北岳 〜初めての標高3000m超えテント泊〜

2017年07月15日(土) ~ 2017年07月17日(月)

• GPS: 51:13
• 距離: 22.9km
• 登り: 2,920m
• 下り: 2,905m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:46
• 休憩: 0:06
• 合計: 2:52

8:39 広河原インフォメーションセンター
8:42 8:42 広河原・吊り橋分岐
8:47 8:48 広河原山荘
8:56 9:01 白根御池分岐
11:31 白根御池小屋

2日目

• 山行: 5:26
• 休憩: 3:15
• 合計: 8:41

5:23 白根御池小屋
6:53 7:22 草すべり分岐
7:29 7:44 小太郎尾根分岐
8:18 9:41 北岳肩ノ小屋
10:05 10:05 両俣分岐
10:26 10:31 北岳
10:50 10:56 吊尾根分岐
11:09 11:11 トラバースルート分岐
11:28 12:19 北岳山荘
12:38 12:41 トラバースルート分岐
12:59 12:59 吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐
13:15 13:15 吊尾根分岐
13:36 13:37 北岳
13:55 13:55 両俣分岐
14:04 北岳肩ノ小屋

3日目

• 山行: 3:17
• 休憩: 1:11
• 合計: 4:28

7:23 北岳肩ノ小屋
7:40 7:47 小太郎尾根分岐
7:54 7:59 草すべり分岐
9:00 9:19 大樺沢二俣
10:54 10:54 白根御池分岐
11:05 11:45 広河原山荘
11:47 11:47 広河原・吊り橋分岐
11:51 ゴール地点

天候

一日目：晴れ後曇り
二日目：晴れ後雲り夜間雨
三日目：雨後曇り

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

土曜朝4時到着時点で芦安第4Pにぎりぎり駐車。
第4Pから乗合タクシーが出ます。この日は7時近くに第2陣が広河原から戻り、乗ることができました。料金は協力金100円含め一人1200円。
tomochiakiとMさんは8時前に広河原に到着。
gonji1220さんは甲府駅から広河原まで直通バスで11時到着。
白根御池小屋で合流しました。

コース状況／危険箇所等

全体を通して特に危険と思うところはありません。
当初計画していた八本歯から北岳山荘へのルートはアイゼン、ピッケル必要との情報があり、今回は同行者の安全を考え草すべりルートに変更しました。

その他周辺情報

桃の木温泉（1000円）
割高感あるが、風呂はなかなかよかった。

写真

7/15 8:46

一年ぶりの広河原。
男子トイレの行列が凄まじく、30分以上遅れてスタート('◇')ゞ
それにしても良い天気♪

7/15 8:47

北岳登山といえば、まず最初にここですね。

7/15 9:10

ホタルブクロだったかな？

7/15 9:14

二俣と御池小屋の分岐。
今回は御池小屋方面へ。

7/15 11:43

はい、到着です。
白根御池小屋。

7/15 11:43

テント場はまだガラガラ。
とりあえず受付を済ませて場所だけ確保。

7/15 12:02

今回は軽量化で昼食は小屋利用をメインで考えました。

7/15 12:09

Mさんはカレーうどん。

7/15 12:13

tomochiakiは牛丼をいただきます。

7/15 12:23

牛丼だけではとても足りない(*_*)
贅沢にカレーもいただきます。

7/15 15:12

gonji1220さんが合流しテント設営。
手前2張と奥の1張が我々3名のテントです。

7/15 15:27

朝のぴーかんどこ行った？

7/15 16:46

景色がだめならこっちで楽しむしかないかな〜(^^♪

7/16 4:37

早朝の北岳。
昨日よりは雲が多めだけどまずまずの天気。

7/16 4:37

鳳凰三山方面の朝焼け(#^^#)

7/16 5:29

御池も一応撮影しとかなきゃですね。

7/16 5:29

この写真は良いね〜!(^^)!

7/16 5:48

この天気いつまで持つかな？

7/16 6:22

名前教えてもらったのにもう忘れてる(-_-;)

ハクサンチドリ、かな？（gonji）

7/16 7:07

お花畑から北岳方面。

7/16 7:18

二俣ルートとの合流地点です。

7/16 7:26

ここで富士山が(^^♪

7/16 7:34

ハクサンイチゲ

7/16 7:37

稜線に出た〜( ´艸｀)
甲斐駒と鋸。かっちょえー。

7/16 7:37

先週登った八ヶ岳。

7/16 7:37

鳳凰三山

7/16 7:37

富士山。

7/16 7:43

仙丈ケ岳。

7/16 7:44

中央アルプス。

そしてグレゴリー三兄弟(笑)

7/16 7:47

小太郎山分岐。
肩の小屋まであと少し。

7/16 7:56

山頂もお目見え。
しかし雲が沸いてきてしまった(*_*)

7/16 8:22

ここも一年ぶり。

7/16 9:55

午後から天候崩れて強風予報も出ていたため先にテント設営してから満を持して山頂アタ〜ック！

7/16 10:04

振り返る。
肩の小屋と甲斐駒、鋸。

7/16 10:09

両俣小屋分岐。

7/16 10:34

北岳山頂。
もう何回目か忘れるほど登ってます('◇')ゞ
それでもおっさん上機嫌( ´艸｀)

7/16 10:40

大樺沢の雪渓を見下ろす。
人もアリンコみたいに見えました。

7/16 10:40

山頂から富士山。

7/16 10:58

吊尾根分岐。
風速15m/s近くあったんじゃないかな( ;∀;)

7/16 11:16

北岳山荘が見えたー。

7/16 11:31

到着。
ランチタイム♪

7/16 11:46

って小屋はカップ麺しかないらしい(*_*)
下調べしなかったのが悪かった。

7/16 12:17

展望良ければ間ノ岳まで考えていましたが、泣く泣くあきらめることに。
代わりにライチョウ見に行っちゃいます。

7/16 12:18

このブルーシートの中にライチョウ親子が保護されています。
目的は知らないです。昨年もありました。

7/16 12:45

お次はキダダケソウ目当てに八本歯のコル方面へ。

7/16 12:54

まだ残っていましたよ♪
しかもたくさん( ´艸｀)

7/16 12:55

これは名前わからず。

ミヤマムラサキ、だって（gonji）

7/16 13:03

八本歯ルートとの合流地点まで来ました。

7/16 13:04

北岳は巻けないんですよね〜(;^_^A

7/16 13:33

ガッスガスですな〜。
雨が降っていないのが奇跡だな。

7/16 13:39

北岳山頂はスルー。

7/16 14:09

肩の小屋に戻ってきました。

7/16 14:14

tomochiakiはカレーを注文。
この後テントで昼寝して起きたら最悪の事態に。
詳細はコメント欄見てね〜

7/17 5:36

翌朝。展望ゼロ。
我々のテント3張です。
奥は崖になっています。

7/17 7:15

肩の小屋にもキタダケソウ。
昨年と同じとこに咲いていました。

7/17 7:27

星空もご来光も見れませんでしたが、3000m超えでのテント泊は達成しましたよ。
雨の中、下山開始です。

7/17 7:45

小太郎山分岐。
このあたりで雨は止んでいました。

7/17 8:01

草すべりと右俣の分岐。
今回は右俣を選択。

7/17 8:05

鳳凰三山も見えてきた。

7/17 8:06

この花の名前は？？？

7/17 8:07

この花の名前は？？？

たぶん、ミヤマキンポウゲ（gonji）

7/17 8:11

この花の名前は？？？

ハクサンチドリ（gonji）

7/17 8:25

北岳はまだ雲の中。

7/17 9:08

二俣。

7/17 9:08

雪渓を歩く人が見えますね。

7/17 9:30

ようやく山頂の雲が抜けました。

7/17 10:17

この時間では山頂もくっきり。

7/17 10:33

この名前も？？？

7/17 10:49

あと少し。

7/17 11:17

広河原山荘。
2年前にタクシーに乗り遅れ宿泊した苦い経験を思い出す。

7/17 11:17

ランチメニュー。
どれも美味しそう(^^♪

7/17 11:27

tomochiakiはワインビーフ丼（ライス大盛）を食す。

7/17 11:51

いよいよお別れの時が。

7/17 11:52

戻ってきました。
また来年も必ず来るでしょう。

撮影機器：

IXY DIGITAL 920 IS CANON

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 飲料 ガスカートリッジ コッヘル ライター ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 サングラス タオル ストック カメラ ポール テント テントマット シェラフ

感想

tomochiaki

標高3000m超えのテント泊。私は北岳肩の小屋と槍ヶ岳山荘で過去2度経験があり、何れも暴風の中耐えた記憶しかありませんでした。gonji1220さんとMさんはテント泊経験はあるものの、3000m超えでのテント泊は初めてのこと。強風予報も出ていて若干心配していましたが、終わってみれば雨に降られたものの、風はほとんどなく、快適なテント泊となりました。
展望はイマイチで、ご来光も星空も見ることができなかったのが残念でしたが、ライチョウとキタダケソウを見れただけで十分でした。
最悪の事態が起きたのは二日目に肩の小屋テント場に戻って仮眠した後のこと。
仮眠から起きると原因不明の頭痛がひどく、夕飯の準備はもちろん、歩くことすら厳しい状況になってしまいました。私は頭痛薬を持っておらず、gonji1220さんに貰って安静にしていたら何とか回復して事無きを得ましたが、ソロだったら処置もできず恐らく下山もできない状況になっていたと思います。
次からは頭痛薬の携帯は必須にしなければと、また一つ良い経験をさせてもらいました。
今回逃したご来光と星空は来年必ず、もしかしたら今年もう一度登っちゃうかも。