みちのくフラワートレイル【後編】[八幡平]

2011年07月18日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 4.0km
• 登り: 107m
• 下り: 93m

コースタイム

11:45 12:20 八幡平頂上バス停(昼食)
　　　　↓(徒歩35分)　　　
12:55 13:00 八幡平山頂
　　　　 ↓(徒歩60分)
14:00 14:05 源太分れ
　　　　↓(徒25分)
14:30 14:30 見返峠
　　　　 ↓(徒歩15分)
14:45 15:10 八幡平頂上バス停
　　　　　 (以下略)

天候

晴れ時々曇り。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

盛岡駅から八幡平頂上までは片道1200円のバスを利用。駅前の案内所で乗車券を購入しないと片道1550円くらいかかる。
http://www.hachimantai.or.jp/event/2011/sansaku_natu.pdf

盛岡駅から東京までは新幹線乗り放題のJR東日本パス(10000円)を利用。

コース状況／危険箇所等

◎コース
　・舗装道か木道が整備されており、登山靴でなくても問題なし。

◎トイレ
　・八幡平山頂レストハウスにあり。見返り峠でも確認。

◎ 水場
　・レストハウスにあり。

◎山バッジ
　・松尾八幡平ビジターセンターで岩手山、七時雨山、八幡平の山バッジが1種類ずつ(350円)。
　・レストハウスにはたくさんの種類あり(350〜400円位)。

写真

7/18 11:10

バス車中より、岩手山。

7/18 12:24

ミヤマキンポウゲ
[キンポウゲ科 キンポウゲ属]

7/18 12:25

オトギリソウ
[オトギリソウ科 オトギリソウ属]

7/18 12:25

トウバナ
[シソ科 トウバナ属]

7/18 12:26

ハクサンチドリ
[ラン科 ハクサンチドリ属]

7/18 12:32

オオバタネツケバナ
[アブラナ科 タネツケバナ属]

7/18 12:32

マイヅルソウ
[ユリ科 マイヅルソウ属]

7/18 12:33

ハクサンボウフウ
[セリ科 カワラボウフウ属]
セリ科は苦手だが、黒い粒粒が混じっていればハクサンボウフウと決めてしまう。

7/18 12:34

エゾノヨツバムグラ
[アカネ科 ヤエムグラ属]
オオバノヨツバムグラと葉の形が違うようだ。

7/18 12:34

オオバタケシマラン(花)
[ユリ科 タケシマラン属]

7/18 12:35

キヌガサソウ
[ユリ科 キヌガサソウ属]
遠い。近くで見たかった。

7/18 12:37

ウラジロナナカマド
[バラ科 ナナカマド属]
ギザギザが葉の先半分にのみ付いていたら、これらしい。

7/18 12:38

セイヨウタンポポ
[キク科 タンポポ属]

7/18 12:39

7/18 12:39

7/18 12:39

ズダヤクシュ
[ユキノシタ科 ズダヤクシュ属]

7/18 12:40

アカモノ
[ツツジ科 シラタマノキ属]
お気に入り。

7/18 12:41

ハルガヤ
[イネ科 ハルガヤ属]
花期が遅い気もするが、一番近い気がする。

7/18 12:41

タカネアオヤギソウ
[ユリ科 シュロソウ属]

7/18 12:43

エンレイソウ
[ユリ科 エンレイソウ属]

7/18 12:44

7/18 12:46

ギンリョウソウ
[イチヤクソウ科 ギンリョウソウ属]

7/18 12:47

キクムグラ
[アカネ科 ヤエムグラ属]
クルマムグラかと思ったが、花柄の基部に苞らしきものがあるのでこちらと判断。かなり怪しい。

7/18 12:54

周遊コースを外れると一般的な登山道となる。

7/18 12:56

八幡平山頂。百名山は23座目。

7/18 12:57

岩手山はうっすらと確認できる。

7/18 13:02

ヤブヘビイチゴ
[バラ科 ヘビイチゴ属]

7/18 13:02

モミジカラマツ
[キンポウゲ科 モミジカラマツ属]

7/18 13:03

ホソバノキソチドリ
[ラン科 ツレサギソウ属]
コバノトンボソウは苞(花の基部から出ている葉)が花よりもかなり短いらしい。

7/18 13:12

7/18 13:14

ゴゼンタチバナ
[ミズキ科 ゴゼンタチバナ属]

7/18 13:15

ハナニガナ
[キク科 ニガナ属]

7/18 13:16

ウスノキ
[ツツジ科 スノキ属]
葉の先端がとがっているのでオオバスノキではないと判断。

7/18 13:19

ミネヤナギ
[ヤナギ科 ヤナギ属]

7/18 13:19

7/18 13:23

カラマツソウ
[キンポウゲ科 カラマツソウ属]

7/18 13:24

ニッコウキスゲ
[ユリ科 ワスレナグサ属]
よく見かける花だが、ヤマレコ初掲載かも。

7/18 13:25

7/18 13:27

ハクサンチドリ(白花)
[ラン科 ハクサンチドリ属]

7/18 13:27

色違いのハクサンチドリが1枚の写真に収まる感動。

7/18 13:27

ヒナザクラ(実)
[サクラソウ科 サクラソウ属]

7/18 13:29

ヒナザクラ(花)
[サクラソウ科 サクラソウ属]

7/18 13:29

タカネクロスゲ
[カヤツリグサ科 スゲ属]

7/18 13:30

7/18 13:30

モリアオガエルのおたまじゃくしか。

7/18 13:31

ワタスゲ(花)
[カヤツリグサ科 ワタスゲ属]

7/18 13:32

ウサギギク
[キク科 ウサギギク属]

7/18 13:33

ミヤマダイコンソウ
[バラ科 ダイコンソウ属]

7/18 13:39

ヨツバシオガマ
[ゴマノハグサ科 シオガマギク属]

7/18 13:40

コバイケイソウ
[ユリ科 シュロソウ属]

7/18 13:41

心地よい木道歩きは続く。

7/18 13:41

ワタスゲ(穂)
[カヤツリグサ科 ワタスゲ属]

7/18 13:43

7/18 13:44

7/18 13:46

7/18 13:48

7/18 13:49

7/18 13:50

ミタケスゲ
[カヤツリグサ科 スゲ属]

7/18 13:50

ネバリノギラン
[ユリ科 ソクシンラン属]
早池峰でピンボケに終わった花。

7/18 13:51

モウセンゴケ
[モウセンゴケ科 モウセンゴケ属]
生で見たのは初めて。

7/18 13:53

7/18 13:54

イワショウブ
[ユリ科 チシマゼキショウ属]

7/18 13:55

7/18 13:55

7/18 13:56

7/18 13:59

イワイチョウ
[ミツガシワ科 イワイチョウ属]

7/18 14:03

ミズバショウ
[サトイモ科 ミズバショウ属]

7/18 14:04

イワカガミ
[イワウメ科 イワカガミ属]

7/18 14:04

7/18 14:05

ショウジョウバカマ
[ユリ科 ショウジョウバカマ属]

7/18 14:05

チングルマ
[バラ科 ダイコンソウ属]

7/18 14:08

クロヌマハリイ
[カヤツリグサ科 ハリイ属]

7/18 14:09

ヒメシャクナゲ
[ツツジ科 ヒメシャクナゲ属]
木道から遠すぎてピント合わず。

7/18 14:15

ムシトリスミレ
[タヌキモ科 ムシトリスミレ属]

7/18 14:18

オオバキスミレ
[スミレ科 スミレ属]

7/18 14:18

ミドリユキザサ
[ユリ科 ユキザサ属]
茎の稜の有無を確認できず、ヒロハユキザサと悩むが、葉が広くないのでとりあえずミドリの方で。

7/18 14:19

7/18 14:23

シロバナクモマニガナ
[キク科 ニガナ属]

7/18 14:25

7/18 14:25

イヌトウバナ
[シソ科 トウバナ属]

7/18 14:26

オニアザミ
[キク科 アザミ属]

7/18 14:27

畚岳方面。

7/18 14:28

岩手山方面。50kmの縦走コースがつながっているらしい。

7/18 14:32

クルマムグラ
[アカネ科 ヤエムグラ属]

7/18 14:33

ミヤマコウゾリナ
[キク科 ミヤマコウゾリナ属]
花から1つ目の分岐に大きめの苞があるものはミヤマコウゾリナ、そうでなければカンチコウゾリナとしている。

7/18 14:38

オオバタケシマラン(実)
[ユリ科 タケシマラン属]

7/18 14:40

ハコベ
[ナデシコ科 ハコベ属]

撮影機器：

LUMIX DMC-FX700 パナソニック

感想

yamareco

【前編】はこちら↓
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-122542.html

東北の山旅の後半は、八幡平へ。盛岡駅から9:35発のバスにのり、2時間かけて山頂近くのバス停へ向かう。途中松尾八幡平ビジターセンターでトイレ休憩があり、山バッジを見つけてつい購入してしまう。岩手山から八幡平に連なる山並みに並行しながらバスは徐々に高度を増し、昼前に八幡平頂上バス停に到着する。

実はこの八幡平散策バスを利用すると、3時間程度の無料ガイド付きツアーに参加することができる。せっかくなので参加することも検討したが、前日の疲れが残っていたこと、写真を撮るために立ち往生したいことから、今回は参加を見送ることにする。レストハウスにて昼食をとり、ゆったり周遊を楽しむことにする。

まずは山頂を目指す。前日の苦行で足取りは重い。早池峰山では見つけられなかった花々を撮影しつつ、緩やかな登りで山頂に到着。山頂には展望台が設けられ、方角毎に山座同定標がつけられているが、曇り空のため、岩手山くらいしか望めない。展望台は老朽化のため改築予定だったらしいが、地震の影響で予算が凍結されたとの張り紙つきだ。

山頂からは緩やかな下り坂。八幡沼に近づくにつれてニッコウキスゲやゴゼンタチバナ、イワカガミなどの花が現れる。八幡沼周辺は木道が整備され、尾瀬を髣髴とさせる。人はこちらの方が圧倒的に少なく、贅沢な散策が楽しめる。イワイチョウやモウセンゴケを写真に収めつつ、見返り坂までは登り坂。のんびり周遊はちょうど3時間位となった。帰りは盛岡駅までバスに乗り、JR東日本パス(10000円)を利用してやまびこにのり、東京に戻る。