木曽駒ヶ岳〜福島Bコース〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,615m
- 下り
- 1,615m
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
国道19号線にて木曽駒高原スキー場跡へ約1時間半。 無料でかなり停められますがトイレなし。 冷水の水場がありました。 *林道終点まで車で入れますが、乗用車ではお腹こすりそう。。。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
①登山ポスト:入山口にあり。事前にネットで提出したので用紙の有無は未確認。 ②コース状況 7合目から先は残雪多く要注意‼ ・登山口〜林道終点:ダラダラ歩き。 ・渡渉地点〜5合目:打って変わっての激登り。力水はか細い流れ。 ・5合目〜6合目:樹林帯の緩やかな登り。イワカガミに癒される。 ・6合目〜7合目避難小屋:少しずつ展望が開けますが終始樹林帯。 ・7合目避難小屋:夏季トイレは閉鎖。冬季トイレ利用可ですが結構な状態(^^; 土間に薪ストーブあり。ポータブルラジオでjazzも楽しめました🎶 寝室は10−15名は泊まれそう。快適な避難小屋です(この日は我々3名のみ)。 ・7合目〜8合目:雪のトラバース多し。落ちるとヤバい。。。 ・8合目〜玉ノ窪小屋:まだ雪に覆われてルート不明瞭。GPS頼り。最後の直登はピッケル必要だったかも。。。落ちたらアウトな急斜面でした。 ・玉ノ窪小屋〜山頂:雪はほぼない状態。アイゼン不要。 *ヤマレコほか色々情報みたんですが、この時期のこのコースはあまり登られてない様子でした。2日間で出会ったのは2人だけでした。 |
その他周辺情報 | 温泉:せせらぎの四季 700円 http://www.kiso-spa.com/ |
写真
感想
今回はスパイクと4本の軽アイゼンで挑みましたが、見事に敗退しました。前爪のあるアイゼンとピッケルの威力を実感しました。初めて滑落の恐怖を感じました。
7合目避難小屋は新しく綺麗な小屋でした。とても寒くて薪ストーブのお世話になり助かりました。
山を舐めてはいけないと反省の山行でした。こんなにいいコースですが、他に二人しか合わなかったのが寂しいです、できればもう一度挑戦したいです。
丁度1年前に上松Aコースから登った木曽駒ヶ岳。金懸小屋が良かったなと思ってたらサイモン隊長より”今年は福島Bコース、七合目避難小屋泊で企画せよ!”とメッセージ。もう1回登ったし他の山でいいのではと思いながら検索すると薪ストーブと手洗い完備の綺麗な避難小屋! お〜行ってみたいな福島Bコースと言うことで今年もこの時期にレッツゴー。
中津川のバローで買い出し後、R19で木曽駒高原の登山口へ。ポツポツと雨も降るも本降りになる前に避難小屋に到着。 夕方から風雨が強まり外は大荒れ。 薪ストーブを使用させてもらい小屋は30℃近い快適な環境。ホントにありがたいです。午前3時に起床すると下界の街灯りに星空。何とか回復してました!(^^)!
しかし、ヤマレコでも他のサイトでも直近の記録がなく雪の状況がイマイチ分からない。 6本爪とストックで良かろうと思ってましたが、急斜面のトラバースの連続とその先は急斜面の雪渓でした。装備としては10本爪以上のアイゼンとピッケルがあった方が良かったなと思います。4本爪で来てしまったリチャードさんは途中で撤退ですが正解でしたね! 8合目辺りから先は夏道は完全に埋まっており、テープもまばらで携帯のGPS使ってコースを確認しながら登り降りしました。玉ノ窪小屋に突き上げる雪渓は”ヤバいよな〜”って感じの急斜面。ゲレンデスキーが好きなので上級者コースの斜面も慣れてますが、ここはそれ以上の急斜面でした。
稜線から上は雪もなく、その分強風で時折体を持ってかれそうになる。写真だけ撮ってとっとと下山。 雪渓の急斜面の下りは恐怖心を紛らすために遠くの景色を眺めながらステップを刻んで少しずつ進みました。それでもたまに足元がずるッと滑って冷や冷やしながら緊張の連続。。。 無事に下れて本当に良かった(^^;
今年の福島Bコースも2日間で2人の方にしか出逢わなっかった静かなコース。時期を変えてまた訪れてみたいクラシックルートです。 個人的には上松Aコースの方が歩きやすいかな??? 小屋はどちらもいい勝負してると思いました。
*参考(去年の上松Aコースの記録):https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-896356.html
またひとつ「忘れえぬ(楽・らく・笑)山旅」できました。
ひとまわり歳違いのCLさん、まき割りリチャードはんとの「いつもの三悪人」御蔭様でありました。感謝いたします。
静かなクラッシックルートで天候にもめぐまれました。
こんなにも様々な道を有する「木曽駒ヶ岳」を再発見することができ、また違う季節にも訪れてみたいとも思いました。
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