幌尻岳（子連れ百名山〜その89 新冠陽希コース）（北海道遠征第二弾〜1）

2017年08月13日(日) ~ 2017年08月14日(月)

• GPS: 17:51
• 距離: 45.6km
• 登り: 2,946m
• 下り: 2,926m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:08
• 休憩: 0:08
• 合計: 5:16

距離 18.1km 登り 1,010m 下り 638m

10:31 イドンナップ山荘
10:38 10:41 奥新冠発電所ゲート
11:24 11:28 いこい橋ゲート
15:03 15:04 岩清水
15:47 新冠ポロシリ山荘

2日目

• 山行: 11:38
• 休憩: 2:12
• 合計: 13:50

距離 27.5km 登り 1,948m 下り 2,319m

4:00 新冠ポロシリ山荘
4:51 4:57 幌尻沢徒渉点
6:00 6:13 見晴台
6:23 6:29 中間点
6:54 7:03 水場
7:07 7:35 お花畑
7:54 8:09 大岩
8:14 8:15 振内・新冠コース分岐
8:20 8:29 幌尻岳
8:35 8:38 振内・新冠コース分岐
8:40 8:49 大岩
9:07 9:18 お花畑
9:19 9:29 水場
9:51 9:52 中間点
10:00 見晴台
10:38 10:43 幌尻沢徒渉点
12:48 新冠ポロシリ山荘
13:34 奥新冠ダム
16:52 16:56 いこい橋ゲート
17:41 17:43 奥新冠発電所ゲート
17:50 イドンナップ山荘
17:50 ゴール地点

天候

曇り時々雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車 飛行機

往路：羽田空港（1400発）→ANA067→新千歳空港（1530着）→レンタカー→静内エクリプスホテル泊→イドンナップ山荘駐車場

復路：イドンナップ山荘駐車場→ひだか高原荘泊

イドンナップ山荘までの未舗装路が長い。対向車も来る時間や夜間、鹿などに注意！
奥新冠ダムゲート前やイドンナップ山荘前（横と後ろはOK）には駐車しないように。正しい場所に駐車しましょう。

コース状況／危険箇所等

奥新冠ダムゲート〜新冠ポロシリ山荘：林道18キロの歩き。そこそこアップダウンあり、単調で疲れる。天気によってはアブがひどいという情報だったが、天気が悪かったせいかアブはそれほどでもなかった。2箇所のゲートあり、いこい橋の通過は回転式小扉から。外から回り込む情報もありましたが、危険なのでやめるべし（っていうか怖い）。
新冠ポロシリ山荘：利用の際は必ず事前に連絡を！協力金￥1000／人。水道（沢水）、水洗トイレあり。携帯の電波は入らない。ルールがある山なので、最新の登山情報をHPをご一読！。ハイシーズンは混雑必至！？
http://poroshiri.info
山荘〜渡渉点：ロープ箇所あり滑りやすく注意が必要。笹藪漕ぎが多いのでダニと朝露濡れ（ビショビショ、グチョグチョ）に注意。雨装備推奨。
渡渉点〜山頂：笹薮がなくなると徐々にお花畑に。途中水場あり（要濾過？）。

その他周辺情報

ニッポンレンタカー：新千歳〜旭川駅￥37000（3泊4日）、営業所で一般的なガスカートリッジ買える。
静内エクリプスホテル：1泊朝食つき￥6625/人、朝食が美味しく、昼食用のおにぎりも無料！
沙流川温泉 ひだか高原荘：素泊まり大人￥5300、小人￥3000、計￥16600也、コインランドリーあり、Wifiあり。本来はチロロ林道登山口向け？。

写真

8/12 18:32

前泊のホテルで

8/13 6:51

勉強も

8/13 7:42

翌朝の美味しい朝食

8/13 7:57

雨は上がった？

8/13 9:34

噂の未舗装路！

8/13 9:38

新冠湖。水位低め。

8/13 9:48

ここを右折

8/13 9:48

8/13 10:29

イドンナップ山荘で出発準備

8/13 10:36

田中陽希さんモニュメント

8/13 10:37

脇を通過

8/13 10:43

最初のゲート。荷物を受け渡し。

8/13 10:55

林道です

8/13 11:20

蝦夷雷鳥？

8/13 11:22

ポロシリ山荘まで15kmの標示

8/13 11:28

いこい橋

8/13 11:29

外側を通過するのは危険ですね

8/13 11:29

結構狭い

8/13 11:43

綺麗な沢

8/13 11:43

雨じゃなくてよかった

8/13 11:46

8/13 12:01

8/13 12:41

8/13 12:48

結構歩いたけどまだまだ

8/13 12:56

8/13 13:41

ヒグマの爪痕。糞もあった。

8/13 13:51

休憩スペースが少ない

8/13 13:59

ホテルの無料おにぎりを食べる

8/13 14:27

やっと、あと5km！

8/13 14:43

8/13 14:45

8/13 14:48

クワガタと戯れる

8/13 14:52

8/13 15:02

キタキツネ

8/13 15:05

奥新冠ダム

8/13 15:08

ダム湖は幌尻湖です。まだクワガタと。

8/13 15:10

北海道の蕗は大きいな〜

8/13 15:15

あと2km!。ママがクワガタと。

8/13 15:21

また登るの？

8/13 15:29

まだですか〜

8/13 15:50

お？あのトンガリ屋根は？

8/13 15:52

到着〜！

8/13 16:19

食器や包丁なども常備。

8/13 16:19

水場。要煮沸or濾過。

8/13 16:27

濾過中！

8/13 16:39

炊飯の合間に釣りに行きます

8/13 16:48

魚は見えません

8/13 17:41

定番のカレー

8/14 4:00

翌朝0300起床

8/14 4:04

0400出発

8/14 4:18

まだ薄暗い

8/14 4:29

藪をかき分けて

8/14 4:32

8/14 4:37

笹薮

8/14 4:55

やっと渡渉点

8/14 4:58

滑らんようにね

8/14 4:58

8/14 5:14

登山道中で昨夜作成したオニギリを食べる

8/14 5:36

すごい倒木

8/14 5:58

基本ガス

8/14 6:08

笹薮は低くなってきた

8/14 6:10

見晴らしのない見晴台

8/14 6:23

痩せ尾根を進む

8/14 6:27

中間点

8/14 6:44

お？稜線が見えてきた！

8/14 6:45

ガスも減ってきた！

8/14 7:00

水場

8/14 7:01

この上に進むのか？

8/14 7:01

エゾキンバイ？

8/14 7:01

チシマフウロ

8/14 7:01

8/14 7:02

日高の山々

8/14 7:03

お花畑になってきた

8/14 7:04

エゾウサギギク

8/14 7:06

幌尻湖も見えた

8/14 7:06

8/14 7:12

ようやく気持ちよい登山道に

8/14 7:12

この時が一番ガスが減った

8/14 7:14

チングルマの綿毛

8/14 7:15

8/14 7:21

お花畑

8/14 7:21

8/14 7:46

ミヤマアズマギク？

8/14 7:46

8/14 8:04

大岩到着

8/14 8:05

8/14 8:13

稜線まであと少し

8/14 8:13

あっちが糠平ルート？

8/14 8:18

糠平コースとの合流点

8/14 8:20

もう少しで山頂だ

8/14 8:24

山頂見えた！

8/14 8:26

家族全員百名山 通算89座目！

8/14 8:26

景色はないけど達成感あり。

8/14 8:27

三角点タッチ

8/14 8:32

帰投

8/14 8:39

急いで下りる

8/14 9:12

8/14 10:14

8/14 10:45

やっと渡渉点まで戻ってきた

8/14 11:18

この辺は注意

8/14 11:34

山荘見えてきた〜！

8/14 12:52

お世話になりました！

8/14 14:59

エゾリス？

8/14 15:06

8/14 15:14

雨が降ってキタ〜

8/14 17:43

単調で長い林道

8/14 17:48

ゲートに帰ってきた

8/14 17:56

疲れた！

撮影機器：

iPhone 7 Plus Apple

E-M1MarkII OLYMPUS CORPORATION

装備

MYアイテム

unchikutareo

重量：-kg

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ

感想

unchikutareo

息子小4、娘小6
　いよいよ北海道遠征第二弾！昨年の遠征第一弾は台風にやられまくりましたが、今年はどうだろう。子供の夏期講習の日程の隙間で登山日程をたてているので、混雑必至のお盆シーズンになってしまった。迷走長寿台風5号にヤキモキさせられたが、影響はなさそう。でも、読めない天気だな。遠征1番目の山は難関 幌尻岳。日高山脈最高峰。どのコースで行くか？メジャーな糠平コースは渡渉が必須で天気に左右されやすい（子供の沢靴はマリンシューズでも可？）。チロロ林道コースは無理くり日帰りか、稜線上または七つ沼カールでのテン泊となる。いろいろ考えて、林道は長いが新冠ポロシリ山荘泊のコースに決定。あらかじめ、気も早く今年の春に新冠ポロシリ山荘の利用願いを申し出て許可を頂いた。対応していただいた堤様に感謝。でも混雑で山荘は無理でテントかな〜。
　土曜午前の仕事を終え、急いでザックをかついで電車で羽田へ。先に搭乗手続きをしてくれていた家族と合流。いつものケバブを食べる。新千歳は昨年に引き続き、生憎の雨。ニッポンレンタカーでガスボンベを購入して静内のホテルへ。ホテルで夕食＆入浴して就寝。
　翌朝。雨は上がった。ホテル自慢の朝ご飯をたらふく食べて、さらに昼食用の無料おにぎりをゲットしてイドンナップ山荘へ。噂通りの未舗装路30キロだけど皇海山の方が悪路。駐車場もそんなに混んでない。ゲート近くとか、山荘前とかは駐車禁止のようです（作業車両の転回ができなくて困るらしいです）。1030出発〜！田中陽希さんが歩いて新冠陽希コースと命名されたらしい。片道18キロの林道歩きがもれなく付いてくるけど、天気に左右されにくいため最近はツアー登山が増加中らしい！最初のゲートといこい橋ゲートは家族で協力して荷物を出し入れ。虫（あぶ）も多いとの情報ですが晴れだと多いらしい。今回は天気不良のため、それほどな感じ。山荘までの標識はあるけど、長い。そして予想以上にアップダウンある。嫌になった頃、山荘到着。重装備で既に右腿付け根の痛みを感じる。テントは利用せずに山荘の2階を利用できた。ならばテント置いてくればよかった〜。炊飯の合間に、息子とテンカラ釣りへ。近年、乱獲で付近の魚は激減しているそう。無論、釣れず。滑って転倒して濡れただけ（涙）。夕食は、定番のカレー。さらに炊飯して翌日のおにぎりも作成。炊飯は安定してきた。
　翌朝、雨はあがった。子供を叩き起こして0400出発。湿気ムンムン。登山道崩壊気味のためのロープ場などに注意しながら渡渉点へ。その後も笹薮をかき分けて進む。レインウェアが汗濡れでビショビショに。見晴台から痩せ尾根を進む。ようやく稜線が見えてくる。水場から目標となる大岩が見えてからも結構長い。この辺でガスが切れて、周辺の景色が見えた。大岩までの急登が辛い。でも途中のお花畑が綺麗。稜線に出ると、あっさり山頂到着。天気が良くて時間が早ければ肩まで行って七つ沼カールを見学したかったけど、生憎のガスだし、家族に却下される。弾丸日帰りの若者に写真を撮ってもらう。
　帰りは、そそくさと早く下りるが、ほぼコースタイム通りだった（コースタイム早め？）。無人の山荘で昼食（インスタント麺など）作って食べる。帰りはまた長〜い林道歩きか〜。途中から無情の雨が〜。傘をさしながら進む屋久島スタイルで林道を行く。疲れと股関節の痛みで歩みは進まず。家族曰く、「雨の日にはオススメできない山」との評価でした。車に戻って、急いで「ひだか高原山荘」にチェックインしよう。家族会議開催。私の足の具合、皆の疲れ具合で縦走は無理との総意。レンタカーやら宿泊の手配も変更しなきゃ。洗濯して就寝。明日は休息？どっか登る？
（ひだか高原山荘で記入）

コメント

Zenjin

最難関制覇
unchikutareoさん
おはようございます。
遂に幌尻岳を制覇されましたね。
私と同じルートで、記憶(悪夢)が蘇りました。（笑）
私が登った時は晴天でしたが笹薮の露や湿気が凄かったです。山頂からの景色は最高でした。
この林道歩きは本当に嫌ですね。私はポロシリ山荘で明るくなるように暗い時間に歩いたので恐怖で発狂しそうでした。それ以来、暗い時間歩くのができなくなりました。

この後はトムラウシとかですね。無理をせず確実に登山して下さい。

お疲れさまでした。

unchikutareo

Re: 最難関制覇
Zenjinさん、こんばんは。
やはり、このルートは林道歩きと笹薮漕ぎが特徴なのですね。
林道歩きというと、長くても林道でしょ？という認識でしたが、大きな間違いでした。
今回も弾丸ピストンの若者がいましたが、帰りの林道でかなり辛そうに体育座りで休憩してました。一人だと無理と思いました。我々もくじけそうになるとZardの「負けないで」（最近の息子のブーム）を流しながら歩いていました（笑）。
そんなにしてまで行ったのにガスで景色皆無だと挫けますね〜。
幌尻に削られたので、大幅に計画縮小になりそうです。

甲斐駒ヶ岳のキタサン

親子で 幌尻岳登山 すごいですね
初めまして　お疲れさま、すごいですね小学生の子供も幌尻岳とは！！　十勝清水町出身のおいら、トムラウシ山はすぐそばですが、山に登る人の気が知れないなんて若いときは思っていた私、去年故郷の十勝岳に登り感激、来年は幌尻岳に妻と登る予定、大変参考になりました。

unchikutareo

Re: 親子で 幌尻岳登山 すごいですね
jr1eeuさん、こんばんは。
私も小学校の夏季登山など、なんで登るかな〜？と思っていた方ですが、嫁の方針に従ってます。でも、登り始めると、景色と達成感。結構、病みつきです（笑）。
子供には正直、どうかな？という感じですが、いずれ思い出になればいいかな、くらいに考えています。