涼を求めて鳥海山 [湯の台→新山→外輪山→千畳が原、幸治郎沢経由の周回]

2017年07月15日(土) [日帰り]

• GPS: 10:15
• 距離: 17.1km
• 登り: 1,487m
• 下り: 1,471m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:58
• 休憩: 0:16
• 合計: 10:14

4:21 湯ノ台口
4:33 4:34 滝ノ小屋
5:18 5:19 河原宿小屋
7:00 7:00 伏拝岳
8:55 8:55 七高山
9:21 9:21 行者岳
9:27 9:27 伏拝岳
9:44 9:44 文珠岳
10:23 10:24 七五三掛
10:40 10:40 御田ヶ原分岐
10:48 10:51 御田ヶ原
11:01 11:02 御浜小屋
11:18 11:19 御浜小屋
11:32 11:32 御田ヶ原
11:41 11:44 御田ヶ原分岐
12:18 12:18 蛇石流分岐
12:29 12:31 丁字分岐
13:05 13:06 幸次郎沢
13:52 13:54 河原宿小屋
14:26 14:26 滝ノ小屋
14:35 ゴール地点

天候

晴れのち曇り
山頂滞在あたりからガスが上り始め、鳥海湖が見えたり見えなかったり。
雪渓でガスるのはご勘弁だじぇー(-_-;)

アクセス

利用交通機関：

自家用車

湯の台登山口
日東道 酒田みなとから鳥海高原ラインを走り車道終了地点が駐車場、登山口となっています。

鳥海高原ライン
https://goo.gl/maps/2ULuDVqxdrD2

コース状況／危険箇所等

・河原宿〜あざみ坂の雪渓は軽アイゼン以上の用意を

・外輪山側から新山、小屋へ向かう道も雪渓となっており、アイゼンが無い場合は雪渓の最下部まで降りてから岩づたいに小屋に行くと安全

・御浜から万助道方面へ鳥海湖を回って行く道は雪渓の傾斜がキツイので通らない方が良いと擦れ違いの登山者の方に言われました。

・御田ヶ原〜千畳ヶ原は雪渓を下るが、ガスが出るとルートが非常に不明瞭になるためGPSを持って行った方が良い。また軽アイゼン等が無い場合は通行を避ける。

・幸治郎沢の水量は通常に歩行できる程度でしたが増水時は注意

写真

7/15 3:56

新潟から3時間半かけて到着
ちょうど夜が明けはじめました

7/15 4:12

駐車場の公衆トイレ前の案内板

7/15 4:12

湯の台登山口
用紙もペンもありましたので記入。県外遠征の時は毎回提出してますよ(笑)

7/15 4:23

しばらく石段が続く
散歩道って感じです。

7/15 4:28

小屋が近くなると視界が開けてきます

7/15 4:33

滝の小屋

7/15 4:33

目指す山頂はガス気味？

7/15 4:34

あっ…

7/15 4:38

御来光
おはようございます(^^)

7/15 4:49

朝は強目の風が吹いていたが生温かい…

7/15 4:52

ナナカマさん

7/15 5:02

南の方角なので奥に見えるのは月山でしょうか？

7/15 5:02

モヤで山並みがキレイ

7/15 5:10

帰って調べたらハクサンシャジンっ名前らしい。

7/15 5:10

7/15 5:10

隣の峰？が見え始め

7/15 5:11

ハクサンフウロ

7/15 5:14

雪渓と小川が見え出すと河原宿間近

7/15 5:17

河原宿小屋

7/15 5:18

水浴びタイム
ひゃっこくて気持ち良い(^^)

7/15 5:20

千畳ヶ原、月山森への分岐
帰りは無事にこちらから戻ってこれますように

7/15 5:22

軽い渡渉後に1時間程の雪渓タイムが始まります。
ストック取り出してチェーンスパイク履きます。

7/15 5:40

えっちらおっちら登ります。

7/15 5:41

ワレワレ

7/15 5:45

風が舞うと涼しいように見えて意外と生温いんだな〜��(゜Д゜)
でもミストがキレイ

7/15 6:04

太陽が出るとイイ！

7/15 6:06

後ろを振り返ると小屋がだいぶ向こう

7/15 6:12

あざみ坂手前まで来ました。

7/15 6:21

あざみ坂。

7/15 6:24

とりあえず脱ぎます。
モンベルのチェーンスパイクは中々良い感じです。

7/15 6:25

雪解け水でお茶冷やして朝ご飯の柿の種…
インター降りて昨年立ち寄ったセブンに行くつもりだったのに、
今年のグーグルマップさんはそれを拒否して全くコンビニが見えないまま来てしまった。

7/15 6:28

キレイな青空もこの時間くらいまででした。

7/15 6:33

軽アイゼンの片ワレが落ちてたので引っ掛けときました。

7/15 6:38

あざみ坂、急登

7/15 6:38

なんてお花？

7/15 6:39

大雪渓ですね

7/15 6:51

気持ち良い青空(^^)

7/15 6:51

あちらは雲の中

7/15 6:55

シャクナゲ未遂

7/15 6:58

あざみ坂の急登を登り外輪山の稜線に合流

7/15 6:58

御浜の方は雲の中
また後できますね

7/15 7:00

新山、七高山

7/15 7:00

まずは行者岳へ

7/15 7:07

ミヤマキンポウゲ

7/15 7:07

ホソバイワベンケイ

7/15 7:13

行者岳

7/15 7:19

なんだか見覚えある山容が…
守門じゃね？(笑)

7/15 7:21

御室小屋が見えました

7/15 7:27

新山への分岐点

7/15 7:27

七高山は後ほど。

7/15 7:28

先に新山へ行ってきまーす

7/15 7:29

下から数名の方がこちらに登られてます。
アイゼンの無い人は最下部まで降りて左巻きに進んだ方が良いとおじいちゃんに言われました。数名雪渓で滑落してたようです。

7/15 7:29

再びチェーンスパイク履いて…どう行くべ？
実は右手から巻いて雪渓上部に行くと楽だったと後に気づきます(笑)

7/15 7:35

雪渓の中腹から横断です。

7/15 7:46

傾斜はこんな感じ

7/15 7:48

御室小屋

7/15 7:48

目指すは新山
荒々しい岩場

7/15 7:59

正直どこ歩いたらよいのかわかりません(笑)

7/15 7:59

こちらからは外輪山がこのように見えるのか〜

7/15 8:00

胎内を潜ります。

7/15 8:02

とにかく這いつくばって登れ登れ
手袋してきて良かった〜

7/15 8:05

ようやく上の方まできました
なんか文字が刻まれとる。

7/15 8:05

山頂到着(^^)

7/15 8:06

ガスにまかれてきたなぁ…

7/15 8:22

人が登ってくるのを見ると大変さがわかります。

7/15 8:30

岩場にひっそりと小粒なアカモノ

7/15 8:31

帰りは来た道とは別の方から
雪渓の上部を目指してまわり道

7/15 8:39

こんな感じで雪渓の上部はなだらかで歩きやすかったです。
来るときもこちらから行けば良かった(笑)

7/15 8:39

最後だけ急斜面に近づきますが、慎重にいけば大丈夫

7/15 8:44

無事に雪渓突破
みるからに難儀な登りを戻り七高山へ行きますか

7/15 8:44

岩場を下る時に右方向に巻いて行ってれば雪渓上部に行けたわけ
丁度人が歩いてるけど、あのあたりから一気に切れ落ちてます。

7/15 8:48

鮮やかな黄色！
ミヤマキンバイだそう。

7/15 8:51

七高山山頂

7/15 8:52

七高山から新山を眺める

7/15 8:53

写真撮って頂きました。
新山チラっと(^^)

7/15 8:55

下山は外輪山の稜線を歩いて。
圧倒的な存在感です。火山ってすごいね

7/15 9:14

降り待ちしてて、いざ行こうとして大きめの石を踏んだら石ごと動いてズリ落ちた(汗)
梯子階段手前で止まって一安心…登られてた方、ご心配をおかけしました(>_<)

7/15 9:15

離れたとこから滑るの見えてたようで、通りがかりに心配してもらったおじさんから
「時計落ちてるぞー」と梯子の方から言われる
滑落した際に金具ごと外れたようだ(汗)
助かりました〜

7/15 9:27

分岐に戻りました。
河原宿へピストンではなく外輪山を回ってきます。

7/15 9:33

ハイマツ障害(笑)
道が狭い〜

7/15 9:33

振り返ると

7/15 9:33

こんな感じ

7/15 9:36

外輪山の稜線
まだまだ行く先は遠く続く
うっすらと鳥海湖が見えます

7/15 9:42

ん？
雪渓に人が歩いてる

7/15 9:43

あっ！
御室へ沢山の人が歩いてます…
アタイ今日は新山からこの雪渓を下る予定だったのでは？
忘れてたー…��(゜Д゜)
また一つ鳥海山にやり残しを(笑)

7/15 9:45

イワギキョウ

7/15 9:52

文殊岳

7/15 9:59

シャクナゲ

7/15 10:00

こちらの雪渓登りは次回への宿題ですね

7/15 10:01

イワブクロ

7/15 10:17

千蛇谷分岐

7/15 10:17

ここから雪渓の方へ下るのね

7/15 10:20

小僧えぇ勉強になったやろ(笑)

7/15 10:20

御浜から鳥海湖を回って帰る予定だったが、ここで通りがかりのお兄さんに御浜から雪渓を降る道は危ないと言われました。
ですので御田ヶ原分岐から千畳ヶ原へと行くことにして、とりあえず御浜まで行ってみよう。

7/15 10:22

木道に出ました

7/15 10:23

七五三掛

7/15 10:23

広めの休憩スポットですね

7/15 10:25

本日最初のニッコウキスゲ

7/15 10:30

キレイなナナカマさん

7/15 10:32

双子ちゃん

7/15 10:32

気づけばあたり一面にニッコウキスゲ！
テンションあがります(^^)

7/15 10:34

八丁坂を下ると

7/15 10:37

御田ヶ原分岐が見えてきました。

7/15 10:38

ハクサンイチゲ！！
えぶり差でほぼ壊滅状態だっただけに嬉しい(^^)

7/15 10:38

御田ヶ原分岐
まずは御浜まで行って今日は鳥海湖を見ねばならんのです！
あたりにイチゲが沢山咲いてます。

7/15 10:47

御田ヶ原
皆通過するだけなのか、他と比べて人が少なかった。

7/15 10:52

ガスの切れ間から鳥海湖見えました(^^)

7/15 10:59

御浜に着くもどんどんガスが上がる

7/15 11:01

もう少し先まで行ってみよう

7/15 11:06

まわりの視界が無い…
今日はもうガスが晴れないのかな〜(-。-;

7/15 11:13

雪渓でガスると迷いそうで怖いなー

7/15 11:13

あわよくば鳥海湖を回って下山を考えましたがガスが酷いので御田ヶ原分岐へ戻ります

7/15 11:15

7/15 11:17

ガスに覆われてた中から目玉が！

7/15 11:19

御浜小屋

7/15 11:21

御田ヶ原分岐へ行きましょう。

7/15 11:23

また来ますね。
今度は鳥海湖まわりを歩くぞ〜

7/15 11:36

御丁寧な石段。さすが百名山

7/15 11:44

ハクサンイチゲとチングルマの共演

7/15 11:44

御田ヶ原分岐から河原宿まで帰ります。
このガスが前途多難っぽいなぁ

7/15 11:48

しばらくして木道
ここまでは千蛇谷分岐から確認できたんだよなぁ

7/15 11:58

そして雪渓。ガスで視界最悪
まわりに歩いている人もおらずGPS頼り
中々傾斜があるのでスパイク履いてトラバース。

7/15 12:00

振り返る

7/15 12:00

木道見えた！良かった〜

7/15 12:08

雪渓を下ります
めっちゃルート不明瞭で心配になる

7/15 12:14

登山道と雪渓のミックスが続く

7/15 12:16

渡渉箇所で水浴び休憩
ガスが出だしたらかなり涼しくなりました。

7/15 12:20

行先に木道発見で一安心

7/15 12:21

ピンクテープを目印に小川から登山道へ

7/15 12:24

このお花は何て名前なんでしょ？

7/15 12:26

木道から再び雪渓

7/15 12:26

振り返ると、だいぶ降りてきたようです。

7/15 12:27

雪渓に降りて登り返すと

7/15 12:29

T字分岐点に到着
飯休憩にします。

7/15 12:30

千畳ヶ原の木道続きを歩きます

7/15 12:33

キスゲさん

7/15 12:35

また雪渓…木道↔雪渓が続くと
スパイク抜いでは履いての繰り返し

7/15 12:37

少々荒っぽい渡渉
増水すると壊そう

7/15 12:40

サンカヨウ

7/15 12:44

ミックスミックス

7/15 12:47

霧がすんごい冷んやりしてきた。

7/15 12:50

寒！雪室ってこんな感じなんだろうなぁ

7/15 12:52

というわけで最後の難関である幸治郎沢の登り

7/15 13:01

荒々しいアスレチックゾーンだよ〜(^^)

7/15 13:02

水量は少なめでセフセフ

7/15 13:13

振り返ると急さがわかるよ

7/15 13:19

バテバテで登りきりました
これが暑い時だったらと思うと考えられんわ

7/15 13:22

もう雪渓が来たって驚かないよ！慣れた慣れた(笑)

7/15 13:30

チングルマの群生地

7/15 13:31

あの奥から下って登り返してきたわけですね

7/15 13:31

月山森との分岐ですが、行きません。疲れました(^^)

7/15 13:32

最後の登りです！

7/15 13:38

雪渓の先に木道、そして集団の人影

7/15 13:42

ツアーでしょうか？10数人いました。

7/15 13:44

河原宿に合流〜(^^)
道中一人旅でしたがなんとか戻ってこれました！

7/15 13:52

沢山の方が大雪渓を降りてます

7/15 14:24

滝の小屋
最後の水浴びでクールダウン

7/15 14:26

もう汗かかないようにゆっくりと(笑)

7/15 14:36

下山完了〜
お疲れ様でした。

7/15 14:37

車道にまで路駐の列が。
さすが百名山

撮影機器：

iPhone 6 Apple

感想

ヒマ

この1週間は仕事してても30度を超える暑さに嫌気がさしており少しでも涼しい場所へと北に車を走らせ鳥海山。

昨年の盆に初めて来て湯の台ピストンをした時の雪渓歩きを思いだしました。
その時はろくに下調べもせずに行ってしまい、鳥海湖があることすら知らないまま帰ってきてしまった苦い思いもあるのでそのリベンジも兼ねての再訪です。


本当は連休中日の日曜日に来たかったのだが、天気は土曜日しか晴れそうになく、
ドタバタでしたが金曜の仕事後に急いで支度して仮眠をとり0時過ぎから真夜中のドライブを楽しんできました。

到着すると駐車場は5割〜6割程度の埋まりでした。
湯の台からの直近の記録があまりなく歩けるのかも心配でしたが雪渓歩きは充分すぎるほど楽しめました(^^)
日の出ているうちは風が強いにも関わらず生温かさがあり求める”涼”とはほど遠い感じでしたが、ガスが上がり始めると快適な涼しさが味わえて良かったです。


あたり一面に広がるニッコウキスゲ、思いもよらぬハクサンイチゲの登場などお花を楽しめるお山でもありますね。

ちょっとした転倒ハプニングの際に外れた時計を拾ってくれたおじさんや、ルートの危険性を教えてくれたお兄さんにも感謝。

楽しみにしてた鳥海湖も見えるには見えましたが御池周りはできず。
ちょっとオツムが足りなくて千蛇谷雪渓を下る予定を失念し、外輪山の稜線を下山するなどまた鳥海山に宿題を残した感じ。ですのでまた来ますよ！

コメント

ひら

すれ違ってる( ﾟДﾟ)
ホント行者岳のあたりでスライドですね(゜o゜)
転倒したすぐあとですか。
大事にならなくてよかったですね。時計も無事で＾＾
思いがけない花の多い山行になりましたね。涼しく快適でした。

ヒマ

Re: すれ違ってる( ﾟДﾟ)
hiranaosuさんの記録を見た時にびっくりでした。まさかの同じ鳥海山(^^)
入山ルートは違えどスライドしてましたね〜

キレイな花が沢山あり勉強になりました。
スライドしたときも、お二人とも熱心に写真を撮っていたと思いますよ

ホント最近よく転ぶので気をつけねば。腕時計が外れてるのも気付かないほど動揺してたのかもです。50mほど先に通過してから呼ばれて気が付く始末で(汗)

higumi

ご無事でなによりです！
ロングドライブご苦労様でした(^｡^)
それに見合うだけの景色とお花を満喫してきたのですね♪( ´θ｀)
羨ましすぎです(≧∀≦)
私も今年こそは鳥海山に行ってみたいで〜す(^-^)v
でもやっぱ遠いですよね~

ヒマ

Re: ご無事でなによりです！
鳥海山良いですよー(^^)
はまっちゃいそうです。まだ歩いてないルートも沢山ありまた行きたいですね〜

三条からだと最初から高速乗っていれば3時間ほどで着きそうですし、飯豊行くのにプラス1時間だと思えば行けちゃいますよ！