室堂から剱岳
- GPS
- 47:34
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 1,637m
- 下り
- 1,607m
コースタイム
- 山行
- 3:07
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 3:23
- 山行
- 5:34
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 7:05
- 山行
- 2:51
- 休憩
- 1:41
- 合計
- 4:32
天候 | 12日は曇りのち時々雨、11日と13日は曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
あとはアルペンルートの電車、ケーブルカー、バスを乗り継いで室堂入り。ケーブルカーが一本待ちでしたが、美女平駅からは臨時の増発バスも出ており、午前11:25頃に室堂に着きました。 この入り方は富山新幹線が開通した時の雑誌の特集で知って以来、やってみたいと思っていたものです。 帰りは予約しておいた富山地鉄の13:30発の直行バスで富山駅に。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
剱岳についてはご存知の通りのルートです。 技術、体力的に大丈夫かどうか、詳細はよくお調べください。 劔沢までの室堂からの往復は、行きの雷鳥沢から直登するルートも、帰りの室堂乗越経由のルートも特に危険なところはありません。 帰りの日、大きな荷物を背負って、雷鳥沢から室堂へ登り返すのが疲れました(苦笑 |
その他周辺情報 | 室堂の温泉は、バスターミナルまで10分のみくりが池温泉(日本で一番高所の温泉とのことです!) http://www.mikuri.com/spa.html 室堂のバスターミナルで山の日イベントをやっていたので、地ビールを生ビールでいただきました(^^) 室堂バスターミナルのレストランで富山名物の白エビのかき揚げを食べ、富山新幹線では富山駅でます寿司を買って食べました。どちらも美味しかったです。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
非常食
飲料
食器
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
テントマット
シェラフ
ヘルメット
ハーネス
スリング
カナビラ
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---|---|
共同装備 |
行動食
非常食
調理用食材
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
調理器具
ライター
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
|
感想
個人的な思い入れの強い長文になってしまいました。苦手な方はスルーして下さい。すみません。
剱岳に高校1年生の息子と登ってきました。
8年前の夏、映画の「点の記」の影響もあり、当時、小学校2年生の息子が「剱岳に登りたい」と言ったことがはじまりでした。雄山に登りに行ったときだったかと思います。
それ以来、いつか剱岳にも登りたいと考えて、息子と登る山を少しずつレベルアップしてきました。低山ハイクを楽しみつつ、岩場のある山にも登り、沢登りやボルダリングの講習にも参加しました。中途半端な山やだった僕自身も一緒にステップアップしてきました。
もっとも、子育てにはありがちなことですが、当人は、現在では剱岳にこだわりは持っていないようです。最近の彼は運動不足で、この夏に蓼科山を登ったらきつかったという始末。親としては心配だらけでしたが、これまでやってきたことも考えると、きっと登れるだろうとは思っていました。
ただ、誘うときには、やや突き放して「落ちたら死ぬので、行くかどうかは自分で決めなさい。お母さんにも行っていいか聞きなさい」と伝えました。劔沢のテントでも意思を確認しました。彼の出した答えは「登りたい」でした。
天気予報は、午前の遅い時間には雨雲が通過してまとまった雨が降りそうというもの。雨が本降りになる前に山頂まで行ければと考えて早めに出ました。
実際には、岩場の待ち時間も予想以上にあり、予定よりも時間はかかり、山頂に着く前から雨もけっこう降ってきてしまったのですが、とくに危険なこともなく、登って下りてこられました。ただ、落石を起こさないように、雨で濡れた石で滑らないようにと、とくに下りでは、とても気を遣い、随分とゆっくりの登山になりました。待たせてしまった方、ご協力ありがとうございました。
僕自身は、前劔の門のステンレスの小さな橋とカニのヨコバイの1歩目以外は、足場がしっかりしているので特に怖いことはなかったです(ただ正直に白状すると、カニのタテヨコなどでは、息子にお助けスリングを出す可能性なども考えて、僕自身、セルフビレイをとっていました)。
さらにいえば、ガスで下が見えない時間が長かったことも、ある意味ではよかった?のかもしれません(山頂からの展望がほとんどなくて残念でしたが)。前劔の山頂で急にガスが晴れて下界が見えた時、別に危ない場所にいるわけでもないのに、息子は「わああ」と慌てていましたから…。
ガスっていたおかげといえば、雷鳥にも至近距離で会えました。
息子は、セルフビレイをとった安心感もあったと思うのですが、たくさんの鎖場も、色々ありつつもクリア。当人は緊張したとは言っていますが、途中で動けなくなってしまうようなことはありませんでした。「もっと怖いかと思っていた」とも言っていましたから、「落ちたら死ぬぞ」とさんざん脅しておいたのが良い方に出たのかもしれません。もちろん、これまでの練習のおかげでしょう。
息子は、運動不足の日々を過ごしながらも、今でも山は好きだと言っていますので、剱岳への挑戦からは、今回の登頂の達成感にとどまらないものを得られたのではないかな、と(希望もこめて)思っています。
僕自身、これも励みに、今後も謙虚に自分を鍛えながら、山を楽しんでいきたいです。剱岳も晴れている日にまた登ってみたいです(もっと短い時間で)。
今回の山行では、本当に多くの方にお世話になりました。お会いしたみなさん、お世話になったみなさん、本当にありがとうございました。
haritaさん、こんにちは!
春に十勝岳でお世話になったものです。
なんと!私も1日違いで劔岳に登ってきたんです!あとで、レコあげますが、12,13,14と行ってまして、今、美女平でケーブルカー待ちの間、ヤマレコ見てました笑
私も剣沢でキャンプでしたので、12と13はキャンプ場で会ってるかもしれませんね!私は、立山→劔岳→立山と、二回も立山に登ってしまいました笑
くわしくは、もし、よろしければ、レコをご覧になってください。ただ、写真が死ぬほど多いので作成に少し、時間がかかるかもしれませんが。
感想、もちろん、全部読みました。高校生のお子さんが、劔岳に、しかも、雨天で登るなんてちょっと私には信じられません…。うちの高校生は晴れてても高尾山登りませんけど。
Murphyさん!本当ですか、奇遇ですね。
キャンプ場でご一緒していたなんて、お会いしたかったです。
レコ、読ませていただきます!どんどん先鋭的な山にむかっていきますね
これからもよろしくお願いします。
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