赤岳,権現岳 日帰り20kg歩荷訓練
- GPS
- 13:00
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 2,009m
- 下り
- 2,018m
コースタイム
- 山行
- 10:18
- 休憩
- 2:22
- 合計
- 12:40
天候 | 晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
50台程度駐車可能でガラガラでした |
コース状況/ 危険箇所等 |
真教寺尾根の赤岳までの突き上げと赤岳〜キレットは鎖場の連続なので注意が必要 三点確保で確実に投降する |
その他周辺情報 | 帰りはたかねの温泉(820円)を利用 ※サイトで割引券見せると100円引き |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ(1) 1
予備電池(1) 1
1/25000地形図(1) 1
コンパス(1) 1
ロールペーパー(1) 1
ファーストエイドキット(1) 1
筆記具(1) 1
保険証(1) 1
携帯電話(1) 1
計画書(1) 1
アタックザック(1) 1 ペットボトルが入るもの
ザックカバー(1) 1
タオル(1) 1
防寒着(1) 1
雨具(1) 1
スパッツ(1) 1
帽子(1) 1
登山靴(1) 1
水筒(1) 1
時計(1) 1
非常食(1) 1
カメラ(1) 1
日焼け止め(1) 1
サングラス(1) 1
ストック(1) 1 必要
水の入ったペットボトル X 水 12L分
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共同装備 |
ガイド地図 1 satoshi884
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感想
今回は夏合宿前の歩荷訓練として、八ヶ岳に行ってきました。
ザックの重量は12Lの水を積んで合計約20kg。
訓練対象はsatoshi884とutk氏で、目的はutk氏に重い荷物を背負ってのきつめの山行を体験してもらうことでした。
コースとしては、今まで行ったことがなかった東側から赤岳にアプローチするルートをとりました(美濃戸の林道歩きが嫌だったので)。
登り始めは美し森からで、最初は割となだらかな樹林帯を抜けるルートになります。樹林帯なので、日差しも強く当たらず、人も比較的少ないので、快適に登ることができます。道端にはちょうど見頃を迎えたバイカオウレンやゴゼンタチバナ、イワカガミが咲いており目を楽しませてくれました。
途中、この時期恒例のアブの大群に襲われたものの大きなトラブルはなく順調に牛首山、扇山と進んでいき、赤岳までの急登までたどり着くことができました。その先の急登は鎖場の連続で、岩場での三点確保やバランスの練習にちょうど良く、なかなか良いコースでした。10時近くなると山頂付近にガスがかかり始め、眺望が効かなくなったものの、雲の隙間から見える幻想的な天狗岩なども雰囲気があってよいものでした。
急登を詰め、権現の稜線にでると文三郎尾根から上がってきた多くの人で混んでおり、赤岳山頂もたくさんの人で賑わっていました。ここでutk氏に疲れが見えていたため、水6Lをリリースしてもらい、予定を変更して権現山を目指すことにしました。
赤岳、権現間のキレットを通るのは初めてでしたが、天狗岩の近くの道など高度感のある岩場があり、ここでも岩場歩きの練習をすることができました。
キレット小屋からは特に危険箇所もなく、ツルネ、旭岳を通過し、最後の20mハシゴを登って、権現にたどり着きました。
ここでutk氏の水を全てリリースし、三ツ頭、前三ツ頭を経由して天女山を目指し下山を開始しました。途中、またしてもアブの大群が襲来し、さらに雷雲が近づいてきたため、急ぎ足での下山となったのですが、自分以外皆軽装だったのでCT×0.6の猛スピードでの下山となってしまいました。さすがに20kgの重装と疲労が重なり、ハンガーノックギリギリの状態となり、体力と精神力を試される過酷な状況となりました。やっとのことで天女山にたどりついても、美し森まではオンロード約5kmが残っています。もうそのあとは、気力を振り絞りひたすらきついロード歩きを1時間半程耐え、なんとか美し森にたどり着くことができました。
結果として、utk氏に重装と岩場歩きの体験をしてもらうことができ、個人的にもきつい歩荷に耐える訓練ができ、目的を果たすことができました。
また、夏前の花々が咲きほこる八ヶ岳を楽しむことができ、よい山行でした。
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