高尾山 景信山 陣馬山 浅間峠→上川乗
- GPS
- 09:59
- 距離
- 25.2km
- 登り
- 1,959m
- 下り
- 1,737m
コースタイム
08:18一丁平→08:36城山→08:50小仏茶屋→08:55小仏峠山頂→09:24景信山
09:36→10:48明王峠→11:01奈良子峠→11:29陣馬山11:59→12:14和田峠→
13:47連行峰→14:13三国山→14:31軍刀利神社→14:45熊倉山→15;28浅間峠→
15:04登山口入り口→15:12上川乗バス停
天候 | 小雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り;16:15西東京バス上川乗バス停→16:49JR武蔵五日市駅 17:03五日市線立川行き |
コース状況/ 危険箇所等 |
・和田峠から先は巻きました。{醍醐丸、茅丸(かやまる)、生藤山(しょうとうさん)のピークは行きませんでした。 ・朝6時の京王高尾山口周辺、ケーブルカー清滝駅近辺はお店はまだ開いていません。自販機のみです。 ・同じく7時半頃の高尾山山頂、もみじ平茶屋も開いていません。城山、景信山、明王峠も開いていません。 ・11時半頃、陣馬山の茶屋1軒開いていました。 ・高尾山山頂からもみじ平、一丁平、城山、小仏峠、景信山への途中は道はぐちゃぐちゃです。木段にも雨水が溜まっています。 小仏の下り坂、滑ります。 ・景信山から陣馬山までの道も幅広くぐちゃぐちゃです。 ・景信山急階段途中のトイレから下へ行くと小下沢(こげさわ)方面、小仏バス停になりますので、陣馬山方面へは茶店裏側、西の方向へ進みます。 ・陣馬山山頂直下の木段も滑ります。 ・危険箇所は特にありません。 ・浅間峠を下って舗装道路に出たところを右方向へ進み檜原街道に出ます。 上川乗信号の右側、武蔵五日市駅方向にバス停はあります。 スバルオートサービスのお店の先です。 「山と高原地図/高尾山・陣馬山」は数馬方向になっています。 ・トイレは駅、高尾山山頂、もみじ平、一丁平、景信山、明王峠、陣馬山。 ・虫はまだそんなに出ていませんでした。 |
写真
感想
京王高尾山口を下りたら小雨。
雨具は着用しましたが、スパッツを着けなかったことはのちのちおおいに悔やまれました。
高尾山は初めて、という同行者とひとけのない、知人お薦めの「山頂へ一番速く到着する」琵琶滝から右方向へ行く道を上り始めました。
途中、散歩(?)帰りのご夫婦にお会いしました。
「どこまで行くの?陣馬まで?」
「いえ、もっと先です」
「へぇぇぇえ、頑張ってね」
この道はちょっと急坂でもあり、木に囲まれた薄暗いジグザグをたんたんと上るのですが、舗装道路に出た時の明るさが結構嬉しくて、稲荷山コースの最後の階段がどうも…、というひとには向いているかもしれません。
霞台に着いた時には雨も上がり、スカイツリーも見えます。
いつもは人通りが多いのにひっそりとしています。
タコ杉はだれも触っていませんし、薬王院の「開運の輪くぐり」の順番待ちもしていません。
山頂ももちろん一番乗りです。
青空が広がってきた展望台で同行者が
「ほら、富士山」
見ると、富士山。
「わあああぁー!」
久しぶりに見たせいもありますが、高尾山に何回か来て見た中で初めてお目にかかるような大きさだったのは何故でしょう。
笠雲がちょっと邪魔でしたが青く、白く、圧倒的でした。
稲荷山コースから上ってきた男性は展望台にも寄らずノンストップでもみじ台方向へ向かわれます。
ここがゴールではないのでわたし達も出発です。
わたしがのんきに富士山きゃあきゃあとか言っているまに同行者は雲の流れを見ていて大雨と雷を心配しています。
「もしもの時は陣馬から下りよう」
とっとと進む予定が
雨の後の道。
滑る木段。
水たまり、水たまり。
ぬ
か
る
み
。
景信山手前がガイドブックに「急坂」とありましたが、余ったアスファルト材料
(失礼)を施したような坂道でしたが、ぐちゃぐちゃ道よりどれだけ まし か。
加えて、展望。
知りませんでした、景信山。
高尾山から少し先なのに。
その先の陣馬山も、上り着いたら どピーカンで、別世界でした。
ただし、辿りつくまでぐちゃぐちゃ。
トレイルランの3人組さんも泥を跳ね上げていました。
陣馬山から下って来た若い方達は思い切り普通のいでたちでしたから、余計な心配してしまいます。
山頂ベンチは、4人グループ、2人組が何組か和やかで楽しげで、わたし達のような足元どろどろの人たちがいない…
開いていた茶屋へドリンクを購入(200円)しに行きましたら、すでにこの時間にさらにおいっしそうなドリンク(大550円)を、ぐびっとしていた男性が、
「これから浅間峠?
醍醐も茅丸も巻いていって、二つ目のコルが大変だけど、三国からは大丈夫だから。浅間からは下りるだけだから、バスの時間だけ気にしてね」
ふうん、ありがとうございます、
…二つ目、
二つ目、って、
…
いくつかあるうちの二つ目、ということに気がついたのは、わりと早い頃でした。
巻き道、
急なピークを避ける道だとばかり思っていましたが、これが結構傾斜がある巻き道で…
男性が仰っていたピークはなるほど、岩場がいくつか点在する連行峰までのこれか
、と思って踏ん張りました。
が
巻いても巻いても
二つ目をこなしても
あとからどんどんピークが出てくる出てくる。
下調べをしていなかったわけではありませんがmmm、動物の未消化のフンを踏まないように、新緑というよりもう初夏の森の中をゆっくり上って、小走りに歩いて。
しょっちゅう訪れるピークに到達する度にゴックンゴックン補給して、そうこうしているうちにバスの時間も気になりだして。
三国山で展望が良くて、雲に覆われていた富士山が ぱああ と見え、なんだか心機一転。
こういう静かな所はまたゆーっくり来たいなぁと思いながら、山でピークは当たり前じゃん、という心持ちにもなって、熊倉山から浅間峠、同行者がピークはあと
3つだけ、と言う。
天国への階段、九十九折りの急坂、今シーズン最後のツツジ、確かに会話している鳥の声、ふと気がつけば和田峠からこっち、誰ともすれ違っていない、塩分が結晶化されたような皮膚に感じる風が生暖かくなって来た頃、浅間峠に。
バスの時間は47分後。
標準コースタイムは50分。
でもまたピークがあるかも。
苦手な下り。
幸いにも下り一方で、歩きやすい道が続きます。
転ばないように。
でもやはりゴロ石の道が。
ケガしないように。
もうケガはこりごり、汗が目に入り時間も確認出来ない、このバス逃したら1時間以上待たなきゃいけない、下で同行者が舗装道路が見えた、と言っていますが声が出ない。
舗装道路に出たときに「上川乗バス停0,5km」残り10分。
間に合ったバスは冷房が効いていて、少ししたら寒く感じる位でした。
眠たいのとと何か食べたいのと飲みたいのととザックの整理をしたいのに心臓の動悸が治まりませんでした。
わたし達が今乗っているのは武蔵五日市駅行きのバス、払沢の滝経由じゃなくて少し時間早まるね〜、とか言いながら、朝、高尾山から来たことがなんだか信じられない、
51277歩。
わたしの携帯電話の万歩計がそう示しているのですから、わたしが歩いた、のでしょう。
バスに揺られているときは、高尾山…
今日、上ったんだっけ?
しっかりしっかり!
今日はまだ日が明るいです。
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