台風直前の至仏山(尾瀬ヶ原経由周回ルート)
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 866m
- 下り
- 863m
コースタイム
天候 | めちゃ晴れ☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
深夜入りして車中泊 |
コース状況/ 危険箇所等 |
山の鼻ルートは木道の崩壊箇所多数。ウェット時には滑りやすいので注意 |
その他周辺情報 | 寄居山温泉 ほっこりの湯 550円 |
写真
感想
台風5号の巧みな牛歩作戦によって山友達と3泊4日縦走計画は見事に吹っ飛んだ。梅雨明け直後に台風上陸とは、なんてドSな仕打ちをする( ノД`)シクシク…
折角の連休、せめて有意義に使おうと天候をチェックすると、連休初日の午前しかチャンスが無い。。。気まぐれ台風につき、急変しても無事下山できる場所を探して至仏山に向かうことにしました。
深夜、高速道路で谷川岳主脈付近を通過する頃、天候が急変して大雨に。大きな稲妻がナイヤガラの様に光ってました。
肩を落として沼田に着くと、雨が止んだのでそのまま尾瀬入りを決行。鳩待峠に到着すると気温18度で肌寒い。フェーン現象で熱帯夜が続く地元とは雲泥の差です。
高いクーラー代で終わるかもしれないが、既に車両が10台以上停まってたので自分も明日へ期待を残して車中泊しました。
翌日は4時30分に起床。天候は崩れておらず、心の中で小さくガッツポーズ。朝飯を食っていると見知らぬオッチャンに駐車料金を徴収されました。1日2,500円というボッタクリ設定にずっと避けてきましたが、この際仕方ありません。個人的に言わせてもらえば、この全額を尾瀬の自然環境保護の為に活用するなら結構。決して東京電力の赤字補填にだけは使われてほしくないですね。
至仏山と言えば、やはり尾瀬ヶ原。尾瀬ヶ原を見ずに至仏山は語れないという事で山ノ鼻からの周回ルートを選択しましたが、この計画がCOOLに決まりました。霧が煙るメルヘンな光景が一面に広がってて「遥かな尾瀬」を歌わずにはいられません。
至仏山は蛇紋岩が多いことで知られてますが、雨の影響か想像以上に滑りまくり苦戦。木道も一部が朽ち果てており、なかなかペースが上がりません。それでも地面に広がる花畑を観察しつつ楽しめました。
山頂付近に着くといきなり大きな山頂標識があり、思わず「おおっ」と声を出してしまいました。すぐに立ってるんですね標識。。。
山頂は生憎のガス模様でしたが、川口から来た初老の男性とともに互いに記念撮影しながらガスが切れるのを待ちました。どうせなら快晴の山頂を撮影したくて。
一服して待ってるとすぐに晴れ間が出現し、一緒に景色を存分に楽しみました。ペースが似ていたので以後はそのお父さんと同行し、山談義や最近の社会情勢など楽しい会話を繰り広げながら登山を再開。
小至仏山に着くと、女性2名が休憩中でパンをいきなりご馳走になりました。話せば偶然にも同郷のお母・・・お姉さんで、「〇〇がー、〇〇がー」と方便丸出しの即席漫才を展開。終始笑いの絶えない登山でした。
私の精神年齢が実年齢よりオッサンなのでしょうか。
二回りほど目上の方と特に馬が合うようです。
温泉でもお婆ちゃんに話しかけられ、30分ほど笑いながら話してました。
山ではこうした見知らぬ方との一期一会があるので楽しいですね〜。
台風直前のすれすれの天気の中の登頂でしたね。途中、燧ケ岳から光が差し込むシーンや至仏山直下のお花畑、青空の組み合わせも良く、いい感じで登れたようで何よりです。でも、雨上がりの蛇紋岩は曲者でしたね ラストの永井食堂も一度はお邪魔したいと思いました ところで、もう地元は台風は過ぎましたか?無事をお祈り致します
縦走計画が流れた時は落胆しましたが、こうして登らせてくれる山があることが有難かったです。バカチョンカメラじゃなければ、更に綺麗な景色を切り取れると思うと高級一眼カメラが欲しくなりました。でもこれ以上趣味を増やすと散財するのが悩みどころ
心配してた台風ですが、強風も大雨もなく穏やかに終わってくれそうで良かったです。
台風5号、ほんとコイツにはやられましたね・・・
でもよっしーさん、持ってる男は違いますね、見事に晴れましたね!
縦走を強行したら台風を吹き飛ばしてくれたんじゃないでしょうか(笑)
台風通過中の不帰キレット越えは、最大風速を考えただけでもマズいと思いましたが、結果的には強行軍で行けたかもしれないですねぇ。
山は逃げませんから、あの判断は正解だったと思います!
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