ハマイバ前~米背負峠への古道~トクモリ山南尾根~笹子駅


- GPS
- 07:29
- 距離
- 18.4km
- 登り
- 1,507m
- 下り
- 1,638m
コースタイム
- 山行
- 6:27
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 7:27
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:笹子駅からJR |
コース状況/ 危険箇所等 |
■米背負峠へ至る沢沿いのルートはバリルート。危険はさほどなし。沢の遡行ではルート選択に要注意。最終局面で沢から離れるのが少し早かったようで険しい急斜面を木の根を掴んでの攀じ登りとなってしまった。 ■トクモリ山南尾根もバリルートではあるが、頻繁にリボン、テープ類があり、下りでも道迷いの心配は少ないし、歩き易かった。 |
写真
感想
■小金沢連嶺に係るルートを登ろうと思い、下りにトクモリ山南尾根は決まったが登りはハマイバ前バス終点からどういうルートを進むか迷った。当初は米背負峠と天下石の中間の1626m点の東尾根(大ゴ沢左岸尾根)を考えていたが、ヤマレコで大ゴ沢沿いで米背負峠へ至る古道をhachiさんの2016/4/23付けレコを見てから自分も急遽歩いてみたくなり変更した。
(hachiさんの記録を参考にさせていただき感謝です。なお、このルートを歩かれる方はhachiさんのレコの方が参考になるかと思います。)
■大月駅前からハマイバ行のバスに乗り終点で下車。登山客は自分だけ。バスの運転手から熊が居るから用心してと注意された。歩き始めてすぐに熊出没危険の丸い看板プレートが目に入るといよいよ不安も募ってきた。尾根よりも沢筋の方が熊に出合いやすいような気がするので余計に気になってくる。熊鈴はもちろんラジオも鳴らしながら歩くし、今日は笛も時々吹きながら万全を期すことにした。尤も、熊除け方法については、これまで人間の存在を熊に気づかせて近寄らせないようにするのが常道だと信じていたのだが、最近それは逆効果で反って熊を近づけることになるという説をテレビで耳にしたのでこんがらかっている。どう処すれば良いのだ、どこに誰に解を求めればよいのだ、誰が責任を持って指導してくれるのだ!と、言いようもない怒りさえも起きてくるがぶつけどころもない。ともあれ、当面は現在一般常識化している熊除鈴方式で臨むことにした。
■暑い中を車道を30分強歩いて林道桑西線への分岐点に到着。テニス場と駐車場がある。こんな山奥にどれだけの利用者が居るのか見当がつかない。左折してすぐに沢に架かる小橋を渡り林道を進む。山火事注意の立て看板のところの林道分岐点て左に進む。すぐに当初計画した1626m点東尾根(大ゴ沢左岸尾根)への取付点と思われるところを過ぎると再び林道分岐。大ゴ沢から離れる左側ではないだろうが、このまま右の林道を進んでよいものか。参考ログをみるとあくまでも大ゴ沢身に近いルートになっているので間違ったかな思いバックしてみたが沢には堰堤が邪魔して容易にはいけない。迂回して堰堤を越えて広い床の沢に入ったものの結局は元の場所に出ることになり、骨折り損した。林道を進み左岸に渡り間もなく林道は最後の堰堤付近で終わりになった。左岸側から堰堤を越えて沢に入った。ナメなどもところどころ現れた。
■沢遡行でいくつか沢分岐が現れるがルート判断はいつも難しい。GPSがなければ苦労するところ。古道の面影があるような、ないような感じを持ちつつ高度をすこしづつ上げていく。沢の最終盤でとことん詰めていけば良かったとなと後で思ったが、峠がまじかになった辺りで尾根を求めて沢を離れて急斜面に取付いてしまった。木の根を掴みながら攀じ登り一般登山道に合流した地点は米背負峠より150mほどずれていた。一旦、峠まで下って休憩後、登り返してトクモリ山の方へ一般登山道を歩いた。
■トクモリ山までは歩きやすい縦走路。トクモリ山南尾根は「バリエーションルートを楽しむ」に登路として掲載されているところを下った。思ったより歩きやすく、リボンもあり道迷いの心配の少ない尾根道。途中で露岩帯を巻くところがあるが全く危なげはない。送電鉄塔が現れた後は巡視路を辿ってジグザクに下る。最終盤では道が輻輳していてリボンもあちこちありまごつくが、着地面の林道もまじかのため適当に下って林道に出た。ガイドブックに記載されている取付点とはすこしずれていた。あとはコンクリ道を下り、笹子トンネル傍の甲州街道に合流した。
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