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Yamareco

記録ID: 115540
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾

高妻山 乙妻まで行けず11阿しゅくまで

2011年06月04日(土) [日帰り]
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YAMA555 tonbou その他1人
GPS
11:00
距離
12.2km
登り
1,372m
下り
1,362m

コースタイム

コースタイム:11時間(休憩込み)
登り
5:30駐車場5:50→牛止め柵6:00→7:15氷清水7:20→7:35一不動避難小屋7:45→二釈迦7:50→三文殊8:00→四普賢8:20→8:35五地蔵8:45→六弥勒8:50→七薬師9:00→九勢至9:35→10:40十阿弥陀・山頂11:20→十一阿しゅく11:45→12:05山頂
下り
山頂12:20→九勢至13:15→八観音13:25→五地蔵14:10→一不動避難小屋14:55→氷清水15:05→駐車場16:50
→17:10隣の戸隠キャンプ場にて受付→温泉→キャンプ場幕営
天候 晴れ(展望はイマイチ)
過去天気図(気象庁) 2011年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
信濃町IC下車で戸隠牧場手前の無料駐車場を利用。
20台程度停められそうです。
駐車場近くの売店の前に自動販売機あります。
トイレはキャンプ場駐車場に行く途中にあります。
コース状況/
危険箇所等
●駐車場〜一不動避難小屋
戸隠牧場から登り始めます。牧場からは戸隠山の迫力ある姿。
牛止柵の先からは樹林帯の登山道となります。
暫く歩くと沢沿いに登るようになり、沢を何度か横断しながら歩きます。ニリンソウ、スミレが絨毯のように咲いていました。
1時間程登ると沢を登るような感じになってナメ滝が見えてきます。脇を鎖を使って登り、更に暫く登ると一枚岩の帯岩にたどり着きます。
帯岩は鎖を伝いながらトラバース。足場が湿っているのでそれほど下りは慎重に行きましょう。滝の直下で4m程度の鎖を使った登りがあり、ほぼ沢をつめるような形で登りへ。
一息で氷清水と呼ばれる水場に到着。水量はそれほどないですが冷たくて美味しいです。
避難小屋までは15分程度の登りです。

●一不動〜五地蔵
避難小屋は緊急時のみの利用に限られています。内部は意外に広くキレイでした。扉は上から下がっているだけで、雨は吹き込みそうな感じでした。テント張れるスペース若干有り。今回は帰りに1張確認しました。
一不動〜二釈迦にはシラネアオイが満開でした。
五地蔵までは大小のピークを越えながら登ります。飯縄山の展望を楽しみながら歩けます。西側の展望はほとんどありません。

●五地蔵〜九勢至
五地蔵を越えたあたりから西側の展望も良くなってきます。また残雪もチラホラ。
こちらも大小のピークを越えながら登ります。

●九勢至〜十阿弥陀・山頂
いよいよ登山道は急になってきます。
2,200m付近には40mほどの急登箇所に残雪があります。ピッケルが欲しい位の斜度で注意が必要でした。現に当日滑落した人がいたと他の登山者から聞きました。

●十阿弥陀・山頂〜十一阿しゅく
乙妻まで登る予定だったのですが、踏み後ありませんでした。道は細く結構急です。
行ける所までと考え進みましたが、十一阿シュク先の下り残雪で危険を感じたのでここで断念。反対側から高妻山を見れるので十一まででも行く価値はあります。

●キャンプ場・温泉
下山後戸隠キャンプ場にて幕営。受付は5時まででギリギリセーフでした。
3人で3,000円は安いです。ちょっとした買い物も5時まで、ビールも販売しています。
自販機有りますが、ジュースのみでビールはありません。

温泉は受付時にもらったパンフの森林囃子に行きました。キャンプ場宿泊で入浴300円につられて行きましたが遠すぎます。
露天風呂はありません。ロッカー有り、シャンプー、リンス有り。自販機もなくてビックリしました。
これなら神告げ温泉が良いでしょう。
戸隠牧場入口の地図
戸隠牧場入口の地図
牧場入口には登山届とポストがあります。
牧場入口には登山届とポストがあります。
戸隠牧場の入場料です。
早朝なのでそのまま入場しました。
戸隠牧場の入場料です。
早朝なのでそのまま入場しました。
牧場入口には避難小屋についての注意文がありました。
牧場入口には避難小屋についての注意文がありました。
戸隠牧場からスタート。
戸隠牧場からスタート。
現在キャンプ場を増設中でした。
現在キャンプ場を増設中でした。
牛止め?を通り直進します。
牛止め?を通り直進します。
ニリンソウが登山道中たくさん咲いていました。
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ニリンソウが登山道中たくさん咲いていました。
沢沿いを登るので何度も横切ります。
沢沿いを登るので何度も横切ります。
シラネアオイもキレイでした。
シラネアオイもキレイでした。
第一の鎖場。
ナメ滝の隣のついています。
脇には雪渓が残っていました。
第一の鎖場。
ナメ滝の隣のついています。
脇には雪渓が残っていました。
鎖を頼りに滝の脇を登ります。
鎖を頼りに滝の脇を登ります。
一枚岩をトラバース。
それほど急ではありませんが、足元が湿っているので下りは注意が必要です。
一枚岩をトラバース。
それほど急ではありませんが、足元が湿っているので下りは注意が必要です。
トラバース中に滝が見えます。
トラバース中に滝が見えます。
トラバース箇所には鎖が何本も設置されています。
トラバース箇所には鎖が何本も設置されています。
トラバース。
氷清水。避難小屋まで登りは15〜20分程度。下りで10分。
氷清水。避難小屋まで登りは15〜20分程度。下りで10分。
冷たい水で喉を潤すには丁度良いです。
冷たい水で喉を潤すには丁度良いです。
一不動避難小屋に到着。
一不動避難小屋に到着。
一不動避難小屋は緊急時意外使ってはいけないようです。
一不動避難小屋は緊急時意外使ってはいけないようです。
小屋の中は結構キレイでした。
小屋の中は結構キレイでした。
一不動付近はシラネアオイが沢山咲いています。
一不動付近はシラネアオイが沢山咲いています。
二釈迦に到着。
イワカガミとミツバオウレンかな?
イワカガミとミツバオウレンかな?
三文殊に到着
三文殊付近から五地蔵へのピークの連なりを遠望します。
三文殊付近から五地蔵へのピークの連なりを遠望します。
四普賢を通過。
五地蔵に到着。休憩に丁度良い場所です。五地蔵からちょっと進むと五地蔵山ピークがあります。
五地蔵に到着。休憩に丁度良い場所です。五地蔵からちょっと進むと五地蔵山ピークがあります。
五地蔵山から黒姫と奥が妙高。
五地蔵山から黒姫と奥が妙高。
だんだん火打山が近くなってきます。
まだまだ残雪多し。
だんだん火打山が近くなってきます。
まだまだ残雪多し。
隣の焼山も大きい。
隣の焼山も大きい。
登り途中では戸隠の奥に槍ヶ岳も遠望できました。
登り途中では戸隠の奥に槍ヶ岳も遠望できました。
戸隠の峻険さがよくわかります。
戸隠の峻険さがよくわかります。
雪渓何箇所かあります。奥がこれから登る高妻山。
雪渓何箇所かあります。奥がこれから登る高妻山。
七薬師を越えるといよいよ高妻が視野に大きく入ってきます。
七薬師を越えるといよいよ高妻が視野に大きく入ってきます。
九勢至に到着。ここからが急登の開始。
九勢至に到着。ここからが急登の開始。
背の高い笹に覆われた急登の登山道を登ります。
背の高い笹に覆われた急登の登山道を登ります。
2200m付近の残雪。結構急勾配なので注意が必要です。当日は滑落者もいたようです。
2200m付近の残雪。結構急勾配なので注意が必要です。当日は滑落者もいたようです。
十阿弥陀に到着。奥が妙高、火打、焼山です。
十阿弥陀に到着。奥が妙高、火打、焼山です。
山頂に到着しました!
もやってましたが北アルプスの峰々の景色が素晴らしいです。
山頂に到着しました!
もやってましたが北アルプスの峰々の景色が素晴らしいです。
山頂道標。
北アはまだまだ真っ白。
北アはまだまだ真っ白。
山頂から乙妻山を望んで。
山頂から乙妻山を望んで。
踏み後なかったのですが乙妻を目指しました。
十一阿シュクより先の下りに雪がついていて断念。
踏み後なかったのですが乙妻を目指しました。
十一阿シュクより先の下りに雪がついていて断念。
十一阿シュクピーク。
十一阿シュクピーク。
十一阿シュクから高妻山頂を望むと結構凄い岩峰になっています。
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十一阿シュクから高妻山頂を望むと結構凄い岩峰になっています。
2200m付近の残雪の下り。緊張しました。
2200m付近の残雪の下り。緊張しました。
登りで気がつかなかった八観音。
登りで気がつかなかった八観音。
氷清水の水で喉を潤します。
氷清水の水で喉を潤します。
ナメ滝脇を慎重に下ります。
ナメ滝脇を慎重に下ります。
ようやく戸隠牧場まで戻れました。長かった〜。
ようやく戸隠牧場まで戻れました。長かった〜。
温泉はキャンプ場でもらったパンフを参考にして、森林囃子へ。遠すぎです。
温泉はキャンプ場でもらったパンフを参考にして、森林囃子へ。遠すぎです。

感想

昨年飯縄山に登った時に見た戸隠高妻の姿に感動し、今年は同じ時期に登ろうと考えて計画を温めていました。当初は避難小屋利用の縦走を考えていましたが、どうやら避難小屋の利用はあまりよろしくないようなので自粛。
一不動の登山道は二度使うことになりましたが、1日目登山行程の長い高妻山、2日目は戸隠山としました。

一不動までの登りはニリンソウ、スミレが絨毯のように咲いており、目を奪われていると緩やかな登山道の登りもずいぶん時間を費やしてしまった。
ガイドブックに掲載されている帯岩のトラバースはそれほど危ない箇所ではなかったが、見所の1つとしては十分だ。

展望は思っていた以上に素晴らしい。
一不動〜五地蔵までは東側の飯縄、黒姫の展望。
五地蔵〜十阿弥陀までは妙高、火打、焼山、戸隠、穂高、槍の展望。
山頂は、北アルプス全部も含め360度の展望。

乙妻に向かうつもりだったが踏み後がないので行ける所まで行ってみようと考えて軽身で下り始めた。これまでと違って道も細く急斜面なのが印象に残った。十一阿シュクのピークに来て下り始めようと思ったが、雪がついていて足場が不明瞭になり始めたので残念だが断念。反対側から高妻山を見ることが出来たので良かったか。今年は雪多いとの改めて実感。

飯縄山では同時期にコシアブラ沢山取れたので、今回は期待していたが全く見つからず空振りに終わったのが残念。

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