空木岳(池山林道〜空木岳)

2017年07月07日(金) [日帰り]

• GPS: 11:46
• 距離: 20.8km
• 登り: 2,004m
• 下り: 2,018m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:42
• 休憩: 2:05
• 合計: 11:47

距離 20.8km 登り 2,020m 下り 2,018m

5:49 スタート地点
5:56 空木岳登山道入口(第二取付点)
6:12 6:13 空木岳登山口駐車スペース
6:14 林道終点
6:36 タカウチ場(池山分岐)
7:10 7:14 池山尾根水場
7:42 尻無
7:50 マセキ平
8:35 8:41 大地獄
8:47 8:48 小地獄
9:21 9:25 ヨナ沢ノ頭
10:13 10:17 空木平カール分岐点
10:54 11:13 駒石(駒石山)
11:40 12:20 駒峰ヒュッテ
12:30 12:50 空木岳
13:02 13:03 駒峰ヒュッテ
13:21 13:35 駒石(駒石山)
13:54 空木平カール分岐点
14:28 ヨナ沢ノ頭
14:50 14:51 小地獄
14:55 14:57 大地獄
15:43 マセキ平
15:49 15:51 尻無
16:11 16:13 池山小屋
16:17 16:19 池山尾根水場
16:55 タカウチ場(池山分岐)
17:13 17:15 空木岳登山口駐車スペース
17:29 空木岳登山道入口(第二取付点)
17:36 ゴール地点

天候

晴☀

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中央道 駒ヶ根ICより約20分、
池山林道 篭ヶ沢P (約10台)。
登山口は、駐車場から500m下った地蔵下登山口。
※工事中のため、林道終点までは行けません。

コース状況／危険箇所等

【コース】
大地獄、小地獄付近の痩せ尾根に注意。他は危険箇所なし。
【水場】
駒峰ヒュッテの営業前(〜7/15)は、池山尾根水場より上に水場なし。
【トイレ】
林道駐車場にあり。駒峰ヒュッテは営業時のみ。

その他周辺情報

【温泉】
こまくさの湯 ￥610。
http://www.komakusanoyu.com/
・露天風呂から千畳敷、宝剣岳がみえます。
・菅の台バスセンターのすぐ上

【バッヂ】
アウトドアショップK 駒ヶ根スポーツ館にて、
￥480 で購入。
http://odsk.jp/?mode=pc
・気さくな店員さんと山登り話が弾みました。
・菅の台バスセンター近く

写真

7/7 5:07

朝5時 起床、涼しい朝です。

7/7 5:35

工事中のため、林道終点手前の篭ヶ沢Pに停めます。

7/7 5:36

篭ヶ沢Pには10台ほど停められます。

7/7 5:56

駐車場から林道を500m下った、地蔵下登山口からスタート。

7/7 6:02

歩き始めて5分、三本木地蔵。2.5km先に菅の台登山口のようです。

7/7 6:06

木々の間から差し込む、

7/7 6:08

清々しい朝日に照らされる登山道を、

7/7 6:12

テクテク進んで15分ほどで林道終点に着きます。

7/7 6:13

林道終点からは南アルプス、塩見岳見えます。

7/7 6:14

写真でよく見る、林道終点登山口の標識。

7/7 6:16

細かいアジサイのような花を観たり、

7/7 6:33

フカフカのなだらかな道を楽しみながら、

7/7 6:50

見上げると高い木々の先に青空。

7/7 6:53

周囲を見ながらさらに進むと、

7/7 6:57

とろろ昆布のようなサルオガセが現れ、

7/7 7:10

その先にある水場に到着。

7/7 7:10

これも写真でよく見る画ですね。

7/7 7:14

水場を後にして遊歩道経由で進むと、緑色だけどコバイケイソウ？

7/7 7:26

見上げると空が近づいてきました。

7/7 7:32

道端にはキレイなゴゼンタチバナに、

7/7 7:38

おぉ、ギンリョウソウに、

7/7 7:39

苔もいます。

7/7 7:43

尻無で、登山道経由と合流し、

7/7 7:47

この先から徐々に斜度が上がってきます。

7/7 7:49

マセナギ。マセキ平とも呼ぶらしいです。

7/7 8:08

線香花火のようなマイズルソウが咲く道を進むと、

7/7 8:13

花崗岩がでてきます。

7/7 8:25

このあたりから地獄の始まりで、

7/7 8:28

立派な階段を登った先には、

7/7 8:34

小地獄のくさり場。3点支持で慎重に進むと、

7/7 8:36

さらに上にもくさり場が見えます。

7/7 9:00

地獄を無事通過し、黄色の花を眺めていると、

7/7 9:03

開けた所に出てきました。

7/7 9:28

このあたりからイワカガミが現れてきます。

7/7 9:31

ミツバオウレンも咲いています。

7/7 9:35

ところどころに大きな岩が鎮座している尾根道を、

7/7 9:52

白い綿のようなモヤッとした花や、

7/7 10:16

ミヤマダイコンソウを見ながら進むと、

7/7 10:17

駒石方面と空木平方面の分岐に到着。

7/7 10:21

駒石方向に進みます。ナナカマドですかね。

7/7 10:22

あいにくのガス。でも、う~っすらと山頂方面が見えてきました。

7/7 10:47

駒石が見えてきます。遠くから見てもデカい！

7/7 10:53

そして駒石到着。どうやってこんなデカい岩がここに来るんだろう。

7/7 11:14

振り返っても存在感あります。

7/7 11:22

さらに進みますがかなりバテバテ。でも、ガスの切れ間から見える山頂に何とかふんばる。。。

7/7 11:24

大きな岩が立てかかった、これも不思議な岩たち。

7/7 11:25

花たちに元気をもらいながら、

7/7 11:29

あぁ、シャクナゲが咲いてる。。

7/7 11:44

そしてなんとか駒峰ヒュッテに到着。ここで昼飯にします。

7/7 11:48

ビスコ　カフェオレ味、標高2800mで膨れ上がっています。

7/7 11:49

カレー味にしてみましたが・・・元気な時に食べるようにしよう。。。

7/7 12:00

腹を満たしたところで、いよいよ山頂を目指します。

7/7 12:22

ヒュッテを後にして、

7/7 12:27

イワカガミ祭りや、

7/7 12:28

山頂近くで咲くシャクナゲを横目に、

7/7 12:31

ヒュッテから10分で山頂ょ~。ここまで長かったぁぁ。

7/7 12:31

まずは三角点をピッとタッチし、

7/7 12:32

木彫りの「空木岳」がカッコいい！

7/7 12:34

あらためて山頂標識と三角点をながめ、

7/7 12:34

案内付きのもう1本の標識。

7/7 12:32

山頂のある一角に咲く、ミヤマダイコンソウかな、

7/7 12:36

こっちはイワツメクサ、

7/7 12:39

木曽駒ヶ岳方面は眺望なし、残念・・・。

7/7 12:44

南駒ヶ岳方向は少し見えていますね。

7/7 12:40

もう一度山頂を目にやきつけて、下山します。

7/7 12:55

駒峰ヒュッテが近づき、

7/7 13:00

また山頂を振り返ります。

7/7 13:06

空木平、避難小屋方向の景色と、

7/7 13:12

駒ヶ根の街を遠くに見ながら下っていくと、

7/7 13:19

すぐ駒石です。

7/7 13:35

ホントにデカい。寝てる人にちょっとだけ見える？

7/7 14:52

小さな花火のような花。カラマツソウだそうです。

7/7 14:56

そして小地獄。登りは何とか来れましたが、下りはさらにスリリングです。

7/7 15:12

慎重に下り終わって、ダケカンバのガビガビに癒されながら、

7/7 16:13

水場まで戻ってきました。一気に4杯ほどガブ飲みするくらい、この水はむちゃくちゃ美味しいです。

7/7 17:13

水分補給をしてテクテク下り、林道終点を通って、

7/7 17:30

無事登山口まで戻ってきました。ありがとうございました。

7/7 19:30

帰りはこまくさの湯へ。風呂はこぶしの湯よりも広めです。

7/8 11:31

アウトドアショップKで購入した、空木岳バッジ。

撮影機器：

iPhone 6 Apple

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 雨具 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ガイド地図（ブック） 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック

備考

ロングコースなので、十分睡眠をとり体調を整えておいた方が○。

感想

t_ara

日本百名山(深田久弥 著)にもあるように "うつぎ"という美しい響きにひかれ、登りたいと思ってから約2年、ようやく空木岳にたどり着きました。

コース中で印象に残ったのは小地獄のくさり場、登りはアスレチック感覚で楽しんでいましたが、下りは足元が見えにくいため結構ヒヤヒヤしました。
そして駒石、こんな標高の高いところになんで巨大岩がゴロゴロあるんだろうと不思議です。また、駒石付近からの山頂方向の稜線景色は気持ちがいいですね。
駒峰ヒュッテから見る山頂も、花崗岩とハイマツや草花の白・緑の色合いが良く、天気ばよければ空の青も加わって、スバラシイと思います(北アルプスの燕岳を思い出しました)。

歩き始めから、とろろ昆布のようなサルオガセを見たり、コバイケイソウやミツバオウレンなど、思った以上に多くの花々を見ることができました。
そして水場の水がオイシイこと。水場でお会いした方々みなさん"うまい"と言っていました。

ちなみに平日だったこともあり、お会いした方々はすれ違いも含めて15,6人くらいでした。

片道 10kmのロングコースで覚悟していた通りかなりハードでしたが、念願の山に登れたこと、また風がほとんどない穏やかな日で無事に山登りすることができ、充実感に満たされました。