八ヶ岳南部(美濃戸口〜阿弥陀岳〜行者小屋〜地蔵の頭〜赤岳〜権現岳〜天女山〜甲斐大泉)
- GPS
- 27:38
- 距離
- 22.9km
- 登り
- 2,379m
- 下り
- 2,709m
コースタイム
- 山行
- 4:19
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 5:10
- 山行
- 7:19
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 8:59
天候 | 7/7:曇り。時々晴れ、ガス、微雨。 7/8:晴れ。 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:甲斐大泉駅からJR利用。(小淵沢からはホリディ快速ビュー山梨) |
コース状況/ 危険箇所等 |
全コースとも一般登山道。メジャーなコースなので略。 |
写真
感想
■週間天気予報をみると7,8,9日辺りは晴れ間があり雨の心配はなさそうで、これを逃すと以降は曇りマークが多くなるし、さらに延びると夏休みシーズンに入る。混雑する山は出来れば避けたいので、天気が良いうちにと決行を決断した。毎日が日曜日の私は日程組みの自由度は高い。
ほぼ1年ぶりとなるテント泊山行であることと、忍び寄る老いとで歩けるかな等と幾分億劫さもあったが、行けばいつも”決行して良かった”という思いが殆どだったことから気持ちの萎えを振り切った。
テント場は混むような気がしたので土曜日発を前日の金曜日発にした。その代わり、平日バス便の都合上少し遅い歩き始めになるがテント泊なので遅くなって着いても問題はないだろう。
■天気はまずまずなのだろうがガスが濃くなってきた。日影になっていいのだが御小屋山で休んでいるときには雨粒が少し落ちてきた。以降、止んだりぽつりときたり陽が射したりとはっきりしない空模様だ。不動清水入り口で水補給する必要はなかったが偵察がてらにほぼ水平の道を片道数分の水場へ往復した。阿弥陀岳頂上が近くなると険しい岩場が現れてきた。鎖や梯子等も設置されている。
■阿弥陀岳頂上に15:17着。展望は本来いいはずなのにガスに覆われて眺望は全くない。休んでいる間に雨がポツリと落ちてきた。雨具とザックカバーを取りあえずいつでも取り出せるように準備して下山にかかった。中岳コルに着くまではガレ場の急坂な下りで躓き転倒を警戒し慎重に足を運んだ。
■行者小屋に着いた後、何時のまにかガスが晴れてきて、見上げた眼前の赤岳、阿弥陀岳、はじめ横岳、硫黄岳など周りの山々が神々しく照り輝いていた。夜には星も見えて明日の天気に安心を持てた。
■夜中は気温が下がり寒いくらいでシュラフのジッパーを上まで締めた。眠れたのかそうでないのか良く分からないなかで4:10起きだし、6時前に出発した。上は青空、暑い陽射しが照りそそぐが眺めが良く、梅雨明けの真夏を思わせるようだ。稜線に出てからの展望は素晴らしかった。
■今日は土曜日なので多くの登山者とすれ違った。赤岳を過ぎて真教寺尾根分岐から先は初めて歩くコースとなる。岩場の急な下り坂で前のめりの転倒だけは用心した。下りきったところがキレット。そこからちょっと進むとキレット小屋。山と高原地図には小屋傍に水場があるように表示されているので補給したかったが、小屋自体が雨水を利用しているようで、また、丁度ヘリの荷運び時で危ないから早く通り過ぎてくれと言われて、尋ねることもできず水場の確認もできなかった。
■権現岳近くの梯子登りは長くて高度感がありスリルある。3点支持を忠実に守り登り切って一安心した。権現岳から先は下り一辺倒。前三ツ頭から天の河原までは長かった。天女山を過ぎて、駅までなだらかな下りの車道歩きはゆっくり歩いたが、それでも電車の予定時刻より1時間前に到着した。こんなことならもっと途中で展望を堪能するんだったなあと思うも後の祭り。駅周辺は淋しい限りで待ち時間を持て余した。
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