記録ID: 1161399
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
阿蘇・九重
くじゅう分割縦走(続)
2017年06月03日(土) ~
2017年06月04日(日)
体力度
6
1~2泊以上が適当
- GPS
- 16:07
- 距離
- 25.6km
- 登り
- 2,016m
- 下り
- 1,898m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:48
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 7:52
距離 10.3km
登り 1,114m
下り 779m
2日目
- 山行
- 7:25
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 8:12
距離 15.3km
登り 920m
下り 1,126m
7:00
15分
坊がつる
15:12
長者原駐車場
天候 | 3日 快晴 4日 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
長者原駐車場 無料 ミヤマキリシマと山開きのイベントが重なり、 聞いた話によると、この日は朝8時には満車。 お手洗い ある 吉部駐車場 300円 以前に比べて広くなり、安くなっている。 車高の低い車は厳しいかもしれない。 お手洗い 簡易だがある |
コース状況/ 危険箇所等 |
※道の状況 きちんと整備されているので、登山道から離れない限り迷うことはないと思われるが、今回歩いたコースも若干マイナーコースが含まれているため、場合によっては 登山者が少ないためか踏み跡が薄かったり、分岐がはっきりしていなかったり、藪漕ぎもあり、わかりにくい箇所もあるかと思います。 参考までになるべくたくさんの写真を掲載しました。 【吉部登山口~坊がつる】 一部急登はあるものの、比較的緩やかでとても歩きやすいコース。 登山道はしっかりし、以前に比べて踏み跡もしっかりできているているので、ほぼ迷うことはないが、急登個所は登山道が荒れていたため一部コースが変わっているので注意。数年前に比べて木々が成長し、密集した感じがある。 【坊がつる~三俣山〜法華院温泉〜坊がつる】 登山口は法華院温泉と坊がつるのテント場の分岐にある大看板の正面、 気持ち一段の石の階段と目立たないテープが登山口。 少し歩くと三俣山南峰の小さな標識がある。 南峰まではきつい直登、しかもくじゅう特有の滑りやすい黒土。 この日は乾いていたため急坂でもそれほど難儀しなかったが、濡れていればそうはいかなかったと思う。部分的には階段状に整備もされていて、以前、下りに使った時よりかなり歩きやすくなっている印象。後半は岩場も数か所出てくる。登り切ったらすぐに南峰頂上。下りの登山者にけっこう遭遇したので、使えないことはないが、できれば下りに使うのは避けた方が良いと思う。 そこから北峰へ。大鍋小鍋の窪みがある縁(お鉢)を反時計回りに進む。 登山道は細いが、木々が密集しているので、危険な感じはしない。 ただ、踏み外せば両端崖に近いので慎重に歩く必要はある。 北峰手前の切れ落ちたところから少し登ると崩落地があり、登山道はその上を横切る形で通っているので、ここはかなり慎重に歩く必要がある。ただし、設置してあるロープはお世辞にも良いとは言えないものもあるので、頼らないで登るのがベスト。 斜面を登りあがると北峰の東端の岩峰へ着く。ここからが珍しい景色が楽しめる。 雨ヶ池や指山を山頂から俯瞰できる。これは絶景。今はミヤマキリシマの時期、 指山の山頂のピンクはなお感動。 北峰からいったん急坂を下り、さらに急坂を登り返したらすぐに本峰。 私にとっては見慣れた景色が飛び込んできた。ここから西峰は土の急坂を下るが、ここはまだ歩きやすいと思う。少し登り返し西峰。 西峰からすがもり越は誰もが知っている急坂。足が疲れるので、私はここの下りはあまり好きではないかな。左側左側を目指して下ると比較的緩やかなコース取りになる。 すがもり越より岩ごろごろを下ると、歩きやすい北千里、砂地の平坦地が続く。 最後の法華院温泉までの下りは、以前は歩きにくいイメージだったが、整備のおかげか歩きやすくなっている。数か所小さな岩場があるので下りの際は注意。 法華院温泉から坊がつるテント場までは林道歩き。 【坊がつる〜星生山〜牧ノ戸】 坊がつるより北千里は、前日下った登山道を登り返す。登っていてもゆっくりであればさほどきつい登りではないと思うが、くじゅうが初めての方にはどうやらきつい登りらしい(笑) 北千里を突き当り、すがもり越への分岐から久住分れの方へ。 ここはじわじわ急坂になり、最後は岩場歩きになる。歩荷だったこともあり、最後はさすがに息が上がった。 久住分れから星生山の北側の肩へ直接登る。避難小屋前の広場や久住山を振り返り、眺めの良さを楽しみながら縦走路へ。 前半が、北アルプス訓練にはもってこいなしっかりした岩場。初心者や子供連れはかなり注意が必要。私は歩荷だったためここも少々苦労した。登りは割と平気だが、さすがに下りは手のホールドが利く岩と足場を探すのが難しい。中間は緩やかな縦走路だが、最後、星生山登りの岩場がまたけっこうハード。久しぶりの縦走に正直雰囲気を忘れていたが、このコース、雨天時は控えたほうが良い。 星生山からの下りはまた急坂、星生山斜面、扇ヶ鼻、岩井川岳のミヤマキリシマはけっこう咲いていたので、眺めながら下るのは気分が良い。 久住山への登山道と合流して牧ノ戸まではお馴染みのファミリーコース。 山開きのタイミングだったこともあり、たくさんの子連れの家族と韓国人の団体がとても多かったように思う。ここ数日雨も降っていないせいか、登山道は比較的乾いていて、珍しく滑らずとても歩きやすかった。 【牧ノ戸〜黒岩山〜泉水山〜長者原】 牧ノ戸でいったんお手洗を済ませ、道路の反対側へ渡りまずは黒岩山へのとりつき。 最初すこしだけ緩やかだった登山道は、すぐにかなりの急坂になる。 先ほどまでいた牧ノ戸がみるみる小さく遠くなっていく。 黒岩山の山頂は緩やかな草原の奥の岩峰、子連れで来るには楽しいかもしれない。 ここからは、くじゅう連山を外から見る感じでまたこれが気持ち良い。 登山道はほとんど岩場はなく緩やかな歩きやすい道がほとんど。 以前の三俣山の山頂の雰囲気が残っている気がした。 ミヤマキリシマも登山道の両側に近く楽しめる。他のミヤマキリシマを求めていく山々より規模は小さいが、人の少なさにのんびり楽しめる穴場ではある。 この山域でミヤマキリシマのメインは大崩の辻、斜面いっぱいのミヤマキリシマが楽しめる。以前は手前のピークを越える形で大崩の辻に行ったが(逆コースだったため、小さな分岐を進み、たまたまピーク越えだったのかもしれない)、今回は手前のピークを南側から巻く形、笹の草原をかき分けるように歩くのが楽しい。途中樹林帯を通り抜け、ピーク越えの登山道と合流する。すぐに樹林帯を抜け、大崩の辻の麓似たどり着く。そこからはミヤマキリシマの中を山頂へすぐ、小さな山頂標識がある。 縦走路へ戻るり泉水山へ、縦走路は総じて快適途中、パッと開けたところが上泉水山、さらにかなり急坂の下りがあるるものの、、樹林帯にに入るとほどなくして下泉水山山頂、ここは樹林帯のど真ん中、岩峰からの景色は最高。山頂からの360度の景色を見納めに下山開始。ほとんどが樹林帯で、パッと草原が広がる。樹林帯と草原の境目を下っていく。最後は枯れた沢を2か所渡り、昔のキャンプ場のあとを抜け、小さなダムの上を越えたら長者原のホテル横の登山口に下山完了。 ※登山ポスト 吉部登山口、牧ノ戸登山口はある ホテル横の泉水山の登山口には見当たらない ※過去の記録 くじゅう分割縦走前半戦 2015年10月10日(土) 〜 2015年10月12日(月) https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-740351.html ※今回は約20圓鮹瓦い任諒皺戞△気垢にスピーディーには歩けず、 時間の都合上、扇ヶ鼻と岩井川岳はカットしました。 |
写真
感想
数年前にくじゅう連峰を全部歩きたいと思い、計画を実行したものの、後半はお天気に阻まれあえなく撤退。一日で歩くような強引な山歩きではなく、一つ一つの山をのんびり楽しみながら歩くために、分割にしたので、いつか続きができたらな、と思ってあっという間に数年が過ぎていました。
前回は法華院温泉に宿泊したのでどちらかというと軽めの装備、今回はどうしても坊がつるテント泊がしたかったため、歩荷の縦走になりました。
二日間、お天気に恵まれて、常に遠くを眺めながら歩くことができて、本当に満足。
今回の行程の都合上、扇ヶ鼻と岩井川岳は行程からカットしてしまいましたので、ミヤマキリシマがきれいなこの二つの山をまたいつか時間を見つけて歩きたいなと思います。
一度登ってみたいと思っていた坊がつるからの三俣山直登コース、黒岩山から泉水山への縦走など、長年の歩きたいコースも制覇できて二重に嬉しかったかな。
今年は山開きは久住山、この縦走と予定が重なり少々心配もしたけれど、とにかく久住山へは近づかず何とかやり過ごしました。それにしても久住分れはものすごい人、お天気だったこともあり、登山道をすれ違う人の数もいつもより格段に多く、ちょっと人酔い状態。星生山のピークから眺める久住分れから山頂までびっしりの人たちは、言葉は悪いかもですがある意味滑稽で面白かったです。
山中では知った人ともたくさん再会できてとっても嬉しかったです^^
だいぶ躊躇していたけれど、お誘いに乗っかって本当に良かったです♪
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