金峰山〜国師ヶ岳〜甲武信ヶ岳縦走-奥秩父の森を歩く-
- GPS
- 49:47
- 距離
- 33.8km
- 登り
- 2,738m
- 下り
- 2,974m
コースタイム
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 6:14
- 山行
- 10:02
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 10:47
天候 | 29、30日:ガス時折雨、31日:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
金峰山荘〜金峰山〜大弛峠〜国師ヶ岳:整備された登山道です 国師ヶ岳〜甲武信ヶ岳〜西沢渓谷:一般的な登山道 |
その他周辺情報 | はやぶさ温泉:食事所併設の硫化水素泉、火曜休 塩山行きの山梨交通バスの場合、放光寺入口から徒歩5分ほど。 |
写真
感想
♪浪速発の夜行バスを降りたときから〜 麓の街はガスのなか
山へ向かうバスの客はわたし独りで、天気の回復祈ります♪
昨年に引き続いての信州遠征、今年は金峰山〜国師ヶ岳〜甲武信ヶ岳の縦走です。
梅雨明け後の甲信越地方は天候不順で、展望は望めないかも知れませんが、潤いのある森歩きを楽しめればと準備を進めました。
28日の金曜、終業後速攻で帰宅してから新幹線で京都に向かい、甲府行きの夜行バスに乗り込みます。
翌朝、中央道小淵沢BSで降り、徒歩で小淵沢駅へ。バスが早着だったので小海線の始発には余裕で間に合いました。信濃川上駅から川上村営バスで終点の川端下(かわはけ)まで乗り、そこから金峰山荘まで舗装路をてくてく歩きます。相変わらず廻りの峰々にはガスが掛かっていました。金峰山荘からは未舗装の林道となるので、登山靴にチェンジしてゆるゆる登っていきます。若干睡眠不足のせいかペースが上がらず、ちょくちょく休憩をとりながら登り、お昼過ぎに金峰山小屋に到着。ザックをデポして山頂へ。
金峰山山頂と五丈岩近辺は登山ツアー客もおり、とても賑わっていました。ガスが晴れることを期待しましたが、晴れることはありませんでした。
14時には小屋に戻って荷物整理とかをしていたら、15時を廻って雨模様となりました。お抹茶とお菓子で寛ぎながら、談話室にある本を読んで晩ご飯を待ちます。
夕食は白ワイン1グラス付きのチキンステーキプレート。新鮮なサラダがつくうえにお代わりはカレーライスと大満足でした。歩荷さんに感謝です。
明日は晴れればいいなぁ、と思いつつ床につきました。ラジオを点けたところ、何と広島のRCCを受信できました。カープ戦中継を聞いていましたが、藪田投手がスワローズ山田選手に3ランを浴びてしまい・・・あとは聞きませんでした。
翌朝は中華粥の朝ご飯でお腹を満たして、いざ甲武信ヶ岳へ。残念ながら晴れずガスが掛かったままで、レインウェアを着て出発しました。金峰山頂から大弛峠への稜線はガスの中です。途中、ケルンに見とれて、誤って北東斜面のガレ場を下ってしまいロスしました。ガスの稜線でルートが曲がるところは注意が必要ですね。大弛峠までの登山道は所々水たまりがあり、無駄に濡れないように進んで行きます。3時間弱で大弛峠に着きましたが、ここで雨が降り始めてしまいました。休憩もそこそこに小屋の水場で給水して出発です。前国師ヶ岳までの木道は辛かった・・・。
計画では北奥千丈岳往復でしたが、この天気では展望はないのであっさりカットして縦走路を進むことにしました。さすがにこの天気ですから出会う登山者は少ないと思いましたが、前国師から甲武信小屋まで誰にも会わないとは思いませんでした。苔の緑がガスに濡れて鮮やかです。この静けさを考えると屋久島以上かも。
国師のタルからは小さなアップダウンが続き、地味に疲れます。富士見からは一気に下って登り返し、バテバテになって甲武信ヶ岳に到着。やっぱり展望はありませんでした。
金峰山小屋を出て約10時間、漸く甲武信小屋に到着しました。17時の晩ご飯に間に合ってヨカッタ。
晩ご飯はカレーライス。昨日の金峰山小屋とは違ってスパイシーでした。夕食後は親爺さんが甲武信の花たちのDVDを上映して下さいました。こんどは晴れた日に来たいなぁ。
消灯は20時、ここでは広島のRCCを受信出来ず。ときおり屋根が雨音を奏でました。
最終日、3時半に窓の外を見れば明けの明星とオリオン座が見えました。慌ててカメラを持ってテラスへ。インクブルーからオレンジに変わっていく東の空を眺めながら御来光を待ちます。いつの間にか泊まっていた皆が出てきて御来光を拝み、それから朝ご飯。昨日までのガスが嘘のような好天となりました。
今日は西沢渓谷へ降りるだけなので甲武信ヶ岳山頂にもう一度登ってもいいのですが、バスの時間が気になったので小屋裏の展望地から富士山を撮影し下山します。月曜だけあってすれ違う登山者は少なく、9時半に西沢渓谷のバス停に着くことができました。貸切状態のバスに乗って、麓のはやぶさ温泉で汗を流し、一杯やってから広島へ帰りました。
こんどは晴れた日に縦走してみたいなぁ。
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