【百高山99座目♪北岳＆アサヨ峰＆小太郎山で夏山大満喫(^O^)】

2017年08月13日(日) ~ 2017年08月14日(月)

• GPS: 28:08
• 距離: 25.7km
• 登り: 3,148m
• 下り: 3,662m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:55
• 休憩: 0:50
• 合計: 7:45

距離 13.2km 登り 1,783m 下り 1,586m

7:09 北沢峠
7:12 仙丈ヶ岳二合目登山口
7:23 7:25 長衛小屋（旧北沢駒仙小屋）
8:40 8:44 栗沢山
9:29 9:46 アサヨ峰
10:10 ミヨシノ頭
11:01 11:08 早川尾根小屋
11:27 広河原峠
12:30 広河原峠入口
12:35 白鳳峠入口
12:44 12:46 広河原・吊り橋分岐
12:58 13:16 広河原山荘
13:24 白根御池分岐
14:54 白根御池小屋

2日目

• 山行: 7:20
• 休憩: 1:01
• 合計: 8:21

距離 12.5km 登り 1,369m 下り 2,090m

2:52 白根御池小屋
3:53 4:04 草すべり分岐
4:12 4:13 小太郎尾根分岐
5:23 5:29 小太郎山
6:39 6:41 小太郎尾根分岐
7:02 7:08 北岳肩ノ小屋
7:15 7:20 両俣分岐
7:37 7:52 北岳
8:09 8:12 吊尾根分岐
8:26 8:32 吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐
8:46 8:47 八本歯のコル
9:52 9:56 大樺沢二俣
10:59 白根御池分岐
11:07 11:08 広河原山荘
11:10 広河原・吊り橋分岐
11:13 ゴール地点

天候

【8/13】　曇り、一部青空覗くもすっきり取れることはなかった、夜はにわか雨
【8/14】　雨は夜半過ぎには上がり、月も見える
　　　　　朝のうち稜線はガスだったが、次第に晴れて午前中は青空が広がった

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

【仙流荘⇄北沢峠】　前の晩の雨で道路に一部落石、その除去のため6:05発の始発が10分程度遅れたが到着時刻は7:00とほぼ定刻通り
13日、14日共にバスは時刻表以外にシャトルバスのように臨時便が出ていました

【北沢峠⇄広河原】　こちらも定期便以外に臨時便がどんどん出ていました

コース状況／危険箇所等

特に問題となるような箇所はありませんでした

その他周辺情報

仙流荘の日帰り入浴　料金が５００円に値下げされました！
これはうれしい

写真

8/13 5:32

見てください、この長蛇の列！
仙流荘のバス停、いったい何人並んでいたのか
100人は超えていたと思う

8/13 6:16

前日の雨で南アルプス林道に落石
その後始末で始発バスは10分遅れました
本来なら始発前に臨時便が出てもおかしくなかった

8/13 7:10

am7:00の北沢峠
登山者で混み合ってます

8/13 7:17

長衛小屋のテン場もこの盛況ぶり

8/13 7:17

今日のコースはここから先トイレが全くないので、長衛小屋で用を足してから出発

8/13 7:24

仙水峠との分岐、栗沢山方面は誰もいません

8/13 8:35

栗沢山への途中、少しだけ青空がのぞいたがそれも一瞬だった
晴れてれば北岳方面が良く見えるはずなのに

8/13 8:36

すぐ隣のアサヨ峰もなんだかはっきりしない

8/13 8:37

あれが栗沢山の頂上か？

8/13 8:42

到着しました、栗沢山
ガッスガスでなーんにも見えません
ここから30分のアサヨ峰を目指します

8/13 9:13

これもガスでよく見えない中、あれがアサヨ峰？
いや栗沢山か？わかんなくなった

8/13 9:24

あれがアサヨ峰だ、標柱がぼんやり見える

8/13 9:32

はい到着でーす、アサヨ峰
これで百高山98座
しかしガスガス

8/13 9:31

一応三角点にもタッチしときましょう
展望がないので先を急ぎます

8/13 10:59

しかし早川尾根に入ってから人に会いません
寂しい早川尾根ノ頭

8/13 11:02

三角点から3分で早川尾根小屋に到着

8/13 11:03

数年前まで営業小屋だったらしいですが、小屋番さんが体調崩されて今は避難小屋
中はまだ綺麗です

8/13 11:08

テント場は使えますね
ただ地図にある水場は使えません、要注意です

8/13 11:08

トイレは外にありました
農鳥方式の垂れ流しですね

8/13 11:11

先に進もうとするとこの注意メッセージ
この先登山道崩落・消滅
平成25年の古い情報です

8/13 11:28

広河原峠に着きました
ここから広河原に一旦降り、また白根御池に向けて登り返します
こんなルート取り百高山狙いじゃないとしませんね

8/13 11:28

ガスが木立の中まで立ち込める
気が滅入るわ

8/13 12:33

南アルプス林道に出ました
いやいや歩いたら峠から1時間で着いちゃった

8/13 12:43

突然ですが今日の行動食は個包装のハチミツ
形が変なのはご愛嬌ww

8/13 12:46

この先広河原のバス停ですが右に折れて白根御池に向かいます

8/13 12:46

いつものつり橋を渡ります
北岳に来たーって感じがしますね

8/13 12:48

おお、熊ですか
すぐ近くで人も多いと思うんですがいるんですね

8/13 12:48

広河原山荘、食事でもしようかと思いましたが天気の行方も気になるので降らないうちに御池小屋まで行きます

8/13 14:22

時々こうして日も射すんですけどね

8/13 14:55

15時、白根御池小屋に到着しました
雨も降ってませんのでここでツエルトを張ることにします

8/13 16:42

しっとりした池です　晴れてればねもっといいんですが

8/13 16:51

ツエルトに寝っ転がって空を見上げる
この通りの曇り空、おまけに夜には雨が降り出しました

8/14 4:16

はい、もう翌朝です。、am3:00にツエルト畳んで出発しました
真っ暗なので途中の写真はなし、いきなり小太郎尾根の分岐です

8/14 5:08

小太郎尾根に入ってからもガスガス
これまたいきなりですが前小太郎山のピーク
最初はここが小太郎山かと勘違い、思いっきり落ち込みました

8/14 5:32

さらに20分進むとぼんやり見えて来たピーク
標柱が見えるがあれが小太郎山か？

8/14 5:26

やっと着きましたー小太郎山！
これで百高山99座です

8/14 5:26

私以外だーれもいないので一応三角点にタッチ

8/14 5:49

帰路の前小太郎山
ガスガスだったのに急に晴れて山が見えて来た
ここから急に写真が多くなる
とりあえず北岳撮っとこう、この先またガスるかもしれないし

8/14 5:50

仙丈ケ岳は美しいですなぁ
南アの女王様の貫禄ですね

8/14 5:53

北岳はさしずめ南アの王様ですか
存在感がハンパないね

8/14 5:54

遠くに富士山も見えて来た
これから天気は良くなるのか？
そう願いたい

8/14 5:56

鳳凰三山もくっきりして来たぞ
昨年縦走したのが懐かしい

8/14 6:03

前小太郎山を振り返る
こうしてガスが取れてみると結構まともな山だった

8/14 6:13

そしてさらに進んで振り返ると小太郎山もその向こうに甲斐駒ケ岳の勇姿も見えた

8/14 6:13

甲斐駒から右は昨日歩いた早川尾根
甲斐駒の隣がアサヨ峰かな

8/14 6:14

早川尾根の向こうには八ヶ岳

8/14 6:31

北岳を見ながら小太郎尾根を歩く
稜線通しか西側に巻いて進みます

8/14 6:40

奥に甲斐駒、そして鋸岳も
手前の小太郎尾根は二重稜線になってますが左の尾根に登山道があります

8/14 6:43

小太郎尾根分岐に戻って来ました
往復に大体2時間半かかりました

8/14 6:43

さて今度はメジャーピークの北岳を目指します

8/14 6:54

それにしても甲斐駒はかっこいいですね
鋸岳の稜線もいいね

8/14 7:01

肩の小屋のテント場最初ここに張ることも考えたが、3000mの稜線にツエルトとビビィサックでは寒すぎるだろうと下の白根御池にしたのだ

8/14 7:03

肩の小屋に到着
酸素薄いので疲れますね

8/14 7:22

両俣小屋への分岐
このルートいずれ歩いてみたいと思います

8/14 7:33

北岳山頂がようやく見えた
大勢いますねー

8/14 7:39

北岳山頂三角点
なぜかおっちゃんも一緒に撮ってしまいましたww

8/14 7:45

北岳に来たらやっぱ撮っとかないとね
3年ぶりかな

8/14 7:48

仙丈ケ岳、はるか向こうに北アルプスも見える

8/14 7:48

間ノ岳と南ア南部の山なみ
また行きたいなぁ

8/14 7:49

そして鳳凰三山

8/14 8:01

間ノ岳への稜線、もう1日あれば行きたいところですけどね

8/14 8:13

八本歯のコルへの分岐

8/14 8:14

富士山、残す百高山はあれです

8/14 8:15

分岐直下のミネウスユキソウ
6月下旬ならキタダケソウが見れるのはここかな

8/14 8:16

コルに向かってどんどん下ります
雲海を下るのは気持ちいい

8/14 8:20

北岳直下のお花畑はすごいですね

8/14 8:23

ミヤマキンバイ

8/14 8:24

似たような写真だけど富士山はやっぱり気になります

8/14 8:25

おおっ、ついに晴れたー
北岳バッチリ

8/14 8:27

間ノ岳もバッチリです

8/14 8:28

トラバース道の分岐まで来ました

8/14 8:32

右に切れ落ちているのがバットレスですかね
すごい岩壁だ

8/14 8:37

正面がボーコン沢の頭かな

8/14 8:39

シロバナタカネビランジと間ノ岳
ホッとしますね

8/14 8:41

北岳の存在感がすごい

8/14 8:43

大樺沢の雪渓だ
あそこまで降るのか、ふぅ

8/14 8:43

ボーコン沢の頭
なぜか気になる、名前が独特ですよね

8/14 8:46

この辺はこんなハシゴだらけ

8/14 8:47

どうしてもユックリになりますね
写真も撮りながらのんびり行きましょう

8/14 8:48

八本歯のコルに着きました
狭いコルです

8/14 8:50

北岳の勇姿、素晴らしいです

8/14 8:56

ハシゴの連続で渋滞してますね

8/14 9:00

下りは危ないですが登りはハシゴもいいかもしれません

8/14 9:19

雪渓末端近くまで来ました
ここからはザレザレの道が続きます
針ノ木雪渓をちょっと優しくした感じ

8/14 9:20

油断するとズルッと滑るので足元注意

8/14 9:32

雪渓を見上げる、黙々と降ってくる登山者

8/14 9:33

ここ北岳と白馬の清水尾根にしか咲かないというミヤマハナシノブ

8/14 9:35

絶滅危惧種でレッドリストだそうです

8/14 9:44

大群落になってましたがいつまでも咲いていてほしいものです

8/14 9:53

二俣に到着です
ここから先は傾斜も緩くなりますね

8/14 9:56

ところで今回の装備
ツエルトにビビィサック、食料もアルファ米で軽量化を図り、なんと25Lザックで来れました

8/14 10:56

白根御池との合流点、広河原はもうすぐそこ

8/14 11:09

はい広河原山荘到着です
バス時間も気になるのでスルーしましょう

8/14 11:10

吊橋を渡りバス停に向かいます
この山行も終わりと思うと寂しい

8/14 11:11

野呂川下流方向を望む
やっぱり青空はいいね

8/14 11:12

今回歩いたルートをもう一度確認してみる
よく歩いたな

8/14 11:16

バス乗り場に着くとちょうど北沢峠への臨時便が出るところでした、ラッキーです
夏休み山行はこれにて無事終了です
さて仙流荘の温泉が待ってるぞー

撮影機器：

DSC-RX100M3 SONY

iPhone 7 Apple

感想

sakura

今年の夏は怪我のせいもあって、直前まで特に決めてはいなかったのだが、前回の立山登山で「軽量化すれば泊まりでも意外と行けるんでは？」と思い・・・
それで小屋泊まりを前提にパッキングしてみるとザックはスッカスカ　笑

それならとツエルトにビビィサック、アルファ米にガス缶と超軽量ストーブを追加してもまだ十分いけそう
計ってはいないけど多分5kgそこそこ

ルートは予てから計画してた百高山の残りアサヨ峰と小太郎山、これがメインですがどちらもマイナーピークなのでついでに北岳も登っちゃおうという作戦です

天気は伊那に近づくにつれ土砂降りの雨、しかも始発のバスが南ア林道の落石で運行が遅れるとのアナウンス、お先ブルーになりました
ようやく動いたバスで北沢峠に着いても周囲は霧、アサヨ峰も早川尾根もガスガスの中の稜線歩き、白根御池に着いてもガスは取れず夜には雨も降り出す始末
これは最悪のお盆バケーションか？

ところが夜半には雨も上がり月も見え、日が昇るとだんだんと雲は切れて最後は晴れて青空も見えるほど回復、やっぱ夏山はこうでなくちゃね
北岳は初めての八本歯のコルから大樺沢ルートで下山しましたが、バットレスの迫力がハンパなかったですね、最終的には夏山大満喫できました

さて、残す百高山は大御所の日本一のお山、富士山です
いつ登ろうか？どのルートがいいかな？
楽しみは少し先に取っておこうと思います

コメント

firebolt

いよいよリーチですね
sakura0725さん、こんばんは。

ライト＆ファストで３つゲットですね。ツェルトとはいえ5kgは驚きです 。
そして最後に最高峰を残しておくなんて言うのもさすがですね。

一気に！　じゃなくて楽しみは先ですか？　渋滞が終わった頃に行くのが良いかも知れませんね。

sakura

Re: いよいよリーチですね
fireさん　こんにちは

一気に行きたいとこなんですが、なんか楽しみは先にとっておきたいような気もしまして
富士山は北陸からは遠いんですよ、最低でも２日、できれば３日は欲しいとこなんで日程と天気と相談しながらですね
この大晦日のような雰囲気をもっと楽しみますよ

pikachan

ラスト1座！
このあたりも残ってたんですね？

ガスから晴れで、写真も増えますね。
南アのメインが見えてれば、テンションもアップ(^_^)v

あの、ハチミツ
小学校の給食に出て…
開ける時、アタマの部分ネジネジ。
「クビチョンパ」なんて言いながら開けてたの思い出しました(笑)

ラストが富士山でしたか！
予想大はずれでしたが、ラストにふさわしい山で、お見事！！

私も楽しんで頑張ります🎵

sakura

Re: ラスト1座！
pikachanこんにちは

ハチミツいいでしょ！？給食に出てましたか、確かにちょうどいいサイズかも
行動食にもちょうど良かったです

ラストが富士山って、意外だねと言われるんですが、やっぱ遠いんです
富士山の手前にもっと登る山があって、それでなんとなく後回しになったってことなんですけどね

そう、お互いに楽しんで頑張りましょー

dolce

ラストが富士山とは！
sakuraさん、こんばんは。
百高山、もう99座まで行っちゃってたんですね。
しかも最後の一座が富士山 とは意外
それにしても、百高山を目指す方々はマニアックな
人が多いような…笑

パッキング、すごいですね〜。
私も見習いたいです！私の場合、元々鈍足のくせに
荷物を減らせなくて無駄に体力使ってしまって
5kgくらいならちゃんと歩けるはずなんですけどね〜

最後の富士山、楽しんでくださいね

sakura

Re: ラストが富士山とは！
dolceさん　マニアックでしょ

百名山は遠いところ、北海道とか九州とかハードルが高いので、百高山ならなんとかなるかなって
百高山の定義ってよくわからないんですが、三角点ピークが多いんです、多分国土地理院のデータベースに拠ってるからなんでしょうね
だからマニアック

パッキングは断捨離しました
いつも保険的に持っていくもので命に関わらないもの、例えばスマホの予備バッテリーとか嗜好品とか、あとは着替えの予備的なものかな、思い切って持っていかないようにしたんです
１泊２日ならいけます、２泊になるときついかな
たまにはこういうのもいいですね

ジョー🐪

リーチ！
こんにちは。
詳細を拝見して「このくらい軽ければ行けそうだなー」と思いつつも、自分には3,000m峰に泊まりで挑む勇気がなく…お見事です！

百高山ファイナルは富士山ですか！
静岡出身の自分は一番最初の3,000m峰（？）が富士山だったりするのですが（百高山どころか百名山も1座目がマウントフジですｗ）、最後にデカイのが来た、って感じですかね

他の山と比べて、登山としての面白味が全くないのですが（登る前からこんなコメントごめんなさい）、他のどの山とも違う空気感の中を歩く感じになるのは間違いないと思います。
sakuraさんのパワーでしたら、ぜひ、ゼロ富士（ http://www.city.fuji.shizuoka.jp/fujijikan/enjoy/kb719c0000002n3y.html ）とかでファイナルを迎えていただきたいところですかね（プレッシャーじゃありません。笑）

sakura

Re: リーチ！
joeさん　こんにちは

最後にでかいでしょ？！、とっといたってわけじゃないんですが、なんとなく混んでるのと遠いので後回しになっちゃったってことなんです
ゼロ富士ですか 、こんなのあるんですね、42km
フルマラソンじゃないですか
やってみたいような気もしますが、帰りは山頂からヘリでお願いします