたのに、休暇中で下山しておりました
お会いできなくて残念です・・・
次回はぜひお会いしたいですね!
11月中旬あたりまでは、働いていますのでまたよろしくお願いします
noborundaさん、こんばんは。
GPSを所持していないため、白出沢から槍平の途中のどの沢筋までいったのかは、
正直なところわかりません<(_ _)>。今回の記録ではチビ谷までとしてありますが、
もしかしたらブドウ谷かもしれません。はっきりせず、申し訳ありません。
暗かったのですが、蒲田川ではなく、沢筋からの流水で川ができていたのだと思い
ます。GW(5月3日)の時点では、雪で間違いなく覆われていた場所ですので、6日
間の間で、雪が落ちてしまい、橋の設置がまだだったのではないかと思っています。
暗い中だったので、はっきりしない回答で申し訳ありませんが、参考になればと思
いますm(_ _)m。
ary193さんへ
山荘の同期の方?に伺ったら、休んで上高地に行っておられるとおっしゃっていました。
少し残念でしたが、また機会があったらよろしくお願いします。
了解です、ありがとうございます。
今の時期、残雪の量によってルートも歩き方も変わるのでこれだと云う答えがないんですよね。
私の方こそ訳の分からない質問をしてしまいました、
申し訳ありません。
お互い今後も山を楽しみましょう。
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