西丹沢の大滝橋から菰釣避難小屋泊で三つ峠駅まで
- GPS
- 21:39
- 距離
- 35.2km
- 登り
- 3,079m
- 下り
- 2,928m
コースタイム
- 山行
- 6:17
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 7:29
- 山行
- 12:27
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 14:06
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・大滝橋−山伏峠分岐 東海自然歩道なので登山道としての整備はよくなされています。 畦ヶ丸避難小屋とモロクボ沢の頭の周辺前後は傾斜が急です。 ・山伏峠分岐−杓子山 登山道として管理されていて、危険そうな所にはトラロープが ありますし、要所要所には道標も完備されています。 立ノ塚峠から先、子の神(ネノカミ)までの登りで出てくる 岩場は全部高さはありませんがかなり急(垂直に近い)です。 ・杓子山−向原峠 一応登山道となっていて要所要所には道標がありますが トラロープなどの整備はされていません。踏み跡もかなり 薄いです。丹沢で バリルート を好まれる人には楽しい コースかも知れませんが、ハイキングでは無理なルートです。 ・向原峠−倉見山−三つ峠駅 よく歩かれているハイキング径です。 |
写真
感想
神奈川県の大磯海水浴場ですくった一握りの砂、磯砂クン、との線延ばしの旅、今回が5回目です。
今回は、セカンド・ゴール(ファースト・ゴールは県内最高峰の 蛭ヶ岳 に登る)の地元神奈川県を出てお隣山梨県の山 石割山 に登るのが目的です。
足首が固定される登山靴ではなくトレランシューズで軽快に歩きたいので雪の残る時期を敬遠していました。
また丹沢では初めての避難小屋泊です。避難小屋なので土日を避けて行ってきました。
尾根に上がると畦ヶ丸のずっと手前から富士山は見えます。
その先もず〜と見えていますが、樹林に邪魔されてシャッタースポットは残念ながらありません。
たとえ木の枝に隠れていても、先へ歩いていけば行く程だんだんと富士山が大きくなるのが分かるんです。
今までいろんな山に登りましたが、富士山が次第に大きくなるのを実感出来る山歩きは初めてでした。
この長い道のりで唯一無木立で富士山が眺められるのは 菰釣山 山頂だけで、その先、石割山まで富士山は木の枝の向こう隠されています。
そして 石割山 山頂に出たとたん目の前にドッカーンと富士山が現れます。
もう言葉にならない、迫力です。
目の前の富士山だけでもう感動なのに更に右手には南アが甲斐駒から聖まで連なっています。
石割山、すごい景色です。
石割山から先は富士山から離れる一方になります。
舗装道路を車で上がってこられる 二十曲峠 から見る富士山も悪くないです。
その先、上り下りを繰り返して立ノ塚峠まで進み、さらに標高差で200m+200mと登って杓子山の稜線に出ます。
疲れてきてとうとうコースタイムをオーバーして登り切りました。
そこから杓子山を見るとかなり低い。エッと思って地図を見るとその山頂は1640mからの標高があります。
疲れるはずです。
でもさすが日本のワン・ツー・スリーの山を持つ山梨県、こんなに高い山なのに無名峰です。
神奈川県の最高峰・蛭ヶ岳で1672m、第二の高峰・檜洞丸は1601mですのでいかに高い山か分かります。
その杓子山も見晴らしはすごく良いです。
でも富士山は大分離れたな、という印象があります。
そして今回の山歩きの最後のピーク、倉見山近くも富士山のビュースポットになっていますが、もう富士山は大分小さくなってしまいました。
倉見山を下降始めたとたん嘔吐。でも余り食べていないので出るわけがなく少し落ち着いたら下りはじめました。
三つ峠の街が見える見晴台で休憩しようと荷を置いた時に気が付きました。
杓子山に登るのに400m登らねばならないので、「さあ登るぞ」とザックの腰ベルトを強く締めました。
それ以降も腰ベルトを締め上げていたんですが、どうも大腿骨より上の位置のようで、お腹周りを締め上げていたみたい。
気持ち悪くなったのはこれが理由?
そこからは腰ベルトゆるゆるで歩いたので、三つ峠駅近くまで降りてきたらお腹の気持ち悪さはすっかりなくなっていました。
ザックのベルト一つうまく扱えないってまだまだですね。
そんなわけで後半疲れましたが、良い山歩きが出来ました。
【 大磯海水浴場 − 三つ峠駅 93.5 km 】
【 避難小屋泊 】
今回初めて丹沢山系の避難小屋に泊めさせてもらいました。
一応混雑の可能性のある土日を避けて行かせてもらいました。
16時前に到着したら誰も居られません。
17時頃から後続の方が来られて全部で3パーティ5人?6人?での利用となりました。
私は、3時起き4時出発としたかったのですが目覚ましを鳴らすわけにはいかず、30分寝過ごしてしまいました。
周りの人を起こさないように暗がりでザックに梱包し、薄明かりのランプで朝食を摂り、出発しましたが、多分周りの人を起こしてしまったと思います。
申し訳ないとは思いますが、山の3時起きは普通でしょうからお許しいただきたい。
避難小屋には 利用記帳 があります。
週に1パーティぐらいの記帳しかありませんが、実際にはこんなに混んでいます。
9割以上のパーティが未記帳なのかと思われます。
氏名欄は「匿名希望」と書けばよいので、宿泊は勿論休憩でも記帳されるのがよいかと思います。
利用が多ければそれだけ避難小屋は必要だとなって維持管理されやすいでしょう。
今回の避難小屋はゴミや残留物は何もなくとても綺麗でした。
寝床用と土間用の履き箒が用意されていましたが、サンダルがありませんでした。
次行かれる方はクロックス持参をお奨めします。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する