絶景、秘境の大杉谷 大台ヶ原ピストン GWラスト

2017年05月06日(土) ~ 2017年05月07日(日)

• GPS: 30:28
• 距離: 31.1km
• 登り: 2,421m
• 下り: 2,425m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:33
• 休憩: 0:07
• 合計: 5:40

距離 10.1km 登り 1,336m 下り 485m

7:23 大杉谷登山口
9:11 9:12 千尋滝
10:32 10:35 桃ノ木小屋
11:21 庄野ヶ浜
11:24 庄野ヶ浜
11:26 光滝
11:30 光滝
11:56 11:57 堂倉滝
12:56 堂倉小屋
13:00 13:02 粟谷小屋
13:03 堂倉小屋

2日目

• 山行: 8:27
• 休憩: 1:13
• 合計: 9:40

距離 21.0km 登り 1,085m 下り 1,943m

4:08 堂倉小屋
5:39 大台ヶ原山
5:46 展望台分岐
6:06 「心・湯治館」
6:06 6:16 大台ケ原駐車場
6:51 6:52 正木ヶ原
7:13 7:14 展望台分岐
7:20 7:23 大台ヶ原山
8:09 堂倉小屋
8:11 8:57 粟谷小屋
8:59 堂倉小屋
9:29 堂倉滝
9:49 9:57 光滝
9:59 10:02 庄野ヶ浜
10:20 七ツ釜滝
10:50 桃ノ木小屋
12:31 千尋滝
13:46 13:47 大杉谷登山口
13:48 ゴール地点

天候

5月6日　晴れ/小雨
5月7日　晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

アクセス：紀勢自動車道　大宮大台IC〜R31〜R422
駐車場：宮川第三発電所ゲート前　合わせて15台ほど
※トイレと登山届ありますが携帯は圏外になります

コース状況／危険箇所等

危険個所：草付きの岩壁伝いは油断しやすく、濡れた岩はかなり滑りやすい
道の状況：鎖がしっかりしていて、黒部の水平歩道のような高度感はない
山ヒル：今回は見なかったが、雨後は光滝くらいまで注意が必要です
■大杉峡谷登山口〜千尋滝前休憩所　標高が低く沢筋なので、山ヒルに注意が必要です
■千尋滝前休憩所〜桃の木山の家　　ニコニコ滝の手前のシシ淵は絶好の休憩場所です
■桃の木山の家〜堂倉滝吊り橋　　　光滝手前は大崩壊地で岩塊の登りですが問題なし
■堂倉滝吊り橋〜粟谷小屋　　　　　急坂を進み林道出合から右折200mで小屋・トイレ
■粟谷小屋〜大台ヶ原・日出ヶ岳　　避難小屋の道の方がわかり易い、シャクナゲ多い

その他周辺情報

温泉：奥伊勢フォレストピア　618円（登山センターで２割引券貰えます）
※食事はお高め、大杉谷登山口とＪＲ三瀬谷駅への送迎プランあるようです

写真

5/6 5:36

大杉谷登山センターです。
軽食もあるようです。

5/6 5:44

橋を越えて左岸へ。
尾鷲の海山からの道は通行止めです。

5/6 5:52

細かい落石もありパンクに注意して進む。

5/6 5:57

終点手前の広めの駐車場。
車は奥の狭い方に停められました。

5/6 7:23

ノンビリ支度をして出発します。
発電所の横を通ります。

5/6 7:26

おいくら万円になるのでしょうか。

5/6 7:27

大杉峡谷登山口です。

5/6 7:28

”渓谷”だけに”警告”看板がたくさんありました。

5/6 7:29

いきなり大日�瑤妊悒弔辰討い泙后�

5/6 7:29

「くさりしっかりつかめ！」の文字が可愛い。

5/6 7:31

新緑が綺麗です。

5/6 7:31

振り返ると、こんな感じ。

5/6 7:32

まるで滑り台です。

5/6 7:35

濡れていると滑りやすい岩質です。

5/6 7:36

一気に川へダイブですね。

5/6 7:39

あの方が居そうな所です。
雨後と20度を越えたら赤信号です。

5/6 7:39

FTカミノパンツの中にサポートタイツを履く。
モンベルのショートゲーターに突っ込んで完璧です。
更にムヒ虫よけムシペールA医薬品を持ってきています。

5/6 7:43

苔むした道が続く。

5/6 7:48

最初の吊り橋。
大日��吊り橋です。

5/6 7:50

渓谷美ですね。

5/6 7:52

天気も良さそうです。

5/6 7:57

河原に降りてみます。

5/6 8:03

二つ目の地獄谷吊り橋は渡らなくても大丈夫です。

5/6 8:09

ストックの引っかかりに注意です。

5/6 8:10

日浦杉吊り橋は高度感あります。

5/6 8:12

自分の影が小さく見えます。

5/6 8:15

それにしても水が綺麗。
透明感が半端じゃないです。

5/6 8:36

増水したら、どこまで水が上がるんでしょ。

5/6 8:40

普通の登山道に見えますが、左は切れ落ちています。
油断は禁物で丁寧に歩きました。

5/6 8:55

京良谷の出合です。

5/6 8:59

この辺り滑りやすいです。

5/6 9:04

濡れた落ち葉に注意です。

5/6 9:14

年季の入った標識。

5/6 9:17

2時間で千尋滝前休憩所です。
コースタイムが甘いので粟谷小屋まで向かう事にしました。

5/6 9:40

注意しながらペースを上げていきました。

5/6 9:43

猪ヶ淵（シシ）に到着しました。

5/6 9:44

桃の木小屋から下山する方々が休んでいます。

5/6 9:44

正面にニコニコ滝が見えます。

5/6 9:45

岩と岩の間を通ります。
水しぶきを浴びました。

5/6 9:47

黒部の上ノ廊下のような雰囲気です。

5/6 9:50

鎖場が続きます。

5/6 9:50

再び高度を上げました。

5/6 9:54

ニコニコ滝です。

5/6 9:56

落差もあり、なかなかの水量でした。

5/6 10:02

平等�瑤猟澆蟠兇任后�

5/6 10:02

とてつもない大岩壁が見えてきた。
黒部の奥鐘山といった所。

5/6 10:04

とても大きいです。
写真に納まらない。

5/6 10:13

振り返ると、こんな感じ。

5/6 10:24

吊橋の先に小屋が見えてきました。

5/6 10:25

関西で最大級の小屋、桃ノ木小屋です。
登山口から3時間でした。

5/6 10:27

小屋の予約をしてあったのでキャンセルさせていただきました。
オリジナル山バッジを購入しました。

5/6 10:36

急ぎ足で先に進みます。

5/6 10:37

この辺りまで山ヒルに注意です。

5/6 10:48

七ツ滝が見えてきました。
名瀑百選に選ばれています。

5/6 10:51

休憩舎があります。

5/6 10:51

釜が七つあるのでしょう。

5/6 11:03

シャクナゲが咲いていました。

5/6 11:04

岩が濡れて滑りやすいです。

5/6 11:06

綺麗なエメラルドグリーンです。

5/6 11:09

岩が積み上げられ通せんぼしている。

5/6 11:13

プレハブ小屋くらいの大岩がゴロゴロ。

5/6 11:16

数年前に大崩落した所です。
階段になっているので登って越えました。

5/6 11:24

ピンクの花はアケボノツツジです。

5/6 11:25

光滝です。
岩肌を舐めながら下っています。

5/6 11:37

隠滝の吊り橋。
音は聞こえるが滝は見えない。

5/6 11:37

見えました。

5/6 11:47

更にヘツっていきます。

5/6 11:57

堂倉滝の吊り橋。

5/6 11:58

龍神様が出てきそうな滝でした。

5/6 12:05

ここから小屋まで普通の登山道です。

5/6 12:36

木の根が張りだした急登です。

5/6 12:53

林道に出ました。

5/6 12:56

正面に避難小屋。
営業小屋とトイレは右折して200m。

5/6 12:58

延命水と祠があります。

5/6 13:00

粟谷小屋に到着です。
本日の泊まりは3人でした。

5/6 13:10

お部屋は全室個室でした。
小屋というより民宿っぽい。

5/6 13:29

林道が通っていて車で上がれるようです。

5/6 13:29

御主人オススメのスポットへ向かいます。

5/6 13:41

林道をてくてく歩きます。

5/6 13:46

崩壊が進んでいます。

5/6 13:48

通ってきた吊橋が見えるスポットです。
アケボノツツジのピンクが見えました。

GPSだと、この辺りです。

5/6 14:29

夕食前と就寝前に桧のお風呂に入りました。
疲れが飛びました。

5/6 17:17

夕飯は主人の手作りで、とても美味しかったです。
一夜干しの魚で飲み会になりました。

5/7 4:10

翌朝は4時に出発しました。

5/7 4:57

シャクナゲの多い尾根歩きです。

5/7 5:05

夜が明けてきた。
3時に出ないと間に合わないようです。

5/7 5:08

日の出です。

5/7 5:14

日出ヶ岳の山頂です。

5/7 5:24

雰囲気の良い所です。

5/7 5:33

笹原が広がる。

5/7 5:36

振り返るとアーベントロート。

5/7 5:36

山頂の展望台が見えてきた。

5/7 5:37

三角点タッチ。
目だった山頂標識はないです。

5/7 5:38

富士山は見えませんでしたが幻想的です。

5/7 5:39

大峰山脈方面。

5/7 5:45

熊野灘方面。

5/7 5:54

ビジターセンターへ向かいます。

5/7 6:05

心・湯治館。

5/7 6:05

GWの最終日なので車は少なかったです。

5/7 6:45

大蛇グラは前回歩いたのでパスしました。

5/7 6:52

正木ヶ原。

5/7 6:53

トウヒの立ち枯れが雰囲気あります。

5/7 6:58

南アルプスの深南部のような感じ。

5/7 7:00

伊勢湾台風の影響で枯れてしまったようです。

5/7 7:00

木製の階段が続きます。

5/7 7:03

大峰山脈です。

5/7 7:03

弥山や八経ヶ岳です。

5/7 7:04

左のトンガリが釈迦ヶ岳です。

5/7 7:06

熊野灘の島々が見えます。

5/7 7:08

再び山頂へ。

5/7 7:17

大峰山脈は縦走したいです。

5/7 8:08

避難小屋経由で戻りました。

5/7 8:08

内部の様子。
割と広いですね。

5/7 8:26

粟谷小屋で朝食を摂ります。
紀州の梅干しはお母さんの手作り。

5/7 9:56

再び光滝。

5/7 9:56

この滝が一番のお気に入りです。

5/7 10:01

岩塊を越える。

5/7 10:17

二日間天気に恵まれました。

5/7 10:39

川の透明度が凄いですね。

5/7 10:39

魚影が見えます。

5/7 11:19

吊橋を何度も渡ります。

5/7 11:45

獅子淵で、のんびり昼食にしました。

5/7 11:52

ビーフジャーキーを投げ入れると、隠れているアマゴが寄ってきます。

5/7 11:55

釣り堀のようでした。

5/7 13:26

行きは渡らなかった能谷吊り橋。

5/7 13:39

楽しい二日間が終わる。

5/7 13:41

お疲れ様でした。

5/7 15:18

帰りに奥伊勢フォレストピアで汗を流しました。

撮影機器：

iPhone 7 Apple

感想

kitainotori

GW連戦の4つ目の山になり、疲れが出る頃なので山小屋泊まりと決めていました。
当初は桃ノ木小屋に予約を取りカツカレーの夕食に、ちまき弁当を頼んでいました。
ゆっくり歩きながら千尋滝の休憩舎まで辿りつくと、前日に粟谷小屋に泊まり、桃ノ木小屋から下山してきた御夫婦に会いました。
粟谷小屋の夕食が美味しかったと聞き、翌日が楽になるので予定変更しました。
コースタイムが甘目なので、主人が不在なら山頂を抜けて湯治館で泊まる事にしました。

ここ大杉谷のある三重県側の尾鷲は日本有数の多雨地帯です。
「弁当忘れても傘忘れるな。」「一ヶ月に35日雨が降る。」と言われるくらいです。
このような膨大な雨が山を削り、様々な滝が形成され雄大な渓谷の絶景を生んでいます。
大台ヶ原山は数年前にビジターセンターから登った事がありましたが、物足りなさと百名山を登った感じがなく、何か引っかかる物を感じたのを覚えています。
今回、大杉谷から登る事で心のつかえが取れた気がしました。