蝶ヶ岳〜常念岳(三股から周回)
- GPS
- 35:45
- 距離
- 20.7km
- 登り
- 2,302m
- 下り
- 2,292m
コースタイム
7:30三股登山口
8:00吊り橋
10:10まめうち平
12:40旧ベンチ
14:00最終ベンチ
15:00蝶ヶ岳ヒュッテ
17日
4:20蝶ヶ岳山頂(ご来光)
5:00朝食
6:00ヒュッテ発
6:35蝶槍
11:00常念岳山頂(昼食)12:00発
13:00前常念
18:30三股登山口
天候 | 16日晴れ時々ガス 17日快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
常念-三股の登山道は樹林帯以降は岩場で注意が必要 樹林帯も木の根の大きな段差が数多くあり、滑りやすいので特に下山に選択の際には注意です。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
憧れの北アルプスデビューに行ってきました!
三股登山口から蝶ヶ岳、蝶ヶ岳ヒュッテで一泊して、
常念岳からまた三股に戻るルートです。
16日7時前に駐車場手前に路上駐車を多数確認。
みんな登山の準備をしています。
これは駐車場いっぱいなんだなと判断し最後尾に駐車。
その後続々と後ろに駐車の列は伸びて行きました。
7時過ぎに準備を終え駐車場への車道歩きを開始します。
すぐ駐車場なのかと思ってましたが、なかなか付きません。
1km程度歩いて駐車場到着。
駐車場でトイレを済ませて登山口へ未舗装路を歩きます。
登山口では指導員がいて登山届の提出を促していました。
ヤマレコであらかじめ作って印刷して持ってきていたので、
さっと提出して先に進みます。
結構書いていない人が多く、沢山の人がその場で書いていました。
登山口から50m程で常念方面との分岐、往路は蝶ヶ岳方面へ進みます、
翌日常念方面からここに戻る予定です。
少し歩くと吊り橋が現れ本沢を渡ります。
水が流れる登山道を進むと力水と書かれた水場があり、最終水場と書いてあります。
実際にはこの先の蝶沢を越える所で水が補給できました。
ただ、毎年この時期に10年登り続けてるという人に教えてもらいましたが、
沢の水量が少なく水が見えずに結構上に登らないと水が見えない事もあるようです。
水場を過ぎ、尾根を急登すること約2時間で傾斜が穏やかになり、
まめうち平という所に出ます。ここから少しの間ゆるい勾配での道が続きます。
このあたりから周囲はガスに包まれ、風もなく蒸し暑くなってきました。
まめうち平後の緩やかな傾斜も終わり、湿度の高さ来る蒸し暑さと急登で一気に体力を消耗。
一歩進めばあごから汗が滴り落ちるような感じで登り続けます。
自分がシャリバテか高度障害か少々気持ち悪くめまいがorz
山頂で昼食と思っていましたが、途中で昼食として長めの休憩を取りました。
最終ベンチを越え、大滝山方面との分岐を過ぎると時折ガスが切れ青空が見えるように。。。
ヘトヘトの体に鞭を打って進み稜線に出ると眼前に巨大な槍の穂先が!!!!
進めば進むほど槍穂高連峰が圧倒的スケールで全貌を現します。
言葉が出ませんでした。ちょっと泣きそう、いや半泣き入りましたw
まずはヒュッテで宿泊の手続きを済ませ、荷物を置いてから周辺の散歩に。
遠くまで散歩に行くほど余剰体力はなく、夕食まで少し横になることに。
夕食後トイレに行くときに松本の夜景が見れるかと缶チューハイ持って、
行きましたが、ガスが残ってるのか霞んでてあまり見えない状況。
深夜にも星がきれいかと外見ましたが、皮肉にも満月で空が明るく、
天の川等は見えませんでした。
17日は4時前に起床し、ヒュッテから3分の蝶ヶ岳山頂でご来光を。
東側の展望は見渡す限りの雲海に2000m以上の高峰だけが頭を出している。
西側展望は槍穂高連峰が雲ひとつなくスッキリ見えています。
そしてご来光。感動的な光景でしたが、その少し後に背後でもっと感動的な光景が。
槍穂高連峰が赤く染まって行きます。赤の下は自分がいる常念から蝶ヶ岳の稜線の陰になっています。
素晴らしい景色でした。
5時からの朝食にギリギリ間に合い、6時にはヒュッテを出発し常念岳へ向かいます。
天気が良くて素晴らしいのですが稜線上は遮るものがなく、常念への最後の400m程度の急登は暑くてばてました。
常念山頂で昼食をとり下山に。
常念岳から前常念、前常念から樹林帯に入るまでは岩場が続きます。
急傾斜でザレているので下りは結構気を使いました。
樹林帯に入ってからも木の根の大きな段差が数多くあり、良く滑る道で、
何度かコケました。
蝶ヶ岳への登山道と比べるとこっちは体力的にも、技術的にも少し上でした。
最後は水が尽きてしまい少々熱中症気味でボーっとしてきたころで沢筋に到着。
タオル濡らして頭からかぶってクールダウン。
登山口の水場で水がぶ飲みしました。
帰りの登山口から車までの1.8kmが拷問のようでしたw
しんどかったけどあの絶景が見れたのでその甲斐はありました。
色々反省点も見えたので次以降につなげたいと思います。
GRFさんこんにちは
massyといいます
稜線に出た瞬間、槍穂連峰が目に飛び込んでくる感動はたまらないですよね
私も大好きなルートですよ
高度障害は大変だったようですが、翌日も稜線漫歩ができ羨ましい限りです
反対側の槍穂を歩く日も近いですね
特に登ってる最中はガスに巻かれていて、
なんの展望もなかったのが一気に晴れて、
目の前に槍穂が現れたのでほんと感動しました
このルートでも過去経験がないキツさだったので、
槍穂の前にもう少し修業が必要なようです
GRFさん、はじめまして。
北アルプスデビューおめでとうございます。
私も自分の体がいうことを聞くうちに是非北アへ!
と思っているのですが、なかなかふんぎりが
つきません。
実は私もデビューするならGRFさんと同じルート
を考えていましたが、常念の登りが結構きつそう
ですね。
記録、参考にさせて頂いて近いうちにトライしてみ
たいと思います
北アルプスともなるとどこ登ってもきついですよね
でもきつかった分、稜線を越えてから飛び込んでくる景色はそれは感動ものでしたよ
私の場合頂上に小屋があって登りに全力使っちゃっても大丈夫って状況にして踏ん切り付けました
北アデビューレポお待ちしております
北アルプスデビューおめでとうございます。
このコースGWに行こうと思って断念したコースです。
蝶ヶ岳〜常念岳の稜線はすばらしいですね!!
ありがとうございます。
左には快晴の槍穂高、右には大雲海で本当に素晴らしい稜線でした。
唯一心残りはライチョウに遭遇できなかったことですね
また今度探しに行きます
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