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ハイキング
尾瀬・奥利根
平ヶ岳
2017年07月07日(金) [日帰り]
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- GPS
- --:--
- 距離
- 21.9km
- 登り
- 1,753m
- 下り
- 1,738m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 9:10
- 休憩
- 2:30
- 合計
- 11:40
7:50
8:00
40分
台倉清水
10:00
0分
池ノ岳
10:00
10:10
20分
姫ノ池
10:30
10:40
10分
たまご石
10:50
11:00
30分
平ヶ岳沢源頭の水場
11:30
12:30
10分
平ヶ岳(三角点)
12:40
12:50
0分
姫ノ池
12:50
40分
池ノ岳
13:30
13:40
30分
白沢清水
14:10
10分
台倉清水
16:40
天候 | 晴れのちくもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
清四郎小屋の前を過ぎたら右側に20台ほどの駐車場。 駐車場と道路との間に縁石があるが、前後の幅があまりないので、満車の場合真ん中辺りに停めると出るときに出にくいかもしれない。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・序盤の渡渉ポイントは丸太橋が折れて落ちている。沢は水量が多く流れは早い。 ・痩せ尾根は慎重に行けば危険ではない。 一部浮き石や、よく落ちないなと思うような巨石が不安定に重なっている箇所がある。近寄らない方が良い。 ・下台倉山〜台倉山の稜線は狭く崩落しかかっている場所もあるので谷側へ寄りすぎないよう注意。 ・台倉山からは倒木や雪渓が多く歩きにくいので転倒に注意。また雪解け水で全体的にぬかるんでいる。 ・このルートは水の確保が困難。地図にも渇水しやすいことが書いてある。水場は当てにしない方が無難。家から持参するか、登山道へ到着する前までにコンビニ等で購入すること。また清四郎小屋前に自販機があるが販売中止中だった。店内ではジュースが購入可能。 ・台倉清水は雪渓に覆われて補給不可。また、水場へ下りる道は細かい枝が邪魔していて下りにくい。足元も深くえぐられていてぬかるんでいるし近寄らない方が良い。 ・白沢清水は湧水量が少ない。雪解け水も注ぎ込んではいるが流れも遅い。また水上には小バエの集団が舞っており、水面にはアメンボが浮いていて、飲み水としては抵抗あり。 ・唯一安心して飲めて且つ十分な量が確保できる水場は「平ヶ岳沢源頭の水場」。池ノ岳と山頂とたまご石のちょうど中間付近の谷に位置している。ここは水量が多く雪解け水なので冷たくて美味しい。ただしこの水場は大きな雪渓に埋もれており、またたどり着くまで少々骨が折れる。一角に雪の崩落した部分があり、そこから覗きこむと大量の水が流れているのが見える。 ・たまご石への木道も前述の雪渓に埋もれているため雪の上を進む。 ただしアイゼンが必要なほど歩行が困難な状態ではない。 |
その他周辺情報 | ■清四郎小屋 ・登山バッチ「平ヶ岳」、「越後駒ヶ岳」が購入可能。いずれも600円。 ・缶ジュースの料金設定は細かく、「C.C.レモン」が150円で、「神戸居留地アセロラドリンク」が120円。よく冷えている。 ・宿泊者以外に提供している料理は手打ち蕎麦のみ。ただし予約が必要。 ・入浴設備あり。日帰り利用が可能かは未確認。 7月1日〜2日は山開きで安全祈願のお守りを多数用意されていたのだが、あいにくの大雨で登山者が少なかったため配布せず余ってしまったそう。 登山バッチを買ったついでにひとつ頂きました。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
|
---|
感想
■平和の山、平ヶ岳。
7月と聞けば南魚沼周辺の山々やそこに咲く花々が見頃になる季節。
そんな贅沢な時間を逃す手はない。
中でもアプローチが長いことで有名な平ヶ岳に、残り少なくなったアラフィフの体力を惜しみなく注ぎましょう。
今日は一年の中でも雨の割合が非常に高い七夕にあって、大変希な晴天。
山頂の風に吹かれる花々と、池塘に写る青空を眺めながら、ブライアン・ウィルソンの傑作「神のみぞ知る」を聞けば、魂はあの頃の須磨海岸へタイムスリップ。
気が遠くなりそうに美しい風景のなか、ロングルートでカラカラになった喉を雪渓の冷たい雪解け水を何杯もおかわりして急激に潤します。
名前が主張するほど平らではないことが登ってみるるとよくわかるが、この天国に近い場所にはやはり平和が似つかわしい。深田久弥が何十年も前に予言したとおり、いまもなお辿り着くのが容易ではない。でも、それでちょうどいいのかもしれない。
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