常念岳(一ノ沢ピストン、またもやコーザンビョー?)
- GPS
- 08:45
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,683m
- 下り
- 1,684m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・一ノ沢コースは何回か丸太橋での渡渉がありますが、全く問題ないうえに涼やかな風を感じられる気持ち良い渡渉です。 ・胸突き八丁はやや急ですが、直ぐに終わります。 ・常念乗越から山頂へのルートでは、最初の偽ピークまででかなりエネルギーを使います。その次に本ピークがあります。 |
写真
感想
7月中旬、土日は本格的な夏空、となれば北アルプス、ということで、常念から槍穂を拝みに行ってきました。
昨年は三俣から登りましたが、今年は一ノ沢から登ってみました。このルートは胸突き八丁まで、沢の畔を登るもので、山頂まで開けた沢といい、沢を下る清涼な風といい、畔に咲きわたる花々といい、とても気持ちのよい登りでした。
北岳のような豪華な花畑は流石にみられないものの、其処ここに短い夏を惜しんで咲く多様な花々に癒されます。
胸突き八丁はそれほど長くなく、槍穂との感動的な対面のための、必要な準備運動みたいなものです。そして、今年も見れました、青い空の下、残雪に覆われた険しい岩稜が鮮やかな槍穂の峰々。
ガスが出てこないうちに山頂に向かいます。小屋近くのベンチに重い荷物をデポして登ります。山頂まで標高差で400m、1時間弱の見立てです。1/3ほど登ったところで、体がかなり重く感じるようになりました。加えて時折立ちくらみもあります。先週の北岳と似た状況です。どうやら高山病の初期症状です。休み休みし、深呼吸をしつつ、何とか山頂に辿りつきました。
そこにはやっぱり大感動のパノラマが開けていました。空気もクリアで、槍の山荘や涸沢カールの山荘までくっきり見えました。乾杯&昼食を堪能し、時間を忘れて見とれていました。
お腹も心も満たされて、乗越に下ります。体はすっかり回復して、いつもの調子で下れました。小屋のベンチで暫く余韻を楽しんでから下山しました。
今回は、あわよくば大天井岳方面にも行ってみたいと思っていましたが、体調不良でこれは叶いませんでした。とはいえ、今年も常念からの峻厳な槍穂との対面は大感動でした。早く回復して、短い北アルプスの夏を、更に堪能しに来たいと思います。
♪ 沢の涼感をお届けします ♪
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