鳳凰三山
- GPS
- 40:00
- 距離
- 26.0km
- 登り
- 2,325m
- 下り
- 2,325m
コースタイム
- 山行
- 9:32
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 11:00
- 山行
- 4:18
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 5:15
天候 | 両日とも文句なしの晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
稜線や山頂部には積雪がなかったが、樹林帯の登山道沿いにはまだ雪が残り、昼近くなると雪が緩んで踏み抜きが多くなる。 |
その他周辺情報 | 南アルプス一帯は温泉、鉱泉が多く、立ち寄れる入浴施設には困らない。 今回寄ったのは南アルプス市の「やまなみの湯」 プールなどと併設で一日券が900円、入浴メインなら2時間券が600円。 |
写真
装備
個人装備 |
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
予備靴ひも
サブザック
アイゼン
ピッケル
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
|
---|
感想
積雪期になると気になっていた鳳凰三山、結局雪の消えたころになってやっと歩くことができた。
ピストンの縦走を考えると二日の行程でちょっと厳しめのこのルート、いつものようにトレーニングのつもりで組んでみた。
予定したのはほぼきっちり1日ごとに片道を歩くこと。
初日に地蔵岳の鳳凰小屋まで行ってテン泊、翌日には撤収して復路をと考えていたが、南御室小屋で管理人さんと会って伺うと、「夜叉神から今ここに着けたのなら、ここに設営して軽くなったらゆっくりピストンしても大丈夫」とのこと。
ここからの登りを考えると軽くできるのは確かに魅力。
計画変更して設営を済ますと、軽くなった背中と足で薬師岳を目指した。
アタックザックを持って来ればよかった・・・。
薬師岳のピークだと思って登った岩峰。
岩の上でその気になっていたら、実は手前の砂払岳だった。
薬師岳小屋の位置で間違いに気づき、間抜けな思い込みにがっかりのシーン。
声をかけてくれたのは新築工事中の小屋のご主人。
少しの間二人で立ち話。
他愛のない会話だったが、感じたことがひとつ。
よく聞くのは、北アルプスや八ヶ岳の山小屋は客あしらいがよくて、南アルプスの山小屋は無愛想だと。
さっきの南御室小屋もこの薬師岳小屋も、口調は静かだし、よそからのお客に「いらっしゃいませ〜!」なんて雰囲気はない。
ただどこがとはわからないが、この場で向き合っている初対面の登山者に向ける言葉が、仲間内のような近しいものを感じた。
会話の中で価値観や思いをいくらか共有できているような、お互いに一歩ずつ近づいて話しているような居心地の良さを感じた数分の会話だった。
観音岳から地蔵岳に向かう稜線。
一部雪の斜面も混じり、さすがに足にき始めている。
ピストンの折り返しのリミットを13時と決めていた。
あと20分のところで手前の賽の河原に着いた。
何とか間に合ったとほっとしながらゴールのオベリスクを見上げる。
でかい
写真やずっと遠景で見たことはあったが、間近で見上げるそれは、あり得ないほど奇妙なものに見えている。
自然の産物でありながら、心に浮かぶのは、いったい誰が・・・という疑問。
結局その折り返しポイントに届くことよりも、その奇妙なものをこの場から眺め続けることを選んでしまった。
美術館でいい絵を見つけた時のように、心が動き出す。
座り込んでずっと岩を眺めていた。
復路はのんびり、ルート沿いの辻山、大崖頭山、高谷山のピークに寄り道しながらゆっくり下る。
6時に撤収を終えてスタートし、昼前に登山口に下りるスケジュール。
歩き出して前半でピークを目指す数名の登山者と出会う。
平日のことですれ違う人数も少なく、時間的にもう途切れるかと思う頃にもまだちらほらと登ってくる。
挨拶がてらどちらまでと伺うと、南御室小屋までの方もあれば、杖立峠からの白峰三山の眺望を楽しみに登る方など、それぞれの目的と計画で歩いている。
「今日は○○まで」の○○には、その人にとってのいいものが必ず待っている。
だからみんないい表情で言葉を交わせる。
一本の道でも、歩く人によって楽しみ方も広がる。
決めつけや思い込みで山の魅力を下げてしまわないこと。
はじめましてmonsieurさん。
鳳凰三山素晴らしいですね!?
私も計画しているのですが、残雪はまだ深いですか?
アイゼンは必要でしょうか?
なおパパより
なおぱぱさん、はじめまして
計画されているんですね
いい山旅になりますように!
雪の状況ですが、稜線上はほんのわずか残るくらいです。
樹林帯ではしばらく雪を踏んで進むシーンがありますね。
わたしも計画時に山小屋に状況を聞いて、お守りとして軽アイゼンを携行していました。
実際には使うシーンはなかったです。
稜線上では夜の気温が0度ほどになり、朝のうちは雪も締まって歩きやすいのです。
気温が上がると弛んだ雪を踏み抜くことが多くなります
(アイゼンの有無は関係ないですが・・・)
あ、山頂部では数十mほどの雪の斜面を登り下りするところがあります。
そこは雪山の慣れ具合で判断でしょう。
ルートの取り方でいろんな歩き方ができるこの山域、なおぱぱさんならではの感性で鳳凰三山を楽しんでくださいな
情報ありがとうございました。
夜叉神から広河原へ歩こうかと思ってます!
南御室小山に泊まって鳳凰三山を満喫したいと考えてます!
こんばんは!
広河原までというのは羨ましいルートです
きっと、いいものいっぱい見つけられますよ
いい山旅を!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する