1日目：礼文島桃岩展望台コース、2日目：利尻山登頂

2024年06月17日(月) ~ 2024年06月18日(火)

• GPS: 76:26
• 距離: 25.2km
• 登り: 2,259m
• 下り: 2,242m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:45
• 休憩: 1:03
• 合計: 5:48

10:15 スタート地点
10:31 10:31 香深登山口
10:55 10:55 桃岩登山口バス停
11:22 11:39 レンジャーハウス
11:43 11:48 桃岩展望台
13:20 13:23 元地灯台
13:44 13:50 知床登山口
14:00 14:20 北のカナリアパーク
14:40 14:52 差閉BS
15:03 15:03 礼文島・香深港
16:03 宿泊地

2日目

• 山行: 7:45
• 休憩: 2:12
• 合計: 9:57

5:16 利尻山北麓野営場
5:23 5:23 甘露泉
5:26 5:27 利尻山−ポン山 分岐
5:54 5:57 四合目
6:28 6:34 五合目
6:51 6:58 六合目
7:29 7:37 七合目
8:06 8:06 第二見晴台
8:25 8:25 長官山
8:39 9:03 利尻岳山小屋
9:30 9:40 九合目
10:05 10:09 沓形分岐
10:31 10:55 利尻山北峰
11:09 11:09 沓形分岐
11:30 11:46 九合目
12:05 12:28 利尻岳山小屋
12:45 12:51 長官山
13:26 13:26 七合目
13:47 13:47 六合目
14:15 14:15 五合目
14:43 14:43 四合目
15:13 ゴール地点

天候

1日目：礼文島桃岩コース　☁／☀
2日目：利尻山登頂　☁時々☀

アクセス

6月16日：稚内から利尻島まで行き宿泊
6月17日(山行1日目)：利尻島から礼文島へ移動し、礼文島桃岩展望台コースを山行して利尻島へ戻る
6月18日(山行2日目)：利尻山登山
6月19日：利尻島から稚内へ移動し帰路へ

コース状況／危険箇所等

1日目の礼文島桃岩コースは泥濘がありズボンが汚れるのでゲイターを装着する方が無難です。　
2日目の利尻山は防寒服、雨具は必須です。　　

その他周辺情報

利尻島のホテルに温泉があります。

写真

6/17 8:52

1日目：礼文島桃岩展望台コース
前日宿泊した利尻島の鴛泊港から出発します。フェリー乗り場近くのペシ岬と灯台山が見えます。

6/17 8:55

礼文島行きのフェリーが到着します。

6/17 8:57

大きくて綺麗なフェリー

6/17 10:31

礼文島香深港からスタートし登山口まで来ました。

6/17 10:33

最初の花はフクロナデシコ(袋撫子)

6/17 10:40

ニョイスミレ(如意菫)

6/17 10:41

コケイラン(小恵蘭)

6/17 10:42

ハクサンチドリ(白山千鳥)

6/17 10:42

クルマバソウ(車葉草)

6/17 10:48

ハクサンチドリ

6/17 10:48

ナナカマド(七竈)

6/17 10:49

コケイラン

6/17 10:52

オオヤマフスマ(大山衾)

6/17 10:52

チシマフウロ(千島風露)

6/17 10:59

チシマフウロ

6/17 11:00

レブンシオガマ(礼文塩竃)

6/17 11:01

サクラソウモドキ(桜草擬)

6/17 11:01

エゾノシシウド(蝦夷の猪独活)

6/17 11:02

エゾノシシウド

6/17 11:03

ミヤマキンバイ(深山金梅)

6/17 11:04

バイケイソウ(梅恵草)

6/17 11:05

イブキトラノオ(伊吹虎の尾)

6/17 11:11

センダイハギ(先代萩)

6/17 11:13

チシマフウロ。周りがフレアっぽくなっていて可愛いです。

6/17 11:14

スズラン(鈴蘭)

6/17 11:15

エゾカンゾウ(蝦夷萱草)

6/17 11:21

レンジャーハウスに到着しました。

6/17 11:22

ミヤマオダマキ(深山苧環)

6/17 11:23

レブンソウ(礼文草)

6/17 11:23

レブンソウ

6/17 11:24

スズムシソウ(鈴虫草)

6/17 11:26

エゾタンポポ(蝦夷蒲公英)

6/17 11:40

アヤメ(菖蒲)

6/17 11:43

レブンキンバイソウ(礼文金梅草)。ミヤマキンバイよりかなり大きな花です。

6/17 11:44

桃岩が見える所に到着

6/17 11:46

ですが全く見えませんね。

6/17 11:46

写真ではこのように見える岩です。

6/17 11:51

レブンハナシノブ(礼文花忍)

6/17 11:53

イブキトラノオ

6/17 11:56

ネムロシオガマ(根室塩竃)

6/17 11:56

ネムロシオガマ

6/17 11:59

レブンウスユキソウ(礼文薄雪草)はまだ咲きかけです。

6/17 12:00

ハクサンチドリ

6/17 12:01

レブンキンバイソウ

6/17 12:05

レブンハナシノブの蕾

6/17 12:06

レブンハナシノブ

6/17 12:21

レブンキンバイソウ

6/17 12:31

エゾカンゾウ

6/17 12:54

レブンアツモリソウ(礼文敦盛草)は枯れかけています。

6/17 12:54

レブンアツモリソウ

6/17 12:56

マイズルソウ(舞鶴草)

6/17 12:59

コケイラン

6/17 13:20

元地灯台に到着

6/17 13:34

霧が少し晴れて海が見え始めました。

6/17 13:44

桃岩展望台コース知床口です。

6/17 13:48

翌日登る利尻山が見えます。

6/17 14:15

北のカナリアパークに到着。吉永小百合主演の映画に使われた校舎のセットが残っています。売店のソフトクリームが超美味しい。第二差閉BSまで歩いて終了。

6/17 15:03

バスで香深港フェリーターミナルに到着。利尻島に戻ります。

6/18 5:13

2日目：利尻山北麓野営場登山口からスタートします。

6/18 5:52

4合目を通過。皆の迷惑になるといけないので往路は花の写真が撮れませんでした。

6/18 6:29

5合目に到着。雷鳥はいないそうです。

6/18 6:55

6合目を通過。この先6.5合目にトイレブースがありますが、この山では携帯トイレ持参が必要です。

6/18 6:55

ペシ岬と灯台山が見えます。

6/18 7:29

7合目に到着

6/18 8:06

第二見晴台を通過

6/18 8:25

8合目。長官山を通過

6/18 8:39

利尻岳山小屋に到着。トイレブースがあります。かなり疲れています。最後まで登れるのか少し不安になっていました。しかし、この先立ち木や木の根っ子があり手が使えるのでむしろ楽になりました。

6/18 8:43

キバナノコマノツメ(黄花ノ駒ノ爪)

6/18 8:43

キバナノコマノツメ

6/18 9:30

9合目に到着。「ここからが正念場」です。

6/18 10:05

沓形コースとの合流地点に到着

6/18 10:18

キバナシャクナゲ(黄花石楠花)

6/18 10:19

キバナシャクナゲ

6/18 10:25

エゾイワベンケイ(蝦夷岩弁慶)

6/18 10:26

エゾハクサンイチゲ(蝦夷白山一華)

6/18 10:27

カラフトモモブトハバチ。ガイドさんも知らない虫でした。

6/18 10:31

ついに利尻山山頂に到着。長かった。

6/18 10:32

ローソク岩です。

6/18 10:49

エゾノタカネヤナギ(蝦夷の高嶺柳)

6/18 10:52

ツクモグサ(九十九草)。絶滅危惧種です。

6/18 10:53

アップ。侵入禁止区域なのでこれが限界でした。

6/18 10:55

礼文島が見えます。

6/18 11:01

エゾハクサンイチゲ

6/18 11:02

ミヤマハンノキ(深山榛の木)

6/18 11:10

ジンヨウスイバ(腎葉酸葉)

6/18 11:13

ミヤマノギク(深山野菊)

6/18 11:16

エゾイワハタザオ(蝦夷岩旗竿)か？

6/18 11:17

エゾエンゴサク(蝦夷延胡索)

6/18 11:18

エゾエンゴサク

6/18 11:27

キバナコマノツメ

6/18 11:30

ボタンキンバイ(牡丹金梅)

6/18 11:37

コウボウシバ(弘法芝)の雄花(茶色)と雌花(白)

6/18 11:44

ミヤマカラシ(深山芥子)

6/18 11:48

エゾハクサンイチゲ

6/18 11:49

ミヤマアズマギク(深山東菊)

6/18 11:50

キバナノコマノツメ

6/18 12:06

ザゼンソウ(座禅草)

6/18 12:25

オオバナエンレイソウ(大花延齢草)。非常に端麗な花です。北海道大学の校章となっています。

6/18 12:31

青空と利尻山

6/18 12:33

キクバクワガタ(菊葉鍬形)

6/18 12:39

雪渓が幾つか残っています。

6/18 13:29

マイズルソウ(舞鶴草)。ここでスマホ電池切れとなり撮影終了。

6/19 6:25

同行者から頂いた写真。アマドコロ(甘野老)

6/19 6:26

ホウチャクソウ(宝鐸草)

6/19 6:27

水場(甘露水)。冷たくて非常に美味しい水でした。

6/19 10:53

翌日(最終日)の稚内。副港市場でウニ丼を頂きました。バフンウニが素晴らしく美味でした。4,200円。

撮影機器：

Xperia 5 III SO-53B docomo SONY

装備

個人装備

グローブ 防寒着 雨具 帽子 靴紐 サブザック 昼ご飯 行動食 飲料 ゼリー飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドライト GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 保険証 免許証 メガネ スマホ スマホ充電池 時計 サングラス 熊鈴 タオル ストック 折畳み傘 トイレットペーパー ポケットティシュー ライター ツェルト

感想

atomheart

　このツアーに申し込むこと3回目。1回目は直前に鎖骨骨折をやってしまいキャンセル。そしてコロナ禍を挟んで2回目は定員割れのため催行中止。かれこれ5年目にしてようやく念願の利尻山登山と礼文島花巡りが実現して最高に楽しかった。
〈1日目：礼文島桃岩展望台コース〉
　このツアーは天気の良い日を選んで利尻山登山を行うというツアーで、天気があまり良くないこの日が礼文島訪問ということになった。しかし、雨には降られず曇り〜霧＋強風であったのが、徐々に天候が回復して後半は晴れとなった。
　今頃が礼文島の花の見頃の時季であり、その多様性と美しさは今まで経験したことのないもので感動に次ぐ感動だった。花の名前を挙げれば切りがないというくらい数が多く充分に堪能できた。
〈2日目：利尻山登山〉
　標高差1,520mをピストンするというのは、鴨沢から雲取山をピストンするのと同じ位なのではっきり言って問題なかろうと考えていたが、実はそう甘くはなかった。前日の礼文島がただの散策ではなく、若干の高低差がある道を約20,000歩歩くコースなのでその疲れも残っていたこともあり、しかも皆の迷惑になるといけないので往路では花の写真を撮ることが憚られ、避難小屋に着く手前からリタイアも考える程弱気になっていた。
　ところが避難小屋で長めの休憩がありエネルギー補給もできたので、そこから先は淡々と進むことができた。また、立ち木や木の根っ子があり、さらに上部では岩場となり手が使えるようになったのでむしろ楽になった。
　そうして気が付いたら山頂に到着していた。自分たちが到着した時から上空の雲が消え始めて、山頂滞在中は晴れた風景を満喫できた。下山開始直後から再び雲に包まれ始めたのでラッキーだった。
　登りの余力はほぼないに等しかったが、下りの余力は100％残っていたので余裕をもって写真を撮りながら下山できたのだが、遂にスマホ電池切れとなり撮影終了となってしまった。
　余談であるが、ガイドさんが頑張ればガイド記録の更新ができるというので、4合目からほぼトレイルラン状態で下り、10時間を切って記録更新のお手伝いをすることができた。
　そして、最終日。稚内の副港市場で念願の絶品のウニ丼を食べることができて、山にも食にも本当に思い出深い旅となった。




1日目：礼文島桃岩展望台コース
総歩数(door to door)　19,818歩
総歩行距離　13.1km
消費カロリー　563kcal
2日目：利尻山登頂
総歩数(door to door)　36,848歩
総歩行距離　24.3km
消費カロリー　1,046kcal