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Yamareco

記録ID: 1198095
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無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

【関東100】鬼怒沼湿原・鬼怒沼山(女夫淵温泉跡から鬼怒川の源流部を往復山行)

2017年07月16日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:29
距離
20.7km
登り
1,200m
下り
1,197m

コースタイム

日帰り
山行
8:46
休憩
0:43
合計
9:29
7:20
60
8:20
8:26
9
8:35
8:35
13
8:48
8:49
16
9:05
9:05
29
10:57
10:57
16
11:13
11:13
43
11:56
12:06
30
12:36
12:36
4
12:40
13:00
27
木道の横のベンチ(昼食休憩)
13:27
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74
15:04
15:04
15
15:19
15:19
7
15:26
15:26
7
15:33
15:33
76
■所要時間:9時間29分
■歩行時間:549分(小休止を含む。昼食休憩を含まず。)、標準CT(576分)の0.95倍。
■距離:20.72km
■累積標高差:+-1210m
■行程量:41.44+24.2+12.1=77.74P(38.87EK)(★★★)
■ラップタイム:7.06分/P、+319m/h(マイペース登高能力:ランク検
■エネルギー定数:549*0.03+1.21*10+1.21*0.6+20.72*0.3=35.512
(ルート定数:576*0.03+......=36.322)
■山のグレーデイング:4B
■消費カロリー:35.512*(76+(10+8)/2)=3,019kcal
※各指標の詳細は個人プロフィールで説明。
天候 曇り一時にわか雨
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
女夫淵温泉駐車場の脇に駐車
コース状況/
危険箇所等
■女夫淵温泉跡より奥の林道は、一般車輌の通行が規制されており、奥鬼怒温泉郷の宿泊客も、女夫淵温泉駐車場に車を停めて、温泉宿のマイクロバスに乗り換えます。そのため、女夫淵温泉駐車場は結構混んでいます。
■トイレは、女夫淵温泉駐車場にあります。長丁場になるので、先に済ませておいた方が良いでしょう。緊急の場合は上流にある3つの温泉宿でトイレを借りることになります。上部の鬼怒沼付近にはトイレはありません。
■八丁の湯に至る奥鬼怒歩道は、主に鬼怒川の左岸を遡ります。山際は落石の危険があります。
その他周辺情報 ■川俣湖温泉の「上人一休の湯」で入浴しました。大人510円。
7:20 登山口の駐車場を出発します。上流にある温泉に宿泊する人も、ここに車を停めて温泉のマイクロバスに乗り換えます。三連休の中日は、すでにこの時間で満車でした。
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7:20 登山口の駐車場を出発します。上流にある温泉に宿泊する人も、ここに車を停めて温泉のマイクロバスに乗り換えます。三連休の中日は、すでにこの時間で満車でした。
7:21 駐車場を出た所にある橋を渡るとすぐに、奥鬼怒歩道の入口があります。林道を歩くよりも近道になります。
7:21 駐車場を出た所にある橋を渡るとすぐに、奥鬼怒歩道の入口があります。林道を歩くよりも近道になります。
7:31 一山を越えて、鬼怒川に架けられた吊り橋を渡ります。
7:31 一山を越えて、鬼怒川に架けられた吊り橋を渡ります。
7:32 最上流部の鬼怒川
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7:32 最上流部の鬼怒川
7:37 川の左岸につけられたアップダウンの多い道を上流に向けて歩きます。
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7:37 川の左岸につけられたアップダウンの多い道を上流に向けて歩きます。
7:51 左岸側に岩場が張り出しているため、橋で一旦右岸に渡ります。 
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7:51 左岸側に岩場が張り出しているため、橋で一旦右岸に渡ります。 
7:52 次の橋で、すぐに左岸に戻ります。 
7:52 次の橋で、すぐに左岸に戻ります。 
7:56 支流が注ぎこんでいます。
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7:56 支流が注ぎこんでいます。
7:58 河原の樹林帯の中を歩きます。山際は落石の危険があるため、河原の近くに道がついています。
7:58 河原の樹林帯の中を歩きます。山際は落石の危険があるため、河原の近くに道がついています。
8:06 森の中の散歩道
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8:06 森の中の散歩道
道沿いに花が咲いています。
道沿いに花が咲いています。
8:20 八丁の湯に到着しました。 
8:20 八丁の湯に到着しました。 
8:35 加仁湯に到着しました。
8:35 加仁湯に到着しました。
8:48 最も上流にある日光沢温泉に到着しました。
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8:48 最も上流にある日光沢温泉に到着しました。
8:51 赤い屋根の日光沢温泉
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8:51 赤い屋根の日光沢温泉
8:53 左岸に渡ります。
8:53 左岸に渡ります。
9:05 丸沼分岐(1450m)にまで登って来ました。
9:05 丸沼分岐(1450m)にまで登って来ました。
9:34 オロオソロシノ滝の展望台(1640m)まで登って来ました。
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9:34 オロオソロシノ滝の展望台(1640m)まで登って来ました。
10:28 鬼怒沼湿原に近づくにつれて傾斜が緩やかになります。
10:28 鬼怒沼湿原に近づくにつれて傾斜が緩やかになります。
トウヒの大木
幹の直径は1m以上、高さは20m以上ありそうです。
幹の直径は1m以上、高さは20m以上ありそうです。
葉の先に新しい葉が出てきています。
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葉の先に新しい葉が出てきています。
シラビソなども生えています。
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シラビソなども生えています。
この木はなんだろう?
この木はなんだろう?
10:57 鬼怒沼に出ました。
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10:57 鬼怒沼に出ました。
ワタスゲのお花畑が広がります。
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ワタスゲのお花畑が広がります。
木道の側にまでワタスゲがびっしりと生えています。
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木道の側にまでワタスゲがびっしりと生えています。
フワフワしていて気持ち良さそう。
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フワフワしていて気持ち良さそう。
木道を奥に進みます。
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木道を奥に進みます。
池塘が現れました。
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池塘が現れました。
小さめの池塘
霧につつまれた湿原
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霧につつまれた湿原
11:10 金池に到着。湿原の中では一番大きな池です。
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11:10 金池に到着。湿原の中では一番大きな池です。
金池の畔の標識。大清水にも抜けられます。
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金池の畔の標識。大清水にも抜けられます。
11:13 鬼怒沼山巡視小屋の前を通過。
11:13 鬼怒沼山巡視小屋の前を通過。
道沿いのコケ
11:42 鬼怒沼山の登り口までやって来ました。
11:42 鬼怒沼山の登り口までやって来ました。
急坂を登ります。
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急坂を登ります。
新しい葉が出ています。
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新しい葉が出ています。
11:56 鬼怒沼山の山頂に到着。山頂は狭くてブヨが一杯いました。
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11:56 鬼怒沼山の山頂に到着。山頂は狭くてブヨが一杯いました。
山頂の三角点
下山の途中にコメツガの幼木がありました。
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下山の途中にコメツガの幼木がありました。
こちらはシラビソか?
こちらはシラビソか?
12:13 登り口に下りて来ました。
12:13 登り口に下りて来ました。
再びコケ
12:36 鬼怒沼巡視小屋に戻って来ました。小屋の中の様子。
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12:36 鬼怒沼巡視小屋に戻って来ました。小屋の中の様子。
巡視小屋は東京電力が所有しています。登山者の利用は緊急時のみとのこと。トイレもないため、宿泊などの、周りの自然に負荷をかける利用は避けたいです。
巡視小屋は東京電力が所有しています。登山者の利用は緊急時のみとのこと。トイレもないため、宿泊などの、周りの自然に負荷をかける利用は避けたいです。
12:38 再び鬼怒沼湿原
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12:38 再び鬼怒沼湿原
ピンクの花
12:46 鬼怒沼のベンチでお昼にします。
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12:46 鬼怒沼のベンチでお昼にします。
13:05 湿原の一番奥まで来ました。物見山(2113m)を経て大清水へ抜ける道がついています。物見山への往復は、天気が良くないのでパスします。
13:05 湿原の一番奥まで来ました。物見山(2113m)を経て大清水へ抜ける道がついています。物見山への往復は、天気が良くないのでパスします。
13:05 来た道を戻ります。
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13:05 来た道を戻ります。
ワタスゲ三昧
アヤメ。花弁の根元に黄色の網目模様があります。湿原の地面がやや乾燥している所に生えていました。
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アヤメ。花弁の根元に黄色の網目模様があります。湿原の地面がやや乾燥している所に生えていました。
13:16 池の畔でたたずみます。向うに見える山は根名草山(2330m)
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13:16 池の畔でたたずみます。向うに見える山は根名草山(2330m)
ツマトリソウ
この青紫の花の名前は何だろう? タテヤマリンドウかな?
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この青紫の花の名前は何だろう? タテヤマリンドウかな?
13:27 鬼怒沼湿原を後にします。
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13:27 鬼怒沼湿原を後にします。
14:41 オロオソロシノ滝展望台まで下りて来ました。
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14:41 オロオソロシノ滝展望台まで下りて来ました。
アスナロの木
15:04 丸沼分岐まで下りて来ました。
15:04 丸沼分岐まで下りて来ました。
15:16 日光澤温泉上の祠
15:16 日光澤温泉上の祠
この花の名前もわからないなあ。花の名前を覚えるのは英語の単語を覚えるのと同じくらい苦手な私です。AI技術を使って、写真の画像から花の名前を一発で調べられるようなソフトやアプリが出てくることを期待します。
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この花の名前もわからないなあ。花の名前を覚えるのは英語の単語を覚えるのと同じくらい苦手な私です。AI技術を使って、写真の画像から花の名前を一発で調べられるようなソフトやアプリが出てくることを期待します。
15:17 日光澤温泉に下りて来ました。
15:17 日光澤温泉に下りて来ました。
15:26 加仁湯に下りて来ました。
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15:26 加仁湯に下りて来ました。
15:27 春日野部屋合宿所と書かれてありました。
15:27 春日野部屋合宿所と書かれてありました。
15:33 八丁の湯に戻って来ました。ログハウス風の建物が建っています。
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15:33 八丁の湯に戻って来ました。ログハウス風の建物が建っています。
16:34 つり橋に戻って来ました。
16:34 つり橋に戻って来ました。
階段を下ります。
階段を下ります。
16:49 駐車場に戻って来ました。車が入れ替わっていました。
16:49 駐車場に戻って来ました。車が入れ替わっていました。

装備

個人装備
ザック ザックカバー ヘッドライト 携帯ラジオ 予備電池(単3単4) 替えメガネ 細引き3mmX10m 折り畳み傘 スパッツ タオル 手袋 雨具上下 ツエルト 洗濯ハサミ4本 敷物用シート 携帯トイレ サムスプリント 三角巾 レスキューシート ガーゼ ハサミ 付箋 テーピングテープ バンドエイド 消毒薬 綿棒 救急用手袋 ストック2本 ライター 地図 地図コピー シルバコンパス 筆記具 裁縫道具 アーミーナイフ テイシュペーパー ペットボトル(1L) ペットボトル(0.5L)X3 ハイドレーシヨンチューブ テルモス(お湯0.5L) 非常用水ペットボトル(0.5L) 穴あき蓋 非常食(カロリーメイト・コンデンスミルク) おにぎり2個 カップラーメン 武器セット 財布 保険カード 携帯電話 モバイルバッテリー

感想

暑い日が続いて、少しは涼しい所に行きたいと思いながら、しばらく過ごしていましたが、7月の三連休に合わせて、これまで行く機会がなかった北関東最奥部の鬼怒沼山への山行をしました。

朝の7時過ぎに、女夫淵温泉駐車場(女夫淵温泉は廃業して建物取壊し済)の脇の空地に駐車して、往復で20km以上の行程をスタートさせました。

鬼怒川の最上流部に作られた奥鬼怒歩道は、緑が綺麗で気持ちの良い道でしたが、所々、落石の危険のある区間もありました。上流の3つの温泉を通過して、ようやく急な登り道となり、横が谷底まで切れ落ちているような斜面を巻きながら登りました。

標高が1800mを越えたあたりから、登りが緩やかになりました。トウヒの大木が生えていました。

鬼怒沼湿原に出ると、ワタスゲが一面に生えて、景色が壮観でした。
木道を歩きながら、大小の池塘を横目に見ることができました。

鬼怒沼山は、鬼怒沼湿原からさらに奥まった所にありました。標高2141mは、トムラウシや平ヶ岳と同じで、この3山で200高山のシンガリを務めています。山頂は標識があるだけで、昼食をとれるスペースもなかったので、鬼怒沼湿原にひとまず戻りました。

 鬼怒沼湿原での昼食の後、物見山に登る予定をしていましたが、雲がかかっていて眺望を期待できないため、鬼怒沼湿原を散策しながら下山することにしました。おかげで、湿原を抜け出て樹林帯の中に入ってから通り雨が来たので、雨具を出さずに済みました。

帰りの道も長丁場でした。 帰りの方が行きよりも時間のかかった区間もありました。

 歩き終えてから感じたのは、往復の車の運転も含めて考えると、麓の温泉宿に前泊して登るか、登った帰りに温泉宿に泊った方が楽だということです。

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