龍王岳(未踏の100高山)・雄山・大汝山 富士山や能登半島まで見えた!風雪後の山は美しかった。


- GPS
- 07:02
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 910m
- 下り
- 913m
コースタイム
天候 | 快晴 山頂(推定3度、5m) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
当日の扇沢始発は7時30分。最終は室堂16時30分。時期、曜日により異なるので要事前チェック。扇沢から室堂までの往復料金は大人:9,050円です。 アルペンルート http://www.alpen-route.com/access_new/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
立山なだれ情報 http://toyamaken-sotaikyo.jp/avalanche ーーーーーーーーーーーー以下抜粋ーーーーーーーーーーー 5月2日「非常に危険な状態」 <積雪状況> ・観測地点での新雪約20cm。昨日は終日北西よりの風が卓越していたことから、南側の斜面等では、より多くの雪が吹溜っていると考えられる。 ・表層約10cmが風に叩かれてスラブ化しており、その下約10cmがアラレ交じりの結合の緩い新雪。 ・新雪〜旧雪ともに、層内に顕著な弱層は認められないものの、硬度の違いは複数層で認められる。この境界が滑り面になる可能性がある。 ーーーーーーーーーーーーここまで抜粋ーーーーーーーーーーー 一ノ越まではアイゼンなしでも登れます。アイゼンなしだと踏ん張りが効かないので少し疲れるかと思います。 【一ノ越〜浄土山南峰】 BC、登山者共に多くの人が入ります。一部クラスト、アイゼンなしでは滑って登れません。 【浄土山南峰〜龍王岳】 一部クラスト、上部岩場。前爪のある10本以上推奨。2人くらいのトレース有り。ワカンは必要なし。ただし、室堂から浄土山経由で登る場合は最低ワカンが必要でスノーシュー推奨。 【一ノ越〜雄山】 岩場はありませんが結構急です。要アイゼン。 【雄山〜大汝山】 要、前爪のある10本以上。 注意箇所は雄山からの下り10mと大汝山の岩峰。特に大汝山の岩峰を直登する場合、前爪のあるアイゼンでないと危険です。画像参照。たぶんだけど岩峰の直登は夏道ではないと思います。私は行きは岩峰での待ちを避けるため左から巻きました(岩に張り付き、なかなか降りてこない多人数パーティあり)。帰路は誰も居なかったので直登しました。 |
その他周辺情報 | 大町温泉郷 湯けむり屋敷 薬師の湯。 立山黒部アルペンルートの乗車券・黒部ダムまでの乗車券をフロントに提示で、大人入館料700円を500円に割引。 http://www2.plala.or.jp/yakushino-yu/ |
写真
感想
当初、針ノ木峠テント泊で蓮華、針ノ木、ズバリ、赤沢を予定(2泊3日)していた。今年は雪が多く、針ノ木岳から先はトレースも無いと予想。なので赤沢岳は針ノ木峠からのピストンで計画した。しかし、4月末の降雪(稜線で30、吹き溜まり50センチ)、そして5月1日にも降雪をライブ映像で確認(稜線で20センチ位)、針ノ木雪渓は雪崩リスクが相当高いと判断し中止にしました。
*4月末に白馬雪渓、5月1日には剱岳平蔵谷で雪崩による犠牲者が出てます。
出発前日に急遽予定を変更。2〜5日は中部山岳は晴れ予報。情報収集し、2日は未踏の100高山の龍王岳に決定。一の越〜龍王岳はトレースが期待できないのでワカンを装備に加えた。そして3、4日は未踏の信州100名山の大滝山にしました。
龍王岳だけでアルペンルートはもったいないかなと思いましたが、絶景が期待できるし、雄山まで行ければ元が取れるかなと思い、始発のトローリーバス(7:30)に乗りました。
ゴールデンウィーク中の平日のせいか、予想していたほどの混雑はしなかったです。BCも少ない感じがしました。
雪の立山はいつ来ても、(晴れれば)雪山の美しさで感動を与えてくれます。前日の降雪で、美しさを増した山々に囲まれながら、時の経つのを忘れて1日遊ぶことができました。龍王岳からは日本海や能登半島まで見えました。来てよかったと思いました。
美しくて荘厳な山々は、とうてい言葉では伝えられません。写真は防水カメラなので、あまり画質はよく有りませんが、少しはその美しさを伝えられたかなと思います。
龍王岳からの下りでカメラバッテリーが切れ、充電していた間(30分くらい)の写真がとれなかったのと、トロリーバス最終まで30分程時間が取れたので「雪の大谷ウォーク」をしようとしたら、当日は終了でできず、それが少しだけ残念でした。
立山で見られなかった雷鳥、翌日、蝶が岳で至近距離から見られました。キュートな冬毛(雌)とほぼ夏毛の雄のつがいでした。
龍王岳 100高山88座目
龍王岳からのパノラマ動画、40秒。
5月度遠征
5月2日
龍王岳(未踏の100高山)・雄山・大汝山 富士山や能登半島まで見えた!風雪後の山は美しかった。
5月3〜4日
蝶ヶ岳と大滝山(未踏の信州100名山)-冬毛の白い雷鳥(動画有)に胸キュン-
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1128267.html
5月4日 夕方編
高ボッチ山・鉢伏山に絶景&夕日を見に行く。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1130361.html
超〜〜〜遅コメにて失礼いたしますm(__)m
龍王岳も百高山でしたか・・・って、自分の百高山リストを見たらちゃんと○がしてありました
2872mで38番目なのですね。
このGWは概して好天に恵まれましたが、当日も富士山・南アまで見えて素晴らしい眺望ですね。
近場の剱や笠、大日などもくっきりと見えていますね。
首都圏近郊ハイクでは味わえない醍醐味です。
龍王岳には大昔(25〜30年前)、夏山シーズンに立山・室堂から南へ縦走した折りにピークを踏みました。
ザラ乗越、五色ヶ原、蔦岳を経て薬師岳を越え、それから・・・黒部五郎を越えて何処に降りたのか・・・よく覚えていません。
その頃なので、山中に6泊はしているはず(但し全て小屋泊まり)なので、相当南下したとは思うのですが・・。
人間の記憶は曖昧・・・というか覚えきれません。
簡単でもいいからちゃんとした記録を取っておけば・・・と思う今日この頃です。
龍王岳の夏道はピークの東方、かなり下の方にあるので、ここのピークを踏んだ方は少ないと思います。なのでチョット驚きました。
室堂のすぐそばにありながら、つい気がつかずに通り過ぎてしまう、あるいは見過ごされてる山、という感じがします。
一ノ越から見ると、小粒ながらその堂々とした姿はなかなかのものでした。また山頂からの雄山、大日岳などの景色は素晴らしく、富士山があれだけクリアに見えたのは初めてです。100高山ならずとも登ってみる価値が十分にあると思いました。
龍王岳だけでアルペンルートはもったいない気持ちがありました。しかし雪崩リスクの高い針ノ木からの前日での計画変更でも有り、かと言って夏に高瀬ダムから赤牛岳経由で5〜6テント泊で来るのも、今の私には非現実的ではありました。
天気がいいし、2日は平日でアルペンルートも酷く込むことは無いと判断し行ってきました。
眺望に恵まれ立山最高峰の大汝山にも行けたので元は取れたかなと思ってます。ちなみに5〜6月の剱、立山は6回目で都合20日間くらいこの山域を登ったり降りたりスキー滑走したりしました。
コメントありがとうございました。
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