朝日連峰全山縦走
- GPS
- 23:53
- 距離
- 42.8km
- 登り
- 3,941m
- 下り
- 4,019m
コースタイム
- 山行
- 4:59
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 6:27
- 山行
- 6:39
- 休憩
- 2:43
- 合計
- 9:22
- 山行
- 7:23
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 8:36
天候 | 1日目:晴れ 2日目:晴れ一時曇り 3日目:晴れ一部稜線一時ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
※乗合タクシーは5日前予約で間に合わず、個人予約で乗車1時間弱、\11,520 麓の朝日屋さんに前泊するのが一番安く行ける方法らしい 復路:リフレ16:40発小国町営バスに乗る予定が、行き合った登山者の方に新潟まで送って頂いた |
コース状況/ 危険箇所等 |
・泡滝ダム〜大朝日岳 整備された登山道で何の問題も無し ・大朝日岳〜平岩山 以東岳からの主稜線に比べれば状態イマイチだがこの区画も問題無し ・平岩山〜大石沢分岐(北大玉山) 段々下草だの枝葉だのが増えて道も細く怪しくなってくる ・大石沢分岐〜赤鼻 核心部、草刈り・枝打ちはされていて道は明瞭だが刈った笹で路面が覆われており足元が分からず滑る、道がトラバース気味に付いており細い上に谷側に落ちていて前述の足元状態もありかなりの緊張を強いられる、崩落地も多く谷側はずっと急傾斜なので滑落したら相当マズイ事になる、朝露に濡れた下草が大量にあるのでゲイター必須(自分は持っておらずビショ濡れになった) ・赤鼻〜祝瓶山 枝葉が五月蠅いのは朝日側と変わらないがだいぶ歩かれている感じの路面で歩き易さはかなり改善される、岩場は不意の滑落さえ気を付ければ難易度は低い ・祝瓶山〜大石橋登山口 上部に滑落注意の痩せ尾根が有るが一般登山道 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
テントマット
シェラフ
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感想
ここ2年ほどお気に入りの東北の山。
今回は思い切って朝日連峰全山縦走を計画した。
行きたいと思いつつアクセスが悪過ぎてずっとパスしていた山域だったが、満を持して。
スタートの車の数で早くも嫌な予感。
大鳥小屋では以東小屋に入るのは絶対に無理と言われ、どうしようかと思った。
実はこの事態を想定して鶴岡市役所の担当部署に問い合わせをしていたのだが「テントは駄目だが小屋に入れなかった事は無い」との回答。
…嘘やん…。
ソロだった事と管理人さんがとても良くしてくれたおかげで入れたが、入れない人が狐穴に向かうし、最終的には緊急避難として小屋のテントは出てくるし、あれだったら自分のテント持って行ったよ…と。
まあ災い転じてと言うか、そのお陰で管理人さんと物凄く仲良くなり貴重な話も聞けて、同泊の方々とも交流できて、とても楽しかったので結果良しだが。
朝日小屋についても似たような感じで、楽しかったけどやっぱりテント張らせてよ、と。
もちろんルール的には駄目で、山ならではの緊急避難だとは分かっているが。
テン場にするほどの広さも無いので許諾も取らないのだろうけど。
肝心のルートだが、コレはもう素晴らしいの一言。
雪国の山は森林限界が低く雪で谷が険しく削られているため、標高が低くてもアルプスの絶景に全く引けを取らない。
大朝日岳までは非常に歩き易く、アップダウンも有るが高低差はさほどでもないので余裕をもって山を楽しめる。
歩行距離はそれなりにあるが。
祝瓶までのルートは2週間前に藪かったと言う情報が有り多少不安だったが、道の酷さはともかくルート的な問題は無かった。
更に朝日小屋で同じルートを行く方と会った事で多少安心感もあったし。
最後はその祝瓶山頂で出会った登山者の方に車に乗せてもらい、大変助かった。
新潟の方で、麓までだけでなく新潟まで乗せて貰ってしまった。
小国からだと帰宅がかなり遅くなるところだったが、有難すぎる。
しかもその方は若いころ滝谷やチンネもやっていたエキスパートで、地元という事で新潟の山も詳しく、車内でのお話もすごく楽しかった。
ルート・天気・出会い、全てに恵まれた完璧な山行だった。
今年は天応不順と仕事の都合で山を始めて初のアルプスに行けなかった夏になってしまったが、シーズン最後に最高のご褒美を貰えた。
コメント
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同時期に朝日連峰縦走されたレポを巡回していて、貴殿のレポを拝見させていただきました。
私は10/11泡滝から入り、10/13に朝日鉱泉に下りました。
大朝日岳山頂から御影森山コースに入るだけで歓声が上がったのに、そのまま祝瓶山を登りきるとは。。。いつの日か、私も大縦走をやってみたいです。
平岩山の「草刈りの歯」は、私もスゴイ気になりました(^-^;
また来年は、飯豊山の縦走かダイグラ尾根を経由するサーキットを目標にしていますので、貴殿の過去レポを参考にさせてください。
こんにちわ!
コースタイム的には十分縦走可能です。
道は酷道ですが、景色は最高でしたよ!
ぜひ挑戦してみてください。
飯豊も綺麗ですよね
私のレコが参考になれば嬉しいですが、水場は年によっては結構涸れてるそうなのでお気を付けて。
楽しんでくださいね!
下山口で良い人に拾われて良かったですね。
私的には、大朝日岳から祝瓶山までの美しい稜線が、この山行一番の嬉しい思い出でした。
祝瓶山までの登り返しはえぐかったけど…
またどこかでお会いできたらいいな(^^♪
こんにちわ!
こちらにもコメントありがとうございます。
車に乗せて頂けたのは本当にラッキーでした。
長い林道・車道歩きでは結構乗せてもらう経験があり、人の優しさを感じます。
確かにあのルートは綺麗でしたね。
西朝日からの稜線がずっと右手に見えているのも良かった
またお会いできる時を楽しみにしています!
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