大弛峠〜甲武信ヶ岳ピストン
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
- GPS
- --:--
- 距離
- 20.0km
- 登り
- 1,640m
- 下り
- 1,636m
コースタイム
天候 | 薄曇りからのうすら雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(朝5時で駐車スペースは9割以上埋まってました) |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし。 登山道は明瞭ですが、登山道上に倒木多数あり。 国師ヶ岳より先は道標は少ないですが、特に分岐もないのでピンクテープ赤テープを追って行けば迷うことは無いと思います。 一部断崖脇を通りますが、足下はしっかりしてます。 |
写真
感想
今週のお山は甲武信ヶ岳。
この日に行く事は決まってたんだけども行き先、コースは前日に決定したというちょっと、、、な山行でした。
ちょっと生憎な天気の中スタート。
車道から入ってすぐのところに大弛峠小屋があり、脇から登山道へ入ります。イザ!
・・・と、最初は木道ですね。
木階段、木板の坂をウォーミングアップがてらゆっくり登って行きます。
な、長いな、、、と階段にウンザリしかけたぐらいで前国師ヶ岳着。
ちょこっとしたイワイワ感にテンションを上げつつ、国師へ、、、と言う程離れてなく、すんなり着きます。
さて、本日の最高到達点に立ちました。
下って登り返して甲武信、甲武信から下ってココへ登り返して、、、と、本日の行程に疑問を感じつつ国師ヶ岳を後にします。
・・・突然道が悪く、というか、薄くなります。
ん〜、道自体はしっかりしてるんですけどね、なんつーか、野性味溢れる、、、というのも変か。
さっきまでの木道だったこともあり、道の整備具合のギャップを感じます。。。
暫くは只管下り、下り、下ります。
道は結構土道でそんなにイワイワした箇所がなく、ちょっと意外かつ残念な感じ。
下りが落ち着く頃には周りがコケっとしだします。
コケ好きな人間としてはニヤニヤしながら歩いて行きます。
・・・しかし、なんですね。
視界が利く場所があまりないのもあり、同じような景色のなか只管前進、という距離がとりづらいルートですねぇ。。。
や、ピーク越えをいくつか経過することもあって、その数等から地図上での場所のアタリは着けやすいんだけども、歩いてる最中は何故か長く感じたなぁ。単に寝不足でキツかっただけ?
あと、このコースはやたら真っすぐな道に出くわす回数が多いように思った。ずーっと真っすぐな道を下りとか登りとか平坦なままとか。アレ?あんなに先まで見えんの?的な箇所が印象に強いなぁ。
基本森の中で、2カ所程けっこう視界が利く場所があり、あとはたまーに木の間からチラ見えする甲武信ヶ岳を見て進む、という割りとストイックな道でした。
ちなみに2カ所と書いてるのは写真にとってる断崖の箇所と崩落の箇所です。あとは甲武信ヶ岳に着くまで木とコケを愛でながらなコース。
ヒイコラ歩いて、ようやく、といった感じで甲武信着。
ちなみに甲武信までで出くわしたお方は片手で数えられる程。。。
山頂ではちょうど団体さんが下ろうとしていましたが、そんなに人少ないエリアなんですかね?
天気良くないからこんなもんなんだろうか。
自分はあまり気にしないけど、百名山っつーともうちょっと居ても良い気もしますが。
時間的にハラヘリなのでメシを、、、ん〜、小屋まで行きますかね。
という訳でズザザッと下って甲武信小屋へ。
けっこ下って、なかなか見えて来ないな〜と不安になるぐらい下った所で小屋発見。
おおお、デカイ。立派ですなぁ。。。
トイレをお借り(ここのトイレ、けっこキレイでした。)した後、小屋前のベンチ&テーブルでお昼。
この頃にはすっかり日が雲に隠れている事もあり、じっとしてると肌寒いぐらいな感じ。
お昼してる途中でお二方一組が隣のベンチへご到着。スタイルからして沢登りのようでしたが、、、寒そー。
メシでハラもクチくなった事だし、ジッとしてると寒いし、という事でサクッと片付けて帰途に着きます。
今日はちょっとキビシイのでここでストックを装備。んむ、やっぱ楽。
えっちらおっちら10分ぐらいで甲武信山頂へ登り返し。うは、疲れた。
さっきまで多少はあった視界ももうガスの中。今日はまあもう視界は諦めますよ。えぇ。
・・・帰りはあまり書く事ないなぁ。。。
往路よりもガスが濃い中、前進前進前進あるのみー!と進んで行った記憶しか。。。
登りはヘタってたのでゆっくりでもペース固定で、、、というのだけ考えてじっくり復路を踏みしめ、国師ヶ岳に到達したときは終わった感で一気に気が楽になったなぁ。。。
気のゆるみ方が、「そういうときこそ怪我しそう!」と自覚できるぐらいだったので返って気をつけて下ったりして。
木道、木階段をぽっくりぽっくり下って大弛峠小屋着。
やー、疲れたー。
・・・振り返ると、コースが微妙だった。
道自体は雰囲気もあって良い感じだったけど、景観があまりないってのと、最初と最後にピークが来るようなピストンは組むもんじゃないなぁ、と。
今まで何度となくピストンしてきたけど、帰りのタイムが行きのタイムを上回るなんて今回が初かも。
アップダウンの連続でヘロヘロしてる間も、最初の国師からの楽だった下りを登り返すのか、、、とか思いながら、実際最後の400メートルぐらいの登り返しはフィジカルにもメンタルにもクるものがあった。
甲武信に再訪するとしたら別なコースか、同じコースでもピストンはヤメよう、と密かに固く心に誓って今回の山行を〆ることとします。。。
んでも今回天気微妙だったからまた行くゼ、甲武信!
・・・あの立派な小屋泊もいいかもなぁ。
や、ほんと、おつかれさまでしたー。
初の甲武信です。
初めはオーソドックスに西沢渓谷からのピストンと思ってましたが、
ヤマレコにもあまり記録のない大弛峠からのピストンで行くことに。
zi-kenと差しなのでまたもやちょっと厳しめコースに流れてしまいます。
(今回はこのノリを後で悔いることに)
コースの大体の感想はzi-kenが書いている通り
全体を通してずっと雰囲気良い苔むした森の中の登山道です。
帰り道はガスも出て余計幻想的な雰囲気でした。
なんと言うか、ナウシカに出てきそうな。。。
つうことで脚に自信アリかつ森林好きな方にはお勧めできますが
一般の方はピストンはしない方が無難です。
特に最後の登り返しがエライきついっす。
(縦走の記録は多数あってもピストンの記録があまり無いのが分かった気が。。。)
コースの感想の方はこの辺にして、今回の個人的なテーマ、
先月買った300g台のザック、ノースフェイスのバート26のテストについて書きます。
300gのペラペラだけあって、さすがに快適とは言いませんが
日帰りなら十分使えると思いました。
今回の荷物は、レインウェア上下、ジェットボイル&カトラリー、エマージェンシーセット、地図・コンパス、サングラス・日焼け止め、食糧(おにぎり3つ、カップラーメン1つ、カロリーメイト1つ、行動食少々)、水分2.5L(ハイドレ+プラティパス)、その他タオル、カメラ、財布、携帯、鍵等の身の回りの物、合わせて6kgぐらいでしたが問題なく背負えました。
難点は、極薄ストラップ類が緩みやすい事と、ハイドレを背面パッド代わりにしたら
背当たりは良かったけど飲み物が体温でかなり温くなってしまったことです。
次回はさらにZシート的な座布団を入れて使おうかなと思いました。
あと、ペラペラなんで耐久性は不安ですね〜。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する