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Yamareco

記録ID: 1189558
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

日本百名山「薬師岳(折立から日帰り)」※自宅から本当の日帰り23H -7月度- お初の山1st

2017年07月08日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:26
距離
21.3km
登り
1,780m
下り
1,772m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:59
休憩
0:26
合計
10:25
6:36
2
6:38
6:38
41
7:48
7:49
10
7:59
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57
8:56
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9:17
9:18
23
9:41
9:42
17
9:59
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42
10:41
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57
11:38
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43
12:22
12:23
18
12:41
12:52
15
13:07
13:10
18
13:28
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31
13:59
14:00
27
14:27
14:31
17
14:48
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15:13
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15:28
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42
16:10
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7
16:17
16:17
16
16:33
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25
16:58
16:59
1
17:00
17:00
1
17:01
ゴール地点
総歩行時間=10時間26分(ヤマプラ標準時間=13時間40分/20.0km)
歩行距離=21.96km
標高差=1,780m
平均速度=2.1km/H
※全てGPSログ(山旅ロガーで記録)より
 GPSログは歩いたルートを記録しています。
 直線距離より長めに記録されていますので参考程度として下さい。
天候 晴れのちガス
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
有峰林道経由、折立登山口
〒930-1458 富山県富山市有峰折立 (キャンプ場の住所←駐車場)
0764811552

薬師岳山荘(登山口までのアクセス)
http://www.yakushidake-sansou.com/access/

道路状況:狭い林道

駐車場:折立に無料駐車場あり

トイレ:折立登山口及び太郎平小屋、薬師岳山荘にあり

コンビニ:立山ICから亀谷連絡所までにあり
     折立駐車場に飲料の自動販売機あり
コース状況/
危険箇所等
1.有峰林道の開門は6:00で、20:00〜6:00間は閉鎖となります。
 亀谷ゲートから折立が最短で約30分です。詳細は以下参照。

 ありみネット(有峰林道HP)
 http://www.arimine.net/toll_road.html
2.登山道は整備されていますが、以下注意点があります。
 ^貮残雪個所に注意が必要です。
  アイゼンは必要ないと思いますが、ステップを確実に踏まないと滑ります。
 太郎平小屋を以降の川べりを歩く所は、渡渉+岩場で滑落注意。
3.樹林帯は粘土質、尾根はガレ+ザレ系で、
 どちらも滑る傾向にあります。
4.薬師山荘から薬師岳間の下りが特に滑り易く感じました。
5.登山道に2箇所の山荘があり、トイレ使用、飲料入手が可能。
6.水分補給量≒2.5L(山荘で1L購入)
その他周辺情報 ありみネット(有峰林道HP)
http://www.arimine.net/toll_road.html

薬師岳山荘
http://www.yakushidake-sansou.com/
有峰林道「亀谷ゲート」5:00の段階で1台の待車が居ました。ここにはトイレ及び自販機は無い模様です。
有峰林道「亀谷ゲート」5:00の段階で1台の待車が居ました。ここにはトイレ及び自販機は無い模様です。
ゲートの横は駐車場になっています。
ゲートの横は駐車場になっています。
折立駐車場。左の立屋はトイレ、右側はキャンプ場です。
折立駐車場。左の立屋はトイレ、右側はキャンプ場です。
薬師岳登山口
最初はこんな感じ
最初はこんな感じ
色々な花が咲いていました
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色々な花が咲いていました
登り初めて約2H、眺望が拓けてきます
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登り初めて約2H、眺望が拓けてきます
太郎平小屋が見えてきました
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太郎平小屋が見えてきました
太郎平小屋、ここまで3H丁度。ボチボチのペースです。下山が間に合わなかったら、ここに宿泊して、黒部五郎も行こうとしていましたが、下山が間に合った事と、翌日の黒部五郎ピストンは、帰りが深夜になるので辞めました。
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太郎平小屋、ここまで3H丁度。ボチボチのペースです。下山が間に合わなかったら、ここに宿泊して、黒部五郎も行こうとしていましたが、下山が間に合った事と、翌日の黒部五郎ピストンは、帰りが深夜になるので辞めました。
太郎平小屋正面から
太郎平小屋正面から
ショウジョウバカマ
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ショウジョウバカマ
残雪個所。それなりに急坂です。ロープは途中までしかありません。
残雪個所。それなりに急坂です。ロープは途中までしかありません。
高山植物保護の為、部分的に木道がありました。
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高山植物保護の為、部分的に木道がありました。
登りは大丈夫ですが、下山時は滑り易いです。
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登りは大丈夫ですが、下山時は滑り易いです。
薬師岳が見えたぞ〜!!
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薬師岳が見えたぞ〜!!
薬師岳山荘。ここでミネラルウォーターを2本購入。
薬師岳山荘。ここでミネラルウォーターを2本購入。
で、ここから一気にガスが発生してしまいました……。(T^T)
で、ここから一気にガスが発生してしまいました……。(T^T)
避難小屋跡
目指す方向(T^T)
でも、山頂直前で晴れました!!撮影完了までの一瞬でしたが……。
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でも、山頂直前で晴れました!!撮影完了までの一瞬でしたが……。
山頂〜!!
祠の裏から
最近流行のdrunkさん背景
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最近流行のdrunkさん背景
下山時は晴れ……。
下山時は晴れ……。
ここ渡ります。増水時は大変ですね。って、今日も増水中かな。
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ここ渡ります。増水時は大変ですね。って、今日も増水中かな。
標高2,100m付近に雷鳥が居ました。若いオス鳥と思われ、全然逃げませんでした。
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標高2,100m付近に雷鳥が居ました。若いオス鳥と思われ、全然逃げませんでした。
なので、数10cmに近づく事ができました。
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なので、数10cmに近づく事ができました。
チングルマ、標高の高い所では花が満開ですが、標高が下がると花びらが散り、そう果と呼ばれる果実から花柱が伸びて羽毛がみられました。
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チングルマ、標高の高い所では花が満開ですが、標高が下がると花びらが散り、そう果と呼ばれる果実から花柱が伸びて羽毛がみられました。

装備

個人装備
Tシャツ 長袖シャツ ノマドパンツ 靴下 夏帽 手袋 雨具(ストームクルーザージャケット+パンツ) 着替え ザック ザックカバー 行動食(ゼリー飲料×1+おにぎり×2+パン×2) 非常食(ビタミン剤+ドライフード) 飲料(スポーツドリンク×4) 地図(地形図) ヘッドランプ(予備) 予備電池(GPS+ デジカメ用) GPS ファーストエイドキット 常備薬(痛み止め) 日焼け止め リップ ロールペーパー 保険証(コピー) 携帯 タオル ツェルト ストック 浄水ストロー(常備) 万能ナイフ(常備) カメラ(コンデジ+ミラーレス) エクストラクターポイズンリムーバー(常備) パラコード(予備30m) ホッカイロ(常備) ネックウォーマー(常備) ウルトラライトダウン(常備) 熊鈴×2(常備)

感想

2017年7月8日(土)
週末の天気予報が変化した為、晴れの地域と標高の高い山を目指して、
また、折立からの日帰りに挑むべく今回の薬師岳が確定した。
但し、金曜日の帰宅時間を考えると、
有峰林道を通過して前泊→早朝スタートは出来ない。
つまり林道開門の6時に合わせて移動するとなると、
金曜帰宅17:00→就寝→出発0:00→亀谷ゲート着6:00なのである。
現地着が遅れたり、体力的に無理だったりと、
日帰りピストンがダメな場合も考えて、
山小屋の予約状況に空きがある事を確認して出発した。

-移動編-
今回は、新東名経由〜北陸道「立山IC」経由では無く、
中央自動車道「松本IC下車」〜一般道経由で移動した。
理由は、移動距離+有料道路通行料に差異がある為である。
移動時間に大きな差異は無い。
結果から言えば、帰りを含めて渋滞も無くスムーズに流れていた。
いや、かなりすっ飛ばせた……。(-。-)ボソッ

で、ナビの最初の設定は「折立駐車場」だったが、
ゲート位置により、ゲートからの移動距離と時間に差異があるので、
周辺に近づいてから、亀谷ゲートの位置を確認して移動した。
亀谷ゲートには5:00に到着する事ができた。
6:00までの待ち時間の間に、朝食を済ませておく。

6:00開門、1,900円/往復料金を支払う。
折立までの移動時間は約30分だが、部分的に片側通行になっている為、
場合によるとかなり待たされる(最長10分との表記あり)可能性がある。
今回は2箇所共に数分程度で済み、1箇所はそのまま通過する事が出来た。

-登山編-
亀谷ゲートの待ち時間中に、登山開始の準備は済ませていたので、
折立着では、靴紐を結ぶだけである。
と言う訳で、現地着6:30→登山開始6:36となる。
え、6分は長い?
いや、ナビの衛星確保に時間が掛かりまして……。(-。-)ボソッ
ちなみに、折立では携帯の受信が悪いそうです。

さて登山開始直後は快調である。
但し風の無い樹林帯と言う事で、蒸し暑さから汗が滴り落ちる。
既にビッショリ状態だ!
「この状態で尾根の風に晒されると冷えるな」
そう思い、少しペースダウンしようかと思っていると、
あとから何人もの人が、スッコ〜ンと抜いていくではありませんか。
「ま、まじっすか!!」
やはり百名山クラスになると化け物がうようよしているのですな。

気を取り直して登っていると、
今度は今回延々とランデブーする事になるパーティーと対面する。
そして、「おにいさん、頑張って!」と、アジア系の若者が抜いていきます。
で、少し先で休憩している所を、こちらが通過する。
再度向こうが抜いていく……。(T^T)
都度「おにいさん、頑張って!」と言われ続け
何度も抜かれる……。
最初の台詞(発音による取り方なのだが)でもカチンときたのに、
それを繰り返されたので、合うたびにブチブチしてました。
ちなみに、下山時に引率と思われる日本人男性に
「早いですね〜」と言われたが、
あなたの方が断然早かったでしょうに。グハッ!☆(゜o゜(○=(-_-;パンチ

ま、「太郎平小屋」あたりからの眺望が良かったので多少気が紛れました。
なお、太郎平小屋過ぎの川沿いの渡渉と残雪個所は
少し危ないかな、と思います。
特に川沿いは、道を間違えると川の中を歩く事になりそうでした。
ちなみに、残雪は緩くなっているのでアイゼンは効かないと思います。
ステップを上手く利用するしかありません。

さて、眺望を楽しみながら登ってきて、漸く「薬師岳」山荘に着きました。
ここまでで水分補給が1.5L弱(手持ち2L)となっていたので、
ここで補給しました。
1本500円、高い気はしますが助かります。
(笠ヶ岳は水道水タダでしたけどね)

で、ここで問題発生!!
山頂を目の前にしながら、一気にガスが発生して視界が無くなりました。
「ま、まじっすか!!(T^T)」
結構疲れも出ていたので、テンション下げ下げが被さった事で
ここからの足取りはかなり重たいものとなりました。
が、山頂直前で晴れ間が現れました。
うしろからは、例のパーティーが追いかけて来ますが、
ここで抜かれると綺麗な山頂の写真が撮れなくなってしまいます。
加速装置の余力が残っているかは不明でしたが、
最後は維持だけです!
何とか先頭で登り切り、そして人影の無い山頂の写真をゲットしました。
とは言え、山頂ではお互いに写真をお願いしたりしましたけどね。
ん、待てよ、お願いしたのは自分だけか?
向こうは、更にあとから来たグループの中から
若い女性に頼んでいたな……。(-。-)ボソッ
ま、いっか。

山頂ではしばし休憩を取りつつ、
ガスの合間から時折垣間見せる、山々の姿に感動していました。
ただ下山時刻を考えるとそう長く休憩する訳にもいきません。
約10分の休憩のち下山を開始しました。
例のパーティーに別れを告げて……。

さて、下山でも例のパーティーに何度も抜かれたんですが
最後の最後でこちらも、ハイパースピードにスイッチしました。
ま、疲れていたのでほんの短い時間だけですけどね。
ただ最後のスピードアップが効いたのでしょうか。
下山時刻は予定より1H早い17:00でした。

ちなみに、太郎平小屋に泊まって、黒部五郎岳にも行く計画もありましたが、
太郎平小屋から往復約10H+下山≒12H
帰路の時間も加味すると、帰宅はかなり遅くなり、
月曜日に影響するので諦めました。

-帰路編-
帰りは新東名経由にするか悩みましたが、結局行きと同じルートとしました。
でも結果は、行きより短時間で帰宅してしまいましたが……。(-。-)ボソッ
これは毎度の事に近いですね。
行きは余裕を持って出発するので、アクセルも控えめ。
でも帰りは早く帰りたいので、アクセルは踏み込み気味、
と言う次第です。

さて、家から折立までが6.5Hで、山行10.5H+帰路5.5Hです。
丸々1日の完全日帰り山行となってしまいました。
富山で一泊してゆっくりする、と言う事も考えましたが、
翌日の予定を設定していないので、そのまま帰る事になりました。
運転中の眠さとか疲れはありませんが、
完全なる「弾丸登山」なので、真似はしないようにお願いします。

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薬師岳/折立起点太郎平小屋薬師平薬師岳山荘経由
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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