五竜岳―(八峰キレット)―鹿島槍ヶ岳―爺ヶ岳
- GPS
- 19:52
- 距離
- 26.6km
- 登り
- 2,504m
- 下り
- 2,676m
コースタイム
- 山行
- 3:56
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 3:59
- 山行
- 8:27
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 8:48
- 山行
- 3:57
- 休憩
- 2:48
- 合計
- 6:45
鹿島槍ヶ岳南峰−布引山はコースタイムオーバーですが、とても楽なルートです。
それから、種池山荘から岩小屋沢岳の方向へ向かって歩いたのですが、下山時刻と体力を考え、8時半過ぎ辺りで引き返しました。休憩時間としてカウントされてるようです。
冷池山荘から種池山荘まで、随分時間がかかっています。ここで私より早かったとしても、柏原新道をくだる時間はコースタイムの2時間45分を念頭に置いて考えてください。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
帰りは、扇沢から大町温泉郷で温泉に寄り、更にそこからバスで新宿。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
以下は、ペンキを頼りに岩場を通ることにも慣れ、クライミングもやってる人間が、視界良好な日に行った時の感想です。 道は整備されています。もちろん、最初から崩壊してるのと大差ない箇所はあります。ペンキも薄れているものもありますが、判別はできます。 道は、ザレ場と岩場と断崖絶壁の上の細い道ばかりです。 技術的に難しくはないですが、危険箇所が、ずっと続きます。 キレット小屋の方に少し話をききました。 鎖に掴まってトラバースする所があります。下に旧道がありますが、必ず鎖に掴まって下さい。鹿島槍ヶ岳方向から来たときは、普通に道があるように見えます。草つきの道がある時は、必ず鎖がないか確認してください。 信濃側は落ちたら助からないので、スリップしないことが大事です、とおっしゃってましたが、見た感じ、富山県側もアウトです。 山荘で一緒になった方(逆方向)から聞きましたが、鎖が短くで足場に届かない、動かないことを確認したはずの手掛かりにした岩が動く、等のことがあったそうです。私はそういうことはありませんでしたが、用心するに越したことはないと思います。 |
その他周辺情報 | 薬師の湯が大町温泉郷バス停傍にあります。露天風呂は新館のみでした。周りに盛り土をしてあるだけなので、結構日がさしますが、一部木陰があり、また、周りは草がはえていて、土手で寝転んでいるような気持ちよさを味わいました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着(フリース)
雨具
スパッツ
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
地図(地形図とハイキング用地図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
ヘルメット
ハンカチ
シュリンゲ
カラビナ
レスキューシート
テープ
温泉セット
|
---|---|
備考 | シュリンゲとカラビナは、鎖が短いとどこかで聞いた気がしたので。でも使いませんでした。軽量化の為、バーナー、食器の類いは持って行きませんでした。夜の山はフリースでは寒いですが、山小屋の中ならばそれで十分でした。(私は暑がり) |
感想
昨年、八方尾根ー唐松岳−五竜岳ー遠見尾根というルートで登った。
そのときに見た五竜岳から鹿島槍ヶ岳へ延びる稜線はかっこよかった。だから、来年五竜岳から縦走しようと思った。
今年に入ってクライミングジムにも通った。昔、山岳会にいた頃、クライミングも齧ったのだけれどね。
そして、8月の後半、雨のない休日がやってきた。
迷わず、キレット越えのルートで鹿島槍ヶ岳を目指した。
キレットは、確かに怖かった。
ルートファインディングの苦手な私は、一度ルートを間違えてる。
先行するパーティーがいて、「もっと上にルートがある」と教えてくれた。
(私は会う人に恵まれている。)
そのパーティーを追い抜いて、一人で道を探した。不安だったが、なんとか間違えずに来れたことに、とても満足している。
先週、滑落事故のあったところも通った。
キレット小屋の人は「テクニカル的に難しいわけではない」といっていた。確かに難しくはない。でも、ここの怖さは格別だった。知らなければさほどではなかったかもしれないが。
崖の上の細い道もある。テントにしようかと考えたこともあるが、もしそうしていたら、私なら何かの拍子に荷物に振られて転落していただろう。あそこをテント泊装備で通る人達、ホントすごい。
そんなキレットにも鎖やはしごが設置されてる。あんな道をどうやって持って上がったのだろう。どうやって設置したのだろう。
とにかく感謝。
景色は良かった。旧館信濃側は雲海、富山側は劔と劔に連なる山々が見えた。劔岳を見ながら歩くのは楽しい。歩くのは大変だったが、良い眺めだった。
たくさんの人に出会った。
色々教えてもらったり、元気もらったりの、おしゃべりしたり、コーヒーまでごちそうになった。
今回楽しかったのは、そういう人達と、晴天のおかげ。
本当に感謝。
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