大阪出張ついでに大峰山(天川川合〜八経ヶ岳、弥山)
- GPS
- 07:04
- 距離
- 24.1km
- 登り
- 1,815m
- 下り
- 1,813m
コースタイム
大阪市内にて早朝からの仕事終了後、夜、電車で下市口まで移動
・・・大阪阿部野橋18:40〜<近鉄特急吉野線>〜19:41下市口
※駅から徒歩5分、@3500円の旅館「松月館」に素泊まり
※山行荷物は金曜に東京から宅急便で宿に発送済(土曜着指定で)
<7/10(日)>
<奈良交通路線バス>天川温泉行
下市口駅08:17〜08:59天川川合
09:10 天川川合バス停出発
09:14 吊橋
09:33 最初の鉄塔
10:03 2番目の鉄塔
10:08 林道(駐車スペース有)
10:12 遭難碑
10:44 栃尾辻(避難小屋)
11:34 高崎横手
11:49 日裏山(1725m)
12:16 弥山辻
12:27 八経ヶ岳(1915m)12:30
12:34 オオヤマレンゲ保護エリア(金網戸から入る)
12:50 弥山小屋 12:52
12:54 弥山(1895m)
山頂にて昼食休憩〜13:25
13:53 狼平避難小屋(直進)
14:07 高崎横手
14:44 栃尾辻(避難小屋)
14:50頃〜 本格的に雨が降り出す(雨具着用)
15:20 林道(駐車スペース有)ほぼ止んだので雨具を脱ぐ
15:29 2番目の鉄塔
15:36 陣ノ峰(1115m)
15:59 最初の鉄塔
16:10 吊橋(この写真撮影直後に携帯が逝く、、、)
16:14 天川川合バス停到着 その後来た道を若干戻って、、、
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16:16 料理旅館「まえひら」新館で急いで入浴(槙の浴槽)
16:32 天川川合バス停
<奈良交通路線バス>
天川川合16:32〜岡崎町17:25(←下市口駅の1つ手前のバス停。宿最寄)
〜宿へ仕事荷物を取りに行き、着替える
<電車>
下市口17:48〜<近鉄吉野特急・大阪阿部野橋行>〜18:13橿原神宮前18:28〜<近鉄京橿特急>〜19:20京都19:32〜<新幹線のぞみ>〜21:53東京
天候 | 快晴 のち 午後曇〜雷〜夕立 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
<奈良交通路線バス>下市口駅〜天川川合(約45分) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・特に危険箇所、迷いそうな箇所はないと思います。全般、傾斜が緩い登山道なので体力に自信のない方にも向いているでしょう。ただ天川川合出発だと距離が長いので、計画的に。 ・地図(エアリア)を見ると水場がまったく無いようでしたが、弥山から狼平へ向かって下山し始めて間もなく木桟道が続いている辺りで沢があり(写真参照)そこで美味しい水がとれました。いわゆる「水場」にあるようなホースとか樋はありません。水の量、季節によるのかもしれません。 ・ルートはGPSログです。下山の最後5分くらいが取れていなかったので手作業した程度です。 ・オオヤマレンゲは八経ヶ岳山頂〜弥山小屋間が圧倒的で撮影ポイントでしょう。その他はそれほどでも、、、。 ・登山口から高崎横手までの区間、尾根通しで行けそうでもアップダウンを少なくさせるためか登山道が尾根を巻いている箇所が多いように感じました。尾根通しに踏み跡がある場合もあり、何箇所かは尾根を行きました。ただ何箇所かは巻き道との合流(出口)が曖昧だったりします。 |
写真
感想
アルプス以西での登山を経験したことがなくて、仕事で大阪出張が入ったため「この機会に!」と思い、急いで計画しました。
7/8(金)最終の新幹線のぞみで大阪入り、
7/9(土)大阪市内で早朝から仕事〜夕方まで。
仕事が終わり次第、電車で下市口駅近くの素泊まり宿へ移動。仕事着(スーツ)で仕事の荷物を持ったままです。
山の荷物は事前に宿宛に、土曜着指定で発送済みでした。
宿に着くと、そこには四畳半一間のシンプルな部屋が。実際、それ以上必要ないし、料金が安ければ安いほどよかったので全然OKです。風呂に入れるのは、この季節ありがたいことです。当初、近所にコンビニ1軒あるだけ、と聞いていたのですが、宿のご主人から「すぐ近くに飲食店がある」と教えてもらい、すぐ行ってみました。写真にもありますが、韓国料理店で1人ポツンと夕飯。店内のテレビには韓国の番組が延々と流れていました。
宿に戻って風呂を浴びて、寝るまでに登山計画書のコーススケジュール部分を手書きで作成。出発前、時間がなくて完成できなかったんで。
翌朝は8:17のバスに乗ればよいので時間的に余裕あり。事前に確認済みで、宿で仕事着、仕事荷物を預かってもらいました。これができないとキツいですよね。
下市口駅から天川温泉行きバスに乗ると、結構な乗客でマイクロバスはほぼ満員。45分ほどであっという間に目的地の天川川合に到着。登山計画書はバス停近くの交番にポストがあります。
この集落に唯一ある信号の交差点(三叉路)を南西に進むと、間もなく左手に
>弥山登山口
>みたらい渓谷遊歩道
の表示が見えます。以降も「弥山登山口」の方向指示に従えばOKです。まずその表示を左折すると吊橋で、吊橋を渡った直後、左右に曲がらずにほぼ直進。右手に校庭を見ながら進むと登山口が見えてきます。
流石に真夏の山、登り始めてすぐが一番発汗したでしょうか、顔面から相当汗をかきました。全般的に傾斜が緩めなコースだと思います。奥深い感覚が奥秩父の山に似てなくもないですが、奥秩父より人の手が入った整備が見られると思います。
エアリアの標準タイムは往復11時間。最終バス(18時過ぎ発)に間に合うには9時間、もう1本前のバスなら7時間半で下山する必要がありました。過去、エアリア標準タイムの6掛け(60%)が自分の目安速度なので、遅くとも最終バスには間に合う計算でした。が、最終バスだと、ギリギリ新幹線に乗れない可能性があったので、目標はあくまで1つ前のバス(16:32発)でした。前半とばしたおかげで、それほど焦る必要もなく、結局昼食の30分を除くと7時間で下山しました。
コースタイムに書きましたが、川合バス停着が16:14、バス出発が16:32、つまり約15分ありました。この汗だくのままバスで帰りたくない、風呂だ!と思い、帰り道店先に「お風呂のみでも可」と表に書かれていたのを見つけた料理旅館「まえひら」
http://www.h2.dion.ne.jp/~maehira/index.html
に駆け込み超特急で入浴。シャワーで体を洗い、湯船に浸かれたのは1分程度(!)でも入らないより全然いい(840円は割高になってしまったが、、、)。リュックの蓋もせず、そのままバス停へダッシュ。ギリギリ間に合いました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
写真にも書きましたが、梯子の連続(?)らしい、次回は弥山川コースをいきたいですね。
宿に帰ってきたらご主人が「よく日帰りしてきたね!」と歓迎してくれて、お土産に自家栽培の野菜を頂きました(とうもろこし、きゅうり、なす)。ここの宿は本当に心温まる思いをしたので、また来たいと思います。
◆旅館「松月館」
奈良県吉野郡大淀町下渕172(下市口駅から徒歩5分)
0747-52-4344
無料駐車場あり
http://d51498.com/hotel/747524344
<おまけ>
動画は、携帯が逝く直前、最後の下りRUNを携帯を持ちながら駆けていたものです。携帯に振動を与えたのも良くなかったのかな・・・
<余談>
関西の山と関東の山で違いはあったか?、、、基本無いと思います。が、この日初めて知った「ワード」があります。それは「特急」という用語。
どうやら、中高年ハイカーの間で、ハイペースで後ろから追い越してくる人を「特急」と呼ぶようです。この日、何度かそういったグループが同じコースを歩いていたのですが、後ろから近付くとメンバーの誰かが「おーい、XXさん、特急が来ますよ」と声をかけて、追い越させる、、、といった具合です。関東ではこの「特急」という言葉は聞いたことがありませんね。これまで中高年ハイカーの方々と一緒になる機会があまりなかった、というのもありますが。
これは関西ハイカー用語なのでしょうか(笑)。
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