新緑の赤城山ゆるゆるハイク(前職場ツアー:地蔵岳〜長七郎山周回)
- GPS
- 04:23
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 465m
- 下り
- 473m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り、一時ガス |
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過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
要所に案内標識多数、危険・不明瞭箇所等なし。(地蔵岳からの下山時、アンテナ群ピークの方向に進むと道が細くなりますが、トレースを辿ると正規ルートの木道に合流します。こちらのサイドルートの方が、小沼の全景をキレイに眺められます。) |
その他周辺情報 | 下山後、日帰りの富士見温泉「見晴らしの湯」にて入浴。〈大人510円、高齢者割引(65歳以上)あり。露天風呂・休憩室等完備〉 |
写真
装備
備考 | (消費水分)曇りがちで暑さはさほどでもなく、ペットボトル500ml(スポーツドリンク)1本+ガッツギアのみ。 |
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感想
2週続きの週末好天予報に誘われ、今週は以前の職場の「山と温泉の会」バスツアーに参加、新緑の赤城山ハイクへ。総勢13名が2班に分かれ、“ガッツリ組”A班は主峰の黒檜山〜駒ヶ岳へ、小生は過去3度黒檜山を踏んだ経験ありのため、未踏の地蔵岳〜小沼〜長七郎山の“ゆるゆる”B班の後詰めを務めることに。
当初予報より若干天候回復が遅れる中、8名参加のB班は赤城少年自然の家バス停から登山開始。途中、雨降り直後で滑りやすい急坂をクリアすると、程なく新坂平方面からの登路と合流。咲き残りのツツジゾーンを抜け、北八ツ風の苔むした岩混じりの緩い坂を登り詰めると、間もなくTVアンテナの林立する地蔵岳山頂到着。天候も徐々に回復、雲は多めながら大沼の向こうに主峰・黒檜山も雄姿を見せ、少し早めながら、多くのハイカーで賑わう山頂広場で昼食休憩。
メンバー差し入れのスナックやデザートも多数配られ、すっかりお腹も朽ちたところで下山開始。アンテナ群の建ち並ぶ山頂台地を回り込むうち、トレースが一時頼りなくなるものの、GPSで現在位置と先人の足跡を確認し、眼下に現れたエメラルドグリーンの小沼に目を奪われながら、程なく正規の下山ルートに合流。歩幅が合わずやや歩きにくい木道の下りに苦労しながらも、多くのハイカーとスライドし、意外なほど呆気なく車の行き交う八丁峠到着。ここから暫しの車道歩き、駐車場のある小沼入口で本日2度目のトイレ休憩。
ここから真っ直ぐ長七郎山方面へ向かえば、赤城ビジターセンターまで1時間前後の道程ですが、これだとガッツリ登降のA班より結構早くゴールしそう…ということで、小沼をぐるりと半周した後、長七郎山へ向かいます。小沼湖畔は「遊園地」化して観光客の溢れる大沼湖畔に比べ、行き交うハイカーの数も少なめで、静寂の中、気持ちの良い水辺の散策が楽しめます。上空はすっかり青空が広がり、今しがた越えてきた地蔵岳を振り返りながら、雰囲気のある湖畔のベンチで「ここでランチにすれば良かったー」と後悔の念に駆られつつ、すれ違ったカップルにお願いして記念写真をパチリ。路傍のツツジや小沼のステキな景観に度々足が止まり、すっかりノンビリお散歩ムードです。
湖畔を離れて長七郎山への登りにかかる時分には、四周は再びガスに包まれますが、涼しくて登りやすい上、これはこれで風情があるね、と一行気に留める様子もなく、僅かな登り返しであっさり長七郎山頂着。小生もお初のピークで同行のレディーと証拠写真をご一緒させて頂き、約10分の逗留で下山開始。時間調整を兼ね、展望ゼロながらゼンマイなど山菜がてんこ盛り状態の小地蔵岳に立ち寄り、目に鮮やかな新緑の中、オオカメノキなど花々を愛でながら曲率半径の大きなルートを緩やかに下り、午後2時半過ぎにはレストハウスの建つ鳥居峠に降り立ちました。
女性陣など一部メンバーが「生ビール」の立て札に心奪われながらも、「あと少しでゴール」と声がけし、A班との合流目指して覚満淵の縁を回りつつ、程なくゴールのビジターセンター到着。どうやら我々B班の時間調整努力は不要だったようで、強者・経験者揃いのA班は快調に駒ヶ岳を駆け下り、我々より少し早めにゴールへ辿り着いていたようでした…。
ということで、怪我やアクシデントもなく一行全員が合流、「見晴らしの湯」でお楽しみの日帰り温泉入浴の後、帰路のバス車中でプチ打ち上げ宴会。先輩諸氏と昔話に花を咲かせ、しばし俗世の煩悩から解放されて、明るいうちに集合・解散場所の川越駅前に帰り着きました。それにしても、日帰り温泉で参加メンバーの過半が65歳以上の「高齢者割引」の対象者だったことに改めてビックリ。五十路半ばの小生などはまだまだ“若輩者”の部類で、我がパーティにも確実に高齢化の波が及んでいることを実感します。それでも、参加メンバーは皆が元気はつらつ、まだまだ歩き足りない風情の方も多く、「よく歩き、よく食べよく呑み、よく喋り」を日々実践されているご様子です。小生のように、ストイックな名山行脚や孤独な足跡繋ぎに精を出すのも一つの行き方ながら、こういう気の置けない仲間とゆるゆるハイクでワイワイ楽しむのも、健康長寿社会実現の一つの有効な道筋かも、と改めて認識した初夏の1日でした。。
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