GW最後の〆山行は白山で(石川県)
- GPS
- 09:29
- 距離
- 21.8km
- 登り
- 2,005m
- 下り
- 2,000m
コースタイム
- 山行
- 8:42
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 9:29
天候 | 晴れ〜曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
市ノ瀬〜別当出合 単調な林道で標高1200mを越えた最後にちょっと雪が出てきました。 別当出合〜砂防新道〜室堂 クラスト、氷化した部分は無く残雪期の腐った雪が続きます。十二曲りのトラバースが核心部でしたが、雪が腐っている日中は滑落の恐れもほぼ無いと思います。落石注意の箇所と室堂手前は雪が切れて夏道の岩が出ている場所があります。最初はトレースを追って、甚之助避難小屋からは赤旗が設置されているので、道に迷うことはあまり無いと思います。 室堂〜御前峰 斜面になるとかなりの部分が夏道なので、途中でアイゼンを解除しました。 全体的に雪は残雪期の腐ったザラメ状態で、危険な箇所は無いと思いますが、市ノ瀬から山頂までは標高差が1900m程にもなりますので、結構大変です。 |
写真
感想
【感想/記録】
GW期間限定で営業している太郎平小屋に宿泊して、薬師岳に行きたかったけど、白馬岳、奥大日岳〜立山の山行で体力を消耗して、もう4日は山行する気力はありませんでした。連続して山行ができない自分の体力の無さが残念。お天気が良いのは4日〜5日の木〜金曜日で土曜日はお天気が崩れる予報。なので5日にプランBの白山へ行くことに。しかし白山も市ノ瀬から別当出合までの間を余計に歩かねばならず、標高も400m程が加算されて結構ハードそう。折りたたみチャリなんて気の利いたものは持っていないので、林道を歩いて行きます。
朝はまた3時起き4時前には出発、市ノ瀬には5時40分くらいに到着。広い駐車場には車が数十台程駐車していてもまだまだ余裕がありました。朝食を食べて準備をして6時頃に出発。最初の林道歩きは退屈なので、ひたすらアウトインアウトで最短コースとなるように歩きました。7時半頃に別当出合に到着して、登山届けを出してゲイターを装着し出発。吊り橋の手前と終点にはトラロープが張られていますので、これをくぐって突破して登山道に入ります。
最初は溶けかかった雪と登山道に倒れた灌木が行く手を阻み、ちょっと行くと急坂の石階段が現れて登ります。夏道に雪が現れ続きますが、雪はまだ少なく登りなのでアイゼンは付けず進みます。雪が増えて斜度がちょっと急になってきた所で、休みがてらストックを出し、腕力も補助にして雪の坂を登って行くと、中飯場トイレ小屋に到着。この辺は雲がちょっと多くお天気に不安。
またちょっと休んでからどんどん登って行くと、ようやく甚之助避難小屋に到着。この辺で青空が大きく見えてきました。ベンチも無いので立ったまま休んで、アイゼンを装着。また急坂を登ると斜度が緩やかになったところに出ました。この先は急な山腹(砂防新道十二曲りか)をトラバースするので、念のためピッケルを出して、ストック一本にして進んで行きます。トラバースが終わるとまた急坂が続き、登り切るとようやく黒ボコ岩が見えて弥陀ヶ原に到着、長かった〜。
弥陀ヶ原でちょっと休んでから広大な雪原を進み、ハイマツに覆われた斜面を登って行くと、雪が切れて夏道が出てアイゼンでは歩きづらい。ガマンして進んで行くと白山室堂ビジターセンターに到着。ベンチが出ているのでまたちょっと休憩してから白山最高峰の御前峰を目指しますが、山頂付近がガスで覆われ始めた。急いで山頂に行きたいのですが、身体が言う事をきかずなかなか標高を上げられません。立ち休みしながら進んで行くと、また雪が切れて夏道が出てきたので、アイゼンを解除。つぼ足で登って行くと12時前になんとか頂上に到着。
白山神社奥宮でも山行安全と家庭円満を祈願させて頂きました。でも頂上はもうほぼガスって真っ白で眺望も絶望的でしたが、一応頂上に来ましたので周りを撮影。楽しみにしていた北アルプスの眺望も全く無し。曇って風も吹いて寒いので、ソフトシェルを着込んで、冷えたオールフリーで乾杯。でも眺望が無いので空しかった(笑)。ここで昼食を食べましたが、眺望は回復しないので12時半前には下山開始。下りはアイゼンを付けないで黒ボコ岩までドンドン下山。黒ボコ岩からは急斜面になるので、アイゼンを付けてストックを使いながら急斜面を下山し、甚之助避難小屋も通り過ぎて、ドンドン下って行くと多数の方が登ってきたためか、雪面が荒れていましたが構わず下ります。
午後になると気温が上がったためか、朝よりも雪がグサグサに腐って、急斜面でも滑落の心配はもうありませんでした。トレースを追っていくと、雪が途切れ途切れになる夏道では無く林の中を歩いていましたが、おかげでアイゼンでも歩きやすかったです。石階段直前まで雪が続いた雪が切れたので、ここでアイゼンを解除。下り専用の登山道は雪に覆われて行けないので、また急坂の石階段を降りて14時20分頃に別当出合に到着。疲れましたが、まだ市ノ瀬まで歩かなければいけないので、休憩してゲーターを外して出発。退屈な林道歩きは小走りで下って15時半過ぎには市ノ瀬に到着、長かった〜。
甚之助避難小屋に一泊された方にお聞きしたら、やっぱり朝8時〜10時頃まで山頂付近のお天気は良かったそうです。そして帰りは白山市街地付近に入る頃には劇的にお天気が回復していて日射しが眩しく、北陸自動車道からは白い峰々がはっきりと見えていましたとさ。一番お天気が悪い頃に頂上に登っていたようです(´Д`)。でも良いトレーニングになったと思えば、苦もありません(半分負け惜しみ)。
【注意点や反省点】
別当出合手前の林道でデポされたチャリを17台見かけました。帰りの林道はチャリというのがトレンドでしょうか。
消費した水分は1リットル近く、さらにオールフリーも飲みましたので、残雪期は暑いので水分には余裕があった方が良いと思います。
アミノバイタル2個の効果か、比較的疲れも無く最後まで歩き通せました。
【Apple Watch等による計測結果】
ムーブ(安静時を越える推定エネルギー消費量 / kcal)
1,278
エクササイズ( 活発に活動した分数 / 分)
182
スタンド( 1時間のうち1分以上身体を動かした時間 / 時間)
15
登った階数( 一階=約3mの高度を上昇 / 階)
256
ウォーキングの距離(km)
32.3
歩数(1日で歩いた歩数 / 歩)
41,854
心拍数 (1日で最低、最高の心拍数)
55〜127
体重
64.2 -> 61.2
立山から帰ってきて激リバウンド、そして白山で激やせ。自分の身体が良く分かりません(笑)。
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