日本百名山「薬師岳(折立から日帰り)」※自宅から本当の日帰り23H -7月度- お初の山1st
- GPS
- 10:26
- 距離
- 21.3km
- 登り
- 1,780m
- 下り
- 1,772m
コースタイム
- 山行
- 9:59
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 10:25
歩行距離=21.96km
標高差=1,780m
平均速度=2.1km/H
※全てGPSログ(山旅ロガーで記録)より
GPSログは歩いたルートを記録しています。
直線距離より長めに記録されていますので参考程度として下さい。
天候 | 晴れのちガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
〒930-1458 富山県富山市有峰折立 (キャンプ場の住所←駐車場) 0764811552 薬師岳山荘(登山口までのアクセス) http://www.yakushidake-sansou.com/access/ 道路状況:狭い林道 駐車場:折立に無料駐車場あり トイレ:折立登山口及び太郎平小屋、薬師岳山荘にあり コンビニ:立山ICから亀谷連絡所までにあり 折立駐車場に飲料の自動販売機あり |
コース状況/ 危険箇所等 |
1.有峰林道の開門は6:00で、20:00〜6:00間は閉鎖となります。 亀谷ゲートから折立が最短で約30分です。詳細は以下参照。 ありみネット(有峰林道HP) http://www.arimine.net/toll_road.html 2.登山道は整備されていますが、以下注意点があります。 ^貮残雪個所に注意が必要です。 アイゼンは必要ないと思いますが、ステップを確実に踏まないと滑ります。 太郎平小屋を以降の川べりを歩く所は、渡渉+岩場で滑落注意。 3.樹林帯は粘土質、尾根はガレ+ザレ系で、 どちらも滑る傾向にあります。 4.薬師山荘から薬師岳間の下りが特に滑り易く感じました。 5.登山道に2箇所の山荘があり、トイレ使用、飲料入手が可能。 6.水分補給量≒2.5L(山荘で1L購入) |
その他周辺情報 | ありみネット(有峰林道HP) http://www.arimine.net/toll_road.html 薬師岳山荘 http://www.yakushidake-sansou.com/ |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
長袖シャツ
ノマドパンツ
靴下
夏帽
手袋
雨具(ストームクルーザージャケット+パンツ)
着替え
靴
ザック
ザックカバー
行動食(ゼリー飲料×1+おにぎり×2+パン×2)
非常食(ビタミン剤+ドライフード)
飲料(スポーツドリンク×4)
地図(地形図)
笛
ヘッドランプ(予備)
予備電池(GPS+ デジカメ用)
GPS
ファーストエイドキット
常備薬(痛み止め)
日焼け止め
リップ
ロールペーパー
保険証(コピー)
携帯
タオル
ツェルト
ストック
浄水ストロー(常備)
万能ナイフ(常備)
カメラ(コンデジ+ミラーレス)
エクストラクターポイズンリムーバー(常備)
パラコード(予備30m)
ホッカイロ(常備)
ネックウォーマー(常備)
ウルトラライトダウン(常備)
熊鈴×2(常備)
|
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感想
2017年7月8日(土)
週末の天気予報が変化した為、晴れの地域と標高の高い山を目指して、
また、折立からの日帰りに挑むべく今回の薬師岳が確定した。
但し、金曜日の帰宅時間を考えると、
有峰林道を通過して前泊→早朝スタートは出来ない。
つまり林道開門の6時に合わせて移動するとなると、
金曜帰宅17:00→就寝→出発0:00→亀谷ゲート着6:00なのである。
現地着が遅れたり、体力的に無理だったりと、
日帰りピストンがダメな場合も考えて、
山小屋の予約状況に空きがある事を確認して出発した。
-移動編-
今回は、新東名経由〜北陸道「立山IC」経由では無く、
中央自動車道「松本IC下車」〜一般道経由で移動した。
理由は、移動距離+有料道路通行料に差異がある為である。
移動時間に大きな差異は無い。
結果から言えば、帰りを含めて渋滞も無くスムーズに流れていた。
いや、かなりすっ飛ばせた……。(-。-)ボソッ
で、ナビの最初の設定は「折立駐車場」だったが、
ゲート位置により、ゲートからの移動距離と時間に差異があるので、
周辺に近づいてから、亀谷ゲートの位置を確認して移動した。
亀谷ゲートには5:00に到着する事ができた。
6:00までの待ち時間の間に、朝食を済ませておく。
6:00開門、1,900円/往復料金を支払う。
折立までの移動時間は約30分だが、部分的に片側通行になっている為、
場合によるとかなり待たされる(最長10分との表記あり)可能性がある。
今回は2箇所共に数分程度で済み、1箇所はそのまま通過する事が出来た。
-登山編-
亀谷ゲートの待ち時間中に、登山開始の準備は済ませていたので、
折立着では、靴紐を結ぶだけである。
と言う訳で、現地着6:30→登山開始6:36となる。
え、6分は長い?
いや、ナビの衛星確保に時間が掛かりまして……。(-。-)ボソッ
ちなみに、折立では携帯の受信が悪いそうです。
さて登山開始直後は快調である。
但し風の無い樹林帯と言う事で、蒸し暑さから汗が滴り落ちる。
既にビッショリ状態だ!
「この状態で尾根の風に晒されると冷えるな」
そう思い、少しペースダウンしようかと思っていると、
あとから何人もの人が、スッコ〜ンと抜いていくではありませんか。
「ま、まじっすか!!」
やはり百名山クラスになると化け物がうようよしているのですな。
気を取り直して登っていると、
今度は今回延々とランデブーする事になるパーティーと対面する。
そして、「おにいさん、頑張って!」と、アジア系の若者が抜いていきます。
で、少し先で休憩している所を、こちらが通過する。
再度向こうが抜いていく……。(T^T)
都度「おにいさん、頑張って!」と言われ続け
何度も抜かれる……。
最初の台詞(発音による取り方なのだが)でもカチンときたのに、
それを繰り返されたので、合うたびにブチブチしてました。
ちなみに、下山時に引率と思われる日本人男性に
「早いですね〜」と言われたが、
あなたの方が断然早かったでしょうに。グハッ!☆(゜o゜(○=(-_-;パンチ
ま、「太郎平小屋」あたりからの眺望が良かったので多少気が紛れました。
なお、太郎平小屋過ぎの川沿いの渡渉と残雪個所は
少し危ないかな、と思います。
特に川沿いは、道を間違えると川の中を歩く事になりそうでした。
ちなみに、残雪は緩くなっているのでアイゼンは効かないと思います。
ステップを上手く利用するしかありません。
さて、眺望を楽しみながら登ってきて、漸く「薬師岳」山荘に着きました。
ここまでで水分補給が1.5L弱(手持ち2L)となっていたので、
ここで補給しました。
1本500円、高い気はしますが助かります。
(笠ヶ岳は水道水タダでしたけどね)
で、ここで問題発生!!
山頂を目の前にしながら、一気にガスが発生して視界が無くなりました。
「ま、まじっすか!!(T^T)」
結構疲れも出ていたので、テンション下げ下げが被さった事で
ここからの足取りはかなり重たいものとなりました。
が、山頂直前で晴れ間が現れました。
うしろからは、例のパーティーが追いかけて来ますが、
ここで抜かれると綺麗な山頂の写真が撮れなくなってしまいます。
加速装置の余力が残っているかは不明でしたが、
最後は維持だけです!
何とか先頭で登り切り、そして人影の無い山頂の写真をゲットしました。
とは言え、山頂ではお互いに写真をお願いしたりしましたけどね。
ん、待てよ、お願いしたのは自分だけか?
向こうは、更にあとから来たグループの中から
若い女性に頼んでいたな……。(-。-)ボソッ
ま、いっか。
山頂ではしばし休憩を取りつつ、
ガスの合間から時折垣間見せる、山々の姿に感動していました。
ただ下山時刻を考えるとそう長く休憩する訳にもいきません。
約10分の休憩のち下山を開始しました。
例のパーティーに別れを告げて……。
さて、下山でも例のパーティーに何度も抜かれたんですが
最後の最後でこちらも、ハイパースピードにスイッチしました。
ま、疲れていたのでほんの短い時間だけですけどね。
ただ最後のスピードアップが効いたのでしょうか。
下山時刻は予定より1H早い17:00でした。
ちなみに、太郎平小屋に泊まって、黒部五郎岳にも行く計画もありましたが、
太郎平小屋から往復約10H+下山≒12H
帰路の時間も加味すると、帰宅はかなり遅くなり、
月曜日に影響するので諦めました。
-帰路編-
帰りは新東名経由にするか悩みましたが、結局行きと同じルートとしました。
でも結果は、行きより短時間で帰宅してしまいましたが……。(-。-)ボソッ
これは毎度の事に近いですね。
行きは余裕を持って出発するので、アクセルも控えめ。
でも帰りは早く帰りたいので、アクセルは踏み込み気味、
と言う次第です。
さて、家から折立までが6.5Hで、山行10.5H+帰路5.5Hです。
丸々1日の完全日帰り山行となってしまいました。
富山で一泊してゆっくりする、と言う事も考えましたが、
翌日の予定を設定していないので、そのまま帰る事になりました。
運転中の眠さとか疲れはありませんが、
完全なる「弾丸登山」なので、真似はしないようにお願いします。
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