立山連峰(龍王岳・三山縦走/北アルプス)
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,263m
- 下り
- 1,266m
コースタイム
- 山行
- 3:45
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 4:45
天候 | 5/19(金)快晴 5/20(土)快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
東京 6:16―(かがやき501)―8:26 富山 8:44―(富山地鉄/特急)―9:33 立山 10:20―(アルペンルート)―11:30 室堂 復路:5/20(土) 室堂 16:00―(アルペンルート)― 17:20 扇沢 18:05―(特急バス)―19:30 長野 20:26―(かがやき516)―21:56 東京 |
コース状況/ 危険箇所等 |
稜線上はかなり夏道が出ていましたが、トラバース等残雪のある部分は慎重に・・・。 好天で気温も高く、昼前にはかなり雪が緩んできます。踏み抜き注意。 ■室堂〜一の越 すべて雪道。ステップあり。雷鳥沢方面への滑落には一応注意。 ■一の越〜龍王岳 下部は夏道、上部は雪上歩行。 龍王岳方面へトラバースのトレースもあるが、基本的には浄土山南峰へ直登。 龍王岳へは西面からガラ場の登り(雪は無し)。 山頂は大変好展望で20座くらい百名山が見える。周辺はライチョウが多い。 ■一の越〜雄山 99%以上夏道になっており、ほとんど雪の上は歩かない。 雄山神社も通常の石段で参拝可能。 ■雄山〜大汝山〜内蔵助カール 神社からのクライムダウンではなく夏道が通行可能。ただし雪上トラバースあり。 雪上歩行7割・夏道3割。雄山〜富士ノ折立まではほぼ雪上歩行。 下りぎみの雪上トラバースが点在するので滑落には注意。 富士ノ折立からの下りは雪上トラバースではなく、ガラ場を選択するのが正解。 ■内蔵助カール〜真砂岳〜別山/剱御前小屋 99%夏道。別山の巻き道は急峻な雪渓トラバースがあるため残雪期通行不可。 短いので危険度は低いが別山〜剱御前で両サイドが谷の雪上歩行箇所あり。 ■剱御前小屋〜雷鳥沢〜室堂 剱御前を出てすぐに踏み外すとちょっとヤバイ雪上稜線歩きがあります。 雷鳥坂上部は急峻。雷鳥沢まで標高差約500叩ΑΑ高度感もあって怖い。 ハイマツ帯に逃げたが、踏み抜きと植生保護の観点からも基本的にNG。 中間からは急な部分もあるが、高度感が薄れるので目印の旗通りに下降した。 雷鳥坂を下りきった後、室堂までの約200辰療个衒屬靴地味にキツい! 地獄谷は火山活動活発化のため立入禁止です(以前より硫黄臭が強い)。 ■一の越山荘 http://tateyama-1nokoshi.in.coocan.jp/ 当日の宿泊者が2名しかなく、1人1室でした。 行火をご用意いただけたので、温かく休ませていただきました。 トイレは水洗で清潔。外部使用者は1回100円。 まだ洗面の水がでないので、バケツの水を柄杓ですくって濯ぎます。 |
その他周辺情報 | ■みくりが池温泉 http://www.mikuri.com/ 日帰り入浴 700円。コースターとして使うことのできるチケットがもらえます。 源泉掛け流し・単純酸性泉・・・下山後にとてもありがたい温泉です。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
ポール
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感想
振休含む3連休を利用して、雪山撮影をもくろんで残雪期の立山へ行ってきました。
3日間ともに晴天予報という絶好のコンディションに遠征や2泊3日の山行も考えなくはなかったもののどうにも金欠でして・・・。
さて、実に4年振りとなる雪山ー。
あまり無茶はできないと、当初の計画は一の越山荘泊で雄山ぐらいには登っておこう…といったかわいいものでしたが、結果的には未踏だった龍王岳に登り、さらには雄山から大汝・別山まで三山縦走をやってきてしまいました。
思っていたより雪融けが進んでおり、稜線の大半が夏道に変わっていたため、ちょっと欲が出てしまったのですが、やっぱりこういうことはしちゃいけません。
雄山の雪上クライムダウンはなかったものの大汝から富士ノ折立あたりの下りトラバースでは御嶽での滑落の記憶が甦ってきてガクブル状態、雷鳥坂は特に上部が想像以上に急峻でかなり緊張を強いられました。
気象条件が良すぎたこと、人も多いのでトレースやステップがしっかりしていることに助けられただけで、結果的には無事下山ですが、踏み込んだら最後・・・ドキドキしっぱなしで歩くくらいなら撤退しろよ!と言い聞かせながらの山行となり、あまり過信しないように今後は無理な登山はしないとかたく誓う私でありました。
あ…アイゼン引っかけて転倒し、膝を打撲、右手親指付け根も痛いので、決して無事下山ではありませんでした(猛反省)。
久しぶりの北アルプス―。
富山湾に沈む夕陽とそれに染まる雪山が見られたし・・・ライチョウにはたくさん出逢えたし、大汝にて雪の3000段登頂を初体験できたし・・・劔岳の岩と雪の殿堂たる雄姿を間近にこの目にしたし・・・ヤマ自体はきてよかったと大満足の素晴らしいものとなりました。
だけどやっぱり結果オーライではダメっすね!
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