八ヶ岳
- GPS
- 32:05
- 距離
- 21.1km
- 登り
- 2,333m
- 下り
- 2,327m
コースタイム
7/8
美濃戸山荘7:30-(南沢)-行者小屋9:20-11:20赤岳山頂12:30-14:03横岳-14:53硫黄岳-15:30夏沢峠-16:00本沢温泉
7/9
本沢温泉7:00-8:30東天狗-9:05根石岳-オーレン小屋-10:50赤岩の頭-12:00赤岳鉱泉12:30-(北沢)-14:00美濃戸山荘
天候 | 7/8 曇り時々晴れ 7/9 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
飛入り参加のM君お疲れ様でした。初参戦でこの行程はなかなかハードだったと思います。懲りずにまた参加してください。
今回は予定を変更して小屋泊となったためテントの代わりに冷凍缶ビール6缶をパッキングしたが思いの外mountainDaxのクーラーバッグの性能が良く、小屋に着いてもまだ融けきれずバッグを開けると霜がつくほど。缶を開けるとモクモクとビールシャーベットが溢れ出す始末。のどごし皆無。冷凍は2缶程度が正解だったようだ。
今年初の泊での山行は八ヶ岳行きとなりました。
ルートは難易度中級との前情報でしたので、隣席のmori氏を誘ってみました。(出発二日前に・・)
実は森氏、仕事のことで悩んでおり、会社を辞めようか辞めまいか?うーん、多分辞める的状況なので、気分交換のために誘ってみたのです。
快諾されたので、marioのgo liteのザック、komperdellのポール、petzleのヘッドライトを貸与しました。
当初はテン泊の計画でしたが、今回は山小屋泊に変更。
自分は体調がすぐれなかったので助かりました。
さて、出発当日。上越高田インターに3:30集合。
一路諏訪を目指します。
私のクラウンワゴンの当番ですが、ちょっと熱っぽいのでmi-to師匠に運転してもらい、少々眠らせていただきました。
目覚めるとすでに諏訪湖インター。なんて早いんでしょう・・。
インターでは「岳」クッキーなんかが売られています。もちろん購入(530円也)。
漫画版を愛する私は映画「岳」は見てませんけどね・・。
インターを降りて美濃戸山荘を目指します。
ナビで美濃戸山荘を入れるのですが、位置が確定できず、少々迷ってしまいました。
正解の道は3km程ダートが続き、サスストロークの無い車だと結構辛いです。
美濃戸山荘到着。すぐにおばちゃんが駐車場を徴収しにきます。
1日1000円×2日で2000円也。
装備を身につけ、出発します。
行者小屋までの2時間弱、マイナスイオンばりばりで小川を何度も渡り返す心地良い道を進みます。
天気は曇りがかっているので、これはこれで心地よい歩みとなりました。
ビギナーのmori氏もこれならなんとか・・という感じでついてきます。
mori氏のいでたちですが、会社の作業ズボンにTシャツ、ポロシャツ、ビジネスマンソックス(原信で購入)と、オール綿で近代山岳衣類をまっこうから否定するような装い・・、大量の汗が風邪で冷え、かなり辛い思いをされていました。
行者小屋につくと、前にそびえる赤岳が見えます。
かなりの急こう配に張り付くような登山道をみて、「あんなの登れんのか!?」と思わず発言。
実際には工事現場用の仮設階段が設置されており、急こう配ではあるものの、滑落の恐れがあるようなところではありませんでした。
が、駐車場で一緒になった高知からこられたご夫婦は奥様が、急こう配を見てルート変更したとのこと、女性には怖いと感じるのも無理はないかも。
さて、行者小屋を出発し前方に見える急勾配へ向かいます。
階段の段差が結構ありますが、自分の足には丁度良く、テンポよく進めます。
mi-to師匠は少々遅れ気味。ザックの中に凍らせたビール(350×6缶)が仕込まれているのが一番の原因と思われますが、mi-to師匠は急登は苦手の様子。
逆にこの人、下りが早いんです・・。
赤岳っていうだけに山を作る岩石が真っ赤です。
ちょいちょい休憩をとりながら急斜面を抜けると、赤岳山頂につきました。
赤岳小屋にて師匠はカレー、我々はラーメンを注文。
私は昼食の準備をしていたのですが、自炊できる場所がわかりませんでした。
師匠のカレーは大辛と普通の二つのチョイスができ、師匠は「大辛」をオーダー。
見るも真っ赤なカレーが出てきましたが、普通に美味しかったです。
ラーメンは・・というと、チャルメラに山菜が乗せられた感じです。
帰り際入口付近に自炊スペースを発見、涙を飲みました。
ここから横岳・硫黄岳へ尾根線移動。
かなりアップダウンがあり、足元もガレガレ、鎖場もあるので楽な移動ではありません。
ですが、今までとは違った方向の景色が見渡せ、高度感があって非常に気分がいい移動です。
硫黄岳に登ります。
直前に高所での腹の張りにより放屁しましたが、硫黄岳のせいにしたのは内緒です。
硫黄岳の爆裂火口跡は、ギアナ高地の探検本を思い出させられました。
垂直400m位の切り立ったがけに囲まれた穴、そこを著者は縄梯子で降下、下で恐竜の骨のようなものを見つける・・というものだったなぁ。
とはいえ見事な光景。
目指す本日のお宿はこの崖を転げ落ちればすぐなので、mi-to師匠がしきりに飛び降りれと命令をしてきます。
飛べばポチャンと露天風呂に落ちるよ・・とのこと。落ちるかぁー!!
ここからの下り、結構長くて辛いものになりました。
mi-to:靴のサイズが合わず、下りはいつも靴ずれ。
mario:普段の過酷なトレーニング等により膝弱し。
mori氏:天下無敵のもやしっこ。
ということで結構無口になるような下りになってしまいました。
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