出発前日は富山駅前で前泊し、富山地鉄とケーブル・バスを乗り継いで室堂入り。なにげに立山ケーブルには初乗車だ。
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7/29 8:38
出発前日は富山駅前で前泊し、富山地鉄とケーブル・バスを乗り継いで室堂入り。なにげに立山ケーブルには初乗車だ。
たまたま、最前部のいわゆるヲタ席に乗ることになったので前面展望を撮影。トンネル内で撮ったら、シャッタースピードが落ちたせいで集中線風になった。観光客輸送を強いられているんだ!
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7/29 8:43
たまたま、最前部のいわゆるヲタ席に乗ることになったので前面展望を撮影。トンネル内で撮ったら、シャッタースピードが落ちたせいで集中線風になった。観光客輸送を強いられているんだ!
というわけで室堂。ガスの中の小雨も降ってる。2010年に剱岳に登るために来たときと全く同じような天気。
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7/29 10:04
というわけで室堂。ガスの中の小雨も降ってる。2010年に剱岳に登るために来たときと全く同じような天気。
雷鳥沢に向かって歩いている途中、観光客にまぎれてアルペンスキーのレーシングチームの少年たちとすれ違った。これから撤収のようで、スキーを担いでバスターミナル方面へ向かっていた。おそらく彼らによる滑走痕。すげー根性だ。
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7/29 10:36
雷鳥沢に向かって歩いている途中、観光客にまぎれてアルペンスキーのレーシングチームの少年たちとすれ違った。これから撤収のようで、スキーを担いでバスターミナル方面へ向かっていた。おそらく彼らによる滑走痕。すげー根性だ。
雷鳥沢を渡るぜ。
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7/29 10:40
雷鳥沢を渡るぜ。
雷鳥坂、降ったことはあるが登るのは初めて。テント担ぎの山行初日にこの急登は堪える。ご褒美につがいの雷鳥とご対面。
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7/29 11:46
雷鳥坂、降ったことはあるが登るのは初めて。テント担ぎの山行初日にこの急登は堪える。ご褒美につがいの雷鳥とご対面。
剱御前小屋に着。とりあえず今日の登りはここまでということでほっと一息。
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7/29 12:15
剱御前小屋に着。とりあえず今日の登りはここまでということでほっと一息。
剱沢野営場に着。ここの受付で、水平歩道の太鼓岩周辺が崩落で通れないことを知らされる。池ノ平までは行けるが、さすがに剱沢の雪渓を登り返すのはツラすぎる。
大幅に計画変更し、明日は剱岳を往復、明後日は周辺でまだ登ったことがない大日三山を縦走することにした。現地(阿曽原小屋や仙人小屋)にこだわらず、ここにも電話確認していればよかったと後悔するが詮無し。
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7/29 12:46
剱沢野営場に着。ここの受付で、水平歩道の太鼓岩周辺が崩落で通れないことを知らされる。池ノ平までは行けるが、さすがに剱沢の雪渓を登り返すのはツラすぎる。
大幅に計画変更し、明日は剱岳を往復、明後日は周辺でまだ登ったことがない大日三山を縦走することにした。現地(阿曽原小屋や仙人小屋)にこだわらず、ここにも電話確認していればよかったと後悔するが詮無し。
夕刻には若干だが霧が晴れて、剱本峰は無理だったが前剱はときどき見えた。
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7/29 18:47
夕刻には若干だが霧が晴れて、剱本峰は無理だったが前剱はときどき見えた。
剣山荘と前剱。
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7/29 19:10
剣山荘と前剱。
夕方には、室堂乗越方面に月も出た。明日の天候回復を少し期待させる展開。
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7/29 19:12
夕方には、室堂乗越方面に月も出た。明日の天候回復を少し期待させる展開。
だがそうは問屋がおろさなかった。翌朝は、キャンプ場周辺こそクリアだったが前剱より上はすっぽりガスの中。うーん、2010年の剱岳初登のときとそっくりそのまま同じ展開なんだよなぁ…。
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7/30 4:30
だがそうは問屋がおろさなかった。翌朝は、キャンプ場周辺こそクリアだったが前剱より上はすっぽりガスの中。うーん、2010年の剱岳初登のときとそっくりそのまま同じ展開なんだよなぁ…。
剣山荘への雪渓から、後立山が少し見えた。
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7/30 4:43
剣山荘への雪渓から、後立山が少し見えた。
みんな早立ちの準備に忙しい剣山荘。
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7/30 4:45
みんな早立ちの準備に忙しい剣山荘。
一服剱への登りから、剱沢を見下ろして。ああ、本当ならあの中に飛び込んでいたかった。
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7/30 5:00
一服剱への登りから、剱沢を見下ろして。ああ、本当ならあの中に飛び込んでいたかった。
前剱から先は、わかっちゃいたがずっとこんな感じ。
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7/30 5:50
前剱から先は、わかっちゃいたがずっとこんな感じ。
平蔵の頭、でいいんだっけ?剱岳のコースでいちばん「わかりやすく」怖さを感じる写真が撮れるスポットだと個人的に思う(タテバイやヨコバイを「怖く」撮るのは案外難しい)。
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7/30 5:57
平蔵の頭、でいいんだっけ?剱岳のコースでいちばん「わかりやすく」怖さを感じる写真が撮れるスポットだと個人的に思う(タテバイやヨコバイを「怖く」撮るのは案外難しい)。
平蔵の頭の鎖場から足元を覗き込んで。
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7/30 5:59
平蔵の頭の鎖場から足元を覗き込んで。
眺望ゼロの中の癒やしと言えばお花。相変わらず名前は全然覚えられていないんだけど…。
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7/30 6:15
眺望ゼロの中の癒やしと言えばお花。相変わらず名前は全然覚えられていないんだけど…。
これもよく見るんだが名前がわからん。
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7/30 6:15
これもよく見るんだが名前がわからん。
そんなこんなでタテバイ。
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7/30 6:31
そんなこんなでタテバイ。
タテバイの上から。最後の一歩で足がすこしズルっといってヒヤッとした。
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7/30 6:33
タテバイの上から。最後の一歩で足がすこしズルっといってヒヤッとした。
なんとなく、タテバイが終わるともう山頂ってイメージがあるけど、まだまだガッツリ岩場を15分は登らないといけないんだよね。
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7/30 6:44
なんとなく、タテバイが終わるともう山頂ってイメージがあるけど、まだまだガッツリ岩場を15分は登らないといけないんだよね。
で、山頂。7年ぶり2回目。1回目と全く同じ眺望。
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7/30 6:57
で、山頂。7年ぶり2回目。1回目と全く同じ眺望。
こんな天気だけどそこそこ人は多かった。
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7/30 7:07
こんな天気だけどそこそこ人は多かった。
ヨコバイの入口。2回目で勝手がわかってるので前回より余裕はあったけどやっぱ最初の一歩の踏み出しは痺れるなw
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7/30 7:24
ヨコバイの入口。2回目で勝手がわかってるので前回より余裕はあったけどやっぱ最初の一歩の踏み出しは痺れるなw
ヨコバイ通過中に、入口側を振り返って。
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7/30 7:25
ヨコバイ通過中に、入口側を振り返って。
そんなこんなで剣山荘まで戻ってきたところで、ようやく日光が差した。
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7/30 8:53
そんなこんなで剣山荘まで戻ってきたところで、ようやく日光が差した。
最後はあえて夏道を外れて剱沢雪渓を登ってキャンプ場に帰還。
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7/30 9:15
最後はあえて夏道を外れて剱沢雪渓を登ってキャンプ場に帰還。
さて、今日もここ剱沢野営場に連泊してもいいんだが、明日の大日三山、突然決めただけにコースタイムがよくわからない。少しでも短縮できるよう、剱御前小舎まで上がっておくべきか。小屋に電話したら幸い空いているようだったので、泊まることにした。たっぷり3時間休憩してから、テントを撤収して出発。
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7/30 12:43
さて、今日もここ剱沢野営場に連泊してもいいんだが、明日の大日三山、突然決めただけにコースタイムがよくわからない。少しでも短縮できるよう、剱御前小舎まで上がっておくべきか。小屋に電話したら幸い空いているようだったので、泊まることにした。たっぷり3時間休憩してから、テントを撤収して出発。
キャンプ場ではそこそこの天気だったのだが、剱御前小舎に向けて歩き始めた瞬間から雨が、それもかなり本格的に降り始めやがった。ダラダラ1時間かけて剱御前小舎に着。
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7/30 13:44
キャンプ場ではそこそこの天気だったのだが、剱御前小舎に向けて歩き始めた瞬間から雨が、それもかなり本格的に降り始めやがった。ダラダラ1時間かけて剱御前小舎に着。
夜中は風も強く、うつらうつらしながら「明日もこんなだったらもう室堂に下って帰宅しようか。みくりが池の温泉も待ってるし…」などと心折れモードに入る。翌朝は相変わらずのガスだったが、雨は降っておらず風もそれほどでもなかったので「予定通り」大日三山に向けて出発することにした。が、その前に、こんな機会でも無いと登ることも無いであろう剱御前までを往復。
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7/31 7:05
夜中は風も強く、うつらうつらしながら「明日もこんなだったらもう室堂に下って帰宅しようか。みくりが池の温泉も待ってるし…」などと心折れモードに入る。翌朝は相変わらずのガスだったが、雨は降っておらず風もそれほどでもなかったので「予定通り」大日三山に向けて出発することにした。が、その前に、こんな機会でも無いと登ることも無いであろう剱御前までを往復。
小屋でダラダラしつつ、8時ごろに大日三山に向けて出発。まずは新室堂乗越へ向けて下降だ。
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7/31 7:57
小屋でダラダラしつつ、8時ごろに大日三山に向けて出発。まずは新室堂乗越へ向けて下降だ。
降ってるうちに、ガスから抜けて下がよく見えるようになってきた。少し心も晴れる。
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7/31 8:26
降ってるうちに、ガスから抜けて下がよく見えるようになってきた。少し心も晴れる。
あ、青空だ。
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7/31 8:50
あ、青空だ。
左手には弥陀ヶ原が。うん、今日はガスという名の憂鬱の中を歩かなくて済みそうだ。
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7/31 9:30
左手には弥陀ヶ原が。うん、今日はガスという名の憂鬱の中を歩かなくて済みそうだ。
やがて奥大日岳に着。青空なのは西側だけで、剣や立山はガスの中だったが、こうして青空の部分だけを切り取ればいかにも晴れの中の山行っぽいw
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7/31 9:59
やがて奥大日岳に着。青空なのは西側だけで、剣や立山はガスの中だったが、こうして青空の部分だけを切り取ればいかにも晴れの中の山行っぽいw
奥大日岳から、大日岳方面。地形図だと楽勝っぽい雰囲気なんだが、実際見てみるとやっぱりきつそうじゃないか(憤怒)
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7/31 10:02
奥大日岳から、大日岳方面。地形図だと楽勝っぽい雰囲気なんだが、実際見てみるとやっぱりきつそうじゃないか(憤怒)
奥大日岳。平日のマイナールートにしてはそこそこ人が行き交っていた。
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7/31 10:02
奥大日岳。平日のマイナールートにしてはそこそこ人が行き交っていた。
大日岳への縦走路と弥陀ヶ原を重ねて。
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7/31 10:16
大日岳への縦走路と弥陀ヶ原を重ねて。
ものすごい崩壊地を、鎖とハシゴで下る。
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7/31 10:36
ものすごい崩壊地を、鎖とハシゴで下る。
中大日岳へ登り返す鎖場。この縦走路、思った以上にきついぞ!
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7/31 10:55
中大日岳へ登り返す鎖場。この縦走路、思った以上にきついぞ!
それと不思議なことに、この稜線、やたらとカエルの姿を見た。確かにそこかしこに雪渓が残ってるので、水は豊富なんだろうけど。
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7/31 11:03
それと不思議なことに、この稜線、やたらとカエルの姿を見た。確かにそこかしこに雪渓が残ってるので、水は豊富なんだろうけど。
奥大日岳を振り返って。
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7/31 11:08
奥大日岳を振り返って。
「七福園」と呼ばれるところ。
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7/31 11:21
「七福園」と呼ばれるところ。
今夜の宿(予約済み)、大日小屋が近づいてきた。
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7/31 11:30
今夜の宿(予約済み)、大日小屋が近づいてきた。
とうちゃくー。
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7/31 11:34
とうちゃくー。
まだまだ時間もあるので、大日岳を往復することにした。こんな花がいっぱい咲いていた。
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7/31 12:32
まだまだ時間もあるので、大日岳を往復することにした。こんな花がいっぱい咲いていた。
大日岳の山頂。
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7/31 12:33
大日岳の山頂。
一昨日と昨日は、計画変更を余儀なくされたり、ガスや雨の中ばかりだったりで散々だったけど、3日目にしてようやく天気がそこそこ良かったおかげで、少しは良い思い出を作れそうだ。
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7/31 12:35
一昨日と昨日は、計画変更を余儀なくされたり、ガスや雨の中ばかりだったりで散々だったけど、3日目にしてようやく天気がそこそこ良かったおかげで、少しは良い思い出を作れそうだ。
そして夕方、ついに大日小屋から剱岳が見えた。小屋の宿泊客みんなで、飽きること無く眺め、写真を撮っていた。
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7/31 15:37
そして夕方、ついに大日小屋から剱岳が見えた。小屋の宿泊客みんなで、飽きること無く眺め、写真を撮っていた。
日が傾いて岩肌に少し陰影が付き、迫力の増した剱岳。
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7/31 17:22
日が傾いて岩肌に少し陰影が付き、迫力の増した剱岳。
剱ばかりじゃなく、大日岳の方も、その名の通り(?)日輪とのツーショットを収めておかねばなるまい。
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7/31 17:54
剱ばかりじゃなく、大日岳の方も、その名の通り(?)日輪とのツーショットを収めておかねばなるまい。
翌朝。そんなに早く出る必要も無かったのだが、早立ちする他の人につられるようにして6時半に小屋を出た。
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8/1 6:33
翌朝。そんなに早く出る必要も無かったのだが、早立ちする他の人につられるようにして6時半に小屋を出た。
小屋から少し下ると、早くもこれから向かう大日平とそこに建つ大日平山荘が見えた。見えているんだけど、遠いんだよなぁ…。
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8/1 6:36
小屋から少し下ると、早くもこれから向かう大日平とそこに建つ大日平山荘が見えた。見えているんだけど、遠いんだよなぁ…。
しょっぱなからガンガン降っていく。ザックが肩と腰に食い込むぜ…。
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8/1 6:51
しょっぱなからガンガン降っていく。ザックが肩と腰に食い込むぜ…。
岩・土・木のミックスの狭い道は、俺のようなデカブツには非常に苦手な道だ。土は滑り、石は転がり、木には頭を小突かれる。
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8/1 7:16
岩・土・木のミックスの狭い道は、俺のようなデカブツには非常に苦手な道だ。土は滑り、石は転がり、木には頭を小突かれる。
小柄な人ならひょいっとくぐれるこういう枝も、俺にとってはリンボーダンスの如し。
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8/1 7:28
小柄な人ならひょいっとくぐれるこういう枝も、俺にとってはリンボーダンスの如し。
ようやく傾斜が緩み、木道が登場。ありがてえ…。
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8/1 7:34
ようやく傾斜が緩み、木道が登場。ありがてえ…。
キスゲ、でいいんだよね?
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8/1 7:51
キスゲ、でいいんだよね?
湿地帯の中、やがて緩い登りに転じ…。
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8/1 7:55
湿地帯の中、やがて緩い登りに転じ…。
大日平小屋に着。どうも出払ってて無人のようだったが、チップを払ってトイレを使わせてもらった。
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8/1 7:58
大日平小屋に着。どうも出払ってて無人のようだったが、チップを払ってトイレを使わせてもらった。
20分ほど休憩して出発。大日平の西縁を越えると、ふたたび急降下が始まる。
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8/1 8:52
20分ほど休憩して出発。大日平の西縁を越えると、ふたたび急降下が始まる。
「牛の首」と言う場所。ここからの下りはさらにエグい。滑る土や足の下でゴロゴロ転がる石に対して、最後はブチキレながら下ったw
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8/1 8:54
「牛の首」と言う場所。ここからの下りはさらにエグい。滑る土や足の下でゴロゴロ転がる石に対して、最後はブチキレながら下ったw
眼前に迫る弥陀ヶ原台地の崖。すげー迫力。
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8/1 9:03
眼前に迫る弥陀ヶ原台地の崖。すげー迫力。
唐突に、多数の観光客が行き来する車道に出る。称名滝を見に行くルートに当たるためだ。せっかくなので、俺も観光客に混じって滝を見に行く。
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8/1 9:33
唐突に、多数の観光客が行き来する車道に出る。称名滝を見に行くルートに当たるためだ。せっかくなので、俺も観光客に混じって滝を見に行く。
でかい(小並感)
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8/1 9:44
でかい(小並感)
称名滝バス停からバスに乗って立山駅へ。風呂に入ってる間にいつの間にか土砂降りになっていた。「立山カルデラ砂防博物館」を見に行こうと思っていたのだけど、せっかく風呂に入った体を冷やしたくも無いので、このまま帰ることとした。
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8/1 11:45
称名滝バス停からバスに乗って立山駅へ。風呂に入ってる間にいつの間にか土砂降りになっていた。「立山カルデラ砂防博物館」を見に行こうと思っていたのだけど、せっかく風呂に入った体を冷やしたくも無いので、このまま帰ることとした。
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