麦草峠から茶臼山・縞枯山・北横岳

2017年06月17日(土) [日帰り]

• GPS: 08:17
• 距離: 18.2km
• 登り: 822m
• 下り: 818m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:59
• 休憩: 2:17
• 合計: 8:16

5:14 麦草峠 駐車場
5:18 5:19 茶水の池
5:29 5:34 大石峠
5:42 5:47 中小場
6:29 6:40 茶臼山
7:12 7:17 縞枯山 展望台
7:34 7:45 縞枯山
8:15 8:16 雨池峠
8:20 8:24 縞枯山荘
8:40 8:44 坪庭
9:14 9:20 三ツ岳分岐
9:22 9:22 七ツ池
9:32 9:37 北横岳ヒュッテ
9:48 9:52 北横岳（南峰）
9:56 10:42 北横岳
10:45 10:46 北横岳（南峰）
10:51 10:54 北横岳ヒュッテ
10:59 10:59 三ツ岳分岐
11:26 11:32 坪庭
11:39 11:40 北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅
12:16 12:16 五辻
12:18 12:21 五辻（東屋）
12:40 12:43 出逢いの辻
12:49 12:55 狭霧苑
13:07 13:08 斧断ちの森
13:19 13:20 駒鳥の池
13:24 13:28 麦草ヒュッテ
13:30 13:30 麦草峠 駐車場
13:30 ゴール地点

北横岳ヒュッテから七つ池まで5分と言う標識があり、せっかく来たので寄りたいと思いつつ、帰りの岩ゴロゴロ道を安全に通過するため少しでも体力は温存しておきたくて、今回は見送りました。
一番きつかったのは、縞枯山からの下りのザレ場だったかな。石を蹴って落とさないよう細心の注意を払いました。

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

麦草峠駐車場（無料）を利用。
午前5時過ぎに到着した時点では15台程度でした。
午後1時過ぎの帰着時には満車で、国道299号線のあちこちにある路側帯に駐車されている車が10台以上ありました。

コース状況／危険箇所等

危険な箇所はありませんが、慣れないと歩きにくい岩ゴロゴロの道、注意しないと落石を起こしそうな直登の道、木の根っこを避けながら歩く道が繰り返します。大石峠〜北横岳まで歩くときはしっかりした登山靴を履くのが自分にとっても、周囲の登山者にとっても安全と思います。

写真

麦草峠の無料駐車場に到着。

6/17 5:01

駐車場付属の公衆トイレ。

6/17 5:23

駐車場から国道を東に少し歩いて左に入ると登山口につながります。国道に登山口の標識はありませんでした（見逃しただけかも）。

6/17 5:24

少し歩いたら登山口の標識がありました。

6/17 5:24

茶水の池と呼ぶようです。

6/17 5:25

最初はこんな道。

6/17 5:30

数分で木道に変わりました。

6/17 5:33

その数分後には、こんな道。

6/17 5:37

大石峠に到達しました。
このルートにはたくさん標識があって安心でした。

6/17 5:37

茶臼山・縞枯山方面に進みます。

6/17 5:37

旧い標識も残っていました。

6/17 5:42

引き続き、こんな道です。足首を痛めないよう、ゆっくり、慎重に。

6/17 5:53

大石峠から15分ほどで視界が開けました。南アルプスがくっきり見えて、疲れを忘れさせてくれました。

6/17 5:53

これまでに雲海を見た記憶は、ないような...

6/17 5:55

数分先に見晴らし台がありました。

6/17 6:18

さらにこんな道を歩いて...

6/17 6:26

振り向けばまた雲海。

6/17 6:33

茶臼山山頂は林の中でした。

6/17 6:34

旧い標識です。

6/17 6:37

林の中を少し歩いて、視界が開けて...

6/17 6:40

茶臼山展望台です。

6/17 6:38

八ヶ岳のでこぼこ。

6/17 6:38

南アルプスの山々。

6/17 6:38

中央アルプス。かな。

6/17 6:38

御嶽山。

6/17 6:38

乗鞍岳。昨年行きました。お手軽にバスで(^^ゞ

6/17 6:39

槍穂高！

6/17 6:50

縞枯山方面に進みます。

6/17 6:55

通せんぼか。

6/17 6:58

縞枯現象を確認しながら進みます。

6/17 6:59

枯れて白くなった幹の下には若木が育ってきています。

6/17 7:00

鞍部まできました。

6/17 7:05

またまた直登の歩きにくい道。

6/17 7:11

振り返れば南アルプス。

6/17 7:16

縞枯山山頂の手前に展望台がありました。

6/17 7:17

岩の展望台。

6/17 7:20

2,386m

6/17 7:20

まだ雲海が消えず眺められました。雲海は南西方面。

6/17 7:20

南八ヶ岳が少し遠くなったかな。

6/17 7:20

南アルプスの山々。

6/17 7:20

中央アルプスの山々。

6/17 7:22

どこだっけ？
山がたくさんありすぎて(笑)

6/17 7:22

6/17 7:22

雲海も健在。

6/17 7:29

花の名前は調査中。
（後記）ミツバオウレンでしょうか。

6/17 7:30

コバイケイソウ。

6/17 7:35

フラットな場所になりました。

6/17 7:35

縞枯山は、もうすぐそこ。

6/17 7:46

縞枯山山頂。単なる通過点のようです。
知らぬうちに通過してしまったのかと思って一度引き返しましたが、通過していませんでした。

6/17 7:46

若木ばかりです。あるいはこれ以上育たないのか？

6/17 7:51

北横岳に向かう下り。最初は階段状でしたが、その先はザレ場で歩きにくく、落石しないよう細心の注意を払って。

6/17 8:06

勾配が緩くなっても、歩きにくい道。

6/17 8:22

降り切ったようです。

6/17 8:22

ロープウェイ方面に進みます。

6/17 8:24

笹原のひらけた明るい道。カッコウが鳴いていました。

6/17 8:27

鮮やかな青い屋根が見えてきました。

6/17 8:28

6/17 8:28

縞枯山荘でした。

6/17 8:32

この辺りは歩きやすい木道です。

6/17 8:34

防腐剤の匂いが残っていました。取り替えてから間もないのでしょう。

6/17 8:38

坪庭方面に進みます。

6/17 8:38

石段で少し登ります。

6/17 8:44

溶岩台地に這うように針葉樹が生えて、確かに庭園のようです。

6/17 8:48

坪庭には、イワカガミがあちこちで咲いていましたよ。

6/17 8:50

花の名前は調査中。
（後記）ミネズオウでしょうか。

6/17 8:51

坪庭をしばらく歩いてから、北横岳方面に進みます。

6/17 9:07

少し下ってから、こんな道を登っていきます。

6/17 9:11

青空に、白いダケカンバの枝。

6/17 9:14

こんな登りが続きます。慎重に。

6/17 9:19

シャクナゲはまだ蕾でした。

6/17 9:22

気持ちいい道です。

6/17 9:24

三ツダ岳分岐。木のバリケードと標識でガードされていました。

6/17 9:24

その場の標識。

6/17 9:25

狭いが明るい一本道を進みます。

6/17 9:27

階段の先は、青空。

6/17 9:29

行く手に建物が見えてきました。

6/17 9:30

北横岳ヒュッテ！

6/17 9:36

有料トイレをお借りしました。危機一髪(笑)

6/17 9:40

10分ほど休息して、北横岳に向かって歩きだし。

6/17 9:46

小石の多い道を進みます。

6/17 9:49

ここを登り切ったら頂上？

6/17 9:52

残念。今度こそ！

6/17 9:52

あと少し！

6/17 9:53

北横岳山頂に到達！

ん？南峰？

6/17 9:53

南八ヶ岳。

6/17 9:54

南アルプス。

6/17 9:54

中央アルプス。

6/17 9:54

御嶽山。

6/17 9:55

乗鞍岳。

6/17 9:55

穂高連峰と槍ヶ岳。

6/17 9:55

ん〜わからない〜

6/17 9:56

どこだっけ？

6/17 9:56

蓼科山。

6/17 9:56

蓼科山の左側。

6/17 9:57

いい天気でした！

6/17 9:57

ここを歩いてきたんだなぁ。

6/17 10:01

北峰山頂まで、もうひと頑張り。

6/17 10:03

本日最高地点、2,480m！

6/17 10:11

山頂の脇で石に腰を下ろし、お湯を沸かしてココアをいただきました。カロリーメイト、フィッシュソーセージで栄養補給も。

6/17 10:15

おもしろい写真。

6/17 10:09

改めて蓼科山。

6/17 11:35

坪庭まで無事戻りました。ロープウェイ利用のハイカーが多数。
イワカガミがあちこちで咲いていました。

6/17 11:35

花の名前は調査中。
（後記）コメバツガザクラでしょうか。

6/17 11:36

ミラーレス機の標準ズームでAF撮影するとピント合わせが難しいので、MFで撮影。

6/17 11:46

ロープウェイ乗り場まで降りてきました。

6/17 11:46

年代物に見える案内標識。
30年前、初めてこの地で麦草ヒュッテまでスノーハイクしたとき、この案内標識は果たしてあったのだろうか。

6/17 11:47

木彫りのアカゲラ？

6/17 11:49

麦草峠・五辻方面に進みます。

6/17 11:52

最初はこんな木道。

6/17 11:53

高原の雰囲気です。

6/17 11:59

本当に標識か多いです。登山道というよりハイキングコースです。

6/17 11:59

眺めのいい明るい道がしばらく続きました。

6/17 12:01

花の名前は調査中。
（後記）コミヤカタバミでしょうか。

6/17 12:03

葉っぱはカタバミ系です。

6/17 12:06

歩きやすい木道です。

6/17 12:12

苔の森です。

6/17 12:13

ひらけた場所も。

6/17 12:15

少し雲が増えてきましたかね。

6/17 12:18

五辻に到達。直進します。

6/17 12:19

まっすぐな道。

6/17 12:21

ローアングル撮影。
花の名前は調査中。
（後記）葉っぱが見えないんですが、ミツバオウレンでしょうか。

6/17 12:24

東屋がありました。

6/17 12:24

この道では数名のハイカーとすれ違っただけでしたが、それでも立派な標識が。

6/17 12:25

わかりやすい地名ですね。

6/17 12:26

まだ、まっすぐな道。

6/17 12:31

迷うのは難しい(笑)

6/17 12:32

新しい橋もありました。

6/17 12:32

6/17 12:34

岩ゴロゴロですが、埋まっているので歩きやすい。

6/17 12:34

ちょっと注意を要する道です。まっすぐです。

6/17 12:44

少し古い書式でした。

6/17 12:46

苔の森。

6/17 12:46

背の高い苔も。

6/17 12:48

出会いの辻に到達。
予定では大石峠に戻って駐車場に戻る予定でしたが、大石峠方面は岩ゴロゴロ、狭霧苑地方面は整備された砂利道。

6/17 12:48

標準コースタイムは大石峠経由の方が短いんですが、結構ヘロヘロ状態だったので、安易に狭霧苑地方面を選択。

6/17 12:49

歩きやすそうに見えたんですが...

6/17 12:53

ヒメイチゲ。
花びらと葉っぱが可愛らしかったので、膝をついて接写。ちょっと露出オーバー。

6/17 12:56

国道299号線が見えました。ここまでは歩きやすい道でした。

6/17 12:56

国道を横断します。
国道を歩く手もありましたが、登山道ではないからGPSログから山行記録が作れるか不安だったので、素直に狭霧苑地方面に進みました...

6/17 12:57

チト不安な...

6/17 12:58

木漏れ日に輝く逞しい苔。

6/17 12:59

ルートを再確認。

6/17 12:59

コバイケイソウは元気です。

6/17 13:00

立派な橋。

6/17 13:00

ここが狭霧苑地のようです。

6/17 13:01

木道なんですが、丸太の上面が1/3くらい平らに削られているだけなので、少々足（靴）の置き場に困りました。

6/17 13:02

明るい苔の森。

6/17 13:02

厳重な柵に守られた道。登山道を外れて森に入る人対策なんでしょうか。

6/17 13:07

岩ゴロゴロの登り坂になっちゃったよ(>_<)

6/17 13:13

斧断ちの森だそうです。

6/17 13:19

またもや例の木道。

6/17 13:20

まだまだ登り坂。

6/17 13:20

コケモモの庭へ続く道との分岐。

6/17 13:26

駒鳥の池。立派な標識ですが、渇水のためか水はなくて、駒鳥の鳴き声は聞こえず。

6/17 13:30

行く手がひらけてきました。ゴールは間近？

6/17 13:30

おーっ！
青空がイイね！

6/17 13:30

麦草ヒュッテの赤い屋根が見えてきた！

6/17 13:31

鹿よけの柵は自分で開閉式。

6/17 13:31

今日は一日中いい天気でした。

6/17 13:33

ここから白駒池まで、国道を歩かずに行けるようです。

6/17 13:34

麦草ヒュッテ。30年前に泊まった筈ですが、全く覚えていません。

6/17 13:34

またまた、立派な標識。

無料駐車場に帰着！
満車でした。

撮影機器：

α6000 ILCE-6000 SONY

iPhone 6s Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー サブザック 行動食 非常食 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ ビビィサック

感想

show696

来月初めに鳳凰三山、中旬に白山、月末に尾瀬への山行予定があり、高度順応を兼ねて標高2,000m超の山を長く歩きたいと思い今回のコースを設定しました。背負ったリュックの中身も小屋泊まりもしくはビバークを想定したもので総重量12kgくらいに。
結果、完歩はできましたが久しぶりのロングコース（自分のレベルでは）で往路でかなり体力を使ったように感じ、ラストの狭霧苑地〜麦草峠は最後の力を振り絞ってとまではいきませんが疲れました。
ベテランの方が腕組みして歩いている様子を何度か目にしていて、反対側のショルダーベルトを持つように腕を交差させて歩いてみましたら、なんとなくですが体の揺れが減ってバランスが取りやすかったように感じました。