利尻山
- GPS
- 08:19
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,650m
- 下り
- 1,636m
コースタイム
- 山行
- 7:23
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 8:11
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
船
|
写真
感想
ゴールデンウイークを利用して、北海道は利尻島の利尻山に登ってきました。洋上の富士と言われている利尻山に雪が残っている時期に登って、山スキーが出来ればきっといい思い出になるに違いない。と、思い立ち山道具、スキー、及び宿泊道具を車に積み込み、カーフェリーで敦賀から苫小牧、稚内から利尻島にむかった。
到着した5月1日は生憎の空模様で利尻山は全く見えない。見えないければ意味が無いので5月2日は晴れるとの予報を信じて、島内観光をして一日を過ごす。
予報通り晴れになった早朝、利尻北麓野営場を出発する。何人かもう出発しているようだ。平年だと野営場からすぐシール歩行できるようだが、雪は全くないのでスキーを背負って夏道を登っていく。しばらくすると雪が出てくる、トレースはあるがありすぎてどれが良いかはわからない。適当に尾根には上がらず、沢を登っていく。行く先は一つなので問題はないだろう。薮も少なくなってきたあたりでシール歩行に切り替える。先行する人が左股上部に見えている。自分もそのあとを追って登りだすが、途中でシールがスリップするようになったのでクトーを付けて突破。先行の方も途中でアイゼンに切り替えたようだ。早朝で少し雪面が堅かったせいだろう。
クトーをつけたら調子が出てきた、淡々と高度を上げる。そうこうするうちに長官山に到着、利尻山がバーンと目に前に現れる!感動の瞬間だ。最近は美人に合うより興奮するね(齢かな)。しかし、まだまだ先はながい、ここからはスキーを再度背負ってまた淡々と登る。雪は程よいザラメで帰りが楽しみ。1255mピークを過ぎて避難小屋が見えてきた、泊まった方が何人かいたようだ。昨日の荒天の中、登って頂上まで行ったという方がいたが(当然、ホワイトアウト)、今日晴れてよかったね。ちょっとびっくりしました。
頂上付近の雪質に不安があったので、9合目でスキーをデポして山頂までピッケルとアイゼンを駆使して登ることにした。正直なところプラブーツにアイゼン歩行はちょっと苦手、というか慣れていない。まあ仕方ない、ゆっくり登ろう。トレースがしっかりあることもあって何とか頂上(北峰)到着。360度の大パノラマだ、来てよかった、生きていてよかった!南峰方面に少し行ってみたがナイフリッジでマジ怖い、途中でトレースも無くなっているようだ。無理は止めよう、ここで登頂成功ということにしておこう。山頂でテントはっているパーティーがいたが、頂上近くのロウソクのような岩に登るのだろうか?何にしても強者だ。
展望も楽しんだし、さあ下山だ。さっきも書いたがプラブーツにアイゼン歩行は苦手だ、下りの方が怖い。前の二人に続いてゆっくり降りていく。頂上付近もいい感じのザラメでこんなことならスキー背負って来ればよかった。急斜面だけどスキーの方が安心して降りられそうだ(と今なら言える)。まあ良い、9合目からはスキーが使える。スキーなら避難小屋まで快適なザラメで一瞬だ。1255mピークまで登り返して、そこからは標高差1000mの豪快かつ快適な滑走だ。ピークまで行かないスキーヤー、ボーダーもいたようだが、確かにどの斜面も楽しそうだ。
沢が狭くなり、薮がでてくると快適な滑走も終わりだ。あとは消化試合、適当にトレースを目安に降りていく。適当に降りすぎた少しすったもんだしたが、無事、登山道に合流して素晴らしい一日が終わった。
一緒に頂上まで行ったお二人に感謝します、心強かったです。
残りの北海道山行を楽しんで下さい。zoe
zoeさん、コメントありがとうございます。楽しい山行でしたね。今日は羅臼岳に登ってきました。レコをアップしておいたのでよかったらご覧ください。明日は斜里岳の予定です。zoe
さんは旭岳ですか?素晴らしい一日を。
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