至仏山(お花いっぱいの蛇紋岩の山) #123

2011年07月23日(土) [日帰り]

• GPS: 06:15
• 距離: 9.4km
• 登り: 709m
• 下り: 709m

コースタイム

市役所4:00発〜鳩待峠着6:55/7:30鳩待峠発〜オヤマ沢田代〜9:00笠ヶ岳との分岐〜9:30小至仏山〜10:40至仏山頂〜直下で昼食(休〜11:20)〜12:00小至仏山〜12:35
笠ヶ岳との分岐〜オヤマ沢田代〜13:40鳩待峠〜入浴〜17:40市役所着

天候

晴れのち曇り(稜線は西からガスわき出る)

アクセス

利用交通機関：

バス

コース状況／危険箇所等

　鳩待峠から小至仏山手前までは、主に東電さんの木製階段と木道が続く。(階段はやや疲れるが滑らないので精神的には楽でした。)
　小至仏山付近から至仏山は、滑りやすい蛇紋岩の岩場コース。(前に登った早池峰山に似た景観が広がっていた。)
　蛇紋岩は、マグネシウムを含み表面は蛇の模様のよう。間に粘土質を含むため滑りやすく、風化した岩面は、赤茶色に見える。
　マグネシウムが植物の水分吸収を阻害しているとのことで、オゼソウ、ホソバヒナウスユキソウなど多くの特産種が見られた。

写真

7/23 8:05

登り始めると直ぐに尾瀬の女神がお出迎え「至仏山の花園へご案内・・・」

7/23 8:34

小至仏山と至仏山が並んで見える所まで登ってきました。

7/23 8:55

オヤマ沢田代に到着です。
ワタスゲが木道の両脇に揺れていました。

7/24 10:03

木道の脇には、シナノキンバイも咲き誇っていました。

7/23 9:27

でも、まだまだ長い木製階段は続きます。

7/23 7:58

階段をよく見ると、あの「東京電力」のマークが刻印されていました。平成22年に整備したのでしょうか。
これからは、誰が尾瀬の環境や施設を護っていくのでしょう・・・

7/23 9:59

イブキジャコウソウも沢山見られます。

7/23 9:41

西側からガスが上がって着ました。

7/23 10:18

登ってきた小至仏山を振り返ります。
見かけは、のびやかな稜線に見えますが・・・

7/23 9:18

こんな急な蛇紋岩の岩場もありました。
滑りやすいので皆さん慎重です。

7/23 10:30

やっと至仏山の頂上が見えてきました。
足下はやっぱり不安定です。

7/23 10:42

至仏山の山頂は、沢山の登山者でいっぱいでしたが、尾瀬ヶ原方面に目を転じると燧岳が遠くに霞んで見えました。

7/23 11:23

人混みの至仏山頂上をそこそこに辞して、振り返ると、またガスが出始めました。

7/23 12:12

こちらはお馴染み「ヨツバシオガマ」

7/23 12:21

みんな大好きな「ウサギギク」

7/23 12:25

ハクサンチドリもありました。

7/23 8:56

シャクナゲは、ピンクに白に赤いのもありました。

7/23 12:35

ちょっと湿った所には「イワウチワ」

7/23 12:32

「コイワカガミ」も忘れないでと恥ずかしそうに下を向いて囁いていました。

7/23 10:00

蛇紋岩にイワシモツケのデコレーション。

7/23 12:39

ベニサラサドウダンは、赤いハンドベルのようでした。

7/23 12:19

これが特産種の「オゼソウ」です。

7/23 9:28

立派なコバイケイソウも咲いていました。

7/23 9:56

タカネシュロソウ(ムラサキタカネアオヤギソウ)です。

7/23 9:34

なでしこジャパンじゃなくて、こちらは「タカネナデシコ」

7/23 11:53

タカネバラもピンクです。

7/23 9:10

チングルマの群落もありました。
風のあたるところでは、果穂になっているのもありました。

7/23 13:02

ニッコウキスゲは、本当に美しい。

7/23 13:02

清楚な感じのする「ヒオウギアヤメ」も咲いていました。

7/23 10:37

真打ち登場!　「ホソバヒナウスユキソウ」です。

7/23 10:37

こちらは、「ミネウスユキソウ」で、キク科らしいです。
この他、沢山の花々が咲いていました。
とても全部載せきれな〜い。

撮影機器：

DMC-FZ7 Panasonic

DSC-HX5V SONY

コメント

o-san

天気が最高！
至仏は今回３回目の挑戦にして、天候にも恵まれ快走。
早池峰にも似た蛇紋岩山道には、多くの山ガールなどのパーティも入って夏山到来の感。
by o-san