鈴鹿にまだ残っていた自分で道を探すルート -御在所岳・黒谷-


- GPS
- --:--
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 1,162m
- 下り
- 1,113m
コースタイム
天候 | 強風ガスのち快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
黒谷はテープ等ほとんど無し。沢分岐は視界不良時は注意。 |
その他周辺情報 | 菰野ミルクロード沿いのカレーうどん「福村屋」。バリルートを歩き終えた疲れが吹き飛ぶ美味しさ。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
サブザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
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感想
いわゆる鈴鹿通い、鈴鹿好きの『スズラー』の手習いとしては外せない、どこか面白いルートはないかなぁ、と思い、気になっていた黒谷。
前週に御在所岳北西尾根を登った折に入口のペイント印を目に刻んだので、「次はここだな」とサブプランに組み込んで出かけました。
前夜、穂高で積雪20センチという季節外れの寒波。天気は回復に向かっていたものの、郡界尾根を登って着いた雨乞岳稜線でのものすごい強風。メインプランであったイブネ・クラシの稜線散歩はとてもじゃないぞ、と気持ちの舵を切って杉峠から愛知川を下って黒谷入口へ。
谷出合、数分も歩かないうちにのっけから大滝。危なっかしいロープが巻道にあったもののとても信用出来ません。ヒヤヒヤの高巻きは殆ど崖の直登です。基本、本流の水の流れを追っていけばよいのですが、1箇所枝沢との分岐で間違えやすい箇所があります。赤・青テープの類は全く見ませんでした。踏跡もほとんど判らず。御在所山頂の長者池にポッコリ出るまでの標高差がそれほどなくコースタイム的にも短いのを頭に入れます。登れない難所と思ったら引き返す時間は十分あるので、じっくり周りを見てルートを選んで行きます。この感覚が、久々で、かつたまらなく充実してよかった。
手ごわいササもほとんど姿を消してしまった鈴鹿の山々。歩きやすくなったおかげでどこもかしこも人が歩き入り、いずこの稜線・沢筋も赤テープがわんさか。「なんだか物足りないなぁ〜。どこの山に行ってもまるで都会の標識や案内板だらけの駅や通りみたいで、案内されている感でお腹いっぱい」という感じの昨今。御在所岳に西からつきあげる黒谷はそんな鈴鹿でまだ残っている『自分で道を探して歩く』楽しみが満喫出来るコース。よい山行になりました。
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