【屋久島の最高峰 宮之浦岳】淀川登山口-宮之浦岳-縄文杉-白谷雲水峡
- GPS
- 12:30
- 距離
- 22.9km
- 登り
- 1,309m
- 下り
- 1,939m
コースタイム
- 山行
- 5:56
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 6:25
天候 | 5/4/ 5/5→ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
船 飛行機
[バス] 鹿児島空港 10:00-11:00 鹿児島港 https://nangoku-kotsu.com/ashuttle/kagoshima [高速船] 鹿児島港 12:00-13:50 宮之浦港 https://www.tykousoku.jp/fare_time/ [バス] 宮之浦港 08:40-09:15 合庁前 [バス] 合庁前 09:16-10:19 紀元杉 http://yakukan.jp/doc/pdf/yakubus170311.pdf 復路:[バス] 白谷雲水峡 13:00-13:30 宮之浦港 http://yakukan.jp/doc/pdf/matsubandabus.pdf [高速船] 宮之浦港 17:00-19:05 鹿児島港 [新幹線] 鹿児島中央 14:55-16:19 博多 博多 16:33-21:14 新横浜 |
その他周辺情報 | 温泉 シーサイドホテル屋久島 1,620円 http://www.ssh-yakushima.co.jp/?s=1483&pg=page&id=316&pageid=643 |
写真
感想
以前から屋久島の宮之浦岳へ登りたいと思っていたものの
年末年始は雪が積もり、真夏は暑さにやられそうだったので、先延ばしにしていました。
屋久島へ行きたい友人もいたので、一緒に宮之浦岳へ登ることにしました。
【1日目】
羽田空港発の早朝フライトで鹿児島空港へ2時間ほど飛び、
そこから路線バスへ乗り換えて約1時間
鹿児島市内を通り抜けて高速船ターミナルへ行きました。
更にそこから高速船で2時間でようやく屋久島へ上陸しました。
紀元杉行きの終バスは終わっていたので、暇をつぶす内容を考えた結果
レンタカーで屋久島を一周しよう!ということになりました。
港から徒歩5分ほどにあるレンタカー店で、飛び込みで貸してもらいました。
反時計回りで走りました。
途中の屋久島灯台では口永良部島が間近に見えました。
西部林道はすれ違いをするのが大変な狭い林道で、ヤクザルやヤクシカが道路でくつろいでいました。
迫力のある大川の滝にも立ち寄った後は天候が崩れ始めました。
3時間半ほどで一周し、宮之浦港のオーシャンビューキャンプ場で幕営しました。
【2日目】
宮之浦港発の始発のバスで合庁前で乗り換えて、一時間半ほどで紀元杉に着きました。
ほとんどの乗客はヤクスギランドで降りてしまい、紀元杉で降りて淀川登山口へ向かうのは自分たちのみでした。
舗装路を30分ほど歩くと淀川登山口で、登山届を出した後に入山しました。
淀川小屋で一休みして、宮之浦岳を目指しました。
バスで降りたのが自分たちのみだったので、登山者が少ないのかと思いきや
かなり多くの人が逆コースで使っているのか、下山者が多かったです。
樹林帯の中なので、最初は気づかなかったのですが、
思いのほかアップダウンが多く、岩場もありました。
調子良く標高を上げられずに、距離だけを稼ぎながら花之江河に近づいていきました。
花之江河で石塚小屋へのルートと別れると、もう宮之浦岳までは宿泊場所がありません。
黒味岳はパスして、足早に歩いてきました。
投石岩屋付近はちょっとした岩場で下山者が苦労していました。
ここから先は樹林帯を抜けて、笹原になりましたが、
天候が悪い為に見通しが悪かったです。
いくつかのピークの左側を巻いていくように進んでいき
次は宮之浦岳かな?と期待しながら進んでいきました。
携帯トイレブースを通り過ぎると急坂になり
登りきるといよいよ宮之浦岳の山頂でした。
山頂には誰もおらず、雨と強風にさらされていました。
雲が薄くなることは有ったものの晴れ渡ることはありませんでしたが、
一等三角点があり、登り応えのあるルートで登頂した満足感は味わえました。
明確な尾根に付けられた笹原の道を下っていき
平石岩屋を過ぎると、樹林帯になり風の影響を受けにくくなりました。
ヘトヘトになりながら、下っていくと新高塚小屋につきました。
既にテント場は満杯で、山の斜面になんとかテントを張ることができました。
【3日目】
新高塚小屋を出て、高塚小屋を通り過ぎるとあっという間に縄文杉でした。
大木だと聞いていましたが、実際に見るとあまりにも太すぎて
数ミリの種がこんなに大きな気になるなんて到底信じられませんでした。
徐々に増えつつある登山者とすれ違いながら下っていくと
両側には杉の巨木が何本も立っていました。
ウィルソン株の中を眺めて出てくると登山者が連なってやってきていました。
この先はすれ違うというより、ほぼ道を譲り続けるような状態でした。
そんなことを大株歩道入口まで続けて、なんとか下りきりました。
その先は森林鉄道の軌道の上を歩いていきました。
現役の森林鉄道を見る機会はほとんどないので、
ぜひともトロッコ列車も見たかったのですが、出会うことはできませんでした。
楠川分れで森林鉄道と分かれて、白谷雲水峡方面を目指しました。
それほど急登でないかと思い、スタスタと歩いていくと、峠が近づくにつれて急坂になっていきました。
暑さに耐えながら登っていくと辻峠でした。
一休みしてから白谷山荘まで下っていきました。
すぐにコケがいっぱいあるエリアになり、幻想的でした。
小屋で一休みしてから原生林コースで下山することにしました。
コース沿いにはコケがいっぱい生えていて、大きな杉や変わった形の杉もあって楽しかったです。
天候も回復し非防水のカメラでも写真を取ることができました。
白谷雲水峡の入口まで降りてくると、ちょうどバスの発車時間だったので
タイミング良く宮之浦港まで下ってくることができました。
ちょっと遅めの昼食を取り、お土産を買ってから
シーサイドホテル屋久島で日帰り入浴しました。
宮之浦港に温泉の選択肢がもう少しあると良いなと思いました。
鹿児島行きの最終の船便へ乗り、九州へ戻りました。
この日の夜は、野宿はせずにビジネスホテルを飛び込みで見つけることができました。
【4日目】
レンタカーで開聞岳の麓までドライブしてから
鹿児島中央駅から新幹線で帰京しました。
忙しいスケジュールだったようですねー
稜線は笹がうるさくなかったですか?それとも刈り取ってくれてるのかな?
テント場もべちゃぐちょっぽそうな。。
南西や西に下山するとゆったりと過疎の田舎を楽しめ(人も店もあまりない)、南の尾の間はそれがいい按配で店があったり、よかったですよー(西側はヒルが豊富)
もう行ってるかもですが。
コメントありがとうございます!
初めての九州でした!
笹は刈り払われていて快適でした。
テント場は人が多く快適な場所に張れませんでした…
晴れた日にリベンジできたら良いなと思っています。
その際は西側にも降りてみたいと思っています!
ちなみにゴールデンウィークは5日ありましたが、さすがに体力が続かず4日で切り上げてきました…
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