大朝日岳 ▲中ツル尾根▼御影森山、上倉山


- GPS
- 11:37
- 距離
- 19.5km
- 登り
- 1,982m
- 下り
- 1,994m
コースタイム
天候 | 快晴☀ 灼熱の陽射し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪は消えている。稜線に出てからの暑さ対策は万全に。 |
写真
感想
当初、週間予報では9日は雨予報だったが、晴れ予報に変わった。天気予報を見ながらずっと気になっていた大朝日岳からの御影森山周回に挑みたくなった。やや心配なのは山形地方の最高気温。34℃、今年一番の暑さになるらしい。暑くなる前に早朝から一気に登ってしまえば何とかなる、出発前はそう考えていた。
予定通り、夜明けとともに朝日鉱泉登山口から登山開始。7合目までは良かった。しかし樹林帯を抜けたあたりから強烈な直射日光で徐々に体力が奪われ、急激にペースダウン。大量の発汗で体温上昇が止まらずシビレが発生、熱射病の前触れが起きてしまう。想定を超える暑さにやられ、大幅に遅れたがなんとか山頂を極める。
大朝日岳山頂はこれで4回目。ガスに覆われず今回初めて晴天になった。霞むことが多いこの時期にあって、クリアな景観を眺めることが出来る幸運。困難が一気に報われ、山頂でしばらく至福の時間に浸る。
下りは以前からの宿願のひとつ、御影森山周回ルートへ。平岩山への稜線はツウな人が朝日一とも言っている絶景ルート。前回は暴風雨の中を進んだが今回は絶好のコンディションで快適な稜線歩きとなった。
平岩山からはますます気温もあがり、遮るもののない稜線、アップダウンが延々と続く。体力、気力とも急激に衰退。御影森山までの行程は昨年の三面尾根を彷彿させるタフな登りだった。
御影森山から先は、巨木の森林帯を進む。フラフラになりながら朝日鉱泉までなんとか生還した。
本日の山形市の最高気温は結局今年最高で34.4℃まで上がったという。こんな劣悪なコンディションでもなんとか生還できたのは、大量の飲料、塩タブレットを持参したこと、それと雪渓で雪を集め、上昇した体温をクールダウンできたこと など、過去の経験が生かされたことが大きい。それでも紙一重だった感は否めない。
決して若くないので無謀なチャレンジはほどほどに、次はもっとゆとりある登山を楽しみたいものだ。きつい登山の帰りはいつもそう思う。
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