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Yamareco

記録ID: 1240042
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

五竜岳―(八峰キレット)―鹿島槍ヶ岳―爺ヶ岳

2017年08月26日(土) ~ 2017年08月28日(月)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
19:52
距離
26.6km
登り
2,504m
下り
2,676m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:56
休憩
0:03
合計
3:59
距離 6.8km 登り 1,136m 下り 183m
8:13
67
9:20
16
9:36
9:37
29
10:06
47
10:53
10:54
52
11:46
11:47
4
11:51
2日目
山行
8:27
休憩
0:21
合計
8:48
距離 7.8km 登り 764m 下り 834m
5:03
62
6:05
6:13
349
12:02
12:14
53
13:07
13:08
38
13:51
3日目
山行
3:57
休憩
2:48
合計
6:45
距離 12.0km 登り 610m 下り 1,685m
5:40
18
5:58
5:59
24
6:23
6:24
18
6:42
6:43
13
6:56
7:02
24
7:26
10:02
21
10:23
18
10:41
40
11:21
11:23
7
11:30
11:31
54
2日目、ちゃんと登山道を通ってキレットを越えたけど、うちのAQUOS君は寝てたみたいで、ログがとんでしまっています。が、修正出来ないので、そのままにしてあります。
鹿島槍ヶ岳南峰−布引山はコースタイムオーバーですが、とても楽なルートです。
それから、種池山荘から岩小屋沢岳の方向へ向かって歩いたのですが、下山時刻と体力を考え、8時半過ぎ辺りで引き返しました。休憩時間としてカウントされてるようです。
冷池山荘から種池山荘まで、随分時間がかかっています。ここで私より早かったとしても、柏原新道をくだる時間はコースタイムの2時間45分を念頭に置いて考えてください。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
白馬五竜まで毎日アルペン号、そこからテレキャビン(ゴンドラ) 。リフトもあるが時間もほとんど変わらないので使わず。
帰りは、扇沢から大町温泉郷で温泉に寄り、更にそこからバスで新宿。
コース状況/
危険箇所等
以下は、ペンキを頼りに岩場を通ることにも慣れ、クライミングもやってる人間が、視界良好な日に行った時の感想です。

道は整備されています。もちろん、最初から崩壊してるのと大差ない箇所はあります。ペンキも薄れているものもありますが、判別はできます。
道は、ザレ場と岩場と断崖絶壁の上の細い道ばかりです。
技術的に難しくはないですが、危険箇所が、ずっと続きます。
キレット小屋の方に少し話をききました。
鎖に掴まってトラバースする所があります。下に旧道がありますが、必ず鎖に掴まって下さい。鹿島槍ヶ岳方向から来たときは、普通に道があるように見えます。草つきの道がある時は、必ず鎖がないか確認してください。
信濃側は落ちたら助からないので、スリップしないことが大事です、とおっしゃってましたが、見た感じ、富山県側もアウトです。

山荘で一緒になった方(逆方向)から聞きましたが、鎖が短くで足場に届かない、動かないことを確認したはずの手掛かりにした岩が動く、等のことがあったそうです。私はそういうことはありませんでしたが、用心するに越したことはないと思います。

その他周辺情報 薬師の湯が大町温泉郷バス停傍にあります。露天風呂は新館のみでした。周りに盛り土をしてあるだけなので、結構日がさしますが、一部木陰があり、また、周りは草がはえていて、土手で寝転んでいるような気持ちよさを味わいました。
エスカルプラザに着いた時は小雨だったのに、ゴンドラが上に着く頃には青空が。
2017年08月26日 07:57撮影 by  SH-M04, SHARP
2
8/26 7:57
エスカルプラザに着いた時は小雨だったのに、ゴンドラが上に着く頃には青空が。
2017年08月26日 08:57撮影 by  SH-M04, SHARP
3
8/26 8:57
昨年来た時は、こんなに見えるなんてわからなかったなあ。
2017年08月26日 09:17撮影 by  SH-M04, SHARP
2
8/26 9:17
昨年来た時は、こんなに見えるなんてわからなかったなあ。
五竜山荘で一眠りしたあと、見知らぬ人とビール飲みながらくっちゃべり、さらに夕日を眺めるという天国。
2017年08月26日 18:23撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
4
8/26 18:23
五竜山荘で一眠りしたあと、見知らぬ人とビール飲みながらくっちゃべり、さらに夕日を眺めるという天国。
2017年08月27日 06:00撮影 by  SH-M04, SHARP
5
8/27 6:00
朝焼けのようですが、6時過ぎ撮影です。雲海がキレイでした。
2017年08月27日 06:13撮影 by  SH-M04, SHARP
2
8/27 6:13
朝焼けのようですが、6時過ぎ撮影です。雲海がキレイでした。
この札を見た時は「ついに来たか」と感慨ひとしお。岩にも「G5」って書いてあるので、見落としません。G4は見落としました(涙)
2017年08月27日 06:55撮影 by  SH-M04, SHARP
3
8/27 6:55
この札を見た時は「ついに来たか」と感慨ひとしお。岩にも「G5」って書いてあるので、見落としません。G4は見落としました(涙)
2017年08月27日 07:50撮影 by  SH-M04, SHARP
4
8/27 7:50
確かここは少し広くなっていました。ハイキング用地図にも「休憩によい」とありますが、休憩しててもすれ違いできそうだった記憶が。
2017年08月27日 07:52撮影 by  SH-M04, SHARP
2
8/27 7:52
確かここは少し広くなっていました。ハイキング用地図にも「休憩によい」とありますが、休憩しててもすれ違いできそうだった記憶が。
2017年08月27日 08:31撮影 by  SH-M04, SHARP
3
8/27 8:31
到着が12時過ぎだったらここ泊まりにしようと思っていましたが、9時過ぎ到着。結局泊まることはありませんでしたが、でも、ここにあってくれて、本当によかった。ジュースも売ってます。トイレもあります。小屋の人は親切に色々教えてくれます。
2017年08月27日 09:16撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
3
8/27 9:16
到着が12時過ぎだったらここ泊まりにしようと思っていましたが、9時過ぎ到着。結局泊まることはありませんでしたが、でも、ここにあってくれて、本当によかった。ジュースも売ってます。トイレもあります。小屋の人は親切に色々教えてくれます。
黒いのは岩。隙間数メートル。右側の岩に細い道がついてます。その下は切れ落ちています。もうちょっと左に寄って撮りたかったのですが、寄ったら落ちるので、このアングルで我慢。ちょっと剱岳が見えます。
2017年08月27日 09:49撮影 by  SH-M04, SHARP
3
8/27 9:49
黒いのは岩。隙間数メートル。右側の岩に細い道がついてます。その下は切れ落ちています。もうちょっと左に寄って撮りたかったのですが、寄ったら落ちるので、このアングルで我慢。ちょっと剱岳が見えます。
今度行くよ!
2017年08月27日 09:53撮影 by  SH-M04, SHARP
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8/27 9:53
今度行くよ!
渡辺和子さんに「置かれた場所で咲きなさい」って言われなくても、ちゃんと咲いて、実を結んだやつ。
2017年08月27日 10:02撮影 by  SH-M04, SHARP
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8/27 10:02
渡辺和子さんに「置かれた場所で咲きなさい」って言われなくても、ちゃんと咲いて、実を結んだやつ。
なんで撮ったのかなあ。多分道だからだろうなあ。
2017年08月27日 10:45撮影 by  SH-M04, SHARP
1
8/27 10:45
なんで撮ったのかなあ。多分道だからだろうなあ。
鹿島槍ヶ岳北峰から南峰を眺める。後ろに剱岳。
ちょっと急登ですが、ここまできたら、絶対北峰は登るべき。がんばれ。さいこー!って思うこと間違いなし!(※感想には個人差があります・・・けど絶対「おおっ」って言うと思うんだよなあ。)
2017年08月27日 11:04撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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8/27 11:04
鹿島槍ヶ岳北峰から南峰を眺める。後ろに剱岳。
ちょっと急登ですが、ここまできたら、絶対北峰は登るべき。がんばれ。さいこー!って思うこと間違いなし!(※感想には個人差があります・・・けど絶対「おおっ」って言うと思うんだよなあ。)
GPSのログが取れてないんで、証拠写真。
2017年08月27日 11:08撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
5
8/27 11:08
GPSのログが取れてないんで、証拠写真。
北峰から振り返って。
2017年08月27日 11:09撮影 by  SH-M04, SHARP
4
8/27 11:09
北峰から振り返って。
南峰の頂上。向うに剣岳が見えています。
2017年08月27日 11:46撮影 by  SH-M04, SHARP
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8/27 11:46
南峰の頂上。向うに剣岳が見えています。
2017年08月27日 11:53撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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8/27 11:53
2017年08月27日 11:58撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
1
8/27 11:58
トウヤクリンドウと爺が岳。このリンドウもいっぱい咲いてました。
2017年08月27日 12:32撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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8/27 12:32
トウヤクリンドウと爺が岳。このリンドウもいっぱい咲いてました。
2017年08月27日 12:44撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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8/27 12:44
トリカブトのお花畑、きれいでした。
2017年08月27日 12:50撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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8/27 12:50
トリカブトのお花畑、きれいでした。
朝焼け。雲海に影のように浮かぶ山の姿が幻想的でした。
2017年08月28日 05:16撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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8/28 5:16
朝焼け。雲海に影のように浮かぶ山の姿が幻想的でした。
爺が岳中峰。
2017年08月28日 06:41撮影 by  SH-M04, SHARP
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8/28 6:41
爺が岳中峰。
2017年08月28日 06:57撮影 by  SH-M04, SHARP
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8/28 6:57
2017年08月28日 06:59撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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8/28 6:59
実はこれを撮るまでに少し待ちました。
2017年08月28日 07:00撮影 by  SH-M04, SHARP
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8/28 7:00
実はこれを撮るまでに少し待ちました。
種池山荘から少し寄り道。
2017年08月28日 08:37撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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8/28 8:37
種池山荘から少し寄り道。
フウロの仲間。いっぱい咲いてました。
2017年08月28日 08:43撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
8/28 8:43
フウロの仲間。いっぱい咲いてました。
白と黄色の可愛いお花畑。ここのちょっと先でUターンして戻り、柏原新道を下りました。
2017年08月28日 08:56撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
8/28 8:56
白と黄色の可愛いお花畑。ここのちょっと先でUターンして戻り、柏原新道を下りました。
柏原新道にて。「崖の上を歩くので足元注意」って言ってるけど、キレットに比べたら、二車線道路だよ、ふふふ。(と油断してたら、ここで滑落したりして)
2017年08月28日 11:28撮影 by  SH-M04, SHARP
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8/28 11:28
柏原新道にて。「崖の上を歩くので足元注意」って言ってるけど、キレットに比べたら、二車線道路だよ、ふふふ。(と油断してたら、ここで滑落したりして)

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 防寒着(フリース) 雨具 スパッツ 日よけ帽子 ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 地図(地形図とハイキング用地図) コンパス ヘッドランプ ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ ヘルメット ハンカチ シュリンゲ カラビナ レスキューシート テープ 温泉セット
備考 シュリンゲとカラビナは、鎖が短いとどこかで聞いた気がしたので。でも使いませんでした。軽量化の為、バーナー、食器の類いは持って行きませんでした。夜の山はフリースでは寒いですが、山小屋の中ならばそれで十分でした。(私は暑がり)

感想

昨年、八方尾根ー唐松岳−五竜岳ー遠見尾根というルートで登った。
そのときに見た五竜岳から鹿島槍ヶ岳へ延びる稜線はかっこよかった。だから、来年五竜岳から縦走しようと思った。
今年に入ってクライミングジムにも通った。昔、山岳会にいた頃、クライミングも齧ったのだけれどね。

そして、8月の後半、雨のない休日がやってきた。
迷わず、キレット越えのルートで鹿島槍ヶ岳を目指した。

キレットは、確かに怖かった。

ルートファインディングの苦手な私は、一度ルートを間違えてる。
先行するパーティーがいて、「もっと上にルートがある」と教えてくれた。
(私は会う人に恵まれている。)
そのパーティーを追い抜いて、一人で道を探した。不安だったが、なんとか間違えずに来れたことに、とても満足している。

先週、滑落事故のあったところも通った。
キレット小屋の人は「テクニカル的に難しいわけではない」といっていた。確かに難しくはない。でも、ここの怖さは格別だった。知らなければさほどではなかったかもしれないが。

崖の上の細い道もある。テントにしようかと考えたこともあるが、もしそうしていたら、私なら何かの拍子に荷物に振られて転落していただろう。あそこをテント泊装備で通る人達、ホントすごい。

そんなキレットにも鎖やはしごが設置されてる。あんな道をどうやって持って上がったのだろう。どうやって設置したのだろう。
とにかく感謝。

景色は良かった。旧館信濃側は雲海、富山側は劔と劔に連なる山々が見えた。劔岳を見ながら歩くのは楽しい。歩くのは大変だったが、良い眺めだった。

たくさんの人に出会った。
色々教えてもらったり、元気もらったりの、おしゃべりしたり、コーヒーまでごちそうになった。
今回楽しかったのは、そういう人達と、晴天のおかげ。
本当に感謝。

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体力レベル
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