白山釈迦岳〜七倉山〜大汝峰（市ノ瀬より周回）

2017年07月08日(土) [日帰り]

• GPS: 13:24
• 距離: 25.4km
• 登り: 2,283m
• 下り: 2,280m

コースタイム

日帰り

• 山行: 12:10
• 休憩: 1:13
• 合計: 13:23

距離 25.4km 登り 2,283m 下り 2,284m

3:58 市ノ瀬
5:05 5:18 釈迦岳登山口
6:02 6:05 水飲場（釈迦新道）
7:42 7:50 釈迦岳前峰
8:00 白山釈迦岳
10:57 11:21 七倉の辻
11:36 11:37 御手水鉢
12:01 12:03 大汝峰北の巻道分岐
12:18 12:24 大汝小屋
12:25 12:26 大汝峰
12:38 大汝峰南・中宮道分岐
12:43 お池めぐり分岐
12:47 山頂池めぐりコース分岐
13:11 13:14 白山室堂
13:24 弥陀ヶ原・エコーライン分岐
13:30 13:34 黒ボコ岩
14:01 14:04 殿ヶ池避難小屋
14:45 別当坂分岐
15:43 15:44 剃刀窟
16:06 16:10 指尾山
16:33 六万山
17:21 市ノ瀬

天候

晴れのち曇り
スタート時気温15℃　ほぼ無風
到着時　25℃　風1〜2m/Sほど　

アクセス

利用交通機関：

自家用車

市ノ瀬に大きな駐車場あります。現在、一般車はここまで。別当出会いまでバスが出てます。
ビジターセンター前に、バス停とポストあります。横にトイレあります。

コース状況／危険箇所等

7/8現在、釈迦新道は通行止めになってます。湯の谷林道（工事車両が通ります）のボックストンネル出口、沢の手前で崩落があり復旧作業中のようです。
※釈迦新道入口に掲示ありましたが、入山時暗い時点で見落としました。

釈迦新道湯の谷登山口〜七倉山
七倉の辻手前に登山道の崩落ありはトラロープが固定してあります（以前よりありました）。2〜3m位でそれほど危険でもない。残雪はほとんどなくルートは明瞭でした。

七倉の辻〜大汝峰〜室堂〜観光新道
七倉の辻からの下りで雪渓残ってました。アイゼンなしで通行可能ですがやや傾斜あります。室堂手前に2か所雪渓のトラバースありますが特に問題なし。
観光新道は大勢の方が歩かれてます。危険個所は特に無いです。

白山禅定道〜市ノ瀬
観光新道と比べれば歩く方はかなり少ないようです。コースは明瞭で特に危険個所はないと思います。滑りやすいとのレコがありますが、濡れてなければ特に問題ないと思いました。小ピークが2つあり、別当出会へ下るより体力は要します。

写真

7/8 4:43

白山禅定道の登山口、湯の谷林道は通行止めになってました。この時点で状況理解してませんでした。この先、トンネル出口に大規模な崩落個所ありました。通過してしまいました（通行自体は可能）。

7/8 5:50

釈迦新道湯の谷登山口より登り始めるとブナの森が続く。

7/8 6:12

水場。伏流水の出口で美味しい水です。

7/8 6:39

マイヅルソウ

7/8 6:50

アカモノ
朝露がみずみずしい。

7/8 7:26

別山
チブリ尾根が見えます。朝は天気よかった。

7/8 7:44

ミヤマダイモンジソウ

7/8 7:48

シゲジだったかな。

7/8 7:53

ツマトリソウ

7/8 7:56

タカネニガナ

7/8 8:01

釈迦岳前峰
四塚山・七倉山〜大汝峰の並びがよく見える。

7/8 8:07

白山釈迦岳と前峰との最低鞍部。
この標柱から入って白山釈迦岳に登れます。
今回はパス。

7/8 8:10

池も残雪がまだ残ってます。

7/8 8:20

四塚山と七倉山。
前に花を入れて。

7/8 8:21

タカネグンナイフウロ
ハクサンフウロも見かけましたが少なかったです。

7/8 8:25

ハクサンチドリの群生。
たくさん見かけました。

7/8 8:28

葉っぱはギボシですね。

7/8 8:40

イブキトラノオとの混生。

7/8 8:45

リュウキンカ
湯の谷乗越上部の雪解けから出てました。

7/8 8:49

雪解けのミズバショウ
リュウキンカと同じ環境です。

7/8 9:08

昨年この斜面はニッコウキスゲの大斜面でしたが今年は雪解けが遅いようです。準備中です。

7/8 9:13

バイケイソウの花
葉っぱはよく見かけるが花はお久しぶり。

7/8 9:18

ミヤマキンポウゲの登山道

7/8 9:19

空を入れて

7/8 9:23

ノウゴウイチゴ

7/8 9:29

キヌガサソウ
貫禄あります。

7/8 9:45

オオサクラソウ
今年も会えた。

7/8 9:53

色が濃い目のもある。

7/8 9:57

シナノキンバイとのコラボ。

7/8 10:23

ハクサンイチゲ出始めました。

7/8 10:31

クロユリも開き始めました。

7/8 10:38

サンカヨウは終盤戦。

7/8 10:39

釈迦新道上部の崩落個所。
崩落は小さいですが滑落距離あります。

7/8 10:59

ハクサンイチゲも多い。

7/8 11:00

四塚山
加賀禅定道が続きます。

7/8 11:07

七倉の辻が見えた。雪原です。
七倉山から先は岩間道が続きます。

7/8 11:08

七倉の辻手前の斜面。
昨年この斜面はクロユリとハクサンコザクラが多かった。
順番かな。

7/8 11:09

七倉の辻より大汝峰。
お昼近くになってガスが上がってきた。

7/8 11:34

七倉の辻からの下り。
雪渓のトラバースがありました。

7/8 11:43

最低鞍部付近。
ハクサンイチゲとミヤマキンポウゲの混生。

7/8 11:44

御手水鉢
岩の上に水が溜まってます。

7/8 11:51

大汝峰を登り返します。
背後の七倉山。

7/8 11:59

地獄谷が見えた。

7/8 12:32

大汝山頂のお社。岩で囲まれてます。
室堂からの登山者が登ってきます。

7/8 12:36

大汝峰から見る御前峰と剣ヶ峰。
白山らしい風景。お好みです。

7/8 12:38

剣ヶ峰と翠ヶ池。
雪解けの水は青い。

7/8 12:42

御前峰と室堂へ続く道。

7/8 12:55

雪渓より大汝峰を振り返る。

7/8 13:04

ハクサンコザクラはまだ早いようです。

7/8 13:05

室堂が見えてきました。
要塞のようです。

7/8 13:14

室堂付近のクロユリ。
ボチボチのようです。

7/8 13:23

室堂で外来種の駆除してました。

7/8 13:26

室堂を後にします。
御前峰はガスの中。

7/8 13:35

観光新道。
多くの登山者が往来してます。

7/8 13:58

シナノキンバイ

7/8 14:06

ニッコウキスゲ

7/8 14:11

殿ヶ池避難小屋
中はきれいでした。トイレあり。

7/8 15:04

白山禅定道を下ります。
観光新道を離れると登山者はほとんど見ませんでした。
下部で一人だけお会いしました。
「長いね〜」がご挨拶。

7/8 15:20

ササユリちらほら。

7/8 15:24

木と鉄の階段。
何か所かありました。手がかかってます。

7/8 15:45

オオヤマレンゲありました。

7/8 15:47

ほとんど終わってましたがつぼみもあり。

7/8 16:01

ハクサンシャクナゲ
これも終盤戦のようです。

7/8 16:16

石畳。
古くから登られてる歴史の道。

7/8 16:18

指尾山。
こんな山知らんかった（失礼）。

7/8 16:42

六万山。この山も意識外でした。
疲れた足に小さな登りもこたえます。

7/8 16:46

ブナの森を下ります。

7/8 17:03

林道に下りた。今朝見た通行止め。
ここから釈迦新道を下ります。

7/8 17:16

ササユリの群生あります。
早朝は暗かったのでパスした。

7/8 17:18

登山口。
何気なく入ったが、朝一は暗かったので工事の標識見落としてました。

7/8 17:18

ここから3Km上部の林道で大きな崩落ありました。
湯の谷登山口手前のトンネル出口付近です。

7/8 17:29

市ノ瀬に戻りました。
周回完了。

撮影機器：

E-M5MarkII OLYMPUS IMAGING CORP.

装備

個人装備

Ｗストック アイゼン（予備） ツェルト+レスキューシート

備考

虫よけスプレー（ハッカオイル）

感想

funa84

昨年も7月中旬に釈迦新道から登り南龍ケ馬場でテント泊。南竜山荘でチブリ尾根が林道崩落のため通行止めの掲示ありました。困ったなと思いつつ、登ってきた方の情報で通行可と分かり下山しました。市ノ瀬近くの崩落で工事のため全面通行止めとなってましたが、通行自体は問題ありませんでした。

今回、釈迦新道が林道で通行止めとなってましたが、状況分からず前進してしまいました。昨年の例もあったので。現場は昨年見た市ノ瀬近くの崩落とは比較にならないほど大規模で工事も進行中のようでした。早朝で工事はしてませんでしたが、通行自体は可能でした。ここまで来てしまったので自己責任で通過させていただきました。
私が言うのも変ですが、現地の指示に従って下さい。

「花の白山」の中でも釈迦新道は最も花が多いように思います。花の種類も豊富です。昨年登ってお気に入りとなりました。

今回のコースは白山禅定道が未踏だったので利用してみようと計画組みました。日帰りコースとしてはちょいと長いですね、分かってはいましたが。登りは癒し系でしたが下りは修行系でした。