表銀座縦走
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- GPS
- 56:00
- 距離
- 30.4km
- 登り
- 2,766m
- 下り
- 3,112m
コースタイム
- 山行
- 6:25
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 7:30
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 7:50
- 山行
- 5:40
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 6:15
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備された登山道 |
その他周辺情報 | 中房温泉、新穂高温泉ともいい温泉です |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
装備
個人装備 |
エマージェンシーシート
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
ヘルメット
|
---|---|
備考 | 耳栓 |
感想
前日中房温泉にバスで向かう。登山用駐車場は満杯で、引き返してくる車との離合が大変そうである。本日も朝1便のバスは6台だったとのこと。
中房温泉は名湯だが、宿はレトロな感じである。相部屋の九州からの方、名古屋からのAさん、Sさん、大阪からの方とお話が盛り上がる。
翌日5時に出発。富士見ベンチをすぎたあたりから、前泊者とすれ違うようになる。
燕山荘でカップヌードル。水の補給を行う。裏銀座の山々の展望は今ひとつで、槍の穂先はうっすらと見え隠れする状態。燕岳は昨年登頂したし、先を急ぐためパス。いよいよ憧れの表銀座縦走がスタート。しかし午前10時をすぎるとガスが発生し、一気に眺望が得られなくなる。休憩していると、燕岳山頂を経由してきたAさん、Sさんが追いついてきた。会社山岳部に所属しているだけあって、2人とも健脚である。引っ張られるようにして、大天荘にゴール。
2日目は、Aさん、Sさんは常念岳、蝶が岳方面に向かわれるとの事である。大天井岳を巻きながら、槍ヶ岳を眺める。今日中にあそこに立つなんて信じられない気がする。大天井ヒュッテからしばらく歩くとビックリ平に出、一気に展望が開ける。ここから槍を眺めながら楽しい稜線歩きが始まる。穂高やジャンダルムなどが一望でき、感動する。西岳に着くと、行動食をとり、ヘルメットを着用する。いよいよ本日の核心部に入る。下りのはしご、鎖場が続く。想像以上に道の整備が素晴らしく、恐怖心はあまり感じなかった。水俣乗越からは厳しい登りが続く。若く元気なパーティーと抜きつ抜かれつ、おじさんも頑張る。この辺りからガスが出始め、槍は隠れる。かなりくたびれた頃、カブリ岩に到着。ここで休憩していると、前日同宿の大阪の方が追いついてくる。彼もかなり膝にきているようである。30分ほど頑張るとヒュッテ大槍に出る。ここから再び展望が開ける。あこがれの槍が巨大に見える。肩の小屋も見えてくる。上高地から上がっている人たちが列を作っている。小屋にゴールし、受付をすます。お盆終盤に入り、人は昨日よりは少ないようだ。ピークでは小屋の前まで行列が続き、山頂往復に3時間半かかったという。今日はほとんど待ち時間なく登頂できた。しかし、展望はほとんどない。
小屋にもどり、ビールで乾杯し、ガスの合間に山頂や稜線を眺める。至福の時間である。夕食で大阪の方、福井の方と登頂を祝う。
3日目の朝は霧雨であった。滑りやすいガレた斜面の道を下っていく。飛騨沢は素晴らしいカール地形のはずだが、ガスのためほとんど眺望がない。
黙々と下り、槍平に到着。足早に下ったため、滝谷にあるレリーフを見落としてしまった。滝谷には1本橋がかかっている。ここは槍平小屋の方がライブカメラを設置しているので、ツイッターで様子を見る事が出来る。雨の日はとても怖そうだ。橋を渡った所に避難小屋がある。この先はやや長いので、ここでしっかり休憩した方が良さそうである。
白出沢出合は開けた気持ちのいい所で、岩のベンチや水場がある。休憩に適している。ここから穂高平はすぐである。穂高平からのショートカットの道は見落としてしまった。新穂高温泉には予定より早くついた。以前利用した無料浴場はもうない。ホテルの立寄温泉は13時からだが、その前にバス時刻があり、泣く泣く入浴を諦めて帰途についた。
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