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記録ID: 123987
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

白馬から南下(唐松、五竜、鹿島槍、爺、針ノ木、蓮華)

2011年07月20日(水) ~ 2011年07月24日(日)
情報量の目安: A
都道府県 新潟県 富山県 長野県
 - 拍手
GPS
79:15
距離
55.9km
登り
5,713m
下り
5,102m

コースタイム

■出発日 新宿22:30発
■初日
  6:30すぎ栂池高原着(ゴンドラ7:00発→7:30自然園着)
  9:00天狗原着
  9:55乗鞍岳着
 10:40白馬大池着
 12:30小蓮華山着
 13:05三国境着
 13:50白馬岳着
 14:30白馬岳頂上宿舎着(テント泊)
■2日目
  4:10出発
  6:40天狗山荘着
  8:50不帰一峰ノ頭着
 10:00不帰二峰ノ南峰
 11:00唐松岳着
 11:15唐松山荘着
 13:55五竜山荘着(テント泊)
■3日目
  4:15出発
  5:20五竜岳着
  7:00北尾根ノ頭着
  8:30キレット小屋着
 10:10吊尾根着 10:20鹿島槍北峰着
 11:05鹿島槍南峰着
 12:20冷池山荘着
 (爺ヶ岳は巻き道を通ったため山頂に行かず)
 14:15種池山荘着(テント泊)
■4日目
  4:00出発
  5:15岩小屋沢岳着
  5:40新越山荘着
  6:30鳴沢岳着
  7:05赤沢岳着
  8:40スバリ岳着
  9:45針ノ木岳着
 10:40針ノ木岳小屋着
 11:50蓮華岳着
 12:20針ノ木岳小屋着
 13:50大沢小屋着
 14:45扇沢バスターミナル着
天候 「台風が通りがかる初日は雨を覚悟、あとは毎日快晴だ」と期待していたのですが、初日の午後からピーカンになったかと思えば、2・3日目は曇りで眺望悪し。最後の4日目は晴れて、白馬から歩いた峰々を眺めることができました。
過去天気図(気象庁) 2011年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
【往路】新宿→(バス)→栂池高原→(ゴンドラ・ロープウェイ)→自然園
【復路】扇沢→(バス)信濃大町→(電車)→松本→(バス)→新宿
行きのバスはさわやか信州号。栂池高原からはゴンドラ・ロープウェイで一気に1800mまで。ちと後ろめたい気もしつつ、楽ちんして高度を稼いでニンマリ。
帰りも扇沢からさわやか信州号に乗りたかったのですが、下りてきたらすぐ出発という時間のため、路線バスと電車を乗り継いて帰りました。 
コース状況/
危険箇所等
●白馬から天狗山荘まで何カ所かの雪田はストックだけで十分。アイゼンの必要を感じませんでした。(傾斜は緩く距離も短く、危険な所ないため)
●不帰剣はルートもマークされており、くさりなどもしっかりとしてました。トレイルランナーに出くわしたのにはびっくり!今やこんなトコロまで走ってるんですね。
●針ノ木峠の雪渓は、アイゼンなしでは怖い思いをしました。ストック2本あれば大丈夫と高をくくっていましたが、場所によって滑ったらアウトです。雪渓が口を開けて激流が流れてるトコロあります。4本歯もこういう時に安心なので買っておこうと思いました。
ぐわーんと高いトコロへ運んでくれる。夏のスキー場を堪能。
ぐわーんと高いトコロへ運んでくれる。夏のスキー場を堪能。
登山口で情報を確認。特に問題なさそう。
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登山口で情報を確認。特に問題なさそう。
歩き出す頃は霧雨、天気は回復傾向のはずだが。登りで暑いよりもましか。
歩き出す頃は霧雨、天気は回復傾向のはずだが。登りで暑いよりもましか。
すると天気回復。しかも日光照りすぎてアチチ。雲は多いが気持ち良い。
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すると天気回復。しかも日光照りすぎてアチチ。雲は多いが気持ち良い。
平らな乗鞍岳頂上付近で雷鳥の親子が迎えてくれました。
平らな乗鞍岳頂上付近で雷鳥の親子が迎えてくれました。
青・白・緑の中で、雲がぐんぐんと動いてすごい躍動感。
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青・白・緑の中で、雲がぐんぐんと動いてすごい躍動感。
テント場は石ゴロゴロのようで平ら。水場がすぐにあって流したままなので、汗だくの頭や体を洗ってサッパリ!
テント場は石ゴロゴロのようで平ら。水場がすぐにあって流したままなので、汗だくの頭や体を洗ってサッパリ!
翌朝、快晴を期待していたが雲の中にいるらしく視界悪い。
翌朝、快晴を期待していたが雲の中にいるらしく視界悪い。
笑顔のイラスト ^_^ に誘われてしまう。
笑顔のイラスト ^_^ に誘われてしまう。
たまにガスが晴れるとこんな感じ。
たまにガスが晴れるとこんな感じ。
不帰剣は注意して通行。
不帰剣は注意して通行。
注意して通行、していたらトレイルランナーに出会ってびっくり。
注意して通行、していたらトレイルランナーに出会ってびっくり。
唐松岳でも眺めを楽しめず(@_@)。
唐松岳でも眺めを楽しめず(@_@)。
五竜山荘でテントを張ってのんびり。でも視界が悪くて・・・。
五竜山荘でテントを張ってのんびり。でも視界が悪くて・・・。
翌朝、五竜岳を目指して登り出す。テントを張っていた小屋と昨日通った唐松岳などが見えてきた。
翌朝、五竜岳を目指して登り出す。テントを張っていた小屋と昨日通った唐松岳などが見えてきた。
これから進もうとする鹿島槍がきれいに見えてきた。
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これから進もうとする鹿島槍がきれいに見えてきた。
後ろの立山・剣の山々が気持ちよく見えます。
後ろの立山・剣の山々が気持ちよく見えます。
キレットの先。変化があっておもしろいトコロ。
キレットの先。変化があっておもしろいトコロ。
鹿島槍はこちら(北)側から来るとかなりキツイっす。登山客がたくさん見える。
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鹿島槍はこちら(北)側から来るとかなりキツイっす。登山客がたくさん見える。
北峰と南峰のあいだは25分とガイドにあるが、重荷の私にはとうてい無理(>_<)。雲に覆われて、南・北峰ですら見えたのはこの一瞬だけ。
北峰と南峰のあいだは25分とガイドにあるが、重荷の私にはとうてい無理(>_<)。雲に覆われて、南・北峰ですら見えたのはこの一瞬だけ。
眺望がほとんど利かず、鹿島槍からどんどん下って冷池山荘のテン場まで下りる。もともとココにテント張る予定だったが、時間もあるし先へ。
眺望がほとんど利かず、鹿島槍からどんどん下って冷池山荘のテン場まで下りる。もともとココにテント張る予定だったが、時間もあるし先へ。
種池山荘まで来て泊まる。このテン場も真っ平。濡れたテントを乾かして気持ち良い・・・ウトウト。
種池山荘まで来て泊まる。このテン場も真っ平。濡れたテントを乾かして気持ち良い・・・ウトウト。
種池山荘や爺方面を振り返り。左の鞍部が冷池乗越かな。
種池山荘や爺方面を振り返り。左の鞍部が冷池乗越かな。
中高年グループの方が体操したり、写真を撮ったり、コーヒーを楽しんだり、充実した朝のようです。
中高年グループの方が体操したり、写真を撮ったり、コーヒーを楽しんだり、充実した朝のようです。
御前沢カールの雪模様が「膝丈のパンツみたい」と思いながら歩いていました。
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御前沢カールの雪模様が「膝丈のパンツみたい」と思いながら歩いていました。
針ノ木沢は予想以上に雪が多い感じ。
針ノ木沢は予想以上に雪が多い感じ。
美女軍団が休憩していて「コマクサがいっぱいあるのよ!」と教えてくれました。美女の皆さんに目がいってて気づきませんでした(^^ゞ。逆光で分かりにくいですね。
美女軍団が休憩していて「コマクサがいっぱいあるのよ!」と教えてくれました。美女の皆さんに目がいってて気づきませんでした(^^ゞ。逆光で分かりにくいですね。
今回の行程をなぞれる景色。白馬から自分が歩いてきた山が追えました。
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今回の行程をなぞれる景色。白馬から自分が歩いてきた山が追えました。
針ノ木岳の山頂で雷鳥親子に会いました。登ってくる男性の左前方数メートル、木の根っこに留まって男性を見つめるような感じ。
針ノ木岳の山頂で雷鳥親子に会いました。登ってくる男性の左前方数メートル、木の根っこに留まって男性を見つめるような感じ。
針ノ木小屋の屋根には布団がいっぱい干されているみたい。蓮華岳はこの後、ガスがかかってほとんど見えない。
針ノ木小屋の屋根には布団がいっぱい干されているみたい。蓮華岳はこの後、ガスがかかってほとんど見えない。
蓮華岳まで登ったものの眺望はほとんどなし。この先少し行くと白いコマクサがある、と美女軍団を率いるイケメンOBに聞いたものの、分かりませんでした。
蓮華岳まで登ったものの眺望はほとんどなし。この先少し行くと白いコマクサがある、と美女軍団を率いるイケメンOBに聞いたものの、分かりませんでした。
怖かった雪渓。春山の残雪であれば尻セードなんていって楽しんじゃうトコロ。雪の下の状態がわからないのでチトこわい。
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怖かった雪渓。春山の残雪であれば尻セードなんていって楽しんじゃうトコロ。雪の下の状態がわからないのでチトこわい。
やれやれ、やっと下山しました。あと1時間弱で扇沢バスターミナルです。
やれやれ、やっと下山しました。あと1時間弱で扇沢バスターミナルです。

感想

栂池高原からゴンドラで上まで行ってしまうので甘く見ていたら、
小刻みにアップダウンが連続するため、なかなか手ごわいルートだった。
美しい白馬大池やお花畑からちょっとした岩場や雪渓もあり、
変化に富んで終始楽しい思いの山行だった。
山でお会いした人々にも恵まれて、単独行にもかかわらず楽しめた。
もう一泊する予定だったが、予定よりも早く動けて下山できる所まで
来たので、そのまま下山することに。

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