電車でGO! はじめての霧ヶ峰 (車山高原〜車山〜蝶々深山〜八島湿原〜車山肩〜霧ヶ峰IC)
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- GPS
- 07:50
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 711m
- 下り
- 594m
コースタイム
天候 | ちょっと雲多めの晴れ、山頂で少しガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
平日の場合、茅野駅からは車山高原(リフト下)、上諏訪からは霧ヶ峰インターチェンジ止まりが多く、車山肩までいく便が少ないので、コースに注意が必要。 http://www.alpico.co.jp/access/route_k/suwabus/kirigamine/ なお今年(2011年)の場合、ハーヴェストツアーという会社が東京-蓼科間を片道1,900円〜2,400円で結ぶバスを出しています。 茅野駅などからの登山口への路線バスの値段を考えると、破格の安さ! http://www.harvest-tour.com/noriba/mapkantou-tateshina.html 車山高原での停車は7月14日までですが、7月15日以降は車山高原の代わりにピラタスロープウェイに寄るので、1泊以上で北八ヶ岳巡り、あるいは南八つへ縦走するのに使えそうです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<登山ポスト> 茅野駅に登山ポストがありました。八ヶ岳に行く場合でもここで出せますね。 車山高原には・・・確認していません、すみません。 <道> 危険箇所はありませんが、とにかく土が滑りやすいです。晴れでもそうだったので、雨の時は大変そうです。 旧御射山付近は分岐が複雑でちょっとわかりにくかったです。御射山ヒュッテを経由していく方の道はあまり歩かれていないのか、とても細くて「熊出没注意」の看板も。すぐにメインの砂利道に出ましたが、少し不安になりました。 バスの時間の関係で、車山肩から園地経由で霧ヶ峰インターチェンジまで歩きましたが、この道も結構よかったです。上部は見晴らしのいい潅木多めの尾根歩き、下部は大きな岩がごろごろしているなど風景に変化があり、霧ヶ峰散策の最後を締めるにはなかなか。 <昼ごはんスポット> 天気のいい日なら、物見岩を強くオススメします! 蝶々深山は頂上が広いため、座ったまま景色を堪能するには意外と向いていなかったです。物見岩は頂上が狭めな分、どの方向に向いて座っても景色が抜群!しかもイスになるような大きな岩が蝶々深山より多いし。 蝶々深山でお昼にしてしまい後悔しました・・・。 <車山〜八島湿原間の進行方向について> 蝶々深山経由: 下っていく方が、常に前方の視界が開けていて気持ちいいです。広々とした霧ヶ峰を堪能できます。 逆まわり(登り)だと、物見岩とか蝶々深山とかの各ピークに登りきるまで前方が見えないまま延々歩くので、ピークに出た時に一気に視界が開ける達成感が好きな人、もしくはMッ気がある人向け。まあ、つまりは普通の登山と同じですが。 沢渡経由: 所々林の中を歩くため、下りでも半分以上見晴らしがありません。だから今回の私の向き(登り)でもいいと思うのですが、沢渡から車山肩への最後の登りは疲れた体には結構きつかった(笑)。あと周りに林が多いので、風が通らずむっとして暑かったです。 <花> ニッコウキスゲ: スキー場下部は終わりかけなのか、電気柵の中も花が少なかったです。 最初の群生地?はリフト乗り継ぎ地点。 一番密度が高かったのはやはり車山肩の電気柵の中ですが、見づらい・・・。 車山肩からちょっと山頂方面に行ったところくらいの方が、柵もなく適度に咲いていて好みでした。その辺はまだまだつぼみも多かったので、7月いっぱいは楽しめるかな?? ヨツバヒヨドリ: 全体的にすごく多かった!!まだつぼみなので、これから大群落が楽しめそうです。 他にはハクサンフウロ、イブキトラノオ、ウスユキソウ、シモツケソウが全体に目立ちました。 <公共交通利用の温泉> 霧ヶ峰インターチェンジすぐの強清水に、霧ヶ峰温泉ホテルなど数軒の日帰り入浴可の施設あり。今回は時間がなかったので利用はしていません。 上諏訪には駅構内1番ホームになかなかりっぱな足湯施設があります。(昔はちゃんと全身入れる温泉だったのですが) |
写真
結局まっすぐ進み、20mくらいで御射山ヒュッテに到着。
豆から淹れるコーヒーや、りんごジュースが飲めます。宿泊も可。基本素泊まりで4000円だそうです。
公衆トイレはヒュッテの右手(湿原側)の細い道を2分くらい行った林の中にあります。(この写真だと奥)
感想
梅雨明け10日のピーカン続きを棒に振り、台風をやり過ごしてやっと山に行けました。
去年の暮れにヒマラヤ山麓トレッキングをして以来、山どころか運動自体全くのご無沙汰だったので、トレーニングのつもりでまずは楽な山へ!と霧ヶ峰に決定。
今回の目的:
・満開のニッコウキスゲを見る。
・荷物は小屋泊まりと同じ程度、ストックは出来るだけ使わない。(最近ストックに頼りすぎている気がするので)
・出来るだけコースタイムに合わせる。
20日から使用可の青春18きっぷで、鈍行日帰りに挑戦です。
当日に家から出発すると車山高原到着が昼近くになるため、夜のうちに立川へ移動、ネットカフェで始発を待ちました。
立川04:40発で高尾・大月・甲府で乗り継ぎ、茅野発08:05のバスで車山高原には9時過ぎに到着。
スキー場の下のほうにもキスゲは咲くそうですが、既に終わりだったのか、あまりありませんでした。
リフト乗り継ぎ地点から、ところどころに電気柵に守られた群生が見られるように。
電気柵の中と外とでは、線を引いたようにキスゲの密度が違い、今さらながら鹿の食欲にびっくりです。
仕方ないこととはいえ、柵の中に密集するキスゲは何だか野生の花というより花壇の百合のようでちょっと残念かも。
車山への登りは最後が階段になってちょっとキツかったです。
しまいにはシャリばて気味になり、蝶々深山で食べるつもりの昼食を山頂で半分食べるはめになっちゃいました。^_^;
雲が多いながらも概ね快晴で、SPF50+の日焼け止めを塗っていたにも関わらず、真っ赤になるほど腕と鼻の頭を日焼けしてしまいました。
朝塗りっぱなしじゃなくて、途中で塗りなおすべきでした・・・。
陽射しが強くて暑いのに風はひんやりとして、よく混ざっていないお風呂に入っているような変な気分。そのせいか、暑くて飲まないかもと思っていた熱い紅茶がちょっと感動するくらい美味しかったです。
車山肩にはそこからの最終バスちょっと前に到着したものの、もうちょっと散策したかったので見送り。
霧ヶ峰バスターミナルから上諏訪への最終バス(17:33発)に合わせて下山しました。
20分前に着いて、生乳ソフトクリームを食べながらバス待ち。
上諏訪では電車まで1時間あったので、ラーメンを食べて駅構内の足湯にも浸かれて大充実です。
疲れた足に熱いお湯が気持ちよかった〜!
その後またもや乗り継ぎを重ね、ほぼ24時間後に我が家に無事帰還しました。
結局ストックも使わず、コースタイムもほぼ昭文社の地図どおりで、目的は大体達成できたかな。膝の調子も悪くありません。
山頂から他の山の展望があまりよくなかったこと、低山用の靴が合わなくてまめをたくさん作ってしまったことと、日焼け以外は、いい山行でした。
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